Photograph  『アズールレーン コミックアンソロジー Vol.2』(一迅社)を読みました。Fujy/酒虎先生のノーザンプトンお姉ちゃんの真面目な暴走っぷりが良かったです。実際、アップデートで重巡が強化されたのでタイムリーでしたねぇ。
無敵ソーダ先生のおねショタハーレムバトル?も、もじゃりん先生の寧海級姉妹のほのぼの日常も良かったです。

  さて本日は、佐骨先生の初単行本『フォトグラフ』(茜新社)のへたレビューです。エロ漫画にしては珍しいタイプの表紙絵ですね。
JK美少女達それぞれの青春セックス模様&汁気たっぷりの濃口Hが詰まった作品集となっています。

Photograph1  収録作は、学習塾の校長を務める男性は、その塾きっての優等生である女の子が、学習スペースで自慰行為をしているのを発見してしまい、彼女に見張りを頼まれるのだが・・・な連作「みつめていたい」正続編(←参照 校長先生の名前を呼びながら 同連作正編より)、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は8~26P(平均22P弱)と幅はありつつ、平均値としては中の下クラスのボリュームで推移。短編メインということもあって、ストーリー面での読み応えは弱いですが、居心地の良さのある作劇であり、適度に強いアタックのエロ描写を標準量搭載した作品構築となっています。

【心地よい青春ラブストーリーとダーク&インモラル系】

  青春ラブストーリーをメインとしつつ、凌辱・調教寄りの作品もあり、しっとりとした抒情感のある作品もあれば、いい意味であっけらかんとセックスに励む作品もありと、作劇の方向性とその印象は相応に多彩。
  夏草が香る田舎のバス停を舞台に、幼馴染の少年少女のセックスとそれを契機としたピュアな恋心の再確認を描く短編「smells like・・・」や、ビルの非常階段という都会の片隅で、自信の無い少年とその彼女が互いに恋人であることを確認し、肯定し合う様なセックスをする短編「中空階段」などは、日常の空気感とその中で育まれる恋や性の情動がしっとりと、かつ柔和な印象で描かれている作品。
Photograph2これらの青春ラブエロ系や、クールな優等生さんが年上の先生の前では素直な素顔を明かしてくれる連作など、性行為を特別なものではなく、恋人として相互に与えあう行為、それぞれの感情と欲望を確認し合う行為として、二人だけで共有するごく普通のものとして描いていることが作品に健康的な印象を付与しているとも感じます(←参照 例えカミサマが見てようともセックスしたい。ロックだ 短編「中空階段」より)。
  これに対して、付き合っていると思っていた男性教師に調教され続け、別の男とのセックスも強制される女の子を描く短編「愛は盲目」、ツンツン生意気妹ちゃんをオナホ扱い睡眠姦&そのことに実は気付いている妹という歪んだ兄妹関係の短編「いもうと」、勘違いから気だてのよい娘さんを大人達が輪姦な短編「おまつりワッショイ!」など、ダーク&インモラル系の作品にも存在感があります。
これらの凌辱系の作品でも、快楽堕ちしたヒロイン側が自らで新たな方向を進んでいくまとめ方であったり、意外なギャフンオチでまとめたりと、ある程度読後感をマイルドにする作劇にしていますが、プレイとしてはそれなりにハードであり、JK美少女達の肢体を弄び、快楽に蕩けさせる嗜虐性が相応に強く出た作品群と評し得るでしょう。
  全体的にストーリーそのものに強い存在感があると言うよりかは、明暗共に感情のままならさという複雑性を魅せていく雰囲気作りの上手さが先行するスタイルと感じます。

【淫猥な体パーツ描写のしなやか思春期ボディ】
  いずれも『コミック高』初出の作品ということもあり、ヒロインは皆さんJK美少女で統一。
健康的な日焼け肌の幼馴染なスポーツ美少女、ちょっぴり不思議な趣味の持ち主ながらクールで優しい彼女さん、派手な見た目ながら芯が強く優しいギャルちゃんや優等生で大人しそうな眼鏡ガールなどなど、多彩な設定・キャラデザインが揃っているのは短編メインの単行本として一つの魅力になっています。
個々のキャラデザイン等に十分なキャッチーさがあり、また幼馴染ヒロインであったりクーデレ系であったりとポピュラーなキャラ属性を比較的明瞭に有するヒロイン設計ではありますが、前述したシナリオラインに乗せることで、彼女達の自然な情動を引き出しているように感じさせる手腕は美点と感じます。
  並乳さんから巨乳さんまでおっぱいサイズには一定のバリエーションがあり、グラマラスなタイプからほっそりとしたタイプの女体までと肢体全体のデザインには個人差がありますが、バスト&ヒップの存在感を前面に押し出すというよりかは、程好い肉感と未成熟感をバランスさせた思春期後半の女体を形成。
Photograph3汗や愛液でじったりと濡れる柔肌や、比較的大粒で存在感のある乳首(←参照 たっぷり調教されたちっぱい乳首だ 短編「愛は盲目」より)、比較的濃い目の陰毛に、リアル寄りの女性器描写など、各種体パーツには十分な淫猥さがあって綺麗な肢体に仕上げつつ、程好く生々しいエロスを感じさせます。
  初単行本ということもあって、絵柄には一定の変遷が認められますが、オサレ感のある端正な創作系寄りの絵柄は、クールな美少女ヒロインとの相性も良く、また背景の丁寧な描き込みなども含めて、作画密度を高く保っています。

【程好いアタックの演出で陶酔感を高めていく痴態描写】
  セックスへと至る流れなどにも一定の注力を示すこともあって、作品によって一定の振れ幅はありつつ、コアとなる抽挿パート等はやや短めで総体としては標準的な分量の濡れ場を形成。
  前述したシナリオの方向性の多彩さもあり、互いの体臭と肌の感触に包まれながら目前の快楽を貪る精気に満ちた夏の野外セックスや、カップルさんのドキドキお外セックス、恋人としての自信を付けて他者に見せ付ける羞恥プレイに男性の黒い欲望が炸裂する凌辱エロや輪姦エロなど、ラブラブ系からダーク系までエロシチュエーションはそれぞれ多彩。
  JKスメルに包まれながらの乳揉み、肌舐めや、丁寧に舌を這わせるフェラチオ、ぷっくりと膨れて自己主張する乳首や陰核などの性感帯を弄る愛撫やオナニーなど、キャラ属性やエロシチュによって前戯パートで投入するプレイに変化を付けており、射精シーンを投入することは少ないものの、ヒロイン側がアクメに達して潮を吹くなど、この時点でぐしょぐしょになるほぐれ具合に秘所がなっていることを強調。
Photograph4主人公との初めてのエッチという側面は強調されるものの、処女ヒロインか否かは重視されておらず、破瓜の痛みなどもほぼ描かれませんが、目前のヒロインの蕩け具合に性欲を引き出された男性のピストンを、ぬるぬるの愛液で潤滑しつつ締め付けの強い淫洞で受け止めながらドンドン蕩けていきます(←参照 短編「Gimme Love!」より)。
この生膣への挿入感を強調する粘膜描写のいやらしい断面図・透過図に結合部見せつけ構図、股間周りを中心として淫液で濡れる柔肌の質感、熱っぽく蕩けた表情付けと堪えきれずに漏れてくるハートマーク付きの嬌声等、肢体の存在感や粘膜の密着感を重視し、演出面はアタックを打ち出しつつも量的・質的に過剰にならない水準に収めるスタイルとなっています。
  大ゴマ~1Pフルのフィニッシュでは、最奥まで押し込まれたち○ぽに目一杯押し開かれて陰唇の大きく開く秘所が淫液塗れになっている様と、中出しを子宮で受け止めながらキュッと瞳を閉じてアクメの感覚に浸る様子を提供して抜き所としています。

  ラブエロ的な幸福感や青春期への憧憬等も含めて親しみ易い抒情性、程好く濃厚で陶酔感の強いエロ描写と幅広い層に訴求できる要素を有しており、作劇の方向性が多彩であることもあって、どちらかと言えば雑食派の諸氏にお勧め。
個人的には、健康的スポーツJKの汗まみれボディのスメルに包まれながらティーンズスピリッとを燃やして青姦な短編「smells like・・・」と、眼鏡美少女にヒドイことしちゃう短編「恋は盲目」に愚息が大変お世話になりました。