SSR 小川亮先生(原作:四葉夕ト氏)の『パリピ孔明』第4巻(講談社)を読みました。AZALEAとの“109の戦い”、いいねの数における勝敗以上に、双方のグループにとって自らを高めていく結果になって、大変心地よいまとめだったと感じました。
孔明が今度はDJを引き受けましたが、これが英子のために新DJを引き抜くためのDJバトル展開になるんだろうなぁと予想しています。

 さて本日は、笑花偽先生の『SSR シークレットセックスルーム』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前々単行本『濃ゆ汁クリームパイ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ツヤテカ巨乳ボディの美人ヒロイン達を性的に充足させていくウハウハセックスライフな1冊となっています。

SSR1 収録作は、幼い時から母親代わりの姉の様な存在であった女性・詩乃が自身の性的欲求不満を引き受けてセックスをした主人公であったが、このセックスに満足した彼女は“スポーツとしてのセックス”で満足させてくれる存在として主人公に別の女性を斡旋するのだが、主人公を独占したい誌乃の感情はむしろ高まっていき・・・!?な長編「SSR」全8話(←参照 不倫だけど“スポーツ”だから大丈夫という言い訳なのだが・・・? 同長編第1話より)、および読み切り短編「元彼と20歳の誕生日にヤったらこうなった」。
 1話・作当りのページ数は20~24P(平均21P)と標準的なボリュームで推移。長編作として相応のストーリー性を備えつつ、分かり易くエロメインの構築で安定しています。

【ヒロイン側の心身の充足を基調としたハーレム展開】
 長編作は作品の構造としては分かり易いハーレム系作品であって、計5名のヒロインとのセックスが次々と為されて、彼に夢中になったヒロイン達が彼とのセックスや恋愛を積極的に求めてくるようになると言うウハウハ感が魅力の一つ。
SSR2 この展開において、特徴的なのは主人公のセックス無双ぶりであって、各ヒロインの性癖やコンプレックスを受容し、それぞれに合わせたプレイ・エロシチュを実践することで彼女達を性的に充足させており、セックスを通して欲求不満やトラウマの解消にも貢献しています(←参照 ヒロインのレ○プのトラウマを解決 長編第6話より)。
あくまで“スポーツ”としてのセックスという認識で関係が始まりつつ、各ヒロインは主人公に対して本気の恋愛感情や信頼関係を抱くようになっていくのですが、主人公への思いの強さ、独占欲という点では詩乃の描写がメインとなっており、人妻でありながら主人公への恋心や他の女性への嫉妬といった感情と板挟みになっていきます。
 とある過去の出来事を打ち明けて二人の恋愛関係は明確化され、また詩乃の“不倫問題”も無事解消されて主人公のハーレムが安定することになる終盤は、ご都合主義的ではあるのですが、主人公が彼女達を満足させて魅了したからこそ彼女達の助力という形で引き寄せたハッピーエンドでもあって、家庭環境に恵まれなかった主人公の素直な欲求や度量の大きさが引き立つまとめ方とも言えるでしょう。
 短編「元彼と20歳の誕生日にヤったらこうなった」は、久しぶりに再会した元彼が以前は自分勝手なセックスであったのに女性を気持ち良くさせるセックステクニックをちゃんと身に付けていて大満足的な内容であり、こちらもあっけらかんとした快楽全能主義で通した作品と言えるでしょう。

【体パーツ描写の淫猥さが特色のスレンダー巨乳ボディ】
 長編では大よそ女子大生クラスから30歳前後程度と思しき美女の計5名のヒロインが、短編では20歳の美人さんが登場。
 ハーレム展開となる長編のヒロイン達は、幼馴染の姉的存在である人妻、アクメで失禁してしまうのがコンプレックスな女医さん、姉・詩乃と同じく主人公のことが昔から好きなサーファー褐色美少女、実はドMなハーフ美女のセレブ人妻、過去に凌辱されたことでトラウマを抱える彼女に仕えるメイドさんといった面々であって、設定やキャラデザインの多彩さと共に、それぞれに合わせたエロシチュやプレイ内容を用意しているのも魅力の一つ。
なお、ハーレム的な展開ではありますが、主人公が個々のヒロインに向き合うことで前述した彼女達の心身の充足を果たしていくという展開であるため、1on1のセックスがメインであって、複数人Hの量的充実を期待する方は要留意。
SSR3 長編に登場するメイド・凛音さんは小柄&控えめバストの持ち主ですが、その他のヒロインはバスト&ヒップに十分な肉感のあるスレンダー巨乳ボディであり(←参照 褐色スレンダー巨乳ボディ! 長編第3話より)、ボディデザインとしてはしなやかで整った美しさも感じさせるタイプ。
一方で、ぽってりとした唇や大粒な乳首、濡れた秘所などの体パーツ描写には適度に生々しい淫猥さを持たせており、お肌のツヤテカ感も女体全体の煽情性を高める要因となっています。
 今単行本からフルデジタルに移行したとのことですが、絵柄の印象にあまり変化はなく、十分な濃度の艶っぽさを取っつき易い漫画絵柄にマウントしたスタイルで一貫。表紙のフルカラー絵と中身のモノクロ絵には印象に多少の差異があると個人的には感じます。

【挿入感を強調する断面図が特徴的な汁だくピストン】
 明確にエロメインの構築であり、十分な尺のある濡れ場で中出し連発の複数ラウンド制を提供。
 いずれもヒロイン側がセックスを求めてくる導入であり、当初は羞恥心や躊躇いなどもありつつ、主人公とのセックスで強い性的快楽を得ることで更にヒロインが積極的になって~というエロ展開に高い熱量を持たせているのも抜きツールとしての美点と言えます。
 失禁癖のある女医さんの反応をむしろ喜々として受け止めるプレイ、凌辱願望のあるセレブ妻さんの要望にお応えするプレイ、トラウマ持ちのメイドさんが相手を気持ち良くして自分も気持ち良くなるセックスの快感を初めて知る展開と、各ヒロインごとの趣向を設けており、詩乃については双方の恋愛感情が相互認証されることに重きを置いています。
 前戯パートでは乳首や秘所を丁寧に愛撫してヒロインにアクメを迎えさせる流れを重視しており、ヒロインの身も心も解きほぐして更なる性行為に期待を持たせる主人公のセックス巧者な面が表現されています。
SSR4 すっかりびしょびしょになった秘所に挿入して開始する抽挿パートは、汗だくボディと快感に蕩けまくった表情、行為に熱中する余りにテンションの高いエロ台詞といった痴態描写を提供しており、ち○こにからみつく媚肉や鈴口にノックされて口を空ける子宮などを丹念に描き込んだ淫猥な断面図描写も特徴的な要素(←参照 長編第5話より)。
 斜線でのコマ割りを多用し、画面構成にはやや詰め込み過ぎ感が無いわけではないものの、上述した様に淫猥さのある女体関連の描写で飽和感を持たせているのは長所でもありますし、男心を刺激する中出し、および妊娠のおねだり台詞なども含めて大ゴマの中出しフィニッシュへとパワフルに突き進んでいます。

 多彩な美女&美少女とのウハウハセックスライフという分かり易さを備えつつ、主人公側のエロ的頑張りがスムーズに報われることでの幸福感も魅力であって、読みやすくかつ抜きツールとしての満腹感がある1冊と言えるでしょう。
個人的には、高飛車セレブ妻でありつつ、主人公にメロメロになってドM性癖を開花させる金髪巨乳美女・マリアさんが特にお気に入りでございます。