GalAndGalAndGals 藤本タツキ先生の『チェンソーマン』第8巻(集英社)を読みました。単行本のサブタイトルが“ちょうめちゃくちゃ”ですが、本当にもう、滅茶苦茶だよ~~!という衝撃の展開が続いております。デンジ君の“俺の光ん力”、めちゃくちゃ光の力(物理)という感じで爆笑しました。
サンタクロース以上に、マキマさんが怖すぎるんですが、デンジ君の恋路はどうなることやら。

 さて本日は、ワイズスピーク先生の初単行本『ギャルみまみれ』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。ギャルがいっぱい良いですよね・・・日本の夏、ギャルの夏・・・(捏造
エッチ大好きビッチギャル達との明るく楽しいラブコメ・エロコメ&彼女達が強烈な快感を満喫なアゲアゲエロ描写が楽しめる1冊となっています。

GalAndGalAndGals1 収録作は、修学旅行でクラス全男子とのセックスを目論むビッチギャルなヒロイン(ただし処女)は、実行委員に就任し、彼女に協力する真面目な委員長を喰ったのを皮切りに次々と男子とのセックスをエンジョイしていくことに~な連作「美夜ちゃんの性技向上☆修学旅行」前後編(←参照 伝説のビッチギャルに私はなる! 同連作前編より)、および読み切り形式の短編5作。なお、全作品について2~4Pの後日談が描き下ろされています。
各描き下ろし後日談を除き、1話・作当りのページ数は22~28P(平均25P強)と中の上クラスのボリュームで推移。ストーリーとしての存在感はほとんどありませんが、ビッチギャルちゃん達のスケベパワーで十分な尺のエロシーンも含めて快走していく流れとなっています。

【ポジティブにエロ&ラブに邁進なギャルにお任せの展開】
 全ヒロインがギャル系ヒロインという点を明確な特徴としつつ、作品の雰囲気としては明るく楽しいラブコメ・エロコメ系で統一。
 クラスの全男子喰いを目指すビッチギャルがどんどんエッチスキルを磨いていく連作や、お金もゲットできるし気持ちいいしな援交セックスに励む短編「めいく愛っ!」などは、恋愛感情の生起などは(ヒロイン側には)特になく、あくまで気持ちいいセックスをエンジョイすること自体が目的な快楽至上主義的な作品。
 これに対して残り4作は、主人公とヒロインの間に恋愛関係が生じるラブコメ系であって、話自体は唐突な印象こそあれ、棚ボタ的な展開やエッチなヒロインが自分を求めてくれることなどの幸福感がある王道的なラブコメチューンと言えるでしょう。
GalAndGalAndGals2いずれにしてもエッチに積極的なギャルヒロイン達に全てを委ねる構築ではあって(←参照 ヤッター! 短編「めいく愛っ!」より)、そこに二次元的な“都合の良さ”は勿論あるのですが、セックスにしろ恋にしろ、自分たちの好きなことを欲求に任せて素直に楽しんでハッピーになっていく彼女達の在り方にポジティブさがあるのは、ギャルものらしい快活さと言えるでしょう。
 快楽至上主義的なエロコメについては、ヒロイン達の高いテンションで最後まで突き進んでいきますし、ラブコメ系については幼馴染同士のドキドキ初エッチな短編「ぎゃる×ぎーく!」などを中心に恋愛モノとしての甘味もあって、どちらも読み口の良さや明るい雰囲気が身上。
前者に関しては、前述のヒロインの在り方を素直に表現するまとめ方ですし、後者に関しては微笑ましく甘いハッピーエンドにまとめており、それぞれのスタイルとして安定感のあるラストと言えるでしょう。

【華やかでエロくて可愛いギャルヒロイン達】
 特に明瞭に示されていないケースもありますが、いずれも女子校生級の美少女と思われるギャルさんで統一。
GalAndGalAndGals3非常に分かり易いキャラ造形&容姿のビッチギャルさんも居ますし、メイドで強気ギャル(←参照 新しい! 短編「ぷらいすれす♥らぶ」より)、巫女のギャル、幼馴染でオタクに優しいギャルなどの多彩なギャルヒロインが登場します。
前述した様にラブラブな関係になる場合と、男性はあくまでエッチを楽しむ相手である場合とでキャラクターの造形は多少異なりますが、前者では意外にピュアで純粋な一面やポジティブに相手を包む込むギャルらしい度量がよく目立ちますし、後者でも明るく前向きなキャラとして描かれており、好感が持てるヒロイン像という面は共通していると言えます。
 意外にちゃんと制服を着ているケースもありますが、肌蹴たミニスカ制服、盛ったヘアアクセサリーに染髪、挑発的な瞳に八重歯など、生意気さや奔放さを感じさせるキャラデザインもギャルものらしい美点。
 むにゅんと柔らかな弾力感のある巨乳&安産型ヒップがくびれたウェストでより強調されるボディデザインであって、分かり易くエロい肉感ボディを表現。程好いサイズ感の乳輪&乳首や薄目の陰毛描写はキャッチーな絵柄の邪魔をせずに適度に淫猥さを高めていますし、秘所の描写にはデフォルメ寄りでややラフな印象はありつつも絵柄の印象とストレートなエロさのバランスが成立しています。
 顔のバランスなどのキャラデザに初出時期に一定の変化はありますが、キャッチーで華やかさのある絵柄の方向性は一貫していて、十分な作画密度を保つことでフルカラー絵の表紙絵との印象を完全互換なものにしています。

【ヒロイン達がセックスで蕩けまくりな様子をたっぷりお届け】
 ビッチさんのテンションとスケベさに任せてサクサクと濡れ場に突入しており、十分な尺でヒロインにたっぷり優しく搾られるドリーミーな複数ラウンド制を用意。
 上述の作劇スタイルの違いによって、ビッチヒロイン乱交大満喫!的なシチュエーションもあれば、エッチなビッチさんを独り占めでラブラブなシチュエーションも用意。加えて、強気メイドさんとの主従逆転シチュ&お仕置きシチュ、巫女メイドさんとの神社の縁側セックス、ビッチさんの童貞切りまくりエッチなど、それぞれのキャラ設定に合わせたシチュエーションも用意されています。
 トイレで初めて見た特大ち○こに物怖じせずのフェラ、ビッチギャルさんのエロ蹲踞しながらのフェラ&手コキ同時プレイ、キスしながらの弄り合いなど、ビッチなヒロイン側の積極性を明示するプレイも用意していますし、柔らか巨乳の感触をたっぷり味わえるプレイも投入。
サービスプレイの場合は射精シーンも用意しつつ、ヒロインへの愛撫を軸とする場合など射精シーンがないケースもありますが、どちらにしてもヒロインが更に発情して挑発的な表情やポージングで挿入に誘い、ピストンを開始。騎乗位でヒロイン側が搾り取るような流れもありますが、男性側に主導権を敢えて渡してヒロイン側が気持ち良くなるという流れが基本となっています。
GalAndGalAndGals4 蕩けた瞳に輪郭がふにゃふにゃになる口、呂律の回らない台詞にハートマーク付きの嬌声、柔肌や秘所をたっぷりと濡らす淫液の描写に各種擬音の散りばめと、十分な密度のエロ演出でヒロインの乱れまくりな痴態を提供しつつ、個々の演出の過激さ・過剰さは抑えているのは絵柄との相性がよい方向性(←参照 短編「ぎゃる×ぎーく!」より)。
比較的コマを詰め込むスタイルで、技巧的と映る場合もあれば混雑した印象やブツ切れ感がある場合もありますが、ヒロインのスケベフェイスと各種体パーツを景気よく連続させていく流れ自体は実用性を高めており、アクメボイスを叫ぶ蕩け顔と白濁液が勢いよく注がれる結合部をがっつり見せつける大ゴマ~1Pフルのフィニッシュでハイカロリーな〆としています。

 明るく楽しい快楽至上主義に華やかなキャラデザイン、ヒロインの快感に集中できるエロ描写とギャルものの王道の魅力を備えた作品が揃っており、看板に偽りなしの1冊。ギャル好きの諸氏には折り紙つきでお勧めできます。
全作好きですが、明るいビッチギャルなヒロイン(処女)が男性全員喰いを達成する連作「美夜ちゃんの性技向上☆修学旅行」が特にお気に入りでございます。