CyberInsultQuest TVアニメ版『放課後ていぼう日誌』第3話「マゴチ」を観ました。マゴチ、淡白だけど美味しいですよね。羨ましい。釣り人なら普通は大きな魚を釣りたいというスタンスに対し、大きな魚は嫌いだけど負けず嫌いで・・・という陽渚ちゃんのアンビバレンツな反応が面白いですよね。
陽渚ちゃんに色々教えてあげる夏海ちゃんカワイイですね。八重歯舐めたい。

 さて本日は、由雅なおは先生の『電脳姦淫辱QUEST』(ジーオーティー)のへたレビューです。先生の前単行本『逆襲性裁黒ギャル教師』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
仮想世界と現実世界を行き来しながらの凌辱復讐劇というユニークなストーリーと美少女ヒロインがハードな責めで乱れるエロシーンを備えた1冊となっています。

CyberInsultQuest1 収録作は、人間の脳とVR映像をリンクさせる技術を用いたファンタジー世界のオンラインゲームの開発者である父親を喪った少年は、義理の母親や妹、その友人に酷いイジメを受ける日々を過ごしていたのだが、ある日亡き父親の書斎で見つけたチップにあった管理者権限の技術により、他のプレイヤーの意識乗っ取りやゲーム内でのチート行為が可能となって、それを用いて復讐を果たしていくのだが・・・な長編「愚妹レイプ復讐クエスト」全6話(←参照 妹の体を乗っ取り・・・? 長編第1話より)+描き下ろしフルカラープロローグ(4P)、および読み切り形式の短編3作。
描き下ろしプロローグを除き、1話・作当りのページ数は22~26P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。長編を中心として作劇面に一定の存在感を持たせつつ、エロシーンの量的満足感も強く図られた構築となっています。

【復讐劇から欲望の暴走へと至る黒い全能感】
 長編作は虐げられてきた主人公の復讐劇であり、愛する父親の遺産であるプログラムを用いてバーチャルリアリティ空間で圧倒的な力を振るう、いわゆる“チート展開”の要素を備えています
こういったチート展開は異世界なりVR空間なり現実世界と異なる場で発揮されることが多いですが、本作のユニークな点は、ゲーム空間に存在する他のアカウントを通じて現実空間のプレイヤーに対する意識乗っ取りが可能という設定であり、この能力を活かして主人公が次々と復讐凌辱をゲーム空間でも現実世界でも同時に果たしていくという展開には黒い爽快感を持たせています
CyberInsultQuest2 主人公を苛めていた人物達に種々の問題がある分、勧善懲悪な側面が中盤まではあるのですが、このチート能力を活かしてゲーム世界に君臨した主人公はゲーム内で魔王と呼ばれる存在になって、復讐の対象とは関係なく、討伐に来たプレイヤーのアバターを蹂躙し(←参照 無敵モンスターを作成して凌辱&捕食 長編第5話より)、現実世界でも意識不明にさせるなど、暗い欲望と全能感に飲み込まれており、彼自身が他者からの復讐や憎悪の対象になっていくというアイロニカルな展開となっていきます。
 ストーリーの終盤では事態がかなりのエスカレーションを示しており、一国の総理自らがゲーム内で主人公を討伐しに来たり、国民の大多数がゲームに参加して返り討ち&廃人化したりで、主人公の歪んだハーレム王国がゲーム内でもリアルでも完成するというラストへと事態が悪化し続けます
 “ゲームのサーバーの電源を落とせばよくないか?”などツッコミ所は多々ありますが、ゲーム内での好き放題がリアル国家建設まで行き着く風呂敷の広げ方の思い切りの良さは見事であり、復讐劇としてのドラマ性よりかは“チート”による暗い情念の解放感が勝るストーリーとも言えるでしょう。
 短編集については、黒ギャルさんが言葉の通じないアフリカン男性とのセックスにハマっていく短編「黒×黒の勘違い異文化性交流」のようにコミカルなものもありますが、他の短編2作は登場人物の死が描かれる重苦しさや絶望感のあるタイプの話で、長編と共にビターな読後感を残しています。

【巨乳キャラをメインとしつつ多彩なキャラデザを投入】

 短編群のヒロインも含めて女子校生級の美少女を主力としつつ、その母親クラスの年増美人なども登場しており、多数のプレイヤーが主人公の毒牙にかかる長編作では犯られ要員的なキャラも含めて多数の女性キャラクターが登場。
 ゲーム空間と現実空間を行き来して凌辱を行う長編では、現実世界でのヒロインの姿とゲーム内でのアバターの姿の両方が楽しめる仕様であり、黒ギャルヒロインならダークエルフだったり、巨乳女性はゲーム内でも巨乳の持ち主であったりと共通性を持たせつつ、ファンタジー世界では別種族であったり世界観や職業に合わせた服装であったりと見た目の変化も付けています。なお、脳とリンクする技術の都合上、所謂“ネカマ”が存在しない設定でもあります。
CyberInsultQuest3現実世界の姿もゲーム内の姿も両方凌辱するというのが長編作のギミックとしての特徴ですし、並乳クラスから巨乳クラスまで様々なタイプの女性を支配して従わせるハーレムを構築する上で、ヒロインの容姿の多彩さは魅力となっています(←参照 現実世界でもハーレム構築 長編第6話より)。
女体造形としては、一部に控えめバストの持ち主も居ますが、メインとなるのはむにゅんと柔らかな美巨乳の持ち主であり、十分なマッスのある桃尻と合わせて締まったウェストとのコントラストでその存在感をアピール。なお、股間についてはパイパン仕様で統一しています。
 絵柄としては90年代後半~00年代前半を思い出させる古めの画風であることは間違いないものの、描線の細やかさや程好い修飾性のある絵柄は、作画密度も高く安定感もあるしっかりと完成されたものであって、近似した絵柄が最近のエロ漫画ジャンルで目立たない分、逆に独自性のある魅力を感じる場合もあるかと感じます。

【淫液に濡れるエロボディの存在感とハードなプレイ内容】
 長編も短編も分かり易くエロメインの作品構築であるため、濡れ場のボリューム感は十二分に強く、後述するように一シークエンスをたっぷり魅せるというよりかは複数のシチュエーションを入れ込む構成ではあるのですが、抜き所を複数備えたサービスフルな構築でもあります。
 彼氏持ち黒ギャルさんが同じアパートの住人であるアフリカン男性の巨根にすっかり夢中になって恋人に~な短編「黒×黒の勘違い異文化性交流」は素直な性欲で駆動する和姦エロですが、その他の短編は凌辱系のシチュエーションであったり、ヒロインが奉仕を強要されるシチュエーションであったりが揃っています。
 前述した様に、長編では主人公が別人の意識を乗っ取ることでセックスをさせたり、はたまた他の男性に襲わせたりといった特殊なプレイがあることに加え、ゲーム内での触手凌辱やオナホ化、輪姦といったプレイと現実世界における主人公による凌辱が同時進行となるのが大きな特色であって、ゲーム内では圧倒的な力のモンスターや感度強化、他プレイヤーへの干渉といったチート能力が活かされています。
また、性犯罪被害者の記憶を事件の遺物と際限プレイで辿ることが出来る特殊能力を持つ特別捜査官の少女を描く短編「超能力レイプ捜査官」では、記憶の中の凌辱とプレイとしてのセックスがやはり同時進行しており、複数の状況が並行して描かれることは視覚的な多彩さという長所もありつつ、視点が定まらない読みのリズムの悪さという短所も感じます。
CyberInsultQuest4 ヒロインの抵抗感や恐怖心を表現しつつ、それを強烈な性的快楽で心身ともに蹂躙していくストロングスタイルな描き方であり、主人公を見下していた存在や強力な女性プレイヤーが涙を浮かべながら無様に許しを請うギャップなども強い嗜虐性を引き出してくる要素となっています(←参照 義母&義妹を拘束凌辱母娘丼 長編第4話より)。
 ハートマーク付きの乱れたエロ台詞に描写としてはやや物足りなさはあるものの淫猥な断面図など、各種エロ演出はやや平板ではあり、フィニッシュシーンの盛り上げにも少々の不足は感じるものの、各種淫液でじっとりと濡れる女体や表情の淫猥さを明確な武器として、質的なボリューム感を高めています。

 長編や一部の短編で結構凝った設定を用いており、これが作劇・エロ共に魅力を高めていますが、同時に両面で扱いの難しさもあったのだろうと感じます。
何だかんだで長編作終盤のそこまで突き進むか!?という意外性と、父親の想いを描いて皮肉な様相を示すラストは魅力と感じた長編作が最愛でございます。