DiaryOfFirstEjaculatioByEroticSis 石塚千尋先生の『ふらいんぐうぃっち』第8巻(講談社)を読みました。真琴ちゃんの魔女としての属性が明らかになるのですが、ほんわかした性格もあって意外な属性でしたね。解説を聞くと、なるほどと思いましたが。あと、今回の茜お姉ちゃん、髪を縛ってポニテにしている姿がめがっさセクシー&キュートで大変に眼福でございました!!

 さて本日は、シン・普禅先生の『ドスケベお姉さん精通日記』(ティーアイネット)のへたレビューです。先生の前単行本『ショタ喰い❤お姉ちゃん女子寮』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ドスケベお姉さんに童貞ピュアボーイズが翻弄され、彼女達とのセックスに夢中にされてしまうエロシチュエーションが揃った作品集となっています。

DiaryOfFirstEjaculatioByEroticSis1 収録作は、朝の電車でいつも一緒になる美人のお姉さんからエッチな写真をスマホで送られた少年は彼女のことがより気になり、電車の中でエッチなことをしたりされたりな関係になる内にすっかり夢中になってしまい彼女とのセックスを望むようになるのだが・・・な中編「精通快速!トレイン」全3話(←参照 股間を押しつけてしまう少年に生おっぱいでお出迎えだ!! 同中編第1話より)、久しぶりに再会した田舎のお姉ちゃんはすっかり肉感ボディに成長しており、彼女の体に少年は反応してしまい・・・な短編「真夏の雪」+描き下ろしおまけ漫画(2P)、および読み切り形式の短編3作。
描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数は24~32P(平均30P弱)と平均を優に上回るボリュームで推移。じっくりと展開を魅せていく中編とコンパクトな構築の短編で読み応えには差もありますが、全般的にエロメインの抜きツールとしての構築で安定していると言えるでしょう。

【ピュアボーイがエッチなお姉さんとセックスの快楽に翻弄される倒錯性】
  無職になってしまったおじさんと彼が助けた何やら怪しげな背景のある行き倒れガールのラブコメディな短編「拾得物:魔法少女」を除き、性的に無垢なショタボーイに対してエロエロなお姉さんが明確に主導権を握るおねショタ作品で統一されています。
  通勤電車の中で綺麗なお姉さんとのエッチな行為を重ねていく中編作は、彼女に性的に開発されていくという倒錯性を基調とすると共に、主人公以外の少年を登場させることで対比的に彼がお姉さんから優遇された“特別な存在”であることを示したり、性行為時の喘ぎ声などを除いてお姉さんに台詞を用意しないことで、彼女の理解不能性や少年に対する超越性を維持させたりといった細やかな部分での巧さが光ります。
DiaryOfFirstEjaculatioByEroticSis2よりストレートに、少年に性的に興味津々なお姉ちゃんがショタを襲って初めての性的快感で悶絶させる短編群も含め、性的な面で圧倒的な存在に好き放題にされ、また受容されるという(男性にとっての)被虐的な倒錯性が共通しており(←参照 お姉さんとの初めてエッチで圧倒される少年 中編「精通快速!トレイン」第2話より)、女性側の視点からは無垢な少年を魅了する支配的な喜びと性的な充足感が魅力と言えるでしょう。
中編でヒロイン側に台詞を用意せずに、倒錯的な行為に耽溺していく少年側の欲望やピュアなリアクションにフォーカスしている様に、少年側の性的なものへの反応という面を描いていく作劇であって、その反応を引き出していくヒロイン側の優位性・主導性が一貫していることも作劇上の特色。
  謎めいたお姉さんの内面を一瞬だけ示しつつあくまで理解不能な超越者として一貫させた中編は多少例外的ですが、倒錯性はありつつもお姉ちゃん達の少年への好意をベースとした作劇である分、被虐的な様相が強まることはなく、ほのぼのとしたラストでまとまっています。

【エッチな眼鏡美人お姉さん達とピュアな童貞ショタボーイズ】
  ハイティーン級から20代半ば程度の年齢層と思われるヒロイン陣であり、短編「拾得物:魔法少女」に登場する女の子を除いて、いずれも主人公の少年よりも年上の女性。
 クール&ミステリアスなOL痴女お姉さん、激しく人見知りでオドオド系根暗女子で正体はおそらくサキュバスと思われるお姉さん、家庭教師をしてくれる天才少年が実は初心なことに気付いて攻勢をかける自堕落お馬鹿お姉さんに“少年”呼びをしてくれる明るく元気なお姉さんと、多彩なお姉さんキャラを登場させており、いずれもショタ喰いが大好きなエロエロお姉さんとなっています。
エッチなお姉さんに対して、ショタ少年達は単行本タイトル通りに精通前の童貞ボーイズ達であり、お姉さんとのエッチの中で初めての射精に導かれています。ショタキャラ的なキュートネスも相応にあるデザインであって、そんな少年達が強烈な快楽に戸惑ったり茫然としたりしつつも快楽に蕩けて無我夢中になる様子の描写にも注力している印象があります。
  なお、計5名のヒロイン中3名が眼鏡キャラであり、中編作の一人ヒロインであるOLさんが眼鏡美人ということもあって、眼鏡女性の存在感が強いことも特色。
DiaryOfFirstEjaculatioByEroticSis3 主人公の少年より身長の高いお姉さんヒロイン達は、むにゅんと柔らかな巨乳にもっちりとボリューミィな安産型ヒップ、健康的な肉付きの太股を備えた肉感ボディの持ち主であり(←参照 眼鏡巨乳パイズリで初射精!贅沢! 短編「真夏の雪」より)、艶っぽいリップや丁寧に描き込まれた粘膜描写などの淫猥さも含めて、地味系であったり清楚感があったりなキャラデザと適度なギャップを有するエロボディに仕上げています。
  初出が約5年前という短編「拾得物:魔法少女」は現在よりも描線が太く、またキャラデザインにも差異を感じますが、その他の作品については多少の変遷は感じられながらも表紙絵と同系統の絵柄で一貫。絵柄全体としては密度を詰め過ぎずあっさりとした印象で健康的な色気感があるタイプですが、細部の描き込みは非常に丁寧で女性の美しさやエロ描写の煽情性の強化につながっています。

【ねっとり口淫描写とがむしゃらピストンのおねショタセックス】
  ページ数の多さもあってエロシーンは十分な長尺であり、おねショタ系ではお姉さんにリードされつつ未知の強烈な快楽に染め上げられていく流れをたっぷりと鑑賞可能。
  性欲や恋愛感情に素直でポジティブな印象のあるラブラブHな短編「拾得物:魔法少女」をやや例外としつつ、お姉ちゃん主導のおねショタエロで統一されており、抽挿パートでショタのがむしゃらピストンにお姉ちゃんが感じまくりという状態になることもありつつ、ショタ側が明確な優位性を得ることは基本的に無く、いわゆる“逆転”が苦手な諸氏には好材料。
中編作では、特に女性と絡まない状態でのショタ君のオナニーシーン、彼がお姉さんとの性器結合を第2話で果たすまでおさわり等のプレイに終始してセックスがない展開、アナルにローターを挿入してその強弱をお姉さんに操作されてしまったりと、プレイ内容の被虐性・倒錯性を含めてやや読み手を選ぶ方向性なのは確かですが、ともあれ強烈な快感をお姉さんから与えられて射精に導かれる流れは共通。
  柔らかバストで包み込むパイズリに加え、舌での皮むきや金玉舐め、鬼頭から根本までしゃぶり尽くすねっとり口淫、ショタの反応を窺いながらのディープスロート等、フェラ描写は非常に丁寧で、初射精に導かれたり、先走り汁での空撃ちであったりに導かれるショタ達はすっかり快楽の虜となって、お姉さんにされるがまま、言われるがままに抽挿パートへと突入していきます。
DiaryOfFirstEjaculatioByEroticSis4ピストン運動では、気持ち良い肉穴にちんちんが埋もれる快感に、すっかり半狂乱になったショタ達が激しく腰を使ってピストンを繰り出していき、その姿に対する喜悦も含めてヒロイン側も性的興奮の濃度を高めており、乱れながらもショタ達に更なる奮戦を促すような台詞回しもあってパワフルな抽挿パートを形成(←参照 おねショタ名物・しがみつきバックピストン!! 短編「都市伝説フェラチオマンション」より)。
  ほとんど個体に近いゲル状初射精精液やら、小ゴマを多数投入しての詰め込んだ画面構成、少年キャラのアヘ顔的なリアクションなど、諸所好みを分ける要素はありますが、丁寧な描き込みの断面図に程好くハードな表情付けに台詞回しなど、手数の多さと演出面も含めた濃密さはページ数以上のボリューム感につながっていると言えるでしょう。

  おねショタ系は読者による好みがなかなか個人差が大きく、好悪を分ける部分もあるのですが、エッチなお姉さんに夢中になってしまうショタの反応も含めて彼女達の魅力に溺れる倒錯性をポジティブな雰囲気と両立させた作品群と言えるでしょう。
個人的には、夏の田舎を舞台に、明るく優しいメガネ美人お姉さんに性知り染めし少年が初めてのセックスをしてもらい~な短編「真夏の雪」が最愛でございます。