FallingFoundFemales 中道裕大先生の『放課後さいころ倶楽部』第13巻(小学館)を読みました。水着回が!水着回がありますよ!!ナオちゃんは黒ビキニですよ!!吉岡君、久しぶりに登場しましたが、夏祭り&花火の王道フラグからの告白展開でグッと来ましたね。
アニメ化楽しみですが、特に海外ゲーム作品の許諾関係は結構大変そうだなと思いますが、どうなんでしょう?

  さて本日は、久水あるた先生の『堕ちた出会い牝』(ジーウォーク)の越年へたレビューです。先生の前単行本『ほてる人妻』(コアマガジン)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
豊満ボディの美少女&美女が背徳の快楽に染まる濡れ場を陰陽様々な雰囲気でお届けな作品集となっています。

(今単行本は同人誌として発表された作品の再録であり、初出が記述されていないため、下記の話数やページ数等は体裁や話の区切りを基に管理人が推定したものであって、必ずしも正確でない可能性があることは了解いただきますよう、お願い申し上げます。)
FallingFoundFemales1 収録作は、父親を亡くし母子家庭で最愛の母と共に過ごす少年の下に、母親が見知らぬ男とのセックスで淫らに乱れている様子を撮影したビデオが送りつけられ・・・な中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」全3話(←参照 普段は優しく穏やかな母の淫猥な痴態が・・・ 同中編第1話より)、デリヘルを呼んだらやってきたのは何と自分を慕ってくれている姪っ子ちゃんで!?な中編「デリヘル呼んだら、姪が来た。~ねぇおじさん、本番しよっ~」全3話、および読み切り形式の短編「高嶺の花の同級生も簡単に肉便器に調教できる催眠アプリがあるって本当ですか?」。
1話・作当りのページ数は19~28P(平均26P弱)と中の上クラスのボリュームで推移。基本的にはストーリーの存在感よりも、エロの趣向をしっかりと固めた上でエロシーンの尺を十分に多く確保することに注力した構築が揃っています。

【エロシチュの形成に注力して実用性を支える作劇】
  最愛の母親が見知らぬ男とのセックスの虜となっている様子を見せ付けられる寝取られ的な展開、小悪魔系な姪っ子ちゃんとの秘密のラブラブ近親セックス三昧、催眠アプリで高嶺の花なクラスメイトを好き放題にしたり恋人にしたりな展開と、それぞれインモラルであったりアブノーマルであったりな要素を有しつつ、雰囲気の陰陽は異なります
  中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」については、物語開始時点でヒロインである母親は既にセックスにドハマり済みであり、堕ちモノ的な作劇要素には乏しいですが、衝撃的な事実や自体の悪化に対してどうすることも出来ない無力感や焦燥感を描いているのは、寝取られ系作品としての王道的要素。
FallingFoundFemales2実は自らの痴態が息子へと知らされていたことが母親に知らされ、また少年の眼前で犯されてしまうという背徳的な状況で羞恥と快楽が入り混じるヒロインの情動と(←参照 中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」第3話より)、怒りや無力感を感じる少年の情動がクライマックスへと向かってどう進展するかは読んでのお楽しみですが、全体的にダークでインモラルな雰囲気が強く、最終的な読み口はある程度重めでもあります。
  SNS云々は話の本筋と特に関係ないこの中編に対し、残り2作品は作品タイトルが内容をストレートに表現しており、中編「デリヘル呼んだら、姪が来た。」はコミカルな導入から姪っ子美少女とのラブラブHが続く内容で、短編についてもサクサクと催眠が掛かって後はやりたい放題という内容。
中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」に比べると、ストーリーとしては一本調子という印象は強いものの、それが特に瑕疵となるタイプの作品ではなく、棚ボタ的なラブラブHの幸福感や、逆に分かり易い支配欲の充足がそれぞれ展開の中で醸成されているのは、実用性を下支えしていると感じます。

【ギャップが魅力のキャラ描写なヒロイン達の肉感巨乳ボディ】
  3作品とも1人ヒロイン制であり、中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」では30代前半~半ば程度と思われる未亡人なママさんが、その他2作品では女子校生級の美少女が登場しています。
  息子の前では優しく貞淑な母親でありつつ、欲求不満であったために不貞なセックスにハマっていたことが露見するママさんに、優しくて自分を慕ってくれる存在でありながら実はエッチで小悪魔系であった姪っ子ちゃん、高嶺の花的な存在でありながら催眠アプリで自分の言いなりになる美少女と、タイプはそれぞれ異なりつつ、素顔の表出や展開に伴う変容でギャップを形成するキャラクター造形となっていることは共通。
FallingFoundFemales3  設定に比して若々しさのあるママさんも含めて、比較的等身高めで健康的な肉付きの体幹にボリューム感たっぷりのバスト&ヒップを組み合わせた肉感的なボディデザインが共通しており(←参照 「デリヘル呼んだら、姪が来た。~ねぇおじさん、本番しよっ~」第1話より)、全裸セックスがメインということもあって、乳尻の存在感や柔肌の質感が存分にアピールされ続けるのはエロ描写における特徴となっています。
程良く大粒の乳首やぷっくりとした乳輪、濃さにはキャラ間での差がありつつ標準装備の陰毛など、適度に淫猥さを持たせつつクドさもない体パーツ描写を組み合わせて、女体のエロさを高めています。
  良く言えば落ち着いた印象、悪く言えば地味さを感じる絵柄は、とは言えモノクロ絵でもフルカラー絵との落差をあまり感じない十分な作画密度と漫画チックな親しみ易さを備えたスタイルであり、表紙絵と完全互換で統一されているのも安心材料と言えます。

【濡れる柔らか女体の存在感と適度な濃密さ・アタックの演出】
  一シークエンスをじっくりねっとり魅せるエロ展開もあれば、複数のシチュエーションを入れ込むために分割構成とするケースもありますが、いずれにしてもエロシーンの総量は個々に十分にあって、分かり易い展開で良かれ悪しかれシナリオパートを圧縮している分、続き物でもエロシーンとエロシーンの間があまり空かないのも、抜きツールとしての満腹感を高めています。
  寝取られ的な構図であり最終話では一気に羞恥心や倒錯性を上げてくる中編「熟れた体を持て余した未亡人と即ハメできるSNSがあるって本当ですか?」でも、中盤までは淫らで積極的に快楽を貪る美人母の姿が描かれていますし、短編作でも催眠のせいとは言え、恋人セックスが描かれるなど、表面上であるケースも含めて和姦エロの様相を呈している為、それ自体が支配欲や嗜虐性を有しつつも、プレイとしての攻撃性や過激性を追求しないこともあって、訴求層を幅広く取っているとも言えるでしょう。
豊満バストでのパイズリや洗体プレイ、手コキにねっとりフェラ奉仕など、男性側の愛撫やクンニなども含めて複数のプレイを組み合わせてから、根元まで咥えさせての口内射精やぶっかけなどの射精シーンを投入する前戯パートがメインであり、前述したエロシーンの構成の仕方にもよりますが、挿入前の前戯パートに相応の尺を設ける傾向があります。
FallingFoundFemales4  双方の興奮が収まることなく、ヒロイン側のおねだり台詞で投入する抽挿パートは、前述した様に一部を除いて全裸セックスであり、汗やローションで濡れた肢体のシズル感の増強に加え(←参照 中編「デリヘル呼んだら、姪が来た。~ねぇおじさん、本番しよっ~」第2話より)、ストレートな結合部見せつけ構図や局所アップなどもあって、女体そのものの官能性を強調し、またそれらの肢体描写を詰め込む様の配置にすることで情報量の多さを形成しています。
  性的快感のために焦点が定まらない表情付けなどもありつつ、熱っぽく蕩けた表情付けや瞳の中のハートマーク、乱れた描き文字で表現されるエロ台詞など、アタックの強さ最優先というよりかは、質的にも量的にも過剰さに走ることは抑制しつつ、適度に濃厚感を打ち出すエロ演出となっています。
  短編作は終盤展開にタメがなく、オーラスの抜き所に盛り上げを欠いていますが、それ以外については、喜悦の表情と嬌声を曝け出しながら、溢れるほどの白濁液を受け止める様子を大ゴマで投入して複数ラウンド制の〆として十分にパワフルな盛り上がりを叩き出しています。

  作劇の方向性の多彩さもあって、どちらかと言えば雑食派の諸氏にお勧めな1冊ですが、個々のエロシチュの魅力はしっかり打ち出しつつも、エロとしても話としても特殊な方向には走らずに、幅広い層に楽しめる余地がある構築と感じます。
個人的には、エッチな姪っ子ちゃんとのラブラブH三昧が楽しめる中編「デリヘル呼んだら、姪が来た。~ねぇおじさん、本番しよっ~」のエロエロサービスに愚息が大変お世話になりました。