TimeForCopulation 植芝理一先生の『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』第5巻(講談社)を読みました。ママさんの柔らかおっぱいタッチとかもありつつ、主人公と一ちゃんの青春ラブ模様がママさんと亡き父親の進展を追う様に形成されてきたなぁと感じており、ママさんとの関係に閉じる作品ではないんだなと改めて思いました。でも、ミニスカサンタのママさん、エッチなんだよなぁ・・・。

 さて本日は、ドラチェフ先生の『交尾のお時間』(エンジェル出版)のへたレビューです。前単行本は未レビューですが、これが2冊目の単行本となる作家さんですね。
爆乳&巨尻のグラマラスボディなドスケベヒロイン達がお下品迫力ファックで乱れまくりな作品集となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編10作+フルカラーイラストギャラリー(6P)。1作当りのページ数は20~24P(平均21P弱)と中の下クラスのボリュームで推移。お話的な読み応えはほとんど無いものの、量的にも質的にも強烈な存在感のあるエロシーンを用意した抜きツールとなっています。

【ビッチヒロインor種付けおじさんの欲望パワーで押し切る作劇】
 作劇の方向性としては、肉食ビッチなヒロインが男性を食いまくりなハイテンションセックスを繰り広げていく女性上位なタイプと、種付けおじさん的な男性キャラによってヒロインがドスケベに変容させられてしまうストレートなマチズモが発揮されるタイプとが概ね半々。
TimeForCopulation1 前者に関しては、アパートの大家であるママさんが実は住人達全員の優秀ち○こをエンジョイしていて嫉妬にかられた息子君もやっぱり食べちゃったり(短編「ママはドスケベ大家さん」)、ドスケベ女教師さんが指導と称して教え子達や同僚の男性教師を喰いまくりであったりと(←参照 先ずは見抜きのレッスンだ! 短編「桃子先生の楽しい性教育」より)、ヒロイン側がど直球にその性欲を発揮して、男性を誘惑してセックスを大満喫するという概ねシンプルな作り
 これに対して、後者のタイプの作劇は巫女となった女性を七日間犯し続ける“交尾祭”にヒロインが巻き込まれて次々とファックされたり(短編「種月村のドスケベ交尾祭」)、新婚ほやほやの奥様が旦那の弟に犯されてしまったりと(短編「ナイショのずぽハメ新婚ライフ」)、寝取られや堕ちモノ系の要素を有した凌辱系作品となっています。
凌辱・調教系としての攻撃性や重苦しさは一定程度有しつつ、いい意味で分かり易過ぎる展開・設定であったり、やたらと存在感の強い竿役の言動であったりが一種メタな文法としてのコミカルさを有している上に、ヒロイン側もすっかり快楽に夢中になって自らそれらの関係性の継続を望むようになるため、作劇全体としての重さ・苦さはむしろ少なくなっています。
 どちらのスタイルとしても、ストーリーそのものの面白みや存在感はあまり感じませんが、登場人物の強烈な欲望で突き進んでいく圧倒的な熱量は見事な点であって、抜きツールとしての強度を大きく高めるシナリオワークと総括出来るでしょう。

【特大サイズなバスト&ヒップ&太股のド迫力ボディ】
 女子校生級から30代前半程度の美熟女さんまで幅広い年齢層の女性キャラクターが用意されており、女教師さんや彼女の母親である金髪美人、ママさんやアマレス選手、JK美少女など多彩な設定となっています。
 最初からドスケベ具合MAXなビッチヒロイン達も多数登場していますし、逆に寝取られ展開や快楽堕ち展開によってド淫乱になってしまうヒロインも多くなっていますが、共に半狂乱な痴態を曝け出すことは共通。
なお、ビッチな年上ヒロインに翻弄されたり夢中になったりなショタ系ボーイの場合は可愛げや大人しそうな印象を持つキャラデザインにしていますが、いずれの作風においても竿役に強い存在感があることが多く、こってり脂ギッシュな巨体中年男性、筋骨隆々なヤンキー系男性、キモ顔ショタ、顔はヨボヨボだけど体はムキムキなご老人などなど、キャラデザそのもののインパクトが強め。
また、凌辱系作品においてはエロシーンにおける男性のハイテンションな台詞回しが連打されており、“会っていきなりなんですが 孕めオラァァァッ!!”“平均年齢70歳超えのザーメンくらへっ!!”“そこへ直れいっ!!種付けファックの刑にしたるぞ コラッ!!”(全て原文ママ)等々、粗暴さや理不尽さを明確に感じさせつつ、とにかく勢い重視で無茶苦茶なロジックな言動も強いインパクトを有しています。敢えて名前を出すならば、chin先生の描く種付けおじさんが好きならばグッと来ることでしょう。
TimeForCopulation2 短編「ガチンコファック!火野先輩」に登場するアマレス選手で筋肉ムキムキボディのヒロインや、駄肉感を打ち出す熟女系ヒロインなど、女体造形にはバリエーションを持たせつつ、特大サイズの爆乳&巨尻&丸太めいた太股を組み合わせ、それらを強く主張させるド迫力ボディが勢揃い(←参照 腰が打ち付けられるデカ尻&激しく揺れるデカ乳!! 短編「ナイショのずぽハメ新婚ライフ」より)。
パイパンか陰毛有りかはキャラに依りつつ、大陰唇がぷっくり膨らむドスケベ股間に濡れて淫猥さを増す各種粘膜描写、相応にビックサイズの乳首&乳輪と体パーツ描写の淫猥さも強く、全身これドスケベといった印象を打ち出す女体描写と言えるでしょう。
 絵柄や作画密度には多少の変遷を感じさせつつも、表紙絵の印象との差異は少なく、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさもある絵柄でありつつ、女体描写もセックス描写も下品さを感じさせるほどの強烈な煽情性を以てすることのギャップが魅力と感じます。

【お下品テイストを含ませた過剰性のある痴態描写】
 欲望任せにセックスシーンへと雪崩れ込んでいくこともあってエロシーンの分量は十分に確保されており、複数の男性とのセックスを連続させる中でザッピング的な構成となることもありつつ、とにかく勢いに切れ目が無いので、実用的読書の集中を途切れさせないタイプ。
 上述した様に、ビッチヒロインが次々と男性の相手をしたり誘惑したりで肉食セックスを満喫するエロシチュと、寝取られ要素や快楽堕ち展開を有する凌辱系のシチュエーションに大別されますが、共にヒロインが快楽に夢中になっていく流れを提示しています。
TimeForCopulation3 主導権が男女いずれにあるかはエロシチュの方向性によって明確に分かれつつ、美人&美少女フェイスがち○こに吸い付くひょっとこフェラであったり(←参照 初めて会った彼女のママさんのドスケベバキュームフェラだ! 短編「彼女の金髪ママがスケベ過ぎる件」より)、ベロチューされながらの手コキであったりと、前戯パートの時点からお下品テイストを絡めて強烈な快感が生じている様相を描いています。
 前戯パートにも一定の尺と抜き所を設けつつ、秘所を巨根やロングち○こでどちゅどちゅ突きまくってヒロインを蕩けさせる抽挿パートの量的充実が強く図られており、グラマラスボディの存在感を強く打ち出すと共に、それを巨体の男性が膂力で圧倒したり、小柄な少年キャラが迫力ボディにしがみついて腰を振りまくったりと、構図そのものが大変にパワフル。
TimeForCopulation4これに加えて、アヘ顔を中心とする乱れまくりフェイス、乳首から出る謎体液やムチムチボディを濡らす汗や愛液、前述した竿役達の一方的なトンデモワードの連発と淫語多数搭載のヒロイン側のハイテンションな実況台詞、勢いの強さを感じさせる擬音と、アタックの強い演出を量的な過剰性を以て投入することで、ハードで派手な絵作りが連続されています(←参照 短編「種付けツインズ生ハメ味比べ」より)。
 エロ描写としてのドギツさや下品さ、ヒロインの変容や竿役のキャラデザも含めて美醜のコントラストを意識している分、好みは分かれると思いますが、中出し連発のアグレッシブなエロ展開と演出密度の高さや手数の多さに由来するカ口リーの高さは強い魅力であって、アヘ顔アクメのヒロインに密着中出しなフィニッシュまで突き進んでいます。

 ヒロインのドスケベボディの強い存在感と、ビッチヒロインにしろ種付けおじさんズにしろ、強烈な欲望で押しまくるパワフルさが合わさって、その突き抜けたスタンス故に好みは分かれると思いますが、強力な抜きツールになっています。
個人的には、ドスケベ金髪美人さんとの不倫セックスにすっかり夢中になってビッチな彼女を独占できることになる短編「彼女の金髪ママがスケベ過ぎる件」に愚息が大変お世話になりました。