EjectALotHere 渡れい先生(原作:TYPE-MOON)の『英霊剣豪七番勝負』第1巻(講談社)を読みました。武蔵対胤舜、剣豪転生ものでは定番と言えるものですが、この一番目の死合の描写がとにかく素晴らしかったです。
FGO、頼光ママが引けずに3ヶ月で引退したのですが、本作の頼光ママは敵ということもあって滅茶苦茶おっかないですなぁ(余談

  さて本日は、そら豆さん先生の初単行本『ここにどくどく❤』(文苑堂)のへたレビューです。2週間ほど遅れてのレビューで申し訳ない。
多彩な方向性の作劇&エロシチュで巨漢ボディのハードなピストンに乱れまくりな美少女の痴態をお届けな作品集となっています。

EjectALotHere1  収録作は、年の離れた中年男性と結婚し、幸福な夫婦生活を送る新妻ヒロインであったが、優しい旦那さんが彼女を気遣って全然エッチしてくれないことに業を煮やして!?な短編「幼妻の新婚性活」(←参照 奥さんのラブラブ大攻勢だ! 同短編より)+二人のラブラブな後日談掌編(2P)、および読み切り形式の短編9作。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は12~20P(平均19P弱)と平均値としては控えめな部類。短編集ということもあって、話としては概ねコンパクトにまとめており、十分なボリューム感のあるエロシーンを有した抜きツールとしての構成を示しています。

【多彩な方向性ながら快楽全能主義的な楽しさは共通】
  作劇の方向性はラブエロ系から凌辱系統の作品まで幅広く、それに伴ってエロシチュエーションも様々に用意したバラエティ豊かな短編集となっています。
  方向性の主軸の一つは、前述した年の差夫婦の熱烈セックスを描く短編「幼妻の新婚性活」や大胆な誘惑をしてくるビッチと見せかけて実は純情処女な女の子とのメイクラブな短編「まねごとビッチ」など、ヒロイン側の積極性で押し進めるラブコメ系作品。
EjectALotHere2もう一つの方向性としては、子宝祈願をされたと勘違いした神様がお願いをした姉妹の前に顕現し、神の力で発情させて強制子作りセックスへと突入する短編「神様お願い」(←参照 責任転嫁する神様 同短編より)、輪姦願望のあるド変態お嬢様が誘拐犯達に拘束されて願望が叶えられてしまう短編「誘拐」等、男性の欲望がストレートに叩き付けられる凌辱系統の作品。
後者の方向性については、エロ描写としてのハードさ・攻撃性は担保しつつ、最終的にヒロインの圧倒的な性欲による逆転勝利やあっけらかんと温和なオチなどでまとめており、話としての重さや暗さは明確に避けるスタイルとなっています。
  また、ビッチな女の子が巨根揃いの部族をジャングルの奥に訪ねて、セックスバトルを繰り広げる短編「発見!幻の部族!」、ドMな男性教師がドSな性癖に目覚めかけた少女が女王様としての才能を開花させるのをアシスト&たっぷり苛めて貰うことになる短編「危険な相談❤」など、両タイプの作品に該当せず、性的欲望の貪欲さをパワフル&コミカルに描くタイプの作品も存在します。
  棚ボタラブコメから快楽全能主義的エロコメ、倒錯的なエロシチュや凌辱系など多彩な作劇はそれぞれ話としての読み応えには欠けつつ、多彩である故にそれぞれの特徴が目立っており、加えて漫画チックな楽しさで軽い読み口を形成することも共通していると感じます。

【漫画チックに楽しく多彩なキャラ設定のJK美少女さん達】
  女子大生クラスの可能性がある女の子も数名おりつつ、女子校生ヒロインが過半を占める陣容
  エッチな誘惑を仕掛けてくる喫茶店のバイトガール、実はピュアで一途なビッチ系ガール、旦那様ラブな幼妻、喧嘩の強い不良ガール、先生とのやり取りの中で超ドSの才能を開花させる大人しい女の子、レ○プ願望の変態お嬢様にデカチンを求めてジャングル奥地へと踏み入る冒険家ビッチさんなどなど、多彩なキャラクターが揃っており、上述した漫画チックな楽しさの核となるヒロイン造形と言えるでしょう。
ヒロインのボディデザインについても多彩さがあり、低身長&ぺたんこバストの未成熟感の強い体つきもあれば、童顔巨乳タイプやスレンダー巨乳タイプの女体設計も多く、巨乳タイプのデザインでも初出時期によって全体の等身やおっぱいの量感のアピール度合に変化を感じます。
EjectALotHere3 筋骨隆々なマッチョボディの登場頻度が高いことに加え、普通?の体格の男性でもがっちりとした印象がある男性キャラクターの大きさや硬さが強調されていることが明確な特色であって、ヒロインの体の小ささや柔らかさを対照的にアピールすることにもつながっています(←参照 ビッチ冒険家ガールVS巨根部族の男達!! 短編「発見!幻の部族!」より)。
 印象としてはオールドスクール寄りながら、適度なデフォルメ感もあって親しみ易さのある二次元絵柄は、方向性こそ一貫しつつも初出時期によってキャラデザインや描線の整頓の仕方に変遷があって絵柄の統一感はやや弱め。とは言え、表紙絵との印象の差異は少ないですし、キュートな女の子と濃いデザインのおっさんとの間の描き方のコントラストなど、視覚的に面白い要素を織り込んでいるのは個人的には魅力と感じます。

【密度の高いエロ演出と巨体ピストン運動のパワフルさ】
 ページ数の都合上、たっぷり長尺と言う程の分量ではないものの、サクサクとエロシーンへと突入していくこともあって濡れ場の占める割合はかなり高めであり、欲望パワーが加速度的に高まっていくパワフルな流れを以て複数ラウンド制のエロシーンを構築しています。
 睡姦的な悪戯からのラブラブH、純情ギャルの誘惑シチュからのドキドキ純情恋愛セックス、旦那さんとの子作りHといったラブエロ系もあれば、初心な姉妹を強制発情&孕ませセックスや援交することになったヒロインがお金の誘惑に負けて処女喪失、誘拐したお嬢様への輪姦といった凌辱系シチュエーションもあり、他にも年下のドSヒロインに責め抜かれる被虐シチュエーションも登場しています。
EjectALotHere4 エロ描写における明確な特色は前述した男性の巨体および巨根と、比較すると小さく軽く見えるヒロインの肢体との対比であり、剛腕で宙に浮かされたり(←参照 両手ホールド&ちんこ支えで宙に浮かせる荒業だ! 短編「ヤンキー姉さんとガキンチョ」より)、正常位で巨体に圧し掛かられたりと、女体がごつい体格の男性にもみくちゃにされてしまうという構図そのものに強い征服欲や嗜虐性が備わっています。
あくまでラブエロ系としての甘味が重要なシークエンスがあったり、華奢な女の子が筋肉ムキムキの男性を性的に圧倒して女王様と振る舞うエロシチュもあったりしますが、序盤は穏やかでも双方の性欲が更に高まって目前の快楽をガツガツと貪る非常にパワフルな流れを形成していくことも描写としてのアタックの強さにつながっています
  大量に発射される精液や結合部から漏れ出す愛液といった液体描写の豊富さ、ほんのりアヘ顔チックなものも含めて蕩けきった表情付けや呂律が回らないハートマーク付きのエロボイスといった痴態描写、要所で投入するストレートな結合部見せつけ構図などで、過度なものはチョイスしない一方、演出の高密さや視覚的なインパクトが企図された演出スタイル。
男性の体躯の存在感が強いことは好みを分けそうですが、前戯パートにおける巨根へのパイズリやフェラ、シックスナインといったご奉仕プレイからの大量発射、抽挿パートにおけるぶっかけ⇒中出しフィニッシュ、前穴発射からのアナル挿入などの複数回の射精シーン投入によって多回戦仕様としており、1Pフルのフィニッシュシーンは演出的な盛り上げを強く図ってアクメ痴態を表現しています。

  好みを分ける要素は持ちつつも、作劇の引き出しの多さや漫画としての楽しさ、巨体×女体へのこだわりなどユニークな魅力も感じさせる初単行本という印象です。
個人的には、意外にチョロいところもある強気ヤンキー娘が敵対する不良の差し金でショタ(筋肉ムキムキの巨体ボーイ)とエッチすることになってハードに乱れる短編「ヤンキー姉さんとガキンチョ」が最愛でございます。