どうも管理人のへどばんです。ここ数年、年間ベスト以外は単行本レビューに専念しているのですが、久しぶりに少し軽い記事を書きたくなり、今回の様な記事となっております。

  以前にも少し書いたのですが、皇牙サキさんという黒ギャルVtuber(バーチャルユーチューバー)が大変好きで、配信を毎回楽しみにしております。漫画に非常に詳しく(特に歴史系と格闘系)、その面白さを伝えるレビューの語り回しに熱意や背景にある知識の厚みを感じること、視聴者をオタクくん(オタクちゃん)と呼んだり少々荒っぽい口調でしゃべったりなキャラクター、そしてエロさ満点な巨乳ボディでエロイラスト(エロ同人)に大変オープンなところと、二次元ギャルが大好きな諸氏(管理人含む)には垂涎のキャラとなっております。
ご存知ないという方は、まず配信の動画を見て下さい。きっと心惹かれるものがあると思いますよ。

  さて、皇牙サキさんの雑談配信回で、自分のエロイラストを描いて欲しい作家さんの話題を彼女がしていたのですが、当然ながら全てエロ漫画家さんでして、それを聞きながら確かにギャル系ヒロインは十年前に比べて随分とポピュラーになったし、キャラの傾向も変化して来たなぁと思っておりました。
同時に、皇牙サキさんが好きな、私を含めた“オタクくん”が好きそうなエロ漫画作品をお勧めしたいなと思って、本記事を書いている次第です。喜ばしいことに、作品単位で選ぶとキリが無い程存在しますので、単行本単位で個人的なお勧めを敢えて5冊に絞ってみました。なお、詳細なレビューについては、それぞれのリンク先をご参照下さい。

Sian『生ハメ☆ギャルびっち!』(ワニマガジン社)
EnjoyBitchGalsAtHameLive 肉食系ギャル系ヒロインを用い、カラッと明るい雰囲気かつエロはガツガツとしたラブコメ・エロコメ系統の作品をメジャーなものに押し上げた一つの要因は、快楽天系列のコンビニ誌が結構注力したからと個人的には思っているのですが、その路線を代表する作家さんの一人と言えます。頼もしくエロを牽引してくれる黒ギャルヒロインという意味では短編「一日限定彼女」が特にお勧めです。→単行本レビュー

もずや紫『白黒❤ロワイヤル』(エンジェル出版)
BlackAndWhiteRoyal.jpg ギャル系ヒロインを登場させると、彼女達の属するコミュニティという点で同系統のキャラが揃いがちなのですが、お嬢様ヒロイン一家とギャル軍団が主人公の争奪戦を繰り広げるというユニークなハーレム系作品。清楚系お嬢様と肉食ギャルという対照的な構図が、双方の魅力を高めていました。気が強く強引でビッチだけど、人の好いギャルさん達という王道のキャラメイクが楽しめます。→単行本レビュー

丸居まる『Cherry&GAL’s↑↑』(茜新社)
CherryAndGALS.jpg ギャルヒロインに完全にリードされながらたっぷり搾られたいという諸氏にお勧め。ハードなM向け作品も多かった『Girls for M』作品群の中では比較的ソフトな路線です。エッチな黒ギャルヒロインをよく登場させる作家さんですが、この単行本は中でも黒ギャルさんの登場頻度が高くなっており、からかわれたり言葉攻めされたりしながら気持ち良くしてもらえるプレイが充実しています。→単行本レビュー

たまごろー『ハメトモコレクション』(富士美出版)
SexFriendCollection.jpg
 ヒロイン造形において、ギャル要素というよりかは、ビッチ属性に重きを置くタイプの作風で、キャラデザとしてギャル要素が必ずしも多い訳では無いですが、両要素の組み合わせの安定感は見事。全体的に非常にポジティブであっけらかんとした作風が持ち味です。飄々かつ快活な黒ギャルビッチさんが登場の短編「TAKE OUT」は大変お気に入りの作品で、この次の単行本では続編が収録されています。→単行本レビュー

史鬼匠人『ギャルトモ❤ハーレム』(ティーアイネット)

GalFriendsHarem 内向的なオタク少年と、快活で優しく、かつ芯の強さのある黒ギャルさんとの青春ラブストーリーであり、主人公のオタクボーイが黒ギャルさんとの関係の中で、勇気付けられ“属性”と関係なく、好きなことを素直に楽しむことの価値を知っていく流れは、皇牙サキさんの言動と一致する部分が多く、彼女が好きな方ならグッとくると思いますよ。→単行本レビュー

いかがでしょうか?ギャル系ヒロインがメインで、かつ彼女達が主導するタイプの作品を選んでみました。
  作品単位ですと、幾花にいろ先生の短編「寄辺」、東鉄神先生の短編「残業~警備員は見た!~」、六角八十助先生の短編「おべんきょう≒せっくす」、レオパルド先生の短編「黒い三年生」、もじゃりん先生の短編「フェスックス」などなど、魅力的なギャルヒロインを擁した作品は多くあります。

  2010年台後半に人気のある属性となっていたギャル系ヒロインの魅力を考え得る時、個人的には“異質さ故の距離感と親近感の両立”が重要な要素だと思っています。
 自分と他人が分かり合えないかもという疎外感や、自身に人間的・性的な魅力が無いのではという不安は、“リア充”的な人すら含めて老若男女全てが抱えることがあります。
誰しもそういったネガティブな感情故に内向的になってしまうことはあるのですが、エロ漫画における内向的なオタク男子であったり、日々の生活に疲弊した社会人のおじさんであったりな男性キャラというのは、それらのネガティブな感情を分かり易く打ち出すキャラクターであると言えるでしょう。
それに対し、ギャルというキャラクターは、例えばオタク男子と同じく、“普通”とは距離を置いた要素を有しつつ、そこに閉じこもらず、自信を以て闊歩していく力強さを持つキャラとして対比的に描かれていると言えるでしょう。
 対照的な双方が、完全に同じタイプの人物像になるのではなく、互いに異質さのある距離感を保ちつつも、ギャル系ヒロインの力強さ・自由さが時にネガティブな感情に閉じこもってしまう主人公を勇気付け、分からない存在から親近感を持てる存在へと変容していくこと、それがギャル系ヒロインを擁する作品の一つの魅力と考えています。
  これからも魅力的なギャルヒロイン、特に巨乳黒ギャルなヒロインのエロ漫画が増えてくれるといいなぁと思っています。そして、皇牙サキさんの漫画語りも凄く楽しみにしております!!

へどばん拝