MamAndDoughterAreBothErotic 藤崎竜先生(原作:田中芳樹氏)の『銀河英雄伝説』第16巻(集英社)を読みました。フレデリカさんの奮闘、ヤンの信頼を示す感謝の言葉も含めて報われて良かったですねぇ。メルカッツ提督の頼もしさはやはり揺るがないのですが、その作戦に見事に嵌まったパトリッケン少将のキャラデザは笑ってしまいましたね。


 さて本日は、シロノマヒロ先生の『この淫娘にしてこの淫母あり』(クロエ出版)の遅延へたレビューです。これが3冊目となる作家さんですが、当ブログでは初めて作品をレビューさせて頂きます。
寝取られや不倫エロの背徳の快楽に乱れてしまう母娘ヒロインの汁だくパワフルファックが詰まった1冊となっています。

MamAndDoughterAreBothErotic1 収録作は、厳格な夫の相手でストレスを溜めていた人妻さんがストレス解消のナンパ待ちでマッサージ師の若い男性に声を掛けられ施術を受けることになるも、娘も男性の双子の弟に声を掛けられていて、母娘は互いに秘密にしながらエロマッサージの虜になってしまうのだが・・・な連作「いけない母娘」前後編(←参照 自分だけでなく母もすっかりマッサージ師とのセックスにハマっていることを知ってしまい!? 同連作後編より)、娘が彼氏として連れてきた男性は口八丁手八丁なチャラ男君であり、彼は娘だけでなくその母親にも手を出して幸福な家庭は・・・な中編「家族の果て」前中後編、および読み切り形式の短編・掌編3作。
なお、掌編「種の無い鉢~狭間~」(6P)は前単行本『妻とられ』(同社刊)に収録されている同名の連作の幕間劇となっています。
 この掌編を除き、1話・作当りのページ数は24~30P(平均27P強)と標準を上回るボリュームで推移。続きモノとして展開としての面白みをある程度有していますが、基本的にはエロシーンの量&質両面での満腹感の強さが訴求因となる作品構築で安定しています。

【読後の印象はマイルドにまとめつつインモラル系の展開】
 中編および連作は単行本タイトル通りに母娘ヒロインを投入しており、二人ともセックス強者の若い男性とのセックスに溺れてしまう展開であることも共通。
 男性が双子であることが終盤でちょっとしたギミックになる連作と、チャラ男君単独で大暴れな中編とでエロシチュとしての趣向には変化を付けつつ、母娘それぞれが男性によって染められてしまい、その事実が母娘の間で認識されて更に強烈な背徳の快楽が・・・というストーリー全体の構築は近似しています。
MamAndDoughterAreBothErotic2夫(父親)である男性が家族をあまり顧みない人物であり、快楽堕ちの段階で話をまとめる中編に対し、母娘が両方とも快楽堕ちしている状況が良き夫で良き父親でもある男性にも露見してしまう連作は、寝取られ的な要素を有しつつ、そこから意外な方向性へと話が進む終盤展開を示しています(←参照 帰宅したら妻と娘が・・・! 中編「家族の果て」後編より)。
 終盤展開の詳細は読者諸氏ご自身で確認して頂くとして、ち○こパワーこそが決定的というスタンスを保ったまま意外にマイルドなオチにまとめてはいるのですが、同時にすっかりセックスの快楽に目覚めた二人に関して安心も出来ないというインモラルさも残した終わりと言えるでしょう。
愛する旦那さんとの夜の生活に満足できていない人妻さんが義父とのセックスに快楽堕ちな短編「愉悦の遺伝子」はオーソドックスな寝取られ系でダーク&インモラルなラストとなる一方、女たらしな男性教師が教え子の母親に手を出すも意外な結末になる短編「氷解」は読後感のポジティブさが特徴的です。
 ヒロイン側の性的な充足や家庭環境の崩壊には重点を置かない構築もあって、話としての重さ・暗さはある程度抑えた作品をメインとしつつ、同時にエロシチュとしてのインモラル感は十分に図った作劇と言えるでしょう。

【バスト&ヒップの主張の強いエロボディなヒロインズ】
 中編および連作は女子校生級の娘さんとその母親のダブルヒロイン制であり、短編2作については(娘が登場するケースも含めて)バツイチママさんや人妻さんの一人ヒロイン制。
 冷淡な夫への不満で不倫セックスに積極的な連作の人妻さんや女たらしの男性教師を積極的に受け入れつつ彼をコントロールしていく短編「氷解」の一枚上手なギャル系バツイチママさんといったタイプも居れば、中編や短編「愉悦の遺伝子」のように旦那への愛情を保ちながらも心の隙や抑圧されていた性欲を男性に付け込まれてしまうタイプの人妻さんも居て、これらは作劇の方向性に合わせた人妻キャラの位置づけとなっています。
娘さんが登場する場合は、人妻ヒロイン以上に素直に快楽に流されるタイプであって、そのことが人妻ヒロインの快楽堕ちを加速させることもあり、ヒロイン同士の関係性が展開に関与するのはダブルヒロイン制としての上手さと言えます。
MamAndDoughterAreBothErotic3 母親ヒロインの方が娘に比して肉付きの良さがより強いという印象はありますが、むにゅんむにゅんと柔らかいバストと柔肉たっぷりのヒップの存在感の強さは共通しており、ぷっくりとした乳輪や存在感の強いもじゃっとした陰毛など体パーツ描写の淫猥さの強さも特徴的(←参照 ママさん快楽堕ちでダブルピース 中編「家族の果て」前編より)。
 なお、男性キャラクターは初老の義父なども含めて筋骨隆々でがっちりした体格の持ち主がメインであって、ヒロインの肉感的な肢体の柔らかさと好対照を形成すると共に、パワフルち○こと併せて分かりやすく男性性を明示する役割を果たしています。
 アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーネスをベースとしつつ、色香のフェロモンむんむん的なエロさを担保した絵柄であって、概ね表紙絵と完全互換で単行本を通して統一されています。

【マッシブな勢いと演出の濃厚感のある背徳系セックス】
 各話に十分なページ数があるため、エロシーンも十二分に長尺であって肉感ボディの存在感の強さとそれをマッシブなピストンで征服するストレートにパワフルな印象が質的な満腹感を高めています。
 カーテン1枚を挟んでの母娘同時エロマッサージ、母娘丼、義父による寝取りセックスや学校でのママさん喰いセックス等々、エロシチュは多彩に用意しつつ、背徳感を感じさせるエロシチュが多く、それらの状況にも関わらずヒロインが激しく乱れてしまうという様相に重点があると言えるでしょう。
 豊満ボディの性感帯をねっとりと愛撫したり、竿&玉を丁寧に舌で愛撫する口淫描写であったりと、一定の尺を設けた前戯パートでは淫液の絡む粘膜描写のエロさを活かした描写を用意しており、射精シーンの投入の有無は作品によって分かれるものの、続く抽挿パートへの行為のエスカレートを明示。
 流されるままに、或いはすっかり発情したヒロインが不義の関係にも関わらず求めてしまって逞しいち○こが挿入されて開始される抽挿パートは、スケベボディの存在感と共にねちっこい水音を立てる秘所を見せつける構図のストレートな淫猥さで濃厚感のある描写を連続させていきます。
MamAndDoughterAreBothErotic4 秘所から溢れ出る淫液や蕩けた顔面を濡らす涙や涎といった液汁描写の豊潤さ、アヘ顔チックなものも含めて蕩けきった表情付け、露骨な結合部見せつけ構図や断面図といったアタックの強いエロ演出と共に(←参照 連作「いけない母娘」前編より)、ピストンしながらのベロチューであったりスパンキングであったりと手数の多さを意識した流れも質的なボリューム感を増す要因。
 やや込み入った画面構成となることはあるものの、大ゴマ~コマぶち抜きでの女体全体の描写と局所アップの小ゴマの連続であったり、平行連続コマでの動き&リアクションの流れの強調であったりと工夫が為された構成であって、大ゴマ~2P見開きの絶頂フィニッシュまで勢いよくエロシーンを突き進ませています。

 一定のどぎつさを感じさせつつも濃厚感のあるエロ描写であって、豊満ボディの美女が強烈な快楽に飲み込まれる官能性を支えるシナリオワーク&エロシーンと言えるでしょう。
個人的には、黒髪美人な母娘がエロマッサージに堕ちてしまう連作「いけない母娘」に愚息がお世話になりました。