HolicForLoveBeyondRace 里見U先生の『八雲さんは餌づけがしたい。』第9巻(スクウェア・エニックス)を読みました。誕生日でもクリスマスでも、大和君のことを考えて白米が進むおかずメインの献立になっているのがらしいところ。ママ活・・・いやらしい響き!!
大和君、確かに“デカそう”ではありますが、それを確認しようとする62話はエロ漫画の導入パートかな!?って思いましたね。

 さて本日は、魂神先生の『異種恋HOLIC』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。初単行本(前単行本)は未レビューですが、これが2冊目の単行本となる作家さんです。
多彩なファンタジーヒロイン達との種族を越えた微笑ましいラブエロ模様&美巨乳ボディが濡れて蕩ける痴態が楽しめる作品集となっています。

HolicForLoveBeyondRace1 収録作は、入ると行方不明になるという噂の路地裏を歩まされた少年は妖しげな美女によって魔女の館へと連れ去られ、彼女に(色々な意味で)美味しく食べられてしまうのだが・・・な連作「路地裏の秘密」正続編(←参照 エッチな魔女さんに精気を吸われちゃうのだ!同連作正編より)、および読み切り形式の短編9作。
なお、短編「ローラとクロの幸せの呪文」については、前単行本に収録の短編「ローラとクロの魔法の薬」の続編となっています。
1話・作当りのページ数は10~18P(平均15P強)と控えめな部類。短編メインということもあって、コンパクトにまとまったシナリオと多少控えめなボリューム感のエロシーンとで構成されています。

【種族を越えたラブ&エロ模様を柔和な雰囲気でお届け】
 設定や登場人物の関係性は作品によって様々ですが、いずれの作品も異種族間のラブ&エロ模様を、ほんのりインモラルな要素を加えることもありつつ、温和な雰囲気で描き出しています
 キュートな美少年がエッチな魔女のお姉さんにエッチなことをされちゃう上記連作や、人間の男性が探し求めていた淡水系人魚さんとの運命の出会い&ラブラブHな短編「ひとりぼっちの人魚姫と」などのように、人間と異種族の関係性を描く作品もありますが、その構図に縛られることなく、ファンタジー世界の住人同士のラブ&エロ模様を様々に描いています。
HolicForLoveBeyondRace2 収録作のおおよそ半数はこの作家さんお得意のおねショタ系であり、前述した魔女さんに食べられちゃうショタ君というインモラル系もあれば、龍神族のお坊ちゃまに仕える母性的なケモ耳お姉ちゃんとの許されぬ恋模様の切なさを表現した純愛ストーリーや(←参照 短編「白露に咲く花」より)、牛族お姉ちゃんの乳搾りを手伝っている内にショタ弟君に性の目覚めが・・・!?な棚ボタラブコメ的なものもあって、おねショタ系でも雰囲気は様々。
また、仲の良い幼馴染同士が、片方の股間に謎キノコのせいで生えてしまった発情ちんちんで更に仲良くなるレズセックスへ突入な短編「珍々まっしゅるーむ」、新人ハンターな女性が美少女形態のアルラウネさんにお花を貰う代わりに触手エッチで精気を吸われちゃう短編「エルマと幻の花」など、女性キャラ同士の性愛模様が描かれる作品もあって、ファンタジー世界の自由度も活かしつつ、多様な性愛関係が提示しています。
 エロシチュとしてインモラル感のある要素を含んでいたり、恋愛ストーリーとしてシリアスな雰囲気が生じることがあったりしますが、いずれも微笑ましいハッピーエンドにまとめており、ラブエロ系としての甘味やハートウォームな印象が保たれた作劇が揃っていると言えるでしょう。

【綺麗なお姉さんタイプの人外ヒロインズ&多様な竿役】
 ヒロインは種族として人間ではないキャラクターが揃っており、正確な年齢層は分からないものの、おねショタ系を中心として綺麗なお姉さんタイプがメインと言えます。
 魂を吸い取る淫靡で妖艶な魔女さん、搾乳の必要のある牛系獣人のお姉ちゃん、巫女でありお世話係でもある狐耳和風お姉さん、美青年な外見ながら実は女性であるクール美女な獣人冒険者、下半身が魚な人魚に下半身が蔦や根であるらしいアルラウネガール等、様々な人外ガールが登場しています。
耳がケモ耳やエルフ耳であったり、獣の尻尾があったりと人外ヒロインらしい要素をキャラデザに必ず織り込んでいますが、その一方で(人に対しての)異形としての特色の主張は全般的に抑え気味であって、読み手としてモンスター娘などの人外系ヒロインにどのような方向性を求めているかで評価は分かれるでしょう。
HolicForLoveBeyondRace3 すらりとした美脚や引き締まったウェストもあって、全体的にしなやかでスレンダーな印象を持たせつつ、バスト&ヒップには柔肉の十二分なマッスを持たせた女体設計で安定しており、控えめサイズの乳首やパイパン仕様の股間といった淫猥さを抑制した体パーツ描写と合わせて、エロくてかつ綺麗な女体に仕上げています(←参照 褐色巨乳パイズリヤッター! 短編「姉しぼり」より)。
なお、竿役については女装も似合うキュートなショタ君であったり、忠犬系執事さんが実は人狼でケモノ形態になったり、生えてきたふたなりち○こや触手などで竿役を務めることになる女性であったりと、それぞれ異なる趣向を揃えたキャラクターを様々に用意しています。
 十分な作画密度で妖艶さであったり、華やかさであったりを打ち出しつつ、アニメ/エロゲー絵柄としてのオーセンティックな親しみ易さのある絵柄はそれ自体に華もあるタイプであり、表紙絵と印象の差異を感じさせることなく単行本を通して統一されています。

【多彩なシチュのファンタジーH&程好いアタックのエロ演出】
 サクサクとエロシーンへと突入させることで濡れ場の割合が十分高い作品構築になっており、前戯・抽挿の両パートに抜き所を設けた複数ラウンド制を標準仕様としていますが、ページ数の関係もあって分量としてはそれ程多くないのは確か。
HolicForLoveBeyondRace4 妖艶美人に搾り取られたり、互いの想いが紡がれる純愛Hであったりと味付けのバリーションのあるおねショタH、清楚で穏やかな占い師の女性とチャラ男系の男性の運命に導かれての初エッチや人魚さんとの野外セックス、マジカルち○こでの発情ラブラブ百合セックス(←参照 短編「珍々まっしゅるーむ」より)、触手百合セックスなどなど、多彩なエロシチュを用意。
 ピュアなショタ君がエッチなお姉さんに圧倒されたり、発情した竿役側が強引に攻め立てたりといった要素がある作品もありますが、前述した様に微笑ましいハッピーエンドに収まることもあって、ラブエロ系としての印象を保ちつつ、強烈な性的快感に流されたり戸惑ったりな様子を煽情性のスパイスとしていると言えるでしょう。
柔らか美巨乳にショタち○こが包み込まれるパイズリや、美人フェイスが肉棒を口にするフェラにまたがり騎乗位など、ヒロイン側の積極性を示した上で射精シーンへと導く流れもあれば、興奮した竿役によるヒロインへの愛撫や密着してのがっつき素股など、竿役側が主導的なシークエンスも存在。
 これらの前戯パートの尺は、あっさりと短めのケースから複数のプレイを入れ込んだ十分な尺のケースまで幅広く、後者の場合には抽挿パートを量的に圧迫しがちではありますが、セックスの快楽と熱に包まれながら更に快感を求めていく高揚感を打ち出した抽挿パートには適度な存在感と濃密さがあります。
 柔肌を濡らす汗や秘所から溢れ出る愛液といった程好い量の液汁描写、美人フェイスの美しさやショタ君の可愛らしさを維持しつつ、それが熱っぽく蕩ける様子、ラブエロ系としての甘味や余裕のなさを感じさせる嬌声など、アタック自体は抑えつつも適度な密度のあるエロ演出で痴態を彩っており、1Pフルを基本とする中出しフィニッシュでヒロインのエロ可愛い痴態を以て〆ています。

 ファンタジー作品としての自由度の高さを活かして多彩なエロ模様をお届けしており、読み口の良さのあるシナリオワークと美人ヒロインのエロさと美しさの両立がある痴態描写などが強い魅力となっています。
個人的には、妖艶な魔女とその使い魔さんに気に入られて優しくたっぷり搾られる連作と、褐色巨乳牛系獣人お姉ちゃんのおっぱいを搾ったり、逆にち○こを搾られたりな短編「姉しぼり」が特にお気に入りでございます。