ExposedIdol TVアニメ版『プリンセスコネクト!Re:Dive』第3話「美食のフロンティア~隠し味に天上の果実を添えて~」を観ました。ギルド“美食殿”の目的、楽しそうですよね。キャルちゃんは監視という目的のために参加したのでしょうが、他の皆と心から打ち解けられる日が来るといいですね~。脇役&分かり易い悪役に津田健次郎氏に千葉繁氏という豪華キャスティングなのが笑えました。

 さて本日は、甘竹朱郎先生の『晒され愛ドル』(ジーウォーク)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりにレビューの俎上に載せさせて頂きますが、先生の前々単行本(初単行本)『愛され性悪ラブビッチ』(茜新社)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ヒロインの心と体が乖離していく背徳&狂気のラブストーリー&ヒロインが強烈な快楽に支配される寝取らせエロが詰まった1冊となっています。

ExposedIdol1 収録作は、愛する担当マネージャーに告白したアイドル・広上ゆなは彼の深刻な寝取られ性癖故に交際を拒否されるのだが、彼の性癖に応えるために様々な過激プレイを配信する番組に出演することになり、処女を散らした後も様々な性行為にチャレンジしていくことになるのだが・・・な長編「無理やり!?イキってパコらNight」全6話(←参照 初回は気持ち悪いおじさんに全部の穴の処女を奪われることに・・・ 同長編第1話より)+描き下ろしのおまけ漫画(8P)。
 描き下ろしのおまけ短編を除き、1話当りのページ数は30Pと標準を優に上回るボリュームで固定。長編作として十分な存在感のあるストーリーであり、その上でハード&過激なエロ描写がたっぷり楽しめるエロシーンを用意して満腹感のある1冊に仕上がっています。

【心身の乖離や関係性の矛盾を孕む狂気の純愛ストーリー】
 男性主人公の立場からすれば“寝取らせ”展開ではある一方、愛する彼のために自身の体や精神を犠牲にしていくヒロインの心の動きを追わせるシナリオワークになっており、特に中盤までは悲愴感や絶望感のある暗い雰囲気になっています。
ExposedIdol2 本心ではマネージャー以外の男性とはセックスしたくないにも関わらず、番組の趣旨のためにセックスが大好きな痴女のフリをし(←参照 本音と演技 長編第2話より)、愛する男性の間で処女を奪われ、心がボロボロになりながらもカメラの前では笑顔を振りまき、挙句の果てにはこれらを演技と分からない視聴者に襲われ、マネージャー以外の男性との子を妊娠する等々、ヒロインが次々と酷い状況に追い込まれる辛い様子を連続していきます。
第5話で示されたマネージャーの過去から示される通り、彼の寝取られ性癖はかなり深刻で根深いものであり、ヒロインの好意をそのような形でしか受け入れられないことも、マネージャーに認められたいというヒロインの気持ちも心からのものであることもストーリーにおいて一貫しており、双方の純粋な気持ちが狂気のラブストーリーを駆動しているのもユニークであり、かつ状況の救いようの無さを感じさせる要因。
  度重なるハードなプレイの中で、ヒロインの心身が変容を迎えて強烈な快楽に支配されていく王道の展開を採っていますが、一方で上述した様にヒロインのマネージャーへの愛情は確実に保たれていることに加え、伴侶以外の男性とのセックスに心から快楽を感じる存在になったことでマネージャーの“愛しえる存在”へとなったことで、第三者からすれば明らかに歪な形態ながらも、二人が伴侶として結ばれることになります。
ヒロインの努力が報われ、愛する男性との確かな絆を得るラストは、少なくとも二人にとってはハッピーエンドと言えるものではあるのですが、一般的な感覚からすると釈然としないものを感じてしまうことで読後にも強い印象を引き摺らせるとも言えるでしょう。
 作劇全体の流れや設定と各種エロシチュを多彩に投入していくことに矛盾が無く、狂気的でありながらも純愛でもあるストーリーの存在感とエロの強烈さが組み合わさることで強いインパクトを生み出した長編であると総括できるでしょう。

【肉感巨乳ボディな美人アイドル&匿名化された竿役達】
 乱交の場面で犯られモブ的な女性キャラクターが登場したり、長編第5話ではマネージャーの男性の母親についてその過去の痴態が描かれたりしますが、基本的には20歳前後と思われる現役アイドルのゆなちゃんの一人ヒロイン制。
 本音と演技の乖離による動揺や望まぬ性行為への嫌悪感、自身の肉体の変容に対する戸惑いと受容、好きな男性に認められたことの喜びや彼への変わらぬ愛情など、ヒロイン側の心情を丁寧に描いて作劇の骨格を形成しており、彼女がどのように変容していくか、彼女自身の受容の仕方がどうなっていくのかという点で作劇に緊張感を持たせているとも言えるでしょう。
 清楚で可愛らしさもある美人フェイスなヒロインのボディデザインは、もっちり柔らか弾力の巨乳&桃尻を組わせた肉感ボディであり、程好く大きいサイズ感の乳首&乳輪、艶っぽい唇に淫液に濡れる秘所やアナルなど、粘膜描写を含めた体パーツ描写にも、クドさは抑えつつ、十二分な淫猥さを持たせています。
ExposedIdol3 全裸セックスが基本であり、着衣セックスはそれ程重視されていませんが、シチュエーションの方向性を視覚的にも明瞭にするため、痴漢エロでの私服や乱交神事での浴衣姿(←参照 長編第3話より)、お偉いさんへの枕営業でのドスケベ水着等、それぞれの場面に合わせた衣装を用意するケースもあります。
 なお、マネージャーの男性は性行為には一切参加することはなく、種付けおじさん的な人や痴漢、犯罪者めいた男達に下衆なお偉いさんといった男達に身を任せています。脂ギッシュな中年男性や気持ち悪い肥満男性などキャラデザの主張が強い男性が多いですが、彼らの顔にはモザイクが掛かっており、彼らの匿名性は確保されているのにヒロインは配信においてタレントとして自身の顔を晒し続けているという対比も状況の残酷さを感じさせます。
 漫画チックな親しみ易さと程好い艶っぽさが同居するタイプの絵柄であって、絵としての適度な濃厚感を保っています。また、落ち着いた色気感からエロシーンにおけるハードな演出に切り替わることでのギャップも魅力と言えるでしょう。

【中出し連発のハードなセックス&お下品アクメ痴態】
 各話のページ数が多いこともあって、エロシーンも十分に長尺。複数のエロシチュを入れ込んだ分割構成となることもありますが、その場合でも個々のシーンに適度な尺はあって、複数ラウンド制の濡れ場を形成しています。
 いずれも合意の上の行為ではありますが、特に序盤ではヒロインの内面の恐怖心や嫌悪感を明確に描いており、にも関わらず演技としては笑顔で下品なエロ台詞を喜々として発さなければいけないという心身の強い齟齬を表現。ヒロインの変容に伴って、愛する男性以外との肉体の強烈な快楽を心から楽しめるようになっていきますが、これも男性の性癖を叶えられる存在になった喜びという側面も強く、“寝取られ”(“寝取らせ”)が成就したとも、していないとも言える独特な状況へと至っていくのも面白い点。
 上述した通り、各エピソードにおいて、醜悪な容姿のおじさんに前穴もアナルもお口の処女も全部奪われて愛する男性の前で悶絶アクメを迎える初セックス、事前交渉が為されているとはいえ、拉致されての車内輪姦&換金夜通し輪姦、痴漢や生セックス乱交、演技抜きで襲われてしまう展開、妊娠後のやはりマネージャーの前で痴態を自ら振りまく枕営業セックス等々、ハードであったりアブノーマルであったりなエロシチュ・プレイを投入し続けます
ExposedIdol4痴態描写においては、演技であったものが本当になってしまうという展開に皮肉さもあり、口汚い男性の言葉攻めを浴びながら好き放題に肉穴を使われる状況で、瞳にハートマークを浮かべながら呂律の回らないハートマーク付きエロ台詞を連呼し、たっぷりの愛液を漏らしていくという、強烈な陶酔感に包まれたヒロインの様子をハードかつ適度にお下品に描き出していきます(←参照 長編第5話より)。
 巨根に押し広げられる秘所をストレートに見せつける構図や子宮口を無遠慮に突きまくる様子や子宮内への射精をアピールする断面図など性器関連の描写・演出は頻度高く用いており、それらの淫猥さも十二分。
 お口をオナホ扱いされてのイラマ射精、パイズリやフェラでのお口ご奉仕からの射精、はたまた秘所を指で穿られて派手な潮吹きアクメを迎える等の前戯パートに一定の描写量を投入していますが、抽挿パートの尺を重視した構成がメインではあり、複数人を相手にすることも多いこともあってヒロインの上下前後の肉穴に次々と中出しが為され、ヒロインが強烈なアクメを連続していくアグレッシブな流れを形成しています。

 愛する人のために自身の意志や肉体を犠牲にする悲惨さがある一方、それ故に愛する人に受け入れられて彼女なりの幸福を掴み・・・という非常に独特なスタンスのストーリーであって、好みが分かれる可能性は高いですが、その独特さ故に話に引き込まれました。
美人アイドルがドスケベ痴態を曝け出すという抜きツールとしての鉄板の魅力があるのも強みでしょう。