SisTime TVアニメ版『アズールレーン』第9話「【希望】暗闇に光が差し込み」を観ました。おっ、アニメ版では主人公達を見守るクールでカッコイイ年上美人かな?とわずかに期待しましたが、そこはやっぱり我らのアークロイヤルさんでした。
久しぶりのユーちゃんローリングからの1話での出会いがちゃんと報われた形で、良かったなぁと思いました。

 さて本日は、森島コン先生の『おねえちゃんたいむ❤』(茜新社)の遅延へたレビューです。先生の前単行本(初単行本)『おねショタでぃっしゅ❤』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
生意気キュートなショタボーイが優しくてエロエロなJKお姉さん達に翻弄されつつ両者蕩けまくりなエロ模様に突入な作品集となっています。

SisTime1 収録作は、反抗期に入った少年をとにかく母性で甘やかすことで愛情を以て更生させるという“反抗期ヌキ”なる習慣が(ごく一部の地方で)存在する世界において、弟君やら幼馴染君やらの反抗期をお姉ちゃん達が優しく包む込む「反抗期ヌキのススメ❤」シリーズ2作(←参照 お姉ちゃんの愛とおっぱいが反抗期な弟君を包む! 同シリーズ第1話より)、および読み切り形式の短編5作。
1話・作当りのページ数は22~26P(平均24P強)と中の上クラスのボリュームで推移。ただし、収録本数の関係上、単行本としての厚みはやや弱いと感じます。ストーリー性そのものは強くないものの、ドキドキ感とラブエロ系の甘味を形成することでエロシーンと合わさって程好い満腹感を生む構築で安定しています。

【ショタ君達のリアクションとそれを引き出すお姉ちゃんの言動】
 いずれの作品もお姉ちゃんリード型のおねショタ作品であり、生意気だったり真面目だったりな少年達が年上お姉ちゃんの愛情やら性欲やらに翻弄されてしまう様子を提供しています。
お姉ちゃんがショタボーイズを“更生”させるシリーズ作や、生意気ボーイがクールドスケベお姉ちゃんに成敗されちゃう短編「おしおきっ!」など、セックスを通じて一種の勝敗や優劣が形成されるシチュエーションもありますが、それもあくまでヒロイン側がショタ君のことを思いやっていたり、良い方向に導くためであったりするため、穏やかで陽性の雰囲気を保つことはいずれの作品にも共通。
SisTime2 生意気だったり反発したりしながらも、なんだかんだで素直で純粋なところもある少年達がエッチで優しいお姉ちゃんに甘える幸福感や色々なことを委ねる安心感、はたまた強烈な快楽で圧倒される一種被虐的な快感などを覚える様子をメインに据えた展開であり(←参照 むっつりスケベ真面目ショタ君がお姉さんの攻勢に混乱中だ!! 短編「金曜日にあいましょう」より)、お姉ちゃん優位とショタ受け身の関係性を一貫させた上で双方の充足感を描いていきます。
 甘やかしラブからエロバトル的な展開、お互いに意地を張りつつも素直になっての近親ラブエロ展開など、関係性は多彩ながら、おねリードのおねショタ系として固定的である分、お姉ちゃん&ショタそれぞれの多彩なキャラ性やリアクションを楽しませることに注力することが出来ています。
エッチも含めた進展において、ショタ君だけでなくお姉ちゃんもその素直な気持ちや欲望を表に出すことが出来た上で、それが相互に認証される流れとなっており、いずれにしても微笑ましくポジティブなまとめ方となっていることで、紆余曲折はありつつもおねショタ系としての幸福感や甘味を読後にも保つラストと感じます。

【ちっこいショタ君達と巨乳柔らかボディのJKお姉ちゃんズ】
 お姉ちゃんヒロインは実姉であったり、偶然出会ったお姉さんであったり、クラスメイトの女の子のお姉さんであったりと設定は様々ですが、いずれも女子校生ヒロインで統一。
ショタ君達に関してはランドセルボーイから男子校生まで年齢設定自体は幅があるのですが、見た目としてはキュートさ重視のショタキャラとしての方向性は統一。
 優しくて真面目で“反抗期ヌキ”にも一生懸命なお姉ちゃん、母性的で優しい幼馴染お姉ちゃん、クールでエッチで圧倒してくるタイプのお姉ちゃん、ボーイッシュだけどその中に異性としての魅力が感じられるお姉ちゃん、見た目が地味系だけど意外な積極性を示してくる痴漢お姉ちゃんなどなど、多彩なお姉ちゃんキャラ達は積極的にエッチなことをしてくれ、かつ少年の存在を受容してくれるタイプのキャラクターとなっています。
 これに対して、素直になれない反抗期ボーイや年上お姉ちゃんを挑発する生意気ボーイ、むっつりスケベな奥手真面目ボーイ、年上に翻弄されちゃう優等生ボーイなどなど、ショタ君達のキャラ属性も多彩であって、ヒロインとの組み合わせでそれぞれのキャラ性とその変化をキュートに描き出しているのもポイント。
SisTime3全般的にエッチに誘惑して行為を押し進めてくるお姉ちゃんと、彼女達に翻弄されつつエッチの快感に夢中になってエロ可愛い悶絶痴態を曝け出すショタとのコントラストを重視しており(←参照 優等生ショタ君の射精痴態だ! 短編「性的えでゅけーしょん❤」より)、ショタに感情移入してお姉ちゃんに圧倒されちゃうM的な幸福感を味わうのも、お姉ちゃんに感情移入してショタ君を蕩けさせちゃうS的な満足感を味わうのも、どちらも楽しめる仕様となっています。
 おっぱいの量感には多少幅があるものの、巨乳&桃尻の柔らかさは小さなボディのショタ君を優しく包み込んでくれるものであって、ストレートな煽情性と共に、年上ヒロインとしての母性や包容力を表現するタイプの女体設計と言えるでしょう。
 年上お姉さんの美しさと可愛らしさ、ショタ君のピュアな可愛らしさそれぞれを抽出する絵柄は二次元的な華やかさと丁寧な描き込みが特色であって、それでいてクドさも感じさせないタイプ。絵柄の統一感は明確に高く、表紙絵とも概ね完全互換と言えるでしょう。

【ショタ君もお姉ちゃんも快楽に夢中な蕩け顔に】
 攻防の変化やプレイ内容の変化などでエロ展開を形成しつつ、十分な尺で提供されるエロシチュはあくまでヒロイン側の主導であって、ヒロインが蕩けることがあってもショタ側が優位を自覚したり攻勢を強めたりするケースはなく、いわゆる“逆転”がないタイプ。
 お姉ちゃん&その友人にたっぷり愛されて搾られちゃう3Pセックス、憧れの先輩に自分の妄想である緊縛プレイを叶えて貰うちょっと被虐的なシチュエーション、真面目ボーイがエッチなお姉さんにされるがままにエロエロ教育されちゃう展開、電車内で長身お姉さんに密着されてエッチなことをされちゃう痴女シチュエーションなどなど、多彩なエロシチュもあくまでお姉ちゃんに翻弄され、リードされるという構図は共通しています。
 前戯パートは比較的長尺であって、ショタ君達の小さ目サイズなちんちんがお姉ちゃん達にお口や指でたっぷり弄られて射精に導かれる流れが軸となっており、このプレイの中で年上女性に与えられる強烈な快感で悶絶しちゃうショタ君達のリアクションが充実。
 勢いよく射精してしまうショタ君に更なるお口プレイ等での刺激を加えたり、即座に挿入に導いて抽挿パートに突入したりと、間髪入れずにショタ君に強烈な性的快感を与え続ける流れは共通しており、抽挿パートでも序盤はヒロイン側の一定の余裕を表現しつつ、夢中になったショタ君ががむしゃらに腰を振ったり、ヒロインの煽りに乗せられたりしつつ、主導権は明確にお姉ちゃん側。
SisTime4とは言え、ヒロイン側が一方的に搾り取る的な被虐性の強さは特に抽挿パートでは少なく、ショタ君達に対する愛情等もあって、頑張るショタ君達のピストンにメロメロに蕩けちゃうお姉ちゃんの痴態を特に終盤を中心に用意して(←参照 ボーイッシュお姉ちゃんが蕩けメス顔に! 短編「あねいろどりーむ」より)、双方が快楽に飲み込まれるセックスの熱量を表現しています。
 トロトロに蕩けた表情付け、乱れた描き文字で表現される男女双方の乱れた嬌声、程好い汁気感、輪郭のくっきりした個性的なフォントの擬音の散りばめ、男女の体躯のコントラストなど、エロ演出の十分な密度やおねショタとしての一挙両得感を意識したエロ描写を連続させた上で、エロ可愛く蕩けきった表情でショタ射精を受け止めるヒロインの痴態を1Pフルの大ボリュームで提供して〆としています。

 生意気キュートなショタ君とエッチで優しいお姉ちゃんの両方の痴態を楽しめるおねショタ作品であって、エロバトル的なものを含めて双方の感情に分かり易さがあることも微笑ましさに貢献する要因と感じます。
個人的には、反抗期な男の子がお姉ちゃんの母性に包み込まれる「反抗期ヌキのススメ❤」第2作と日焼け肌ショートヘアなボーイッシュお姉ちゃんの女性としての魅力に心奪われて・・・な短編「あねいろどりーむ」が特にお気に入りでございます。