WhiteSkinOfSuntannedGirlAndPinkSpotOfChocolateSkinGirl 『アズールレーンコミックアンソロジー』vol.12(一迅社)を読みました。うぱ西先生の描くシリアス&ダイドー、豊満おっぱいの魅力は勿論のこと、シリアスのポンコツ加減で〆るオチに笑いました。ヤマグチ先生のボルチモア&マーブルヘッド&ブレマートンのトリオも賑やかで楽しかったです。レフトハンド先生の鉄血組は今回も斜め上の方に暴走していて、こちらも安定の楽しさでした。

 さて本日は、高岡基文先生の『日焼け少女の白いトコ♥褐色娘のピンクなアソコ♥』(茜新社)のへたレビューです。先生の前々単行本『めちゃシコなでしこ』(ヒット出版社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
キュートでエッチな褐色ガール達とのドタバタなラブエロ模様&ちっこいボディがハードに感じまくりなエロシーンが詰まった作品集となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で計10作。1作当りのページ数は16~22P(平均17P強)と控えめな部類となっています。作劇の存在感は概して弱めですが、その分、エロシーンの満足感が程好く図られた構築が揃っています。

【背徳感もありつつ平和にまとめるハッピー口リータ系】
 元々作劇の引き出しが多い作家さんですが、LOレーベルでは今単行本も含めてハッピー口リータ系の作劇でまとめており、少女性愛の背徳感を喚起しつつも話としての重さや暗さは除いたシナリオワークで揃えています。
WhiteSkinOfSuntannedGirlAndPinkSpotOfChocolateSkinGirl1ヒロインに手を出した実父と担任が彼女を奪い合うものの、その両方を受け入れる女の子であったり(←参照 どっちも大事なパパなので 短編「ぱぱせれくと」より)、姪っ子に手を出した上にしばらくの間彼女の前から逃げていたものの再会したらむしろ彼女の方から関係を求めてきたりと(短編「ごめんなさいと言うまでは」)、不穏な要素があってもヒロイン側のラブ&エロにおける積極性によって罪悪感等の精神的な負荷を下ろす展開にしていると言えるでしょう。
 また、既に性愛関係にある口リっ娘ちゃんとの関係性を描く作品も多く(短編「おんゆあまーきんぐ」「おみやげ夏妹」等)、これらの作品では年下ヒロインに翻弄されたり、はたまた男性側の性欲を恥ずかしがりながらも受け入れたりと、信頼関係の中でドキドキ感を甘受できるように仕上げられています。
捕えられたダークエルフの少女を救出しようとするも、実は子作りが目的であった彼女の用いた怪しい薬のせいで発情し、欲望任せにセックスすることとなる短編「えるふの奸計」はファンタジー作品ですが、背徳感を出しつつもヒロイン側の能動性とその目的の成功によって読み口を軽く柔らかく仕上げていることは他の作品と共通。
 全般的にドタバタラブコメ的な雰囲気を基調としており、ストーリーの存在感は弱いですし、コミカルさはありつつ笑いの要素に重きを置いたスタイルではありませんが、作劇の主張が弱い分、ヒロインの褐色肌というキャラ属性とエロシーンに集中できる作りとも言え、ほのぼのとした印象のポジティブなラストへと穏やかに収束していきます。

【未成熟な華奢ボディと健康的な褐色肌の組み合わせ】
 いずれも小○校高学年クラスの女の子であり、短編「えるふの奸計」には百歳以上のダークエルフガールが登場していますが、彼女も見た目としてはその他のJSガールと同様です。
 日焼け肌もしくは地黒の褐色肌の女の子達で統一されており、その見た目から想像される通りに活発であったりボーイッシュであったりなヒロイン達ですが、そんなヒロイン達が恋愛やセックスにおいてはキュートな女の子としての印象を強めるというのが一種のギャップの魅力として機能しています。
WhiteSkinOfSuntannedGirlAndPinkSpotOfChocolateSkinGirl2単行本タイトルにある通りにヒロインの褐色肌は2タイプがあって、一つはダークエルフガールも含めて全身が褐色肌のタイプ、もう一つは日焼け跡の白い肌との鮮やかなコントラストで魅せる日焼けっ娘のタイプ(←参照 日焼け跡の上からマイクロビキニ!マーベラス! 短編「おんゆあまーきんぐ」より)。なお、人数的には後者の方が主力となっています。
 キュートフェイスにたわわな巨乳をお持ちのトランジスタ・グラマなヒロインも居ますが(短編「あんばらんすがーる」)、メインとなるのはぺたんこ~膨らみかけバストであり、ほんのり骨格が浮き上がって見える肉付きの弱い体幹や華奢な四肢との組み合わせで未成熟感を強めていますし、成人男性の竿役との対比でその小ささや華奢さを強調しています。
 絵柄としてはオールドスクールな印象があって、二次元的な華やかさやあざとい萌えっぽさを期待するのはやや避けるべきですが、漫画チックな親しみ易さでヒロインのキュートネスをお届けする絵柄であって、十分なキャリアに基づく絵柄の安定感も加点材料。ただし、彩色で細やかさを増す表紙絵と中身の絵柄には一定の差を感じることには留意されたし。

【アタックの強い演出で彩るハードな蕩け模様】
 ページ数の都合上、長尺のボリューム感を求めるのは避けるべきですが、導入パートをかなりコンパクトにまとめてエロシーンに移行するため、抜きツールとして十分なボリューム感を有する濡れ場を提供。
 序盤において男女いずれに主導権があるかは作品によって異なるものの、いずれも双方の性行為に対する積極性が高まっていく和姦エロであって、近親エロスや外出先でのセックスといった背徳感を高める要素を持ちつつ、それらの暗さや異常性は排しており、羞恥心などをアクセントとしつつ互いに気持ち良くなる行為として描かれています。
WhiteSkinOfSuntannedGirlAndPinkSpotOfChocolateSkinGirl3 ヒロインのお口ご奉仕やちっぱいズリを含めたパイズリといった女の子側の積極性を重視したプレイに十分な尺を設けることもあれば、小さな褐色肢体の性感帯を丁寧に愛撫してヒロインを感じさせる描写を軸とすることもある前戯パートは(←参照 乳首&クリ同時愛撫で 短編「れでぃふぁ~すと」より)、いずれも十分な描写量を有しています。
前戯パートに射精シーンを投入することもあれば、ヒロインの反応に堪らなくなって挿入に移行することもありますが、抽挿パートではヒロインの華奢ボディをホールドしてガンガン腰を振っていくパワフルな描写を連続。男性の体躯との比較やヒロインの体を持ち上げたり抑え込んだりな様子などで、口リ系ヒロインの肢体の華奢さや軽さを表現しているのもポイントでしょう。
WhiteSkinOfSuntannedGirlAndPinkSpotOfChocolateSkinGirl4 比較的あっさりとした性器関係の描写もあって、結合部見せつけ構図やアップ構図に質的な物足りなさはあるのですが、フィニッシュシーンを含めて抽挿パート終盤では、アヘ顔チックな表情付けやハートマーク付きの淫語搭載エロ絶叫など、ちびっこヒロインがしちゃいけない感じまくりのリアクションを示しており(←参照 短編「ボールガール」より)、演出密度の高さというよりかはシンプルに個々の演出強度の高さで勝負するタイプ。
 アップ描写などで比較的込み入った画面構成になることもあれば、シンプルに直線的なコマを連続させる構成もあるなど、演出密度の緩急が比較的シンプルなこともあって、多少単調に感じることはありますが、終盤ではヒロインの痴態描写を畳みかけた上でアヘ顔だったり仰け反りポージングだったりとアタックの強い演出を伴った中出しフィニッシュへと突入しており、複数ラウンド制の〆に相応しいカ口リーの高さを示しています。

 褐色口リ好きにはもちろんお勧めな1冊ですし、軽い読み口のお話と十分に強いアタックのある痴態描写は(ローボールヒッターの)幅広い層にお勧めできるスタイルと言えるでしょう。
個人的には、キュートな口リビッチ彼女さんの破廉恥衣装アピールにすっかり中てられて・・・な短編「おんゆあまーきんぐ」に愚息がお世話になりました。