TimeForLibidoAfterSchool TVアニメ版『ド級編隊エグゼロス』第3話「バタフライエフェクト」を観ました。はぁはぁ、管理人も桃園さんの育ちかけバストに白くてどろどろした液体をぶっかけて揉んだり吸ったりしたいです。主人公、ラッキースケベにちゃんと“反応”するんですね、健康!
勝負下着添い寝シーンはもちろん、プールでの雲母ちゃんのお尻シーン、大変良かったですね・・・!(ニッコリ

 さて本日は、Pennel先生の『放課後は冒険の時間』(ワニマガジン社)のへたレビューです。これが2冊目となる作家さんですね。
等身大の情動&ドキドキ感で魅せる青春ラブストーリーと健康的な色気感の美少女さんとのエロ模様が詰まった1冊となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で計10作。短編「ふつうの関係」「ひみつの自由研究」「キミがほしい!」「日陰を歩く」の4作についてはそれぞれ描き下ろし後日談(2~4P)が描き下ろされています。
描き下ろし後日談を除き、1作当りのページ数はいずれも16Pと控えめな部類で固定。ページ数の関係上、作劇・エロ共にコンパクトな構成ではあって、抜きツールとして多少の物足りなさはありますが、雰囲気の良さで適度に読ませる作りになっています。

【等身大の感情と素直な性欲で進展する青春ラブストーリー】
 お互いにラブラブであるが旦那さんのとある事情からセックスレスになってしまった夫婦の和解&ラブラブHを描く短編「すみれほどな愛」をやや例外としつつ、若人の恋愛模様を穏やかな筆致で描く青春モノが揃っており、他社ではありますが、コミックアオハ(高)レーベルでも何ら違和感が無い印象。
TimeForLibidoAfterSchool1 周囲の男女が色気づいていく中で、主人公とヒロインが互いに異性として意識し合う短編「ふつうの関係」、幼馴染のエロエロな一面を知って戸惑いながらもそれを受け入れ、相手を深く知れたことを喜ぶ短編「おとまりでーと」、学校という“社会”において自分を押し殺して耐え忍ぶ少年の、奔放に振る舞うヒロインへの同属嫌悪的な反発と憧れとの同居を描く短編「日陰を歩く」(←参照 “俺ばっかり・・・”では本当は無い 同短編より)、はたまた綺麗なお姉さんとエッチなことになったらいいのにと願う少年の素直な恋心&スケベ心を描く短編「汐にみる夢」と、思春期の登場人物達の素直で等身大の感情をしなやかに描き出すのが魅力の核と言えるでしょう。
 短めの短編で統一されている分、ストーリーとしての広がりや重厚さには欠けますが、何気ない日常の中で、男女が相手に一歩踏み込むことで、感情や性欲が相手に開示され、共有されることでそれらが充足されるという描き方となっており、ちょっとした誤解や嫉妬心が生じることはありつつも、人間関係の深化・強化がそのディスコミュニケーションを解消するという描き方も恋愛ストーリーとしての王道的魅力と言えます。
TimeForLibidoAfterSchool2話として“劇的な何か”を投入しない一方で、男女の間にそれまでの関係性を保ちながらも互いの相手に対する意識に変化が生じたことを示すラストになっており、ストレートに甘味たっぷりというよりも、表情や台詞回しでその変化を語らせることで余韻の良さがあるまとめ方は大きな魅力と感じます(←参照 二人にとっての“ふつう”って 短編「ふつうの関係」より)。
 また、展開としてヒロイン側が積極的という傾向にありますが、これが単に男性側にとっての棚ボタ的な展開として表現されるのではなく、伸びやかな解放感やピュアな情動の表現型として描かれていることも、青春ラブエロ模様の健康的な印象を高めていると評し得るでしょう。

【健康的な色気感の巨乳思春期ガールズ】
 女子校生級の思春期ガールをメインとしつつ、女子大生クラスの女の子や主人公の少年にとっての綺麗なお姉さんキャラ、20代半ば程度と思われる新妻さんなども登場。
思春期ボーイとお姉さんの組み合わせなどもありつつ、同年代の男女の関係性を描く作品がメインであって、性欲や感情における心地よい衝動性や互いの言動にドキドキする様子などが青春モノとしての魅力を深めているのは作劇面でも述べた通りの魅力です。
TimeForLibidoAfterSchool3それらの関係性において、相手への異性としての認識の発生(←参照 幼馴染ボーイッシュガール!! 短編「ひみつの自由研究」より)、相手の性的な面を知り、受け止めることでの幸福感、素直な性的好奇心といった王道的な要素を含ませており、それらを雰囲気の良い語り回しや感情表現で魅せていくことがキャラクターの魅力にも直結しています。
 巨漢の旦那さんとラブラブな肉付きが弱く身長の低い貧乳華奢ボディ奥さん(短編「すみれほどな愛」)や、ショートヘアにスレンダー貧乳ボディのボーイッシュ幼馴染さん(短編「ひみつの自由研究」)といったヒロインも居ますが、メインとなるのは健康的な肉感に程好いボリューム感のあるバスト&ヒップの巨乳ボディな女子達。
とある理由で髪の毛を金髪に染めている元・彼女さんや(短編「あたらしい時間」)、部室でウリをやっているという噂を立てられた女子大生さん(短編「キミがほしい!」)といった華やかさのあるキャラデザインもありますが、清楚感や日常感のある“普通”の女の子としての印象を保ちつつ、その可愛らしさやエロさを関係性の中で引き出してくる描き方が主流と言えるでしょう。
 健康的な色気感を保つ、親しみやすい漫画絵柄をベースとしつつ、メリハリの効いた描き込みを施すことで、軽く柔らかい印象を維持しながら要所要所での繊細さや絵としての密度を形成。表紙のフルカラー絵と互換性高く安定していますが、中身のモノクロ絵の方が、この絵としてのメリハリの効き方がより魅力的に映ると個人的には感じます。

【穏やかさを保ちつつ行為に没入していく熱量がある痴態描写】
 割合にサクサクとエロシーンへと移行するものの、徐々に行為がポジティブな意味でエスカレートしていく流れを重視していることと、そもそものページ数の少なさもあって、濡れ場の分量、特に抽挿パートの尺には一定の物足りなさはあります。
 露出のドキドキ感を愛する彼女さんの性癖を受容して二人でそういったプレイに励む短編「露出大作戦」、巨漢の旦那さんと小柄の奥さんのラブラブ体格差ファックな短編「すみれほどな愛」、周囲から隠れながらのドキドキ感を付与する短編「ふつうの関係」「キミがほしい!」など、エロシチュとしての味付けを加えたエロシーンもありますが、それらも含めて恋愛セックスで統一。
自身や他者の性癖や性欲への意識、体を重ねる中で確認される種々の感情に恋心といったものをセックスにおいて台詞やモノローグで描き出すことで、思春期の情動の在り方や恋愛セックスとしての瑞々しさを引き出していることが大きな特色であり、抜きツールとしてのアタックには必ずしも直結しない一方で、セックスシーンを丁寧に追わせる作りとして美点となっています。
 尺としてそれ程長くはないものの、豊満バストでのパイズリや手コキ、フェラなどのヒロイン側の積極性を示すプレイや、恥ずかしがるヒロインへの丁寧な愛撫といったプレイを前戯パートに投入しており、前者であれば射精シーンを、後者であれば潮吹きシーンの抜き所を投入。
TimeForLibidoAfterSchool4これらの抜き所を含めて、作品の雰囲気や絵柄の親しみ易さを阻害するような強いアタックのエロ演出を投入せず、熱っぽく蕩けて瞳を潤ませる表情に切れ切れの嬌声、柔肌をしっとりと濡らす液汁描写など、程好いアタック&密度の演出で上品さもある痴態描写に仕上げているのが特徴的(←参照 この台詞の切り方でのリズム感が○ 短編「汐にみる夢」より)。
 情熱的になっていく台詞回しを含め、互いに激しく求め合うエネルギー感でピストン描写を進行させつつ、フィニッシュシーンについては派手な演出で大きく盛り上げるというよりかは、絶頂の勢いと共に行為が終わってしまう名残惜しさも感じさせる、比較的落ち着いた描き方と言え、実用性に関して賛否は分かれるでしょうが、作品全体のトーンと合った描き方で貫徹していると評したいところ。

 絵柄の親しみ易さもあって、青春ラブストーリーとしてのハートウォーム感や心地良いドキドキ感が楽しめる作品が揃っており、その作風と合致したセックス描写は大きな魅力。濃厚&ハードなエロ描写を期待するのは避けるべきですが、穏やかかつ熱っぽいエロ描写をお求めな諸氏にはお勧めしたい1冊です。
個人的には、不器用&ヘタレボーイの綺麗なお姉さんとの出会いな短編「汐にみる夢」と、同じく周囲からの疎外感を感じながらそれぞれのやり方で生きていく二人のボーイ・ミーツ・ガールな短編「日陰を歩く」が特にお気に入りでございます。