MakingBabyWithFriends 皇牙サキさんが先日の配信で絶賛されていた映画『ドラゴンボール超 ブロリー』を観てきました。これが大変によいリブートで、子供の頃に見た「燃えつきろ!熱戦・烈戦・超激戦」は、ブロリーというキャラが不気味で恐ろしくてという印象が強くあったのに対し、今回はその背景が丁寧に描かれてキャラに親しみが持てたのが斬新でした。あと、チライさんが大好き!

 さて本日は、能都くるみ先生の(本名義での)初単行本『はらませフレンズ』(ジーウォーク)のへたレビューです。“みつるぎあおい”名義での前単行本『VIRGIN FREAK』(茜新社)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
巨乳ボディの多彩な美少女&美女への孕ませセックスを満喫できるウハウハ仕様の1冊となっています。

MakingBabyWithFriends1  収録作は、人工的に作られた殺人ウイルスで人類の多くが死滅し、特に男性の罹患死亡率が高かったため、各国は感染隔離のためのドーム施設を建設したという世界観で、ウイルスに耐性がある主人公の青年が希望者の女性達を妊娠させるためのセックスに励むことになるのだが・・・という長編「ハーレムドーム」全7話(←参照 若い男や男性器を直に観るのは初めてというケースも 同長編1話より)+描き下ろしのおまけ後日談(8P)+フルカラー後日談(4P)。
描き下ろし作品を除き、1話当りのページ数はいずれも24Pと中の上クラスのボリュームで固定。長編作としての読み応えには不足を感じますが、とは言えエロの満腹感は十二分に高い抜きツールとして優良な構築となっています。

【個々のヒロインとエッチの趣向とにフォーカスした作劇】
  若い男性がほとんどいなくなった世界で、人類の種の存続のために、選ばれた女性達と孕ませセックスをしまくるという大変にエロに直結しやすい設定を有する作品であり、深刻な背景を持ちつつもあくまでイージーな展開となっています。
SF的な世界観を掘り下げていく方向にはあまり行かないことに加え、長編ストーリーとしての構築よりも個々のヒロインとの孕ませHを描いていくオムニバス形式に近いスタイルであるため、ストーリーとしての読み応えはむしろ抑制された構築とも感じます。
  このヒロインそれぞれとの関係性を描く中で、男性が居ない世界において男性を演じている女優さんや、女性用のアダルトグッズを開発している研究者など、特殊な世界の中で登場人物達が性的な面を含めてどのように生活をしているのかということを描いているのは面白いところで、世界観を活かしている要素と言えるでしょう。
MakingBabyWithFriends2とは言え、印象として先行するのは次々と美少女&美女とエッチしていく分かり易い棚ボタ感であり、主人公側が自分の役割に忠実でヒロインに対して積極的に仕掛けるタイプであることに加え、ヒロイン側も主人公に対してすぐ夢中になっていくという流れには分かり易いウハウハ感があります(←参照 姉妹丼だ! 長編第4話より)。
  男性とのセックスの快楽を知らない相手に、セックスの良さを初めて認識させて、また女性としての妊娠する喜びを得るという流れは、主人公の積極性もあって一種のマチズモも感じさせますが、男女双方が幸福に~という構図であるため読み口は平和にまとまっています。
個々にはラブラブエンドにまとめつつ、長編全体としての明確なまとめや展開がある訳ではないので、ストーリー面での読後の印象は希薄ですが、総じて分かり易くエロに特化した作品としての潔さは感じます。

【多彩なキャラデザインのスレンダー巨乳ヒロインズ】
  計8名のヒロインが登場していますが、前述した様にオムニバス形式であることもあって、姉妹丼を除いて複数ヒロインと同時にエッチするようなハーレムHは無いため、基本的に1on1のセックスに徹したスタイル
SF的な世界観ということもあって、年齢設定は不明確なのですが、ハイティーン~20代半ば程度と思しき美少女&美女が登場しており、幼馴染系ヒロインや匂いフェチな女子大生、クールで涼やかな美貌の女優さんにキュートな美少女姉妹など、多彩な設定を用意しています。
ショートヘア&爆乳のハーフ美女や、大きなリボンが特色のガーリーな可愛らしさのある美少女、綺麗なお姉さんタイプなど、キャラデザインにもバリエーションがあって視覚的な多彩さも、エロシチュの方向性が一定でありつつ印象の変化を付けることに貢献しています。
MakingBabyWithFriends3  おっぱいサイズや肢体全体の肉感には多少のバリエーションはありつつ、等身高めのスレンダーボディに巨乳~爆乳を組み合わせる方向性は共通しており(←参照 ショートヘア爆乳お姉さん!! 長編第7話より)、女体全体のバランスを保つぎりぎりの範囲でバスト&ヒップの存在感を強く押し出すスタイル。
適度なサイズ感の乳輪&乳首、薄め~濃いめの陰毛が生える股間でのあっさり目な性器描写、丁寧に描かれた下着やストッキングなど、各種体パーツにおけるストレートな淫猥さは抑え、明確なエロさを持たせつつ印象としては綺麗な女体に仕上げていると感じます。
  細やかな描線で繊細さを持たせつつ、二次元的な華やかさのある絵柄は、綺麗なお姉さんにもキュートな美少女にもそれぞれの魅力を引き出して、単体で十分な訴求因となるタイプ。丁寧な絵柄である分、緊張感の抜けたコマや描線の乱れが目立ちやすいのは難点ですが、十分な作画密度が維持され、絵柄にもしっかりと統一感があります。

【適度に濃厚な演出で陶酔感を強く打ち出す和姦エロ】
  各話に十分なボリュームのあるエロシーンを用意しており、フィニッシュまでじっくりとタメを作る1回戦仕様とすることもあれば、前戯パートでも射精シーンを投入する2回戦仕様とすることもありますが、孕ませという要素があるため、膣内射精を明確な盛り上げ所であり、抜き所とするための構成をしています。
自分のセックステクに自信を持っているイケメン主人公が、セックスにおいて主導権を握ることが多く、言葉攻めなどでヒロインの羞恥心を煽るなどSっ気を示しているのは、少しティーンズラブ系のイケメン竿役っぽいですが、羞恥や戸惑いも感じつつ、それが未知の性的快楽に飲み込まれて蕩けていくという和姦エロとしての流れも明確です。
  豊満バストでのパイズリや美少女フェイスとち○この組み合わせなフェラ、ストッキングに包まれた美脚での脚コキなども投入して、ここで射精シーンを投入することもありますが、前戯パートにおいてメインとなるのは乳揉みや乳吸い、股間への丁寧な愛撫やクンニなどでヒロインを快感で蕩けさせるシークエンスであって、前述した言葉攻めなども含めて男性側にリードを持たせてヒロインをメロメロにしてしまうという構図を形成
MakingBabyWithFriends4この様相は抽挿パートに移行後も共通しており、一定の余裕を感じさせながらヒロインの肢体や表情を賞味する主人公側の攻勢に、大人の余裕や純粋故の羞恥心を持っていた彼女達がぐしゃぐしゃに蕩けた表情と言葉にならない嬌声を曝け出してしまうというギャップも実用性に貢献(←参照 長編シリーズ第3話より)。
  揺れ弾むおっぱいの存在感やストレートな結合部見せつけ構図、前述した蕩け顔の適度な濃厚感と演出面では絵柄の良さを保ちつつ、十分な密度とアタックを打ち出すエロ描写になっていますが、粘膜描写の淫猥さが弱いこともあって、比較的多用されている断面図や透過図などにあまり魅力を感じないのは個人的には減点材料。
シンプルな四角コマの多用によって、テンポの悪さやページ単位での密度の詰まり方が過剰または過小になっているケースが散見されるのもネック。とはいえ、シンプルに情報量が多くなる尺の長さでカバーしている印象もあって、孕ませ宣言or孕み宣言からの大量膣内射精でパワフルに、かつ演出的な盛り上げも強く〆るフィニッシュまで突き進んでいます。

  世界観の掘り下げの物足りなさや、主人公のキャラクター性など、好みが分かれる部分は多少感じますが、とは言えイージーモードで孕まセックスがエンジョイできるというウハウハ感は明確に打ち出されており、キャラデザの魅力もあって抜きツールとしての信頼感があります。
個人的には、ショート爆乳お姉さんなアリアードナさんが一等お気に入りでございます。