HotSisDiary  佐藤宏海先生の『いそあそび』第1巻(講談社)を読みました。最近流行りの美少女×アウトドアものというカテゴリーではありますが、ヒロインの生活が懸かっているというのはちょっと新鮮かもしれません。
主人公ボーイを筆頭に登場人物皆素直ないい子で、そこらも安心して読める要素ですねぇ。

  さて本日は、OgataAz先生の初単行本『いもうと発情ダイアリー』(ティーアイネット)のへたレビューです。最近はティーアイ勢でもロリ系作家さんが活躍していますが、その分野での新鋭作家さんですね。
キュートでエッチな妹系ヒロイン達とのラブエロ三昧な作品集となっています。

HotSisDiary1  収録作は、妹のことが色々な意味で大好きな変態お兄ちゃんは妹の友人達にエッチに誘われ、それをキッカケとして妹とも相思相愛の関係になるのであるが、妹の友人二人もお兄ちゃんのち○こにご執心で!?な中編「お兄ちゃんはだれのもの?」全3話(←参照 後は流れでお願いします 同中編第1話より)、および読み切り形式の短編2作。
収録本数こそ少ないものの、1話・作当りのページ数は36~44P(平均40P強)とかなりの大ボリュームとなっています。全般的にストーリー面の読み応えは感じられないものの、その分エロの量的満足感が強く仕上げられた作品構築と言えるでしょう。

【平和な雰囲気の兄妹ラブストーリー】
  いずれの作品も、妹ヒロインとの近親ラブ&エッチという趣向は共通しており、先ずはその辺りのキャラ属性が好きか否かで評価は大きく影響されます。
  作品冒頭からイージーにトリプルヒロインとのエロ的ハーレム仕様を形成し、妹ちゃんをメインヒロインとして確立させつつ、女の子達がち○こを取り合うドタバタ模様が楽しい中編作などは明確に明るく楽しいラブコメ系。
これに対して、相思相愛であるが互いに近い存在である故に異性に対する感情を素直に表出することが出来なかった兄妹を、二人の絆を語りながら描く短編「雨宿り」は、適度にシリアスな情緒を織り込みつつ、ハートウォーミングにまとめる純愛ストーリーで、雰囲気の軽重は作品によって一定の変化があると言えます。
HotSisDiary2  とは言え、いずれの作品も性愛のポジティブな側面を描くことで平穏な雰囲気を保っていますし、ピュアな女の子達が、無垢な性的好奇心を発揮したり、大好きなお兄ちゃんに対して恥ずかしがりながらも性欲を受け入れてくれたりといった描写で(←参照 短編「お風呂でプール」より)、甘い幸福感を形成していると感じます。
また、良くも悪くも状況に流されっ放しで、善人ではあるが、かなり欲望に忠実な主人公男子達の存在の軽さも、ストーリーの軽さ・穏やかさに貢献しており、エロまっしぐらな構築を安定させています。
  短編「雨宿り」では優しくしっとりとしたハッピーエンドでまとめていますし、その他の作品でもコミカルなオチを含ませたラブラブエンドとなっており、話としてのフックには欠けつつ、作劇の方向性に些かのブレも感じさせない作りと総括できます。

【微乳華奢ボディから巨乳ボディまで幅広い妹ヒロインズ】
  短編「雨宿り」では女子校生の妹ヒロインが登場していますが、中編および短編「お風呂でプール」では思春期入りたてのJSガールを投入しており、全体的にロリ系ヒロインに強い存在感があるのは確か。
少しツンデレ気味な妹ちゃんに、元気いっぱいでピュアな妹ちゃん、家庭的で憧れの存在であり続けた兄に思慕を寄せる清楚系妹ちゃんと、それぞれの作品でタイプの異なる妹ヒロインを描いており、中編作ではこれにHに大変積極的な妹のお友達コンビをセットで用意してロリハーレムを形成しています。
HotSisDiary3  スレンダー巨乳ボディである短編「雨宿り」のJK妹ちゃんに対し、その他のヒロイン達は身長の低さ・各種体パーツの未成熟感を特徴とするロリ系ボディで統一していますが、思春期ということもあって発育良好おっぱいからフラット仕様のバストまでおっぱいサイズには一定のバリエーションがあります(←参照 中編「お兄ちゃんはだれのもの?」第3話より)。
腰回りを中心とした肉付きの弱さや、お肌のスベスベ感、局所的にぷにっとした質感があり一本スジが走る股間の描写なども、前述した未成熟ボディの華奢さやそれに伴う背徳感を増強する要素と言えるでしょう。
  絵柄そのものはややオールドスクール寄りで、描線の細さが若干頼りない印象はあるものの、初単行本としては絵柄の統一感は十二分に強い上に表紙絵ともほぼ完全互換であって、素朴ではありつつ漫画チックな親しみ易さは絵柄における加点材料と感じます。

【陶酔感の適度な濃厚さと充実の性器関連描写】
  前述した通りに、各エピソードにおけるページ数の多さをエロシーンにたっぷりと割り振る作品構築であり、尺に余裕がある分、射精シーンやヒロイン絶頂シーンといった抜き所を複数織り込む多回戦仕様を徹底。
  トリプルヒロインとの青空の下での4Pハーレムセックスや、大人のオモチャを使用したプレイ、橋の下での野外セックスなど、プレイ内容にはある程度のバラエティがありますが、それらの特殊性を強調するタイプではなく、妹ヒロインとのラブラブ近親エッチという面をあくまでメインに据えたエロシチュとなっています。
  挿入相手を換えながらの中出し連発な抽挿パートで濡れ場のほとんどを形成する例外もありつつ、基本的には前戯パートにもたっぷりと長尺を設けており、妹ちゃんの未成熟ボディの感触をたっぷりと堪能したり、スケベガールのテクニカルなご奉仕フェラやオナホ手コキ、はたまたスジに顔を押し付けながらの不慣れな手コキ等の各種サービスプレイがあったりな描写をたっぷりと届け、かつここで射精シーンを投入して前半の盛り上がりを形成。
HotSisDiary4ち○こを締め付けるキツキツなぷにまんに抽挿を繰り返していく抽挿パートにおいては、初めてのヒロインでは破瓜の痛みを感じさせつつ、それが大好きな相手のセックスにおいて幸福感や性的快感に置き換わっていく流れを形成しており、蕩けきった表情や言葉にならない嬌声など、痴態描写は相応にアタックと濃密さを備えています(←参照 中編「お兄ちゃんはだれのもの?」第2話より)。
  大ゴマの多用で力押しする部分はありつつも、舌を絡めあう熱っぽいキスやピストンしながらのクリや乳首などを弄る愛撫など、行為の手数を増す描写や、結合部のアップ描写など、情報量を増すコマ遣いが適切に為されている分、長尺でありつつダレだ感じがしないのは○。
結合部見せつけ構図に加え、ち○この出し入れの平行連続コマ、狭い淫洞を肉棒が出し入れする断面図や、体を密着しながらの透過図など、性器関連の描写を多用する傾向にあり、フィニッシュシーンを含め、子宮口に密着した状態から子宮内に白濁液が勢い良く噴出する断面図・透過図の描写はかなりパワフルで、これらの描写の多用は好みが分かれる部分はあると思いますが、抜き所としてのアタックを大きく押し上げています。

  妹ヒロインとのラブラブ中出しファックを、程好い濃度とたっぷり長尺とで平和に楽しめる優良抜きツールであり、キャラ属性に対する嗜好の合う・合わないが作品の評価に直結するタイプと総括できるでしょう。
個人的にはヒロイントリオと夏のビーチでゴージャス4Pセックスを大ボリュームでお届けな中編第3話に大変お世話になりました。