エロ漫画

似せ『ニセボン』

NiCestBon  高遠るい先生の『はぐれアイドル地獄変』第8巻(日本文芸社)を読みました。登呂さん、これまではめちゃくちゃ嫌なヤツだったのですが、運命の出会いは人を変えるんですなぁ・・・。事務所の新人二人もかなりキャラが立ってますし、今回も賑やかなです。しかし、作者一押しのグラドルが水着姿で帯に出る作品とはいったい・・・、いや、そういう作品ですな、これ。

  さて本日は、似せ先生の初単行本『ニセボン』(コアマガジン)のへたレビューです。背景に美味しそうなケーキが散りばめられた表紙絵ですが、フランス語で美味しい・良いと言う意味のセボンとかけた単行本タイトルなんでしょうな。
それはともかく、柔らかボディのお姉さんヒロイン達との欲望に素直なセックスをエンジョイする作品集となっています。

NiCestBon1  収録作は、任意で精子を提供する献精というシステムがある社会で、女性スタッフが搾精してくれる病院にやってきた童貞ボーイは、エッチで綺麗なお姉さんにセックスで抜いてほしいのだが・・・!?な短編「はじめての献精」(←参照 少年はメガネ巨乳なスタッフさんに抜いて欲しいのだけれども!? 同短編より)+描き下ろし後日談(8P)、その他読み切り形式の短編8作。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は22~26P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。短編集ということに加えて、軽い読書感を重視したスタイルであるため、作劇の存在感は弱く、程好いアタックのエロ描写を十分な尺で提供する間口の広い作品構築となっています。

【あっけらかんと性欲が解放される多彩な方向性の作劇】
  作劇の方向性としては、エロコメ系を主体としてラブコメディ的なものもあるタイプであり、基本的にあっけらかんと性的欲望が表出され、また充足される流れが主軸となっています。
 献精なる制度が運用されている短編「はじめての献精」、人型のペットが売買される世界でご主人様の少年と彼のペットとなったお姉さんを描く短編「ご主人様も甘えたい」、アナルセックスが普及し、アナルで抜かせる商売が普通に営まれる世界な短編「ようこそ!立ちヌキ屋」など、漫画チックにユニークな設定を有した作品は、設定の面白さ・インパクトで勝負するスタイル。
一方で、主人公の青年とセフレの女性二人がご飯を食べたり休憩したりしながらセックスしまくりの休日を過ごす短編「ゆるだらえっち!」、友人の弟君の筆おろしを依頼されて大変なことになる短編「しかたない3人」など、日常の中で性欲が率直に発揮されて~という流れの作品もあります。
NiCestBon2 いずれの作品も、性欲や性的好奇心が開示され、それが充足される流れは共通しつつ、どちらかと言えば、ヒロイン側が積極的であるケース(←参照 甥っ子の可愛らしい反応につい・・・ 短編「お姉ちゃんごめん、もう無理!」より)、もしくは年下の少年の性欲を受け止めてあげるケースが主流であり、主人公側の容姿の方向性もあっておねショタ的な雰囲気も醸し出しています。
  一方で、職場では厳しい先輩として接しながらプライベートでは主人公にアナルを調教されているヒロインを描く短編「先輩とアナトレ!」、美人保険医さんが精力絶倫なSショタに陥落させられる短編「子供の遊び」など、男性側の主導性が強く、一定の嗜虐性を有する作品も存在。
まとめ方としても、甘くラブラブであったり、コミカルであったり、ちょっとブラックであったり、インモラル色があったりと様々で、方向性の多彩さについては好みが分かれるとは思いますが、個々の方向性に関して踏み込みが強い訳ではなく、そのバラエティ感も含めて漫画チックなドキドキ・ワクワク感が保たれている1冊と総括したいところです。

【親しみ易いキャラデザインの巨乳お姉さん系ヒロインズ】
  一部に女子校生級でもおかしくない美少女さんも登場していますが、基本的には18歳以上の女性キャラクターであり、20歳前後~20代後半程度と思しき綺麗なお姉さんタイプが主力。
これに対して、男性キャラクターについては可愛らしさのあるショタ系ボーイや、18歳以上でありつつ見た目に幼さを残すタイプなど、ショタ系キャラが多く、前述した様におねショタ的な組み合わせが目立ちます。
  恥ずかしがりながらも意中の男の子に頑張ってアタックを掛ける純情ガール、ショタな甥の反応に母性をくすぐられてしまうサバサバ系美人な叔母さん、普段は厳しいが実はM気味な先輩美人、明るく楽しくエッチに励むセフレさんなど、キャッチーな属性も持たせつつ、属性の型にはめるというよりかは、素直な性的欲望の表出や性的な事象への羞恥心なども含めたリアクションを描く流れの中でヒロインの魅力を形成していくスタイル
NiCestBon3  短編「やります、いいんちょ!」に登場するヒロインさんのみおっぱいサイズ控えめな女体ですが、その他のヒロインについては豊満バスト&ヒップの持ち主であり、肢体の輪郭に丸みが強いこともあって、お肉の柔らかい質感のある女体が揃っています(←参照 柔らか巨乳ボディが揺れ弾む 短編「ゆるだらえっち!」より)。
デフォルメ感のある絵柄ということもあって、肢体描写における生々しいエロさは追求せず、可愛らしさとエロさのバランスを取ったタイプと感じます。また、おねショタ的な構図を中心に、ヒロインの柔らかい体に包まれることの幸福感などを喚起しているのもポイント。
  初単行本ということもあって、初出時期によって描線の強弱などに一定の変化を感じますが、デフォルメ感による漫画チックな親しみ易さのある絵柄の方向性は一貫しており、表紙絵との互換性も十分に高め。また、コミカルなシーンではデフォルメ感をより強めたミニキャラ的な表現もあって、ほのぼの感を高めています。

【程好い密度&アタックのエロ演出で彩る密着蕩けセックス】
  いい意味でイージーにセックスへと雪崩れ込んでいく導入パートであることもあって、十分な尺が確保された濡れ場となっており、そのボリュームの中でじっくりねっとり1回戦とすることもあれば、前戯・抽挿両パートに射精シーンを投入した多回戦仕様とすることもあります。
  Sショタ君が大人としてその性欲を受け止めようとした年上ヒロインを完全に圧倒したり、先輩美人のドM性癖を開花させるアナル調教をしたりと攻撃的なエロシチュもありますし、人型ペットをママと呼んでの甘え疑似近親セックスや甥っ子への禁断の童貞喰いといった倒錯性を含むエロシチュや、搾精やアナルセックスなどのお仕事Hなど、はたまたピュアなラブラブHと、作劇の多彩さがエロシチュの多彩さにもつながっています
  男女どちらに主導権があるかによって異なる面はありますが、ヒロイン側が主導するケースでの前戯パートでは、フェラやパイズリ、はたまた膝裏コキなどでちんこを気持ちよくしてくれるプレイを程好くじっくりと描いており、ショタ系キャラがそれらのプレイで強烈な快感を味わっている様子を活写。
NiCestBon4抽挿パートにおいても、ショタ系の男性キャラクターに一定の存在感を持たせた描写となっており、柔らか豊満ボディに包まれる幸福感やセックスの快感に男女双方が夢中になっている様子などを表現して(←参照 短編「ご主人様も甘えたい!」より)、行為への没入感を生み出しているのは実用性を高めています。
  熱っぽく蕩ける表情付けや、相応にストレートな結合部見せつけ構図に濁音メインで勢いのある擬音など、適度にアタックのある演出を重ねていますが、どちらかと言えば演出的には抑制を効かせており、抜きとしてのキメ絵を定め難い部分はありつつ、十分な熱量をじっくりと積み上げていくスタイル。
  エロシーンの構成としてガンガン突き進むというよりかは、穏やかに表現するパートとパワフルに盛り上げるパートとを分けて展開としての緩急をつけるタイプであって、大ゴマでの前穴またはアナルでの中出し&ヒロイン絶頂のフィニッシュまで、演出・構図およびコマ割り面では単調さも時々ありつつ、興奮の高まりを意識させる流れになっています。

  ライト&マイルドなエロコメ系という印象ですが、その一方で物足りなさや話の退屈感が無いのは、エロも含めて十分なボリュームの作品を提供でき、かつ話をダレさせないセンスがある故と感じます。これからも多彩な方向性にチャレンジして頂きたいと思います。
個人的には、だらだらとした日常感の中でセフレ二人とセックスをエンジョイな短編「ゆるだらえっち!」が最愛でございます。

ポン貴花田『おっとりみだらな三上さん』

UnfussyAndSexyMikamiSan  稲葉光史先生(原作:山本崇一朗先生)の『からかい上手の(元)高木さん』第4巻(小学館)を読みました。ちーちゃんが雷様からおへそを守るためにお母さんのおへそと合わせるシーン、おへそが“何のためにあるか”という答えを母と子のつながりの中で描いていて、滅茶苦茶上手い流れだなと非常に感心しました。
原作エピソードとの絡め方も上手いスピンオフ作品なんですよねぇ。

  さて本日は、ポン貴花田先生の『おっとりみだらな三上さん』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前単行本『あやつれ!シスターズ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
優しくてエッチな年上美人とのウハウハなセックスライフ&歪みが解消されていくラブストーリーが味わえる1冊となっています。

UnfussyAndSexyMikamiSan1  収録作は、とある理由で男性の趣味が歪んでしまい、ゲスな旦那とも離婚したヒロイン・三上いづみ(30歳)はある日不運続きの青年・翔太君と出会い、彼の可愛らしい印象もあって家族も職もない彼を自宅に住まわせ、セックスをする仲となるのであるが・・・という冒頭のタイトル長編「おっとりみだらな三上さん」全10話(←参照 おっぱいおっぱい!終盤でリフレインされる重要なシーンです 同長編第1話より)+描き下ろし後日談4コマ漫画(1P)。
描き下ろし作品を除き、1話当りのページ数は18~20P(平均19P弱)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。長編作として十分な読み応えを有するストーリーであり、エロシーンについては量的・質的にマイルド&ライトにまとめられていると感じます。

【棚ボタ展開ハーレム展開から誠実な年の差恋愛ストーリーへ】
  家族もおらずバイトも辞めさせられてしまったが、優しくてエッチなバツイチお姉さんとのエロエロ同棲生活が始まり、セックスの才能が開花したこともあって、彼女の妹さんや後輩ちゃん、妹さんの同僚など様々な女性とのエッチも体験していくという棚ボタハーレム的なウハウハ感が作劇にあるのは確かですが、あくまでメインヒロイン・いづみさんとの年の差恋愛ストーリーを主軸に据えた構成
ショタ的可愛らしさのある青年を迎え入れてエッチ三昧という序盤の展開やセックスで女性を満足させまくる主人公のヒモ的大活躍には、エロ漫画的ご都合主義を明瞭に感じます。
UnfussyAndSexyMikamiSan2  その一方で、詳細の記述は避けますが、話が進むにつれて両者の深刻な過去が明らかになっていき、いずみさんの男性の趣味が歪んでしまった理由と主人公を迎え入れた理由のある意味での合致(←参照 自分を“守れない人”を好きになる 長編第8話より)、主人公の境遇と彼女に惹かれた理由の関係が描かれる中盤~終盤は一定のシリアスさを有した作劇となっています。
  過去に囚われているヒロインに対し、主人公である青年が如何に踏み込み、自分の愛情を受け止めて貰えるのか、彼女を守れる男性になるには何も上手くいかなかった自分がどうすればいいのかという点において、主人公の男性が如何に成長していくかという要素が作劇としての比重が高まっていきます。
  主人公とメインヒロインの関係性を丁寧に描いた上で、双方が幸福を分かち合い、守り合える存在になっていく作劇の安定感、読み口の良さは明確な美点である一方、主人公のヒロインへの恋愛感情の再確認という意味では必要性を理解できるものの、他のサブヒロインとのエロシーンの投入(特に夏奈ちゃんの扱い)は作劇面において蛇足という印象があります。
とは言え、そういった紆余曲折がありながらも、誠実で温和なハッピーエンドにまとまる流れは良好で、ハートウォームな読後感に仕上がっています。

【健康的な色気のある豊満ボディの年上美人ヒロインズ】
  30歳のバツイチ美人ないづみさんをメインヒロインとし、彼女の妹であるみのりさんを重要なサブヒロインに据えた上で、ゲストヒロイン的に数名をエロシーンにも投入しており、主人公はあくまで一途にいづみさんのことを想っていますが、それはそれとしてハーレム的なウハウハ感を生み出しています。
加えて、姉妹丼であったり3Pセックスであったりと、複数名ヒロインと同時にセックスをするエロシチュがしばしば投入されることも、前述したハーレムエロ的な様相に直結。
  主人公を色々な意味で可愛がり、妹や後輩との3Pセックスも簡単に受け入れるメインヒロイン・いづみさんは、おっとりとしながらもそのような淫乱さを有しているキャラクターなのですが、これが単にエロ漫画的に都合の良いキャラではなく、彼女の過去と関連して、一種の歪みであることが明らかにされていき、明るくエッチな印象は保ちつつもその歪みが主人公との性愛の中で解消されるのは前述の通り。
UnfussyAndSexyMikamiSan3 エロシーンが基本的に1回きりのゲストヒロインでは、肉付きの良さを強めたり、逆にすらっとした印象の美人さんであったり、スレンダー並乳ボディで美少女的なキュートネスのあるキャラなども投入していますが、メイン格の三上姉妹については共に健康的な肉付きの体幹に巨乳&安産型ヒップを組み合わせた肉感的なアダルトボディとなっています(←参照 妹のみのりさん 長編第2話より)。
艶やかな黒髪やリップ、濃いめながら整えられた陰毛に適度な存在感の乳首&乳輪など、体パーツ描写にはアダルトな色気やストレートなエロさをある程度織り込みながら、絵柄の性質もあってか、煽情性はむしろ抑えて可愛らしさや整った色気を感じさせるタイプ。
  翔太君のキャラデザインが、その精神的な成長に由来してか、徐々にショタテイストを失っていくのは多少気になりましたが、ベテランらしく表紙絵と完全互換で絵柄を安定させています。

【ヒロインの美人さ・可愛らしさを維持しつつ熱っぽさを出す痴態】
  基本的にはお気楽な雰囲気もあってサクサクとエロシーンに突入する分、濡れ場の占める割合はそれなりに高いですが、エロ特化の構築というほどでもなく、ページ数の関係もあってボリューム感の強いエロシーンを期待するのは避けるべきでしょう。
  おねショタっぽい雰囲気をある程度維持しつつ、姉妹丼や3Pセックスのウハウハ感に加え、個別エッチなどでは特にヒロイン側がその性的欲望・性癖を満たしていくポジティブなセックスとなっており、特に終盤では子作りという恋愛・婚姻関係に踏み込んだ要素も含めていづみさんとの恋愛セックスを描いています。
 前戯・抽挿の両パートにバランスよく尺を割り振り、パイズリやフェラ、場合によってはやや強引なイラマチオ気味の行為などのご奉仕プレイから前戯パートの射精シーンを形成。この際、射精シーンが小ゴマであったり、視覚的描写ではなくほぼ台詞のみで射精の有無を判別するような描き方となったりと、この点についてはベテランらしからぬ拙さと不思議に思いました。
可愛い顔してセックス巧者な主人公の翔太君がヒロインを蕩けさせるという構図もある程度含みつつ、UnfussyAndSexyMikamiSan4 ヒロイン側も積極的に快楽を受容して快感を高めていくという流れであり、強烈な快感を叩き込まれてハードな痴態を曝け出すというよりかはじっくりと性的快楽の蓄積を形成していくタイプで、エロ演出も比較的マイルド(←参照 長編第9話より)。
複数人プレイでの中出し連発などもあり、前戯パートでの射精までの流れも含めて抜き所を複数回設けるサービス精神の強いエロシーンの構築ではありますが、逆に言えば各シークエンスが駆け足展開になっているのは、評価が分かれる点と思います。
 抜きツールとして弱含みな点はあるものの、エッチで可愛い年上美人が絵柄の良さを維持したまま熱っぽく蕩ける痴態の“程好さ”を、フィニッシュシーンまで維持させているのは明確に特長でもあって、ライト&マイルドなエロ描写をお求めな諸氏には安心してお勧めできる趣向と感じます。

  実用性の高さを求めるのはやや避けるべきですが、エロの趣向とストーリー全体の流れはよく噛み合っており、程好い濃度のエロ描写を楽しみつつお話としても読ませる作りと言えるでしょう。
エロ描写も含め、メインヒロインの意外に複雑な人間性の魅力で読みを牽引し続けたのも評価したいポイントです。

肉そうきゅー。『箱庭ニ咲ク雌ノ華』

FlowersInToyGarden だーく先生の『弁当やばいよ水無瀬さん』第2巻(メディアファクトリー)を読みました。相変わらず肉ばかりでヤバい弁当の主人公ですが、加藤君とのエピソード、ストレートに青春ラブコメでなかなかニコニコできましたね。
ほのぼのと楽しめるのですが、主題である料理と食事シーンの作画、もう少し改善できませんかね・・・。


  さて本日は、肉そうきゅー。先生の『箱庭ニ咲ク雌ノ華』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。自分でも意外で、以前にレビューを書いたような気がしていたのですが、今回、この作家さんの作品を初めてレビューする運びとなりました。
それはともかく、お嬢様ヒロイン達をメス奴隷に調教する背徳シチュ&ハーレム展開が同時に楽しめる1冊となっています。

FlowersInToyGarden1  収録作は、当主の死去に伴い政財界への影響力を失うことをい危惧した貴族家の当主たる未亡人は、かつての自分がそうであったように、三人の義理の娘達を性的奉仕や婚姻の道具として性的に調教するべく、精力絶倫の主人公を調教師に仕立てて彼女達の通う学園に招き、娘達を調教させるのだが・・・なタイトル長編全10話(←参照 女当主の策謀は狂気かそれとも・・・? 同長編第1話より)+描き下ろしのフルカラー幕間劇(4P)。
描き下ろしフルカラー作品を除き、1話当りのページ数は18~22P(平均19P)と標準を少し下回るボリュームで推移。各話のページ数の関係上、やや小刻みな展開ながら長編作として十分な読み応えを有しており、その上で適度な満腹感と過激さのあるエロを提供する作りとなっています。

【ダーク&インモラル系からラブラブハーレム系への転調】
  義理の娘達を政略の道具とするため、その尖兵として精力絶倫のおっさんが三姉妹を調教していくというダーク&インモラルな雰囲気を明瞭にした出だしでありつつ、作劇全体の方向としては意外にマイルドな方向へと向かっていきます。
基本的に、三姉妹と義母の関係性は、同じ境遇を共有しており、また信頼関係にあるという点、男性主人公側に彼女達に対する害意や歪んだ支配欲は無い点、道具として扱われてきた/扱われようとする女性達に対して、そうではない道を提示する点など、欲望の檻へと閉塞していく調教&凌辱エロ的な方向性ではなく、むしろそこからの解放を描いていく作劇となっています。
FlowersInToyGarden2  紆余曲折はありながら、主人公のおっさんが悪人というよりかは善人という存在であることもあって、三姉妹がそれぞれ主人公との間に愛情や信頼関係が生じており(←参照 ちょっとアブノーマルだけどラブラブ 長編第8話より)、主人公側も彼女達の信頼や委託に応える働きをしていることで、最終的にはラブラブなハーレム模様へとまとまっていきます。
物語の黒幕的存在である義母の氷華さんの真意や、彼女の思惑の実行役にされた主人公の過去や善意などを描き出していくことで、このラブエロ的なハーレム展開への移行を可能にしているのは、作劇の回し方としては適切ですが、一方で“実はこれこれこういった事情がありました”的な説明が後追い的に逐次投入されることで、序盤のダーク&インモラル系の雰囲気に言い訳めいた説明が為されている様に感じるのは、やや興を削ぐ要素。
  エロはハード指向でありつつ最終的な読み口はマイルドにというコンセプトとしては十分に成功している印象で、その転調も含めて長編作としての読み応えでもあるのですが、凌辱&調教系としてのパワフルさやダークさと、ラブラブハーレム的なウハウハな幸福感とは、同時に楽しむには作劇の調節が取れておらず、話としてどっちつかずな印象が拭えないまま強引なラストを迎えたという印象が残ります。

【スレンダー巨乳ボディの計5名のヒロイン達】
  メインとなるのは女子校生級の三姉妹でありつつ、そこに彼女達の義母であり貴族家の当主である女性に、その家のメイドでありつつ主人公を主人と慕うことになるメイドさんも加わって、計5名のヒロインを投入。
ドM性癖の紫苑、アナルが弱点な橙香、催眠洗脳で甘えん坊な桜里愛と、それぞれエロシチュにおける役割分担が為されており、当初は主人公に対する強い嫌悪感を抱きつつ、調教や催眠による快楽と徐々に形成されていく信頼感とでラブラブかつ従属的な関係性を築くことでハーレム模様を形成していきます。
FlowersInToyGarden3  個別ヒロインとのセックスをメインとして充実させつつ、複数人ヒロインということもあって3P、4Pセックスなど同時に複数の美少女を相手とするウハウハ感を打ち出すことも多く(←参照 お嬢様姉妹丼だ! 長編第4話より)、前述した様に男性側が好き放題にする凌辱系なのか、ヒロイン側がそれぞれ積極的に求めてくるハーレム系なのかで雰囲気は異なりつつ、エロのゴージャス感という点では共通しています。
 メカクレキャラなメイドさんや黒髪ロングの清楚系お嬢様など、キャラデザインでは明確にバリエーションを設けつつ、貧乳寄りのメイドさんを除いて、ヒロインの肢体造形に関しては十分なボリューム感のあるバスト&ヒップを組み合わせたスタンダードなスレンダー巨乳ボディで概ね固定。
どちらかと言えば淫猥さの強さよりかは、デフォルメ感も含めてキャッチーさ・親しみ易さのあるボディデザインで、その分強い個性には欠ける印象があるのですが、陥没乳首であったり、陰毛の有無であったり、はたまた調教過程でのエロ衣装であったりと、キャラデザインに加えて肢体描写でも見た目のバリエーションは形成されており、そのことで複数人エッチやハーレム的展開でのゴージャス感を高めているのは魅力と感じます。
  加えて、オーセンティックなアニメ/エロゲー系の絵柄は単行本を通して安定しており、表紙絵のフルカラー絵とも完全互換であることは明確な安心材料となっています。

【アタックの強い演出で彩るアブノーマルシチュでの蕩け痴態】
  前述した様に、ページ数の都合上やや小刻みな展開であり、エロシーンの複数話またぎでの継続などもないため、個々のエロシーンの分量はそれ程多くないものの、逆に言えばエロシチュやヒロインを変更したエロシーンを多彩に楽しめる仕様とも言えます。
 最終話ではヒロイン全員とのラブラブハーレムHが投入されますし、中盤以降ではヒロインとの和姦エロとしての雰囲気が明瞭になっていきますが、特に序盤~中盤では調教・凌辱系としての色彩が明瞭。
前述した様に、アナル関連の調教や露出・放尿といった羞恥プレイにスパンキング、催眠によるラブラブ感の強制など、個々のヒロインの設定に合わせたエロシチュ・プレイを投入しており、それぞれの弱点・性癖を突破されてかつそれが充足されていく流れで、ヒロイン側がメロメロにされてしまうという流れをエロ展開としてのストーリーとしても形成していきます。
  ヒロインの性感帯をねっとり刺激する愛撫や、素股、パイズリ、フェラ等のご奉仕をさせて射精に至る流れを前戯パートで形成しており、分量としても十分に用意しつつ、演出的な盛り上げや分量の充実度合としては抽挿パートの比重が大きく、場合によっては中出し連発などのアグレッシブな展開で、ピストンによってヒロインを圧倒するマッシブさを打ち出します
FlowersInToyGarden4瞳にハートマークを浮かべたり、アヘ顔を曝け出したりな表情描写、蕩けまくったハートマーク付きの悶絶&強制、潮吹きや失禁、大量の中出し描写などの派手な液汁描写、やや勢い任せながらシンプルにアタックの強い結合文見せつけ構図や子宮をノックする断面図等、エロ演出には十分なアタックがあり(←参照 長編第3話より)、また絵柄の親しみ易さ故に、一種のギャップとして演出がより引き立っています。
  ピストンしながらのアナル弄りやベロチュー、待機組の別ヒロインによる結合部舐め等々、手数を織り込みながら、特に終盤ではヒロイン側の抵抗感をへし折る、または除去する台詞回しによってそのメンタルに踏み込んだ上で、白濁液の大量放出&ヒロインの強烈アクメを大ゴマ~1Pフルでパワフルに投入しており、手数による情報量の多さと演出のアタックの強さで押し通すスタイルで一貫しています。

  作劇面でのどっちつかず感はネガティブな印象を残すものの、それ故に多彩なエロシチュが楽しめ、また読後の印象も重くならないという美点もあって、抜きツールとしては相応に強い満足感があるという印象。
ハード&アブノーマルな趣向で美少女さんを好き放題にしたいけど、ヒロインが可愛そうだったり重い結末があったりするのはちょっと・・・という諸氏にお勧めでございます。

大嶋亮『カチューシャ~堕ちる妖精~』

Katyusha 三好智樹先生・橋本智広先生(協力:福本伸行先生、原作:荻原天晴氏)の『中間管理録トネガワ』第8巻(講談社)を読みました。まさやんのまさかの才能には驚きましたが、彼をアカギっぽい何かに変貌させた遠藤、謎キャラ過ぎて笑いました。
グレーゾーン金利は撤廃されていないが、シンギュラリティは起きるという謎時系列ですが、ギャグ漫画なので何の問題もないですな!

  さて本日は、大嶋亮先生の『カチューシャ~堕ちる妖精~』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前単行本『よろめき。』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
豊満ボディのアダルト美女達が熱っぽく乱れるセックスバトル&セックストレーニングが楽しめる作品集となっています。

Katyusha1  収録作は、宇宙服素材に応用するためコンドーム等を製造する日本の中小アダルトグッズ企業に目を付け買収をもくろむ世界的に有名なセレブであるロシアン美人社長であったが、買収を巡って企業の面々とセックスバトルが勃発し・・・!?なタイトル長編「カチューシャ~堕ちる妖精~」全6話(←参照 ヒロインが企業のグッズで満足できなければ買収決定というセックスバトルなのだ! 同長編第1話「エカテリーナ襲来」より)、旦那がEDで欲求不満な人妻さんにその同僚で職場不倫をしながらおっさんとの行為に不満なもう一人の人妻さん、セックスが下手と彼女に振られた若い社員それぞれの利害が一致して三人での不倫関係&ネット配信での小遣い稼ぎな中編「不貞協定」全3話。
1話当りのページ数はいずれも20Pと中の下クラスのボリュームで固定。中~長編として作劇面にも一定の存在感を持たせつつ、基本的には気楽にエロシーンに集中できる作りとなっています。

【快楽全能主義のポジティブさがある作劇】
  中編「不貞協定」については、欲求不満な人妻さんとセックスのスキルを高めたい若者のWin-Winな関係性をヒロイン主導で描く作品であり、素直な性欲の発揮と充足が描かれるタイプである一方、タイトル長編の方についてはなかなかサブジャンルのカテゴライズの難しいユニークな作劇になっています。
  プライドの高い社長ヒロインが、格下に見ていた日本の中小企業の社員達とのセックスバトルを繰り広げていく内に、次第に彼らとのやや特殊なセックスの快楽に満足していくという流れ自体は一種の堕ちモノ系的な要素を有しているとは言えます。
Katyusha2その一方で、強気で強引なヒロインを性的にやり込めるという嗜虐性、支配欲を先行させたり、堕ちモノとしてのバットエンドを迎えさせたりするのではなく、アダルトグッズメーカーとしての会社員たちの熱意や創意工夫に対して、それを実体験したヒロインが納得したり認めたりすることで(←参照 長編第5話「オナエキスポ開幕!・・・そして」より)、一方的な買収ではなく、パートナーとなっていくという展開の骨組みは、企業という枠組みながら相互認証としての真っ当さを備えているとも感じます。
  基本的には、強気な美人ヒロインが色々な趣向&アダルトグッズを用いたエロ勝負で思わずアクメを迎えてしまうというエロシチュが繰り返される展開が骨組みではあって、ストーリーとしてのドラマ性の高さがあるわけではないのですが、とは言え、そういったエロのお膳立てをお話として無理なく連続させ、納得感のあるラストを迎える作劇には信頼感があるとも言えます。
  不倫セックスでありながら、あくまでヒロイン達が自主的にセックスをエンジョイする様子を快活な雰囲気で描く中編「不貞協定」も含め、恋愛感情が介在する関係性は描かれていませんが、快楽を素直に貪欲に求めるポジティブさやパワフルな印象を有しており、登場人物達に色々な意味でやり切った充足感を持たせて話を〆ているのも、いい意味でサバサバとした雰囲気を読後にも残してくれることにつながっています。

【体パーツ描写に適度な淫猥さのある豊満ボディの美熟女】
  中編では日本側企業の女性社員もエロシーンに絡んできますが、基本的にはロシアン美人社長の一人ヒロイン制。24歳という設定ですが、(外国人女性ということもあって)設定以上に年嵩に見えるキャラデザインであり、30代半ば~40歳前後程度と思われる中編「不貞協定」の人妻熟女コンビと見た目の年齢層は似通っています
  有能ではあるが強気でやや高慢、男性を従えるタイプの美人社長さんが、思わぬアダルトグッズやエロシチュで快楽に屈したり、普段は“おばさん”然とした女性がセックスで激しくメス痴態を曝け出したりと、共に明確なセックスへの積極性を持たせつつも、性行為の中で普段とのギャップを見せることで実用性を底上げしています。
Katyusha3むっちりと肉付きの良い体幹に、ボリューミィな巨乳&安産型ヒップを組み合わせたグラマラスなボディデザインは共通しており(←参照 中編「不貞協定」第1話より)、ぽっちゃり系ほどではないものの、女体の重量感・存在感の強いデザインであると言えますし、それをアピールする構図が多いのも特色。
目の周りの小皺など、熟女キャラとしてのデザインを目立たせる要素には好みが分かれるとは思いますが、明確な特徴であり、鮮やかな紅が引かれた唇や大きめサイズの乳輪&乳首、中編作の二人に関しては陰毛の茂る完熟股間など、相応に濃厚な淫猥さを持たせた体パーツ描写も女体のエロさに直結する要素。
  なお、全裸セックスというシチュエーションも多いですが、美人社長に全身ラバースーツやOL服やらエロ衣装やらを着用して貰ったり、人妻さんのセクシーランジェリー姿があったりと、趣向に沿った衣装での着衣セックスも多く、それらの描写は丁寧です。
 エロシーンを中心といてネオ劇画的な重さ・濃さも含みつつ、比較的細い描線での絵柄は、華やかなキャッチーさには欠けつつ、健康的で親しみ易い色香のあるタイプであって、訴求層を狭めるようなクドサや粗さは無いスタイル。表紙絵ともほぼ完全互換で単行本を通して安定しています。

【ハードに乱れる表情&エロ台詞と豊満ボディの存在感】
  ページ数の都合上、エピソードによって量的に多少物足りなさを感じる濡れ場となっているケースもありますが、エロシーンの占める割合は相応に高く、また豊満ボディの存在感や激しい乱れっぷりの描写など、質的な満腹感は十分に打ち出されています
人妻さんとの不倫セックス三昧、公開セックスショーやらアダルトグッズでの快感責め、オナホ開発のためにオナホ扱い的なことをされてしまうプレイなどなど、背徳的な要素を含んだエロシチュも多いですが、暗さや重さのある倒錯性は排除して、それら特殊な状況を楽しむ解放感や快楽に翻弄される喜悦などをベースとした描き方となっています。
エロシーンの組み立てについては、前戯パート無しで抽挿パートのみの1回戦であったり、はたまた前戯・抽挿の両パートに複数の射精シーンを投入する多回戦仕様であったりと、特にプレイ内容の何にフォーカスするかで変わっていますが、いずれにしても美人ヒロイン達が徐々に余裕を失って半狂乱で貪欲な痴態を曝け出していく流れで怒涛の終盤へと盛り上げていきます
Katyusha4  焦点のぼやけた蕩け顔や、頬を真っ赤に染めるイキみ顔、乱れまくったアヘ顔チックな表情と、エロシーンでの表情付けには十分なインパクトがあり、描き文字で描かれた実況系エロ台詞やハートマーク付きでの荒い息遣いの嬌声、濁音メインでパワフルな抽挿音など、アタックの強いエロ演出と存在感の強い肉感ボディと組み合わさることで、抜きツールとしての威力を形成(←参照 中編「不貞協定」第3話より)。
断面図や表情のアップ、乳揺れ描写など、小~中ゴマで見せたいものをしっかりと見せた上で詰め過ぎることなく、大ゴマのアタックの強さを活かす画面構成も良好で、全体的にやや駆け足という印象はあるものの、フィニッシュへのタメを蓄積していきます。
  あくまでセックスバトルであったり不倫セックスであったりするため、ゴム付きセックスや外出しフィニッシュの頻度が高く、中出し原理主義の諸氏は留意が必要ですが、美熟女さんが感極まった表情&台詞でハードな痴態を曝け出す様子には十二分な実用性があります。

  キャラ属性の面で読み手の好みが分かれるところはあると思いますが、いい意味でストレートな性的欲求が充足される解放感やポジティブさのあるエロが揃っており、エロ描写としてのアタックや濃度も十分な1冊。
個人的には、片方の名前が元ネタ的にちょっとアレなのはともかく、ダブル人妻ヒロインとの不倫セックスをエンジョイできる中編「不貞協定」の方に愚息がお世話になりました。

Rico『小さな彼女のメスイッチ♥』

LittleHoneysSwitch TVアニメ版『私に天使が舞い降りた!』第6話「みゃー姉に友だちはいないぞ」を観ました。松本さん、悪い人ではないしナイスフォローもしてるのですが、これまたヤベー奴というか、夏祭りエピソードの際にまさかそんな伏線?さえあったとは!?と吃驚しましたね。友達になれて良かった!
あと、ひなたちゃんのメイド服姿、大変に可愛らしかったですねぇ。

  さて本日は、Rico先生の『小さな彼女のメスイッチ♥』(コアマガジン)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりにレビューの俎上に載せることができましたが、『俺の彼女がメイドで嫁で、いろいろ何でもしちゃいます!?』(同社刊)等の過去作のレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ちっちゃくてキュートな女の子達との甘いいちゃラブ模様と彼女達がエロ可愛く蕩ける様子がたっぷり楽しめる作品集となっています。

LittleHoneysSwitch1  収録作は、ネットゲームのオフ会で出会った仲の良いギルドメンバーは可愛らしい女の子で、その出会いをキッカケとして二人は恋人に~な中編シリーズ全3話(←参照 おひざの上でゲームのプレイをご所望だが・・・!? 同シリーズ第1話「君にシューティング」より)、餅つきという日本文化が大好きな外国人の金髪口リちゃんは優しい主人公のことも大好きで・・・!?な連作「ろりぷにおっぱいぺったんこ」「おふろでぽかぽかえっちっち」、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は16~22P(平均18P強)とやや控えめな部類。作劇そのものに強い存在感は無いものの、作品の甘味にどっぷり浸かれる構築であり、そのことがエロの質的な満腹感も高めていると感じます。

【甘く優しい雰囲気のいちゃラブ系口リエロ作品】
  作劇の方向性としては、ピュア&キュートなロリータガールズとの甘味たっぷりなラブエロ模様というハッピーロリータ系であり、少女性愛が生じかねさせない暗さや重さは一切排除した上で皆がラブ&エロで幸福になる優しい世界を形成。
ヒロイン側が無邪気にラブアタックを仕掛けてくる場合もあれば、男性側が辛抱たまらなくなったり、少し騙すような形になったりでエロに突入する場合もありますが、どちらかが主導するというよりかは互いに相手と更なる快感を求めて~という流れがメインであり、特にエロシーンにおいていちゃラブ系としての甘い幸福感を喚起する台詞回しを用意しています。
LittleHoneysSwitch2  導入パートでは、甘えるようなスキンシップや性的なことに対する無垢な反応、或いは主人公とのラブラブっぷりなどを提示しており(←参照 連作前編「ろりぷにおっぱいぺったんこ」より)、彼女達の可愛らしさ・キャラクター性を十二分に表現した上でエロシーンにつなげているのは明確に美点
 ゲームやお菓子、はたまたお餅など、作品で扱っている要素に絡めた台詞回しでヒロインの魅力や肢体について言及するコミカルさや、この絵柄&キャラでのまさかの“水龍敬ランド”ネタな短編「お兄ちゃん専属ビッチ」などに名残を感じますが、以前の様なほのぼのとトボけたお馬鹿ギャグは用いられておらず、多少寂しさはありますが、ハッピーロリータの甘い雰囲気への集中しやすさを高めています。
  いずれの作品もヒロインとのラブラブ感を打ち出すハッピーエンドを迎えており、各ヒロインそれぞれの可愛らしさも重ねてアピールして、甘く柔らかい印象を読後にも残してくれるスタイルとなっています。

【ぺたんこバスト&寸胴ボディ&スジ股間の女児ボディ】
  年齢層を明示する要素はほとんど無いものの、概ねギリ二桁クラスと推察される女児達が勢揃いであり、丸みが強く等身の低いキャラデザインもあって想定される年齢設定よりも幼さを強く感じさせるタイプ。
筋肉フェチな小悪魔系教え子ちゃん、エッチ大好き甘えん坊系ロリ彼女さん、少し不思議ちゃんなクーデレ系姪っ子ちゃん、明るく元気なお兄ちゃん大好き妹ちゃん等々、萌え属性的な性格設定を施して、その言動の可愛らしさを無理なく前面に押し出してくるキャラクター描写は明瞭な長所と言えます。
LittleHoneysSwitch3  等身の高低というか、ロリぷに感の強さにはヒロインによってある程度のバリエーションはありつつ、ぺたんこバスト&寸胴ボディ&ぷにっとした鏡面仕様の股間の組み合わせはロリ色が明確であり、等身の低さやイカ腹っぽさも含めて一定のペドっぽさもあるタイプ(←参照 えいっ!えいっ! 短編「ちっぱいカラダではだかんびょう♥」より)。
体パーツのエロさを追求することなく、小さな乳首や一本筋の股間もデフォルメを効かせて可愛らしく表現していますが、分かり易くエロくはないものがエロさを有していくという故の背徳感があるとも評し得るでしょう。
また、大学生~20代くらいと思われる嫌みのない優しそうなイケメン男性達が主人公となっていますが、彼らの体躯を組み合わされることで、ヒロインの体の小ささや柔らかさが対比的に強調されているのもポイントの一つ。
  程好いあざとさのある萌え系の絵柄は、キュートなアリス達のキャラデザインと非常に相性がよく、低年齢向け少女漫画的な修飾性やデフォルメ感が絵柄としての魅力の軸を形成していると感じます。

【エロ可愛さを伸長させる演出でラブリーな蕩け具合を表現】
  ページ数の関係上、たっぷり長尺のエロシーンを期待するのは避けるべきですが、濡れ場への導入はスムーズであり、またエロシーンの中でラブラブ感を打ち出していくスタイルであるため、幸福なエロエロ空間に没入できることは質的な満腹感と実用性を高めている要因でしょう。
  男性側が多少強引に挿入に持ち込んだり、少し騙してしまうようなシチュエーションがあったりしますが、あくまで害意や悪意は介在させず、ヒロイン側もそれを受け入れますし、ヒロイン側が積極的にエッチなことをしてくれるパターンも含めて、エロシチュエーションはいずれもラブラブHとしてまとめています。
  エロシーンの構成としては前戯パートを長めに取ることが特徴的であり、ちっちゃなお口での丁寧なフェラや太股&プ二股間での素股なども投入すると共に、未成熟な秘所や乳首を丁寧に愛撫してヒロインを蕩けさせる愛撫やシックスナインなども投入して、彼女達が蕩けていく流れを形成。
蕩け始めたヒロイン達の処女ま○こに挿入すれば、女児達に一瞬の破瓜の痛みはあってもすぐに快感に上書きされて気持ち良くなっていくというエロ漫画的ドリーム仕様になっており、体をびくびくと反応させながら小さくキツイ秘所からたっぷりと愛液を潤滑していきます。
LittleHoneysSwitch4  ふにゃんと蕩けた表情や瞳を閉じて快感の波に堪える表情、ハートマークを多数付随させて心身の気持ち良さを語り、また要所でラブラブ感を高めるピュアなエロ&ラブ台詞など、ヒロインのエロ可愛さを伸長させる演出を適度な密度で施していますし(←参照 短編「お兄ちゃんのスク水モデル♥」より)、結合部見せつけ構図や断面図なども使用しつつ、質的・量的に露骨過ぎない塩梅に調整しているのも絵柄・キャラデザの美点を阻害しないことにつながっています。
キュッと瞳を閉じながら可愛らしい描き文字の嬌声をあげ、小さな体をびくびくとアクメに震わせながら最奥で白濁液を受け止めるヒロインの痴態でフィニッシュシーンとしており、主観構図での恋人つなぎや対面座位での抱擁など、ラブラブな密着感を意識させる描写が多いのも特色と感じます。

  エッチでキュートなロリヒロイン達と甘く優しくエロエロな時を共有できるという、二次元ならではの桃源郷が揺らぎなく形成された作品集であり、ハッピーロリータ系が好きな諸氏には安心してお勧めできる1冊。
個人的には、エッチで可愛いロリ彼女さんとのラブラブな日々が楽しめる中編シリーズが最愛でございます。
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