WelcomeToHinagikuVirginLostClub  太陽まりい先生の『ギャルごはん』第8巻(白泉社)を読みました。浴衣、ブルマ体操服、水着、そしてこれは意外な清楚白ワンピと、扉絵も含めれば今回もミクちゃんの多彩なコスチュームが楽しめます。
完全にハーレム展開に突入しており、こんな可愛くて尽くしてくれる黒ギャル巨乳JKが居るのに、こいつ、何と言う贅沢野郎・・・!とか毎度思っております。

  さて本日は、赤月みゅうと先生の『ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ❤』(ティーアイネット)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ラブメア❤』下巻(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
素直になれない美少女さん達が主人公を犯しちゃう暴走ストーリー&エロ可愛く蕩けまくる汁だく痴態が詰まった作品集となっています。

WelcomeToHinagikuVirginLostClub1  収録作は、図書委員仲間である少年・スグルに惚れている少女・雛菊は、自分の声がスグルが懸想している少女・萌木さんに似ていることを利用し、会う都度彼に目隠しをしてセックスを主導するのだが、そのことがスグルの姉や友人に露見して・・・なタイトル中編「ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ❤」全4話(←参照 好きな思い通りに出来ちゃうことに気付き 同中編第1話より)、叔父への好意を素直に表現できないツンデレガールは彼に睡眠薬を盛って寝込みを襲うことを画策するのだが・・・な連作「猫屋敷夢美は今日も睨む1/2」前後編、学園のカリスマ女王様の高飛車ガールは実はかなりの男性恐怖症だが手下の気弱ボーイの前だけでは素直になれて、彼にエッチをするよう命じるのだが・・・な連作「女王様はMの奴隷」前後編+続編。
1話・作当りのページ数は24~36P(平均28P)と標準を上回るボリュームで推移。この作家さんとしては比較的珍しいことにストーリー面の存在感は弱く、その分エロシーンにどっぷりと漬かれる構築となっています。

【自分を偽る歪みが解消されていく恋愛ストーリー】
  SF要素のある長編ハーレムドラマを得意とする作家さんですが、今回は2~4話程度の中編クラスということもあって、作劇面は比較的コンパクトにまとめられており、エロシチュエーションの構築に専念したスタイルと言えるでしょう。
  3作品とも女性キャラクターが性行為とそこへの展開を明確に主導しており、自身の正体を隠して男性とのセックスをエンジョイするというのは、中編「ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ❤」と連作「猫屋敷夢美は今日も睨む1/2」に共通する要素。
WelcomeToHinagikuVirginLostClub2内気であったり、素直になれなかったりするため、自身が自身であることを伏せて好きな相手とセックスするいう構図は、互いの本心を打ち明け合って心と体を重ねる恋愛セックスと大きく異なる歪さを有していますが、ストーリー全体としてはこの歪みを解消し、特にヒロイン側が素直な恋心を打ち明け、彼女自身として受け入れられるようになることでハッピーエンドへ収束させていきます(←参照 大好きな気持ちを素直に 連作「猫屋敷夢美は今日も睨む1/2」後編より)。
  高飛車美少女が下僕の少年をセックス相手に命じてたっぷり搾りとるものの、実はドMな性癖を彼の前では明らかにして主従逆転な連作「女王様はMの奴隷」も含め、女性キャラクターに拘束されたり夜這いをかけられたりと、彼女達に好き放題される倒錯性を打ち出しつつも、所謂“逆レ○プ”的な被虐性は強くなく、ヒロイン達の本音や性的欲望を引き出すための展開と理解してもよいでしょう。
斯様な展開である分、どちらかと言えばメインヒロインとの関係性について集中させる作劇であり、雪達磨式に参加ヒロインが増加していく中編「ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ❤」こそ明確にハーレム作品ですが、その他2作は明確にメインとなるヒロインを据えたラブストーリーとして構築して、甘味の強いラブラブエンドを迎えさせています。

【キャッチーな属性付けのスレンダー巨乳ガールズ】
  中編では計6名のハーレム仕様、連作「猫屋敷夢美は今日も睨む1/2」は1人ヒロイン制、連作「女王様はMの奴隷」ではメイン&サブのダブルヒロイン制とそれぞれヒロインの人数は異なりますが、いずれも女子校生級の美少女さんで年齢層を統一。
  普段は大人しく内気ながら主人公を目隠ししてセックスに励むという大胆さを見せる女の子に、お兄ちゃんラブな義妹、クール義姉さんに明るい処女ビッチさんなどを擁する中編作のハーレム陣に加え、連作「猫屋敷夢美は今日も睨む1/2」に登場するツン度高めながらそれ故にデレが強烈な夜這い系ツンデレ姪っ子、連作「女王様はMの奴隷」に登場の高飛車ドSとみせて実はピュアなドM性癖の女王様系ヒロインと、それぞれキャッチーな魅力を擁するヒロインが揃っています。
いずれもキャラクター性を掘り下げるというよりかは、エロシチュに合わせてその盛り上がりを図るタイプの造形ですが、分かり易い属性付けであることは、ラブコメ的な読み口の軽快さにもつながっています。
WelcomeToHinagikuVirginLostClub3  ハーレムエロを得意とすることもあって、ボディデザインをヒロインによって描き分けることで、キャラデザインの多彩さと併せて視覚的な多様性を形成するのが上手い作家さんであり、スレンダー巨乳系をメインに据えながら、ちんまり貧乳タイプや並乳スレンダーさんなども投入しています(←参照 貧・並・巨が揃い踏みだ! 中編「ヒナギクヴァージンロストクラブへようこそ❤」第2話より)。
  どちらかと言えば素朴で柔和な印象のある絵柄ではあるのですが、その一方で比較的修飾性が高いこともあってエロシーンでは適度な濃厚感を有しており、また今回は全体的にキャッチーな属性付けであることもあってか、二次元キャラらしい華やかさがこれまで以上に明確に感じられます。
絵柄の適度な濃密感と華やかなキャッチーさの両立は、現在のエロ漫画ジャンルにおけるメジャーな方法論であるので、元の絵柄の良さを保ちつつその方向性に寄せてきたと言えるかもしれません。

【ベーシックな演出を濃厚に仕上げるエロ可愛い痴態描写】
  各エピソードに十分なページ数があることもあって、エロシーンは程好く長尺となっており、蕩けて濡れるヒロイン達の痴態をたっぷり鑑賞可能の優良抜きツール
  ヒロインの目隠しをされて貪られたり、夜這いをかけられ(実は起きているのだが)睡姦をされたり、女王様気質のツンデレヒロインにエッチの相手をさせられたりと、明確にヒロイン主導&上位のエロシチュエーションが特色ですが、その一方でそれらはヒロイン達の素の好意やエッチへの積極性を引き出す仕掛けであって、セックスとしても恋模様としてもWin-Winな構図となっているので、暗さや歪みのある倒錯性とは意外に無縁。
  大好き相手に柔らかボディを密着させながら、初めて見るちんこを愛おしげに口や豊満バストで奉仕するフェラ・パイズリ描写、積極的に唇を何度も重ねるキス描写、逆におっぱいを吸わせたり顔面騎乗で秘所を押し付けたりなヒロイン主導の愛撫描写などなど、場合によっては1話丸々という長尺の前戯パートの時点で、体を押し付け合い粘膜を絡めることでの濃厚な陶酔感が形成されています。
複数人エッチではフェラと同時の玉舐めやアナル舐め、ダブルフェラなどのゴージャスなご奉仕プレイもあってここでお口にたっぷり放出の射精シーンを投入し、既にぐっしょり濡れそぼったヒロイン達のパイパン処女ま○こに誘導されて抽挿パートを開始すれば、更に蕩けた表情と嬌声をヒロイン達が曝け出す仕様。
WelcomeToHinagikuVirginLostClub4  頬を紅潮させ瞳を潤ませる蕩けフェイス、全身をじっとりと濡らす汗や結合部から溢れ出る愛液といった豊潤な汁描写、ハートマーク付きの嬌声と、ベーシックな演出を濃密に施した上で、ヒロインの柔肌や肢体の存在感を常に意識させる画面が連続されます(←参照 連作「女王様はMの奴隷」前編より)。
ヒロイン側が自身の好意を素直に伝えたり、自身の性癖を自覚したりすることで、ヒロイン側の一方的な主導権は喪失され、激しいピストンによる中出し連発の一大攻勢によってぐしゃぐしゃに蕩け、1Pフル~2P見開きのスペクタルな中出しアクメと、弛緩した体が汗やら精液やらにいやらしく濡れている追撃描写でハイカロリーな〆に仕上げています。

  今回は抜き特化のスタイルに集中した印象であり、エロシチュエーションの工夫もあって、武器となるエロ可愛くも濃厚な痴態描写を存分に楽しめる作品集となっています。
個人的には、高飛車な女王様系ヒロインの濃厚フェラ責め&ドM性癖が明らかになって下僕に滅茶苦茶にされちゃう一粒で二度美味しい連作「女王様はMの奴隷」に愚息が大変お世話になりました。