FallenValkiries 拙著のファンタジー小説『ダークエルフ王国見聞録』シリーズ(リンク)ですが、前回の第40話がピクシブの週間ランキングで10位になりました。ヤッター!読んでくれた方、ありがとうございます。
昨日に最新第41話(40話のつづき)をアップしましたので、こちらも是非よろしくお願いします。

  さて本日は、歌麿先生の『孕み堕つ戦乙女』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。先生の前単行本『マゾ痴女びっち』(コアマガジン)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
豊満巨乳ボディのファンタジーヒロイン達がハードなプレイ満載の凌辱で狂乱の痴態を曝け出す作品集となっています。

FallenValkiries1  収録作は、高慢で冷徹な性格のために他の幹部の反感を買い、反逆者の汚名を着せられた上で魔力を封じられた冷血の魔女・ヒルデガルトは残酷な地下闘技場へと落され衆目の中で獣人コンビに凌辱されることに・・・な短編「凌辱闘技場」(←参照 無様な姿を晒すことになる高慢魔女 同短編より)+描き下ろし後日談(5P)、および読み切り形式の短編10作。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は10~20P(平均17P弱)と控えめな部類。設定が全てというタイプの作品構築でストーリー面での存在感は乏しいものの、その分ハードな凌辱エロとしての満腹感は強く図られた作品が揃っています。

【ヒロイン側の恐怖や屈辱を引き出すファンタジー凌辱展開】
  自称“カリスマ便女”なヒロインが見知らぬ男達に進んで股を開いてレッツエンジョイセックスな短編「お嬢様欲求」を例外として、キルタイム系の十八番である戦闘ヒロイン凌辱が揃った作品集。
FallenValkiries2  凌辱側の意図やヒロインとの関係性が明瞭に示されるか否かという点で作劇の方向性は大別され、一つは触手モンスターであったり宇宙人であったりゾンビであったりと、意思疎通が不可能な存在に好き放題にされてしまうタイプの凌辱展開であって、何をされるか分からないことや苗床等として人ならざる存在に取り込まれることが恐怖心や絶望感を喚起するタイプ(←参照 ゾンビ達が褐色巨乳戦士を襲う理由とは!? 短編「死霊の乱姦」より)。
もう一つのスタイルは、横暴で非道を為したヒロインに対する復讐であったり、悪人が正義のヒロインを恥辱に染めたりといった、性欲にプラスして凌辱側の黒い感情が明瞭に描かれるタイプの展開。
ヒロイン側の行為自体に問題がある因果応報的な設定も多いですが(短編「凌辱闘技場」など)、守るべき民に王妃と姫が凌辱されることになったり(短編「輪姦崩壊国家」)、過酷な試練によって人々の憎悪を凌辱という形で叩き込まれることになったりと(短編「天辱の毒」)、ヒロインの精神に対する過酷な状況が描かれることもあって、ダークな雰囲気に一定の重さを付与しています。
  いずれにしてもファンタジー系を中心として設定そのものを軸とした作品構築であって、展開としての面白みという点では物足りなさはありつつ、エロシチュの方向性の明確化やハードなエロ描写をスムーズに連続させていく構成には安定感があります。
ヒロイン逆転エンドや意外な結末を迎えるラストもありますが、メインとなるのは凶悪な快楽の虜となって完堕ちした状態のヒロインを描いたり、更なる快楽地獄が続くことを示唆したりなバットエンド系となっています。

【豊満肉感ボディの戦闘ヒロインズ】
  ファンタジー世界が舞台だったり、実年齢が数百歳という不死の魔女という設定であったりするため(短編「凌辱魔女裁判」)、一般的な年齢層のカテゴライズは難しいケースもありますが、女子校生級の美少女さんから30代後半クラスの美熟女さんまで幅広く登場。
  悪の女幹部、引退してママさんになった変身ヒロイン、柔道ガールにストリートファイター、悪魔の軍勢を打ち払う天使にアフリカン褐色美少女戦士などなど、闘うヒロインがメインであり、怪物に負けてしまったり、卑怯な策略に絡め取られたりで一敗地に塗れることとなります。
なお、普通?の人間が竿役での輪姦エロも多いですが、触手モンスターや牛頭馬頭めいた獣人、ゾンビやエイリアン、多腕を有する怪人などなど、異種姦的な様相を呈する竿役も色々と登場しています。
FallenValkiries3 一定の駄肉感でだらしなさも感じさせる熟女ボディと、若々しさのある美少女ボディでは顔の造形も含めて印象の差異を設けていますが、ムチムチとした柔らかい弾力感の強い豊満ボディであることは共通しており、バスト&ヒップ&太股の存在感がストレートに前面に出るタイプ(←参照 ムチムチボディな女忍者が触手に全身を!? 短編「エイリアンズペット」より)。
この重量感のあるムチムチなボディデザインに加え、大き目乳輪や程好い濃さで茂る陰毛描写、肉厚な陰唇の描写等、体パーツ描写にも強い淫猥さがあって女体そのもののエロさが実用性の明確な基盤となっています。
  オーセンティックなアニメ/エロゲー絵柄は幅広い層にとってキャッチーなタイプであり、表紙絵と完全互換で安定しています。

【ハードなプレイ内容にアグレッシブなエロ演出の組み合わせ】
  ページ数の関係上、分量としてはあまり多いとは言えない水準ではありますが、エロへと雪崩れ込み易い各種設定からサクサクと濡れ場に突入しており、豊満ボディの存在感やエロ演出のアタックの強さもあって質的な満腹感は十分に強い抜きツールになっています。
  前述した通りにいずれも凌辱エロであり、輪姦やら苗床化触手凌辱やら、コスプレさせてのエロダンス奉仕やら異種姦やらとハードで攻撃的なエロシチュが多く、ヒロイン側の恐怖や抵抗感、嫌悪などを一貫させつつ、それが腕力や強烈な快感によって捻じ伏せられる状況を描き出していきます。
  触手によるニプルファックから、肛門からお口までの貫通、首絞めセックスや執拗な腋責め、大量射精による疑似ボテ腹化や苗床化凌辱での出産など、プレイ内容も過激なものが多く、これらの行為に悶絶しながら心身を好き放題に蹂躙されるというヒロイン側にとっての破滅的な状況を形成。
FallenValkiries4 ヒロインの豊満ボディを好き勝手に嬲ったり奉仕プレイを強要させたりな前戯パートを投入しつつ、どちらかと言えば短めにまとめて抽挿パートを量的に充実させる傾向であり、秘所だけでなく、アナルやお口、巨乳の谷間などが巨根や触手に責められ、大量の白濁液が注ぎ込まれる様子を連続していきます(←参照 姫騎士にズタ袋をかぶせて輪姦 短編「輪姦崩壊国家」より)。
白目を剥くアヘ顔や茫然自失の表情、ややクドさはありつつ狂乱状態を物語る長尺なヒロインの実況台詞、大量の射精を含めた液汁描写の多さに、目いっぱい押し広げられる秘所やアナルを露骨に見せつける構図など、演出・構図面でのアタックの強さがありますし、これらの描写をぎっちり詰め込んだ画面構成となっているのも特色。
  肉穴にガンガン白濁液を連射していくドライブ感の強いエロ展開となっており、演出・プレイ内容の過激さもあってむしろこの程度の尺がバランスが良いと感じる仕様とも言え、フィニッシュは各種演出の最高潮と共に1Pフル~2P見開きの大ボリュームで内に外に白濁液を浴びながら悶絶アクメを迎えるヒロインの姿を描いて〆ています。

  ファンタジー凌辱エロとしてのオーソドックスな構成を採りつつ、エロシチュやプレイ内容のアブノーマル感・過激性などを特色とする作品が揃っていると言えるでしょう。
個人的には、悪逆な不死の魔女が終に拘束され、彼女に対する恨みを持つ囚人たちの慰み者にされてしまう短編「凌辱魔女裁判」に愚息がお世話になりました。