BeHotInBloomOfYouth  船津紳平先生(原作:天樹征丸氏・金成陽三郎氏・さいとうふみや先生)の『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』第2巻(講談社)を読みました。この作品、犯人の“動機”には一切触れないことで軽妙さを保っているのが特徴だなと。
あと、小城氏、確かにかなり惜しいとこまでいったのに・・・!

  さて本日は、四電ヒロ先生の初単行本『サカれ性春!!裸外活動』(茜新社)の遅延へたレビューです。なぜでしょう、管理人は単行本タイトルからジャス学の雰囲気を感じます。
それはともかく、セックスに励むJKヒロイン達の姿をポジティブな雰囲気&ハードセックスでお届けな作品集となっています。

BeHotInBloomOfYouth1  収録作は、相方の男性を交換し、先に射精させることが出来たら勝利という賭け競技で連戦連敗の黒ギャル・メグは柔道部主将の童貞筋肉男子を性豪に育てあげてライバルの美琴に再戦を挑むのだが・・・な連作「絶頂遊戯」前後編(←参照 激しいセックスバトルはどちらに軍配が・・・!? 同連作後編「絶頂遊戯2」より)+メグを助けるサブヒロインの恋路を描く描き下ろしスピンオフ短編(10P)、奥手同士なカップルさんとその恋仲にちょっと過激なアドバイスをしてあげるカップルさんそれぞれの性愛事情な連作「inframe」「outframe」、および読み切り形式の短編5作。
描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数はいずれも20Pと中の下クラスのボリュームで固定。基本的に軽い読み口のシナリオでまとめつつ、キャラの魅力形成とエロの量的充実感の確保に注力した構築であると評し得るでしょう。

【青春期らしい快活さが魅力のラブコメ・エロコメ系】
  作劇の方向性としては、エロにしてもラブにしてもポジティブな雰囲気を有するラブコメ・エロコメ系統でまとまっており、セックスの快楽が色々なものを超越していく快楽全能主義的な面をカラッと明るく押し通すスタイル
BeHotInBloomOfYouth2見るからに悪役な外見ながら中身は真っ当な中年体育教師がエッチに貪欲な教え子ちゃんに理由を付けてはセックスで搾られるトホホな日々の短編「Peaking Method」、警備員の男性がセックスを覗き見していたJKからドスケベ誘惑をされてしまう短編「ホットナイト サマーギャング」(←参照 エッチなギャルだ! 同短編より)など、棚ボタ的な展開も各種ご用意。
その一方で、ライバルとの勝負に勝つためにセックス特訓をする内になんだかんだで信頼関係が結ばれていく連作「絶頂遊戯」や、好きだからこそ気持ちいいセックスを共有したいとヒロインが積極的になる短編「セーラー服を脱がさないで?」「サブカルショック」、はたまた熱血教師と応援団としての熱意を高めるためにセックス訓練に直向きに熱血する短編「Baby Heavy Howling!」など、登場人物の熱意や恋心がセックスへの流れとストーリーを駆動するタイプの作劇に存在感があります
  いずれにせよ、性欲であり恋心であり、はたまた勝負や部活といったものに登場人物達がポジティブに励んでいく中でエッチにも奮闘するという青春ものらしい流れが形成されている分、分かりやすくエロメインの構築でありながら、欲望任せのサツバツとした印象がないのは明確な美点。
  アモラルにまとめる短編「ホットナイト サマーギャング」の様なタイプもありつつ、微笑ましいラブラブエンドやコミカルなオチを付けるまとめ方が主流であり、最後まで軽く楽しく、穏やかな雰囲気を保っていると言えます。

【多彩なキャラデザインの巨乳JK美少女達】
  女子大生程度の年齢層でも不自然ではない短編「サブカルショック」のアメリカン・レディを例外の可能性としつつ、その他のヒロインは皆さんJK美少女で固めた陣容
優しい性格の健康的スポーツガールと思いきや中身はドスケベな女の子や、負けん気の強いガサツ系黒ギャルさん、彼氏である先生に振り回されながらも健気に彼の性癖に応えようとする三つ編み眼鏡な制服ガール、先生の熱血エロ指導に全力で応える応援団娘などなど、多彩なヒロインを用意しており、個々にキャッチーな魅力を持たせています。
  キャラデザインについては米国産のそばかす金髪美少女や、細目(狐目)女子、ワイルドな印象のある髪型やグラマラスボディの黒ギャルさんに黒髪三つ編み&メガネ&セーラー服という古典的清楚キャラなど、比較的ニッチな要素を入れたものが目立ち、それ故のユニークさが魅力でありつつ、読み手の嗜好によって評価は分かれるかもしれません。
  ヒロインの体型設定にも一定のバリエーションがあり、身長の低いトランジスタ・グラマー系や比較的長身な女の子、並乳クラスで全体的に肉付きの弱いすらりとしたスレンダー系なども用意しつつ、全般的にはバスト&ヒップの存在感でセックスアピールを打ち出す巨乳キャラがメイン。
BeHotInBloomOfYouth3程好くずっしりとした重量感や、比較的大粒で存在感のある乳首など、適度な淫猥さを感じさせるおっぱい描写はキャラデザイン上の魅力の一つであり(←参照 連作前編「inframe」より)、これに加えて描き込みが丁寧な性器描写なども直球の淫猥さを叩き出します。
  絵柄のベースとしては親しみやすく、十分にキャッチーな漫画絵柄ですが、前述したキャラデザの方向性や体パーツの淫猥さもあって何処となくマニアックさやアングラさを感じます。作画密度の詰め方や描線の濃淡などに一定の変化はありますが、初単行本としては絵柄に十分に統一感があり、表紙のフルカラー絵との印象の差異も最小限と言えます。

【アタックの強いエロ演出を重ねるハードコア和姦】
  各エピソードの分量としてはそれ程多くないものの、サクサクとエロシーンに突入していくこともあって、濡れ場の尺は十分にあり、シチュエーション変化なども含めて複数ラウンド制をほぼデフォルトとした構成。
  ドスケベガールの搾り取りセックスや、コスプレH、恋人同士の初々しいHもあれば相手の男をイかせるセックスバトルもありと、設定に応じてエロシチュのバリエーションは豊かで、ヒロイン側の積極性を中心として双方が快楽に対して貪欲に突き進んでいくことで、エロ描写全体にパワフルさを付与しています。
  豊満バストの乳圧で射精に導くパイズリやヒロインのお股に顔を押しつけつつフェラやパイズリをしてもらうシックスナイン、制服姿を堪能させながらの素股&手コキなど、ヒロイン側の積極性を示すプレイを各種用意して、前戯パートでの射精シーンへとつなげます
BeHotInBloomOfYouth4このご奉仕プレイに加え、既にビシャビシャに濡れた秘所を示して挿入を誘うヒロインの淫猥な姿に刺激された男性陣が、ガンガンと腰を振ってヒロインに強烈な快楽を叩き込む抽挿パートはマッシブな印象があり、前述した淫猥な性器描写を伴う結合部見せつけ構図や重たげに揺れ弾む巨乳描写などもエロ描写の勢いを強調します(←参照 だぷん❤だぷん❤ 短編「PeakingMethod」より)。
  これら乳&尻&股間の描写のストレートなエロさを存分に生かしつつ、アヘ顔チックな表情付けにハートマークを乱舞させる描き文字の台詞表現や言葉にならない悶絶ボイス、表現の質に難点もあるもとかく抽挿の勢いを感じさせる断面図描写など、アタックの強いエロ演出を重ねてハードコアな印象を高めています。
フィニッシュシーンでは演出的な強度の最高潮を形成し、大ゴマのボリュームで汗やら淫液やらでじっとりと濡れた豊満ボディ、アクメに蕩ける表情と言葉にならない嬌声、中出し精液が勢いよく溢れ出してくる描写を組み合わせてパワフルな〆としています。

  テンション高めでありつつ全体的にポジティブな作劇、和姦シチュでありつつハードコア指向のエロと、読み口の良さとインパクトの強さをバランスさせる作風と感じます。
個人的には、巨乳黒ギャルJKが挑むセックスバトルと彼女による勝負に向けてのエロ特訓が楽しめる連作「絶頂遊戯」が特にお気に入りでございます。