MumsBodyIWantTobeHoldBy さいのすけ先生の『ボスとヤス』第1巻(少年画報社)を読みました。“強くて賢い面倒の無い最高の愛人”が欲しいもののなかなか見つからなかったため、有能な右腕のヤス(巨漢の極道)に催眠術をかけて貰い、彼が自分好みの巨乳美人に見えるようになった組長が彼(彼女)とのイチャイチャ極道ライフを・・・という大変にぶっ飛んだ作品です。本人たちは至って真面目なのですが、とにかく第三者視点の絵面の圧がスゴイですね・・・。

 さて本日は、室永叉焼先生の『義母さんの埋もれたい肉』(コアマガジン)のへたレビューです。先生の前単行本『豊満むっちりパイ❤』(三和出版)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
豊満爆乳ボディの好色ヒロインに翻弄されるエロコメディ&特盛お肉の柔らかさに埋もれつつの肉弾ファックが詰まった1冊となっています。

MumsBodyIWantTobeHoldBy1 収録作は、ひきこもりの少年・秋人は豊満ボディの義母さんを盗撮してオカズにする日々であったが、彼女が不特定多数の男性とセックスしまくりであること、そして盗撮が全部バレていることが判明し、しかも義母さんに誘惑されてしまうのだが!?な中編「ふたりのヒミツ~義母のヒメゴト~」前中後編(←参照 義母さんは全部お見通し 同中編作中編より)+番外編、および読み切り形式の短編7作。
1話・作当りのページ数は8~24P(平均20P強)と平均値としては中の下クラスのボリューム。各作品とも軽めの読み口のシナリオワークと質的なボリューム感が強く量的にも程好い満腹感のエロシーンを備えています。

【性欲が素直に発揮されて充足されるエロコメディ】
 ド迫力豊満ボディの存在感を強力に打ち出す作風でありつつ、作劇の方向としては軽く楽しい読み口のエロコメ・ラブコメ系統で概ね統一。
MumsBodyIWantTobeHoldBy2ピュアなヒロインがスケベコーチに騙されて特別エロ訓練をされちゃう短編「超キモチイイ❤ヒミツ特訓」を例外としつつ、概してヒロインの方が展開の牽引役であって、彼女達の性欲であったり優しさであったりでサクサクとエロシーンに突入していく展開は、受動的な幸福感であったり彼女達に翻弄されるコミカルさであったりを魅力としています(←参照 真面目な浪人生君がドスケベ兄嫁さんに童貞を強奪されてしまうのだ! 短編「発情義姉さんのドスケベな誘惑❤」より)。
  ヒロインを盗撮している連作や短編「パイジャン❤ガ~ル」の主人公のように、主人公側に邪な気持ちや願望があるケースもありますが、むしろヒロイン側のセックスへの積極性がそれらを呑みこんでしまうために話の軽さが保たれていると言えますし、なんだかんだでヒロイン側の方が一枚上手という印象を残す作品が多くなっています。
 後述する様にヒロインとの組み合わせによって各種エロシチュを色々と用意しており、ストーリー全体としての面白みというよりかは、それらのシチュエーションに如何に転がり込んでいくかという展開に魅力があるスタイルとも言えるでしょう。
とは言え、男性側のヒロインへの性的欲望や独占欲が非常に素直に引き出された上で、男女双方が性的に充足していく流れは、話としてはシンプルでありつつ、率直さ故のポジティブなエネルギー感があって、この点が小さくない魅力と感じます。

【親しみやすい絵柄で描かれるお肉たっぷり爆乳豊満ボディ】
 20代半ば~30代半ば程度のアダルト美人さんが半数強、女子校生級の女の子が半数弱を占めるヒロイン陣。前者に関しては程好く年増感を打ち出すキャラデザにすることもありますが、若々しさを感じるタイプが多く、年齢層による描き分けはそれ程明瞭にしていません。
義母ヒロインとの近親セックス、友達のママさんとの密会セックス、女教師さんによるエッチな秘密レッスン、皆の憧れな美人マネージャーさんと隠れながらのセックス、真面目でピュアな競泳ガールへの騙しエロ特訓など、多彩なキャラ設定を用意することでそれぞれのエロシチュの趣向を引き立てています。
 上述した様に、ヒロイン側がセックスに対して積極的であることがほとんどであり、セックス大好きなビッチ系ヒロインも居れば、優しさ故にエッチなことを引き受けてくれるタイプのヒロインも存在。前者については主人公以外の男性とのセックスも描かれるため、好みが分かれる部分でもありますが、それ故に主人公側の嫉妬心や独占欲が刺激されて更に欲望を燃やす展開につなげています。
MumsBodyIWantTobeHoldBy3 表紙絵で激しく主張しているように、皆さん頭のサイズを上回る爆乳&巨尻をお持ちであり(←参照 デカァァァァイッッ!! 短編「先輩!練習より本番ッス❤」より)、むっちむちの太股も併せてとにかく柔らかお肉の存在感を強く打ち出した女体造形となっています。
必ずしも肥満体ボディというわけではないものの、肩や腰回りなど、横方向にも幅広さがあり、かつ体幹にも十分なお肉が付いたぽっちゃりボディであって、単行本タイトル通りに全身柔肉ボディに正しく埋もれることが可能。
 絵としての濃さも程好く入れ込みつつ、キャッチーで親しみ易さのある絵柄は、豊満ボディの存在感の強力さ故のクドさを適度に和らげており、コミカルな絵ではほのぼのとした印象を魅せるなど、訴求層を広くとった画風で安定していると言えるでしょう。

【柔らか爆乳の存在感を中心に豊満ボディでの飽和感を形成】
 サクサクと濡れ場に突入していくこともあって、エロシーンには十分な尺があると共に、前述した迫力ボディの存在感が前面に押し出されていることもあって、質的な満腹感の強さが印象付けられています。
 邪な好意を抱いていたヒロインが先生にエロ調教済みなBSS系ながらヒロインのお誘いもあってその先生と一緒に3Pセックスに突入する短編「パイジャン❤ガール」や、ピュアで真面目なヒロインを騙して熱血エロ特訓な短編「超キモチイイ❤ヒミツ特訓」などは変化球ではありますし、近親エロスや不倫セックス、羞恥系シチュや童貞喰いなど様々なエロシチュが用意されていますが、基本的に和姦エロであり、またヒロイン側の性的充足が明確であるために、エロシチュとしての倒錯性があるケースでも話としての重さや暗さはほとんどありません。
 前戯パートには十分な尺を用意しており、ねっとりフェラや巨尻に顔が埋もれる顔面騎乗なども用意しつつ、指が柔肉に沈み込み、弾力感豊かに変形する爆乳揉み描写や、その巨大な双球にち○こ全体がすっぽり包み込まれてぐにぐにと揉まれる爆乳パイズリなど、爆乳の存在感を十全に堪能できる描写を充実させています。
フェラやパイズリなどでの射精シーンを用意しつつ、双方それで収まることなく、ヒロインが主導したり、おねだりしたりして抽挿パートへと突入し、豊満ボディに密着しながらのパワフルピストンを開始。
MumsBodyIWantTobeHoldBy4 抽挿パートにおいても重たげに縦に横にと揺れたり、鷲掴みされたり両腕でホールドされたりで変形したりな爆乳の存在感を強く主張させると共に(←参照 ぶるンぶるン! 短編「友母肉食バイキング」より)、お尻や太股、それらが組み合わされた肢体全体のボリューム感を前面に出す絵が連続されています
 仰け反りアクメポージングや断面図などアタックの強い演出・構図も用いつつ、熱っぽい官能フェイスや実況エロ台詞などは程好い濃度に収めており、演出強度に依存するのではなく、豊満ボディの柔らかさに埋もれながら男女ともに気持ち良くなっていく流れの中でオーラスの中出しフィニッシュへとつなげていくスタイルと言えるでしょう。

 迫力豊満ボディの強い主張で個性とエロの魅力を形成しつつ、親しみやすい絵柄とポジティブで軽い読み口によって訴求層を広げた作風は今回も安定しています。
個人的には、爆乳ボディの美人兄嫁さんに誘惑されてパイズリ&溜まった想いと性欲を解放する肉弾ファックな短編「発情義姉さんのドスケベな誘惑❤」に愚息がお世話になりました。