ChocoLove 今更ですが、鮫島円人先生の『蓬莱トリビュート 中国怪奇幻想選』(リイド社)を読みました。中華ファンタジーというか、お伽噺のようなタイプの作品ですが、悲恋モノあり、ハートウォーム系あり、幸運な話も不運な話もありと、国に依ることの無い人間の想像力の豊かさを味わえる短編集でございます。
お狐ヒロインも含めて、登場する女性キャラクターが可愛いのも推しポイントですね。

  さて本日は、廃狼先生の初単行本『CHOCO×LOVE』(ジーオーティー)のへたレビューです。帯に踊る“褐色極上”“エロ肌ショコラティエ”の文言に褐色スキーとしては嬉しくなってしまいますね。
褐色巨乳&褐色尻のナイスバディをお持ちな多彩なヒロインとのほのぼのコメディ&蕩けるHが詰まった作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は20~26P(平均22P)と標準的なボリュームで推移しています。短編集ということもあってコンパクトな作劇であり、読み応えはあまり感じませんが、平和な読み口の中で十分なボリューム感のあるエロシーンを楽しめます。

【オーソドックスなエロ漫画的棚ボタ展開を多彩に投入】
  作劇の方向性としてはラブコメ・エロコメ系であり、スタンダードな棚ボタ展開なども含めてオーソドックスな作りという印象。
ChocoLove1エッチなアイドル業をしている教え子ちゃんと隠れファンな男性教師がラブラブな関係になったり(←参照 憧れのあおいちゃんが! 短編「推しえごいじょう。」より)、ミスで落ち込む主人公をチアガールな後輩が色々と応援してくれたり(短編「フレフレチアフル」)、祭りの会場でなんだかいい雰囲気になったりと(短編「夏恋ハナビ」)、ラブコメ系では王道的で分かり易い展開を用意。
また、恋愛ストーリーとしての要素があまり無いタイプの作品でも、セックスで未来を占う不思議で優秀な占い師さんとの出会いや(短編「せいこうふぉーちゅん」)、彼女持ちの主人公がエッチなキャンペーンガールさんに流されるままにエッチすることになる等(短編「かんかん日和」)、こちらもエロ的に美味しい状況が転がり込んでくるウハウハ感があります。
  後述する様に多彩なヒロインが登場する分、話のシチュエーションは多彩ですし、作劇の方向性として分かり易さがはっきりしている分、読み口の良さや安定感につながっているのは美点と言えるでしょう。
一方で、シナリオワークとして展開にしても描写にしてもこれといったフックが無く、話としての平板さや印象の薄さは相応に目立ち、かつ単行本として作品を連続で読んでいくとその難点が強く印象に残るのは減点材料ではあります。
 もっとも、話としての動きの無さが平和でほのぼのとした雰囲気につながっているとも言え、そのまま適度な甘味のあるハッピーエンドでまとめるのが主流となっています。

【多彩な設定の褐色肌ヒロインが勢揃い】
  女子校生クラスから女子大生クラス、20代半ば程度と思しき層まである程度の幅がある年齢層となっており、華やかな美少女キャラから落ち着いた色気感のあるお姉さんタイプまで描き分けもある程度為されています。
  いずれも褐色肌の持ち主であることは共通しつつ(ヤッター!)、上述した様にヒロインの設定の多彩さが特徴で、奔放な黒ギャル系や日焼け止めのキャンペーンガールな肉食系水着お姉さん、アイドルコンビに外国人の人妻さんや留学生、妖艶さもある占い師さんに狐神様であるケモ耳お姉さんなどなど、様々なタイプが登場しています。
また、設定の多彩さもあって、エッチなビキニに競泳水着、法被&褌にアラビアンな占い師衣装、チアコスや制服に巫女服っぽい装束などなど、着衣面も様々ですし、褐色肌についても全身褐色を主としつつ日焼け跡があるタイプも2名程登場しています。
ChocoLove2  乳首小さ目&乳輪大き目なもっちり巨乳や丸みの強い安産型ヒップが健康的な肉付きの体幹と組み合わされたボディデザインが揃っており、乳尻の明瞭な存在感はシンプルに実用性の向上に直結(←参照 狐耳美人さんのもっちり巨乳に挟まれる御利益! 短編「神様働いてください」より)。また、初出時期によって幅はある印象ながら、褐色肌の適度なテカリ感は好事家諸氏(管理人含む)にとっては嬉しいポイントと言えます。
絵柄の性質もあってか、粘膜描写を中心とした体パーツ描写のエロティックさはどちらかと言えば抑え目。男女を問わず性器関連の描写には多少のラフさを感じないでもありません。
 初単行本ということもあって描線の濃淡には初出時期によって幅を感じさせつつ、絵柄そのものには統一感があって表紙絵とも完全互換となっています。また、手間のかかる褐色肌の表現を丁寧にしているのも大変交換を持てる点。一方で、作劇の印象もあって絵としても抑揚を欠く印象はあって、欠点こそ感じませんが、強いアピールポイントを感じにくいと個人的には思いました。

【バスト&ヒップの存在感を軸に褐色豊満ボディのエロさをお届け】
 分かり易い展開からサクサクとエロシーンに誘導しており、十分な尺のあるエロシーンは中出し連発を含むサービスフルな複数ラウンド制。
ChocoLove3  ラブラブHも含めていずれも和姦エロでまとめつつ、キャラの多彩さに応じてエロシチュも様々に用意されており、隠れながらの羞恥シチュやアイドルなお姉さんコンビとのおねショタ3P、チアな後輩ちゃんに応援されながらのエッチに(←参照 頑張れ❤頑張れ❤ 短編「フレフレチアフル」より)、肉食系女子に誘惑されてのエッチ、人妻さんとの浮気セックスなどなどが描かれています。
 豊満褐色バストに包み込まれるパイズリや、反応を窺いながらのフェラ、おねショタでの授乳手コキに褐色尻に顔を埋めながらのシックスナイン等々、多彩なご奉仕プレイを用意する前戯パートは、一部を除いて射精シーンを標準搭載。尺に関しては短めのケースから長めに設けるケースまで様々です。
  抽挿パートに移行後は、ヒロインの肉感的な女体の存在感で魅せつつ、演出的には全般的に抑え目であり、熱っぽい表情と余裕のない嬌声で痴態を表現。マイルドである故にクドさを排して訴求層を広げる長所でもあるのですが、やはり緩急を欠いてここぞの盛り上がりが図りにくいタイプとも感じます。
ChocoLove4一方で、バスト&ヒップの存在感を前面に出す中~大ゴマの威力は十分であって、黒饅頭尻をアピールするバックショットや(←参照 褌ずらし褐色デカ尻!マーベラス! 短編「夏恋ハナビ」より)、重たげに揺れたり変形したりな巨乳の描写を楽しめます。特に尻の迫力のある描写は特筆すべき美点と評したいところ。
  射精シーンを含めて液汁描写には物足りなさがあり、また結合部見せつけ構図等において粘膜描写の淡白さは相応の欠点という印象はありますが、蕩けて涙目になった表情とビクビク震える豊満ボディをお届けな中出しフィニッシュで〆としています。

  多彩な褐色ヒロインのエロシーンを楽しめる作品集であり、褐色肉感ボディの描写には大変満足しました。作劇・エロ共にもう少し思い切った要素が欲しいとは個人的に思うのですが、とは言え、そこらを手堅くまとめる分、褐色属性の魅力に浸れているとも感じます。
個人的には、法被&締め込み姿の褐色留学生さんとのアナル&前穴中出し連発ラブラブHな短編「夏恋ハナビ」と、狐耳な神様美人の豊満バスト&ヒップを堪能できる短編「神様働いてください」が特にお気に入りでございます。