TrapForSis TVアニメ版『ド級編隊エグゼロス』第5話「エグゼロス・ライジング」を観ました。キセイ蟲の王女であるチャチャちゃん、可愛いキャラクターですが、能力的には感度3000倍的なアレでしかも擬態能力で色々なボディになれるという、なかなかにけしからんキャラでしたね。味方としては頼もしいのかなと思いますが。
レッドの言う通り、エッチなエネルギーが多いことはいいことですよね!

 さて本日は、アーセナル先生の『シスハメ』(スコラマガジン)の遅延気味へたレビューです。先生の前々単行本『膣穴あそび』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
スケベボーイズ&ガールズが素直に性欲を発揮していくラブコメ・エロコメ&巨乳ボディが程好く蕩けるセックス描写が詰まった1冊となっています。

TrapForSis1 収録作は、三人の姉のことが大好きな主人公は、美少女&美女な彼女達が別の男に取られてしまう前に自分だけのものにすべく、彼女達の“攻略”を企てるのだが・・・な中編「たいへんよくヤりました」全4話(←参照 それぞれタイプの異なるお姉ちゃん達 同中編第2話より)+描き下ろし後日談(6P)、および読み切り形式の短編6作。
なお、短編「えいりあんシスター」は3冊前の単行本『恋膣穴』(富士美出版)に収録の短編「えいりあんスティディ」の、短編「彼女は彼に首ったけ!THIRD」は4冊前の単行本『シタがりJKエッチ』(富士美出版)に収録の短編「カノジョは彼に首ったけ! NEXT」のそれぞれ続きの作品となっています。
 描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数はいずれも20Pと中の下クラスのボリュームで固定。短編・中編共にストーリーの存在感はほとんど無いものの、程好いアタック&分量のエロシーンを楽しめる仕様で安定しています。

【あっけらかんとした軽く明るいエロコメ&ラブコメ系】
 作劇の方向性としては、とぼけたコミカルさで軽い読み口を生み出すラブコメ・エロコメ系統に属するタイプであり、作劇面におけるこれまでの路線を維持。
 前作に引き続いて美少女に変身可能なグレイ型宇宙人がもう一人押し掛けてきたり(短編「えいりあんシスター」)、性欲の強い主人公の精液を求めて異世界から美少女魔女が押し掛けてきたりと(短編「見習い魔女の卒業制作!」)、非常に分かり易いヒロイン押し掛けモノなどは、エロコメ系としてのちょっと懐かしい定番とも言えるでしょう。
TrapForSis2また、これらの作品も含めて短編群ではヒロイン側の積極性が目立っており、その日の内に処女喪失と彼氏ゲットを成し遂げたいクール女子に実は相思相愛な主人公が呼び出されてエッチすることになる短編「いーぐるあい」(←参照 ハイヨロコンデー! 同短編より)、ち○こが気になってしかたないヒロインが彼氏君にリアル包茎ち○こをみせて貰う短編「彼女は彼に首ったけ!THIRD」などでは、彼女達の積極性の様相に漫画チックなコミカルさがあると言えるでしょう。
 一方、中編作についてはお姉ちゃんが好き過ぎる余りに、彼女達を攻略して独占しようとする主人公側の積極性で駆動されるシナリオワークとなっており、媚薬を使ったり、拘束エッチをしたりと外道なこともしていますが、基本的に相思相愛な姉弟関係ということもあって、読み口は基本的に平和。
 三人中二人のお姉ちゃんを攻略し、二人の助力を以て三人目の長女・紫お姉ちゃんを襲うも・・・な終盤の展開はご自身の目で確かめて頂くとして、主人公の望んでいた形とは異なるものの、三姉妹との仲が深まるハッピーエンドにまとめています。
 全体的に、ラブコメ・エロコメ的な話としての軽さが、漫画チックな楽しさにつながっていると同時に、そこらのイージーな進行に対し、読み手によってはラフな印象や単調さを感じるであろうシナリオワークとも言えるでしょう。

【スレンダー巨乳ボディの端正な美しさ&エロさ】
 JK美少女をヒロイン陣の主力としつつ、20代半ばくらいまでのお姉さんキャラや、宇宙人や異世界人、幽霊などの年齢不詳な人外美少女さん達も登場。
 精液を採取したい、処女を捨てて同時に彼氏をゲットしたい、恋人とラブラブしたい等々、ヒロインによってセックスへのモチベーションは様々ですが、それぞれの性欲がスムーズに発揮されていくことでのエネルギー感やポジティブさのある描き方になっているのが、作品の読み口の明るさにつながっています。
クール美少女であったりおっとり優しい年上美人さんであったりと、エロシーンでの様子とのギャップを形成するキャラ付けを施すこともありますが、特定のキャラ属性で固めたタイプではなく、同時にあっけらかんとセックスに邁進することもあって、人物像としての掘り下げにも不足を感じるのは確か。
TrapForSis3 一部に並乳クラスのヒロインも存在しますが、等身高めのボディにマッスたっぷりの巨乳&安産型ヒップ&程好く締まったウェストが備わるスレンダー巨乳ボディがほとんどを占めており、整った美しさとストレートなセックスアピールが無理なく共存する女体に仕上げています(←参照 攻略済みの二人のお姉ちゃんと3Pへ 中編「たいへんよくヤりました」第3話より)。
程好い存在感を示すリップや、乳首、アナルといった艶々とした粘膜描写に一定の淫猥さを持たせつつ、体パーツ描写そのものはあまり強く主張させておらず、強い特徴こそないものの訴求層を広く取った女体描写として安定しています。
 絵柄そのものはベテランらしく安定しつつ、描線の濃淡に作品間での違いが明瞭に感じられ、細く淡い描線を用いている絵柄は、絵としてぼんやりとして個人的には見づらさがありました。基本的には表紙絵と同クオリティで安定した、オーセンティックなアニメ/エロゲー絵柄で、絵柄の方向性自体は安定しています。

【程好いアタック&密度のエロ演出で彩る和姦シチュ】
 概ね標準的なボリューム感があるエロシーンであり、多少駆け足と感じる場合もあるものの、抜き所を多数搭載した複数ラウンド制が基本。
 中編では三女・灯お姉ちゃんが発情して弟君に甘えちゃうセックス、次女・奏お姉ちゃんのドM性癖を刺激する主従プレイ、そして長女・紫お姉ちゃんのドSな搾り取りセックスと、ヒロインによってエロシチュの変化を付けており、ラスボス紫お姉さんとの対決の前には3Pセックスも用意
上述した通り、ヒロイン側の積極性が明瞭な短編群では、ラブラブHを含めてヒロイン主導の和姦エロであり、彼女達がセックスを求めてきたり、イージーにこちらの要求を叶えてくれたりの男性側にとってのウハウハ感が重視されたシチュエーションに仕上げられています。
 オナニー見せあいっこや脚コキなどのプレイが投入されることもありますが、前戯パートではフェラ描写の充実が特徴的であり、口内の透過図や平行連続コマを用いて先っぽから根本までのストロークを見せたり、美少女&美人フェイスがち○こに吸い付く様子を見下ろす主観構図であったりで、お口ご奉仕の様子を十分な描写量でお届け。
TrapForSis4 抽挿パートに移行後も、結合部見せつけ構図や丁寧に描き込んだ断面図、乱れた描き文字のエロ台詞に蕩けた表情付けと、適度なアタックの演出を加えてヒロインの乱れ具合を活写していますが(←参照 短編「取り憑き姫」より)、演出密度自体はあまり高くなく、良く言えば絵柄やキャラデザとの相性の良さを保っていますし、悪く言えば単調さを感じるスタイル。
男女双方とも性欲の強さがあって、一発出しても満足できずに更にピストンを重ねていくといった流れで前戯パート&抽挿パートの双方に射精シーンがあったり、中出し連発的な構成であったりで複数ラウンド制を形成しており、言葉にならない濁音ボイスを絶叫しながら、子宮内で白濁液を受け止める透過図・断面図を投入したヒロインの痴態でエロシーンの〆としています。

 明るく楽しく、軽い読み口の作劇と、程好いアタック&尺のエロシーンとで安定した構築を示しており、良くも悪くもスタンダードなスタイルに徹した作品集と言えるでしょう。
個人的には、普段はクールなお姉ちゃんが実はドMで主従プレイで乱れまくりという中編の次女・奏お姉ちゃんが最愛でございます。