GirlsEclosion TVアニメ版『プリンセスコネクト!Re:Dive』第5話「愛情たっぷりポリッジ~トワイライトな運命をのせて~」を観ました。キャルちゃん、無茶しやがって・・・(AA略
コミカルではありますが、彼女が仲間のためにその身を呈するという展開は、結構大きな変化なのではとも感じます。そして何より、優しいコッコロちゃんに管理人もお世話されたいですね・・・。

 さて本日は、うましか先生の『少女羽化』(コアマガジン)の遅延へたレビューです。当ブログでは初めてレビューさせて頂きますが、これが6冊目となるベテランの作家さんです。
清楚&可憐なヒロインが背徳の快楽に染め上げられていくストーリー&エロ美しく蕩けるエロシーンが詰まった作品集となっています。

GirlsEclosion1 収録作は、親の転勤によって7年ぶりの土地で生活することになった主人公だが、昔馴染みの隣人であるお姉ちゃんと関係を持ったのを皮切りに次々と帰宅してくる残り三姉妹とも流れでエッチすることに・・・!?な連作「てとらとらっぷ」前後編(←参照 三人目とエッチ中にクラスメイトな三女が帰宅 同連作後編より)、および読み切り形式の短編7作。
1話・作当りのページ数は16~28P(平均24P弱)と平均値としては標準的なボリューム。ストーリー性そのものは低いものの、展開を追わせる語り回しであり、エロシーンの量的存在感も十分に図られています。

【ヒロインの快楽による変容を読ませる凌辱&インモラル系】
 久しぶりに再会した四姉妹と長女との童貞喪失を皮切りに次々とエッチしていくことになるという棚ボタ展開を過剰に連続させた構成である連作はラブコメ・エロコメ系の作品ですが、その他の作品は快楽堕ち的な構図を有するインモラル系。
 このタイプの作品では、生真面目な風紀委員長が罠にはまって輪姦される短編「Marionette Half」、将棋部部長の彼女であるヒロインが部員達に強引に押し切られてセックスさせられる短編「放課後少女」、大家の息子たちを性的に籠絡して家賃を踏み倒そうとしたヒロインが少年達に緊縛凌辱されて逆に惨敗な短編「事情あり共棲(情事)」等、男性側の欲望がヒロインに叩き付けられる凌辱系統の作品が目立ちます。
GirlsEclosion2コミカルな表現を含みつつ、没落した貴族の娘を見受けして自分の性的な嗜好を押し付ける短編「アリスタクラシーの夢~子羊風~」などを含め、男性側の欲望がヒロインに対して押し付けられた上で、ヒロイン側がそれを喜んで受容してしまう存在になってしまうという構図は共通しており(←参照 輪姦されても彼のために守っていた前穴だが・・・ 短編「放課後少女」より)、行為そのものの過激さはそこまでではない一方で、レ○プファンタジー的な要素が男性側に都合よくイージーに叶えられていく描き方に一種の胸糞悪さもある作劇スタイルとも言えるでしょう。
 また、ヒロインに様々な性的な命令をして彼女を調教する男性の存在を最後まで敢えて匿名化する短編「Whisper」が象徴的ですが、男性キャラクター達はストレートな性欲や倒錯的な性癖を発揮する装置としての役割に固定化され、ヒロイン側の心情描写で上述の変容を丁寧に追わせるのもインモラル系の特長であり、彼女達の変容の要因を彼女達自身の内面に負わせることで、快楽の授受の互利を描きつつも、欲望の一方通行性を明示しているとも感じます。
 凌辱や調教の果てに、ヒロインが自ら行為の継続を望む存在になるというラストがメインであり、話としての陰惨さには抑制を効かせ、時にコミカルさがあるケースもありつつも、男性側の欲望にある悪意や傲慢さが維持される構図である分、苦い余韻も残していると評し得るでしょう。

【清楚感のあるキャラデザの美少女&美女】
 女子校生級の美少女さんを主力としつつ、そこに女子大生ヒロインや女教師さん、はたまたローティーン級と思しき没落貴族の娘さんなども加わる陣容。
連作のドスケベ姉妹達に、短編「放課後のエッセンス」に登場の元ビッチな女教師さんといった元から明確にセックスへの積極性を備えたヒロインも居ますが、生真面目で凛々しい風紀委員長であったり、真面目だったり大人しかったりな清楚系ヒロインが淫蕩な性質を強制的に開花させられて~というキャラクター造形がメインであると言えるでしょう。
 エロシーンを中心としてヒロインのモノローグによって、強烈な快感に圧倒され夢中になっていく変容を丁寧に追わせており、屈辱や嫌悪を感じながらも抗しがたい倒錯の快楽に呑まれていくという王道の展開をしっかり読ませていく流れに官能小説的な良さがあるとも感じます。
GirlsEclosion3 金髪口リガールや茶髪?眼鏡JDといったキャラデザインも用意しつつ、上述した清楚感を視覚的にも強調する黒髪美少女&美女がキャラデザのメインであって、それとの倒錯的なシチュエーションやエロシーンでの乱れ具合とのギャップも実用性を押し上げる要素となっています(←参照 清楚黒髪美少女に目隠し放置プレイ 短編「Whisper」より)。
 微乳ガールや並乳ガールも登場しつつ、主力となるのは程好いボリューム感の強さがあるバスト&ヒップをお持ちな巨乳ヒロインであり、比較的等身が高めであることもあって、すらりと整った美しさのあるボディラインに仕上げられています。
 90年代~00年代前半のエロ漫画ジャンルを想起させる絵柄は、オールドスクールな印象は否めないものの、作画密度は十分に高く、また細やかな描線もよくコントロールされて嫌みのない美しさを感じさせるものであって、表紙絵と完全互換で安定しているのも安心材料となっています。

【細やかな演出を施してエロ美しい倒錯の陶酔を表現】
 比較的ページ数が少ない連作も前後編でエロシーンが接続されているために十分なボリューム感があり、またその他の短編のエロシーンについても量的な満足感が相応に強く図られています。
 前述の四姉妹との棚ボタ姉妹丼へと突入してたっぷり搾られる連作を例外として、輪姦や拘束凌辱、脅迫での露出プレイ強要など、ヒロインに対する攻撃性を備えたシチュエーションや近親エロスや調教系といったインモラル系のシチュエーションが多く、また前述したヒロインの心理描写によって快楽堕ちとしての面を描き出すスタイルがメイン。
ヒロインを激しく攻めたてる男性側の描写にある種の軽薄さや単純さ、或いは狂気があってそれが一貫しているのに対し、ヒロインの側が強烈な快楽によって変化させられ、それを文字表現で丁寧に紡いでいくという非対称性がエロシチュのダークでインモラルな雰囲気に大きく貢献しています。
GirlsEclosion4 口の輪郭がふにゃふにゃになる蕩けフェイス、饒舌なモノローグに比して小さく描き込まれる漏れ出すような嬌声、各種擬音描写や柔肌を濡らす液汁描写など、ヒロインの蕩け具合を彩る演出は、それぞれ細かく、かつ程好い密度で打ち出すスタイルであって、絵柄の繊細さとよくマッチ(←参照 短編「アリスタクラシーの夢~子羊風~」より)。
ストレートな結合部見せつけ構図も含め、もみくちゃにされる女体の存在感を十分に見せ付けつつ、比較的凝った画面構成で小ゴマでのアップ描写や断面図も詰め込んでおり、平行連続コマやカメラワークの切り替えなど、ヒロインのリアクションを魅せる技巧の高さを感じます。
 ヒロインの内面描写を追わせることに一定の重点があったり、緻密なエロ演出の強度をフィニッシュシーンを含めて保っていたりという要因と、中~大ゴマのボリュームということもあって、中出しフィニッシュに盛り上がりの強さをあまり感じさせないのは抜き所としてやや頼りなさは感じますが、エロ描写のアタックと濃密さで質的な満足感もしっかり図られた濡れ場が揃っていると言えるでしょう。

 凌辱系を中心として好みが分かれる要素を有してはいますが、妖しい雰囲気を保った上でヒロインの美しさと蕩けた濃密なエロさをお届けなエロシーンが魅力的です。
個人的には、強気釣り目ポニテ美少女な風紀委員長が罠にはまって・・・な短編「Marionette Half」が最愛でございます。