SexuallyOverprotectiveSister  芥見下々先生の『呪術廻戦』第5巻(集英社)を読みました。皆大好き、尻と身長がデカい女大好き同盟の東堂君ですが、主人公とのバトルで善き導き手として機能しており、同好の士を想いやるその男気に惚れ惚れしますね。
パンダVSペッパー君戦も熱いのですが、アイエエエエ!?パンダ!?パンダなのにゴリラモードナンデ!?!?

  さて本日は、吉村竜巻先生の『エロ過保護お姉さん』(クロエ出版)のへたレビューです。先生の前単行本『おピンクヘルス 性母の福淫』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
柔肉たっぷり豊満ボディの年上ヒロイン達との受動的な幸福感のあるラブエロ模様&パワフルな肉弾セックスが楽しめる作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は22~26P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。ストーリー面での読み応えはほぼ無く、十分な尺があるエロシーンに集中しやすい作りで安定しています。

【男性にとって受動的な幸福感に包まれるラブコメ・エロコメ系】
  引きこもり体質で太ってしまったヒロインがダイエットのためにジムに入会するもセックスで有酸素運動をすることになってしまうエロコメ系の短編「媚肉のエクササイズ」では展開序盤では内気なヒロインが押し切られてエッチに~という流れですが、その他の作品はヒロイン側の性愛に対する積極性が明瞭であって、男性にとって棚ボタ的な状況でセックスへと雪崩れ込みます。
SexuallyOverprotectiveSister1単行本タイトル通りに、ラブ&エッチに積極的なだけでなく、主人公の生活や収入などを含めて何でもしてくれるし、甘やかしてくれるヒロインを擁する作品が特徴的で(←参照 主人公には激甘なヤンキー系お姉ちゃん 短編「過保護観察」より)、その過保護っぷりは好みを分けるレベルに達していますが、羨ましさを感じさせてくれる描き方は魅力となっています。
  そういったヒロインに甘やかされたり、お世話されたりな幸福感を基調とするタイプの作品が半数弱であり、その他の作品はヒロインが主人公に積極的なアプローチを掛けたり(短編「PUSH」)、アパートの管理人を引き受けたところ行き遅れな美熟女さんの積極的なアプローチに翻弄されたりと(短編「ふつつかものですが・・・」)、恋愛要素が明確なものからコメディ色の強いものまで幅は有りつつ、いずれにしても棚ボタ的なウハウハ感があることは共通しています。
エロシーンへと早めに導入する意図が明確で、展開としては強引さを感じさせることも多いですが、特にコメディとしての色合いが強い作品ではその強引さも漫画チックな楽しさにつながっています
 引きこもりだったヒロインが筋トレとセックス特訓の甲斐あってかポジティブかつドスケベになったり(短編「媚肉のエクササイズ」)、エロ的に美味しい思いはしつつも主人公の更なる苦労が示唆されたり(短編「ふつつかものですが・・・」)といったまとめ方もありつつ、恋愛系の作品を中心に登場人物の頑張りが報われてコミカルなオチや微笑ましさのあるハッピーエンドに落着しています。

【柔らかお肉をたっぷり備えて男性を包み込む豊満ボディ】
  女子校生クラスの美少女さんから30代半ば程度と思しき美熟女さんまでヒロイン陣の年齢層は幅広くなっていますが、人数的に主力を占めるのは20代半ば程度と思しき綺麗なお姉さんタイプの女性キャラ。一部の例外を除いて、主人公の男性キャラよりも年上であることが共通しています。
  レディースのヘッドを務めながら主人公には過保護な甘やかしを見せるヤンキー系お姉ちゃん、文武両道で仕事でも有能な完璧美人でありつつ駄目な自分に焦る主人公を慈しんでくれるお姉ちゃん、サバサバとした態度でスキンシップ&童貞も貰ってくれる快活小麦肌お姉ちゃん等、甘やかし系お姉ちゃんを複数用意。
その他にも、クールで真面目であるがちょっとズレた思考でエッチな実践授業に突入するバレー部のコーチさんや主人公に対して強引ながらも一途にラブアタックを仕掛ける外国人ガール、黙っていれば美人なのに行き遅れの焦りから言動が色々と残念な美熟女さんなどなど、漫画チックに楽しいキャラクターが揃っています。
SexuallyOverprotectiveSister2  ちっこい体に童顔ながら爆乳の持ち主で実は成人しているお姉ちゃんという短編「おとなのおんな」の超トランジスタ・グラマなヒロインさんや短編「PUSH」のおっぱいサイズ控えめな外国人ガールを変わり種としつつ、バスト&ヒップ&太股に強い肉感を持たせ、身長の高さもあって男性キャラクターをその柔肉で包み込むような重量級ボディが揃っています(←参照 このヒップ&太股の量感! 短編「男を立てるモテ女子指導」より)。
爆乳サイズに相応の大き目乳輪や、パイパンキャラも複数名存在しつつ黒い茂みを伴って濡れた粘膜の淫猥さがある股間と、ストレートなエロさに直結する体パーツ描写も特徴的。
  初出が2011年の短編「めいていEveryday!」については流石に絵柄の印象が大きく異なり、質的にもまだラフな印象があるのですが、その他の作品については表紙絵との互換性は高く、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーネスと適度な重さ・濃さのバランスが取れた絵柄は概ね安定しています。

【女体の存在感の強さと濃密なエロ演出の相乗効果】
  前述した様にサクサクとエロシーンへと誘導されていく構成であって、加えてヒロインの肢体の存在感が強いこともあって、量的にも質的にも十分な満腹感のあるエロシーンになっています。
 ヒロインが羞恥や困惑に包まれる押し切られ系エッチやら、少年が年上お姉さんにリードを取られて搾られてしまうちょっと被虐的なシチュエーションもあったりしますが、いずれにしても和姦エロの範疇に収まるものであって、男女双方の素直な性欲が恋愛感情や好意をベースとして発揮されるタイプ。
SexuallyOverprotectiveSister3 甘やかしシチュエーションを含めてヒロイン側の積極性が光っており、授乳手コキ、パイズリ(←参照 日焼け柔らか巨乳の乳圧! 短編「大きくなったね❤」より)、抱え込みフェラ&手コキ、お姉ちゃんがリードするディープキス等々、ちんこを気持ち良くしてくれたり、ラブ&エロの幸福感で包み込んでくれたりといったプレイが充実しており、ここで白濁液をたっぷりと放出する抜き所も提供しています。
  前戯パートを量的に充実させているのは明確に魅力ではありつつ、抽挿パートが量的に圧迫される傾向があり、ピストン運動をたっぷり楽しみたい諸氏はやや物足りなさを感じる可能性がありますが、濡れ場全体のボリュームがあるため、そこまで短い抽挿パートというわけではありません。
ヒロインが男性にまたがって腰を振る騎乗位でヒロイン側の主導権を表現する流れもありつつ、男性側に敢えてリードを取らせてくれたり、その豊満ボディで抱きしめながら受容したりで男性側の激しいピストンを誘導する流れを形成。
SexuallyOverprotectiveSister4  豊満な肢体そのものの存在感が強いことに加えて、ストレートな結合部見せつけ構図や重たげに揺れ弾むバストや揉まれて変形するヒップを強調する構図で更に女体をアピールし、悶絶ボイスや蕩け顔といったアタックが強く密度も高い演出を要所で投入してインパクトを出すことで質的な満腹感につなげており(←参照 短編「ふつつかものですが」より)、ぬめった水音を奏でながら激しい突き込みを連続してからの密着中出しフィニッシュ(一部ではぶっかけフィニッシュ)でハイカロリーな印象の濡れ場を〆ています。

  棚ボタ的な展開に甘やかしシチュエーションと、ご都合主義はありつつもドリーミーな状況に身を委ねて、現実世界のストレスからしばし逃れることが出来る作品であり、抜きツールとしての満腹感も強い1冊。
個人的には、普段は凛としてカッコイイ系のヤンキーながらとっても世話焼きで甘やかしなお姉ちゃんキャラのヒロインが魅力的な短編「過保護観察」が最愛でございます。