DayHeGrabsHerWeekness TVアニメ版『まちカドまぞく』第11話「夢ドリーム再び!!桃色防衛線を突破せよ」を観ました。家族のために桃ちゃんに“対峙”するシャミ子の姿、本当に立派になって・・・とちょっと感激しました。本当にいい子ですねぇ。
それぞれの家族の秘密が明らかになった回でしたが、皆幸せになって欲しいものです。


 さて本日は、山下クロヲ先生の『J○姪っ子の弱味を握った日』(ヒット出版社)のへたレビューです。約6年ぶりの商業単行本となりますが、その前単行本『甘いちゅーぼー』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
日常エロコメからSFやファンタジーまで多彩な作劇の中で未成熟ボディな美少女さんがハード&キュートに蕩ける様子をお届けな作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計7作。1作当りのページ数は24~31P(平均25P強)と中の上クラスのボリュームで推移。短編集ということもあって、コンパクトな構築ではあり、作劇の存在感の軽重にも作品によって幅は有りますが、エロシーンの量的満足感は共通して強く図られています。

【設定の楽しさや感情の引き出し方の巧さがある多彩な作劇】
  元々作劇の引き出しの多い作家さんであり、エロコメやちょっとシリアスな要素を含む日常劇もあれば、異世界ヒロインが登場のローファンタジーやゾンビ・パンデミック後の世界を描くSF系、外国で根深い迷信に苦しむ少女との出会い等々、今回も作劇の方向性は多彩。
短編「ほんとうにやさしい」「J○姪っ子の弱みを握った日」では、生意気メスガキヒロインが大人の男性を翻弄したり、見捨てたりとそれなりに横暴を働いた結果、寝取られックスやらキメセク輪姦やらの酷い目に遭ってしまう展開ですが、事態がそれ以上に悪化することはなく、ハッピーエンドやおとぼけオチにまとまるため、読後感は基本的に良好です。
また、何処かで見たことあるようなJCガールがイメージビデオに出場してお気楽&なし崩し的に本番Hへ突入したり(短編「天沢さんはIVアイドル」)、お人好し過ぎるママさんのせいで痴漢さんと母娘丼3Pセックスをすることになってしまったりと(短編「美々山母娘」)、あっけらかんとした雰囲気のエロコメ系も主力となっています。
DayHeGrabsHerWeekness1  これに対し、特殊な体臭のせいかゾンビに仲間と認識されたためにゾンビ・パンデミックの世界で生き残り、かつてのいじめっ子を含めたハーレムを作り出しつつも、裏切りを知った彼の中の孤独や悲哀を描き出していく短編「ぞんぞんびより」(←参照 うが~とかしか言わなくなった同級生たち 同短編より)、褐色エルフギャルちゃんとのサービスフルな割り切りセックスをエンジョイな短編「異世界援助交際」など、漫画チックな楽しさや設定の面白さがある作品にも存在感があります。
  同人誌初出の3作品を中心に、話そのものの読み応えには強さを感じさせないことが多いものの、短編「ほんとうにやさしい」における少女の気付きや、短編「ぞんぞんびより」における主人公の悲しい狂気など、登場人物の心の動きをふと印象的に魅せる描き方に味わいがあるのはこの作家さんらしい点と感じます。

【多彩なキャラデザインの思春期入りたてガールズ】
  短編「美々山母娘」の母娘ヒロインの美熟女ママさんや短編「ぞんぞんびより」のゾンビJK軍団、短編「異世界援助交際」に登場の年齢不詳な褐色エルフギャルなどを例外としつつ、JS~JC級の思春期入りたてガールがヒロイン陣のメイン。
  大人を舐めていたり、翻弄したりな小悪魔系ガールに家計のために頑張るちょい流され系の娘さん、病に関する迷信から現地では差別をされている外国人女児、性に奔放なギャルエルフ、日曜日の朝に見たことがあるような無いような人気モデルIV女優ガール、もはや言葉を喋れず主人公の精液を糧としているゾンビJK軍団など、作劇の方向性に合わせてヒロインの設定やキャラデザインも多彩です。
  なお、男性キャラクターのキャラデザインも多彩ですが、作中で重要な役割を担う場合でも顔、特に目の表情が描かれないことが多く、丁寧に描き込まれた美少女の造形と対照的。
DayHeGrabsHerWeekness2  適度にくずれただらしな豊満ボディのママさんや、健康的な肉感にたっぷりバストな元・いじめっ子ゾンビガールズなど例外もありつつ、ほんのり膨らみかけ~発展途上な貧乳でスベスベ仕様のプ二股間、適度なボリューム感があることも多いヒップを組み合わせた未成熟ボディがメインとなっています(←参照 色々とアブナイ!だ!! 短編「天沢さんはIVアイドル」より)。
膨らみかけの尖りおっぱいや後述する柔軟なアナル、パイパン仕様の秘所などの描き込みは丁寧で、また肌の表現でグレースケールを多用して艶めかしさや一定の重さを出しており、全般的にリアル指向で体パーツのエロさを打ち出す印象。
  この女体表現に加えて、各種衣装や背景など、描き込み密度は常に高く、漫画チックな可愛らしさと淫猥さが同居する独特の絵柄は、表紙絵と完全互換で概ね安定しています。

【局所アップ描写の淫猥さとエロ可愛くハードな痴態描写】
  エロシーンの分割構成が為されてシチュエーション・チェンジというケースも時々ありますが、それも含めてエロ描写の総量は十分に多く、抜きツールとしての満腹感は強め。
 ヒロインが脅迫されておじさんちんぽで寝取られ風味であったり、ウリをしている女の子が悪い男達に捕まってキメセクさせられたり、はたまた感謝している男性への素直な愛情表現のラブラブHや、ヒロインがお気楽に気持ち良いセックスをエンジョイするセックス、はたまた自我があやふやなゾンビさんを好き放題なハーレムHなど、エロシチュは様々。
DayHeGrabsHerWeekness3  濡れ場を通してヒロインの肌や各種体パーツのエロティックさを強い武器とするスタイルですが、前戯パートを中心としてホカホカアナルの描写にはかなりの注力を示しており、それを押し広げたり見せ付けたり、男性が舐めたりいじったりしますし(←参照 褐色エルフの黒饅頭尻アナルだ!! 短編「異世界援助交際」より)、抽挿パートでも前穴に挿入しながらのアナル弄りやアナルセックスが充実。
  十分な尺を有する抽挿パートにおいては、小さ目ボディが強烈な感覚でビクビク反応してしまう様子に背徳感を持たせており、ストレートな結合部見せつけ構図を丹念に連続させると共に華奢ボディ全体の存在感を持たせた描写を組み合わせ、ページ内の情報量が多い画面構成を保っています。
DayHeGrabsHerWeekness4  表情付けについては漫画チックにハードであったり過激であったりな演出は抑えて、涙や涎を零したり、ふにゃっと乱れたりで元の表情の可愛さを活かしつつ、台詞表現などでは手書きフォントの乱れ具合や語感の強さなどで、ヒロイン達の強烈な快感を表現しており(←参照 短編「ポポロイス」より)、量的・質的なバランスの良さが演出面での身上。
  ひだひだに包まれた竿の中を駆け登って精液が発射される断面図、ぐぼぐぼとパワフルに出し入れがされる結合部のアップ描写、ぽっかりアナルから中出し精液が零れだしたり、噴出したりな描写など、射精描写を含めて性器・アナル関連の描写のストレートなエロさを充実させた複数ラウンド制に仕上げています

  多彩なシナリオワークとそれに合わせての多彩なキャラ・エロシチュが揃った作品集であり、基本的に読後感の良さがあるために、バラエティ豊かな作品を素直に楽しんでいけるタイプと言えるでしょう。
個人的には、ウガウガ言ってるゾンビJK軍団が可愛いくもビターなラストの短編「ぞんぞんびより」と、褐色エルフギャルとのお口・前穴・アナルのフルサービスな短編「異世界援助交際」が特にお気に入りでございます。