LetsMakeLoveOppai  鈴木健也先生の『おしえて!ギャル子ちゃん』第5巻(メディアファクトリー)を読みました。デートのエピソードが多い巻でしたが、ギャル子姉とオタ子兄のデートの話、オタ子兄のピュアっピュアで誠実な童貞マインドにジーンと来ましたね。
あと、オタ子兄のラインの文面がリアル過ぎて爆笑でした。

  さて本日は、オクモト悠太先生の『ハメちち!』(ワニマガジン社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『恋染まーきんぐ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
スレンダー巨乳ボディの美少女&美女とのコミカルなラブエロ模様&熱っぽい痴態のセックスが楽しめる作品集となっています。

LetsMakeLoveOppai1  収録作は、家庭教師先の美人未亡人さんに誘惑されてエッチをしているところを、教え子である娘さんに見つかってしまい!?な連作「カテキョ性活」前後編(←参照 もちろん母娘丼で円満解決だ! 同連作後編「もっと!カテキョ性活」より)、および読み切り形式の短編9作。
なお、短編「アネトモヅクシ」と「アネサンヅクシ」は話のつながりこそ無いものの、共通した登場するキャラクター(後者でのヒロイン)が存在します。
1話・作当りのページ数は16~23P(平均18P弱)と控えめな部類ながらコンビニ誌初出としては標準的な水準。全体的にお話は軽めの読み口でまとめ、エロシーンも重過ぎず軽過ぎずの分量で提供するコンパクトな作品が揃っています。

【ヒロインのキャラ性を立てていく定番のラブコメ・エロコメ】
  コンビニ誌らしい軽快なラブコメ・エロコメ系の作劇であり、その中でヒロイン達のおっぱいの存在感を満喫できる安定した作品構築は、正調のおっぱいラブコメと言え、そのサブジャンルにおける現在のスタンダードと総括できる作風。
LetsMakeLoveOppai2  エッチなヒロインに誘惑されて~といった分かり易い棚ボタ展開に加え(←参照 姉の友人二人に気に入られて!? 短編「アネトモヅクシ」より)、憧れの相手に告白を受け入れて貰うなど、主人公である男性の頑張りや誠意が受け止めて貰えるラブエロ展開なども幸福感を形成する要素。
それらの展開も含め、全体的に男女いずれかのみが主導権を握ったり、一方的にエロを展開したりという印象が少なく、双方が好きの気持ちや、気持ちいいセックスをしたいという素直な感情でスムーズに事態が進展していくことも、読み口のポジティブさにつながっていると評し得ます。
  美人教師が弱みを握られてしまったり(短編「白坂先生でヌこう!」)、堅物な委員長さんが不良コンビに襲われてしまったり(短編「すごいよ性徒会長!」)といった作品もありますが、むしろヒロイン側が積極的にけしかけたり、勘違いしたり、男性キャラ達の言動がコミカルであったりと、凌辱エロ的な暗さ・重さとは無縁なコメディとしてまとまっています。
  ストーリーそのものとしての面白みや存在感があるタイプではありませんが、ヒロインのキャラクター性を魅力として引き立て、読み口を楽しく柔らかくまとめる作劇の安定感は明確な美点であると言えます。

【美巨乳の存在感が特徴なスレンダー巨乳ボディ】
  女子大生クラスの女の子を主力としつつ、そこに女子校生級の美少女さんや20代半ば~30代後半クラスまでと思しき綺麗なお姉さんも数名ずつ加わる布陣。綺麗なお姉さんタイプとキュートな美少女さんとで描き分けをしっかりしつつ、年増勢も大人の色気はありつつ若々しい造形となっています。
クールで少し無愛想だが中身は意外に情熱的な美人さん、清楚な印象ながらドスケベなママさんに素直に慣れない系ツンデレな娘さんの母娘コンビ、天真爛漫ながら胸中に何か抱えているらしき黒ギャル家出娘、まじめすぎる故の勘違いが楽しい眼鏡美少女な会長さん、おっとり天然な優しいお姉ちゃん等々、キャッチーな属性を持ちつつそれで固め過ぎることなく、展開の中で明らかになってくる意外な一面などに魅力を持たせたヒロイン造形が魅力的。
LetsMakeLoveOppai3  ヒロイン陣のボディデザインについては、すらりと伸びる美脚を含めて等身高めのスレンダーボディに巨乳~爆乳クラスのおっぱいと程良い量感のお尻、パイパン仕様の股間を組み合わせたタイプで(←参照 短編「ボーダーライン」より)、多少の身長の高低や肉付きの多寡等にはバリエーションがありつつも、ボディデザインの方向性は共通しています。
十分にセックスアピールの強い女体設計でありつつ、体パーツ描写の淫猥さなどはむしろ抑え気味であり、程好いサイズの乳輪・乳首を備えて形の良い美巨乳も勿論含めて、肢体の美しさを重視したタイプとも感じます。
  髪の毛の光沢の表現など、比較的修飾性の強い絵柄が特徴的なものの、近作ではそれらの密度を下げて、どちらかと言えばよりさっぱりとした印象の絵作りにシフトしてきた印象があります。絵柄そのものはアニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさと程良い濃さの色気のあるタイプで、表紙絵と完全互換で安定しています。

【程良いボリュームと密度で熱っぽい痴態を提供】
  エロシーンの比率は十分であるものの、ページ数の都合上長尺とは言い難く、また作品前半で軽めのエロシーンを入れて、後半にコアとなる濡れ場の投入といった分割構成もしばしば認められるため、単純に量的な満腹感はやや控えめ。
  とは言え、キャラ立てのよいヒロイン達の熱っぽい痴態を拝めるというシンプルにして王道の魅力はしっかりと形成されており、前述した様に男性側が強引なものもありつつ、和姦エロをメインとして快楽に濡れて蕩けるエッチな姿を十分量鑑賞可能。
LetsMakeLoveOppai4  ヒロインのたっぷりバストを女体描写上の明確な武器としつつ、例えばパイズリであるとか激しい揉みしだきといった行為は意外に少なく、美巨乳の存在感をその形を保たせた上で、描写として触覚よりも視覚で楽しませるスタイルと言えるでしょう(←参照 柔らかくたわむ美巨乳 短編「春めき Cool Girl」より)。
口淫描写からの口内射精やおっぱいぶっかけ、尻コキからのヒップぶっかけなどの射精シーンを投入したり、ヒロインのスレンダーボディを優しく愛撫したりな前戯パートは、尺の長短や射精シーンの有無にバリエーションが幅広く、いずれにしても抽挿パートへと次第に盛り上がっていく流れを比較的勢いを抑えてじっくり形成していくスタイル
  抽挿パートは、前戯パートに量的に圧迫されて短くまとまってしまうことはあるものの、瞳を蕩けさせ、頬を紅潮させた熱っぽい表情付けに、ハートマーク付きで切れ切れに漏れ出てくる嬌声、柔肌をしっとりと濡らす汗の描写など、演出としての上品さと淫猥さを適度なバランスで両立させた手法を適度な密度で施しています
外出しフィニッシュやゴム付きフィニッシュも多いため、生中出し原理主義者の諸氏は留意が必要ですが、豊満ヒップ&太股な下半身に密着しつつ精液を発射され、前述した熱っぽい表情でアクメボイスを奏でる痴態を1Pフルでダイナミックに提供するフィニッシュは抜き所として十分にパワフルです。

  スタンダードなおっぱいラブコメとして、魅力的なおっぱいヒロイン達と程良い濃度のエロシーンを提供する作りはスタンダード・ナンバー故の安心感があると言えるでしょう。
個人的には、艶っぽいママさんとエロ可愛い娘さんの母娘丼も楽しめる連作「カテキョ性活」が特にお気に入りでございます。