LittleDevilSwitch TVアニメ版『だがしかし』第2期第9話「インターネッツとスーパーボールと・・・」を観ました。はじめちゃんの素朴な味をおもちゃと一緒にデリバリーで・・・(ゴクリ
アニメ版でカラーになると余計にいかがわしくて良かったですね!続く『たくのみ。』と少しコラボしていたのも楽しかったです。

  さて本日は、まうめん先生の初単行本『小悪魔すいっち』(文苑堂)の遅延へたレビューです。エロ漫画単行本の表紙も春めいて参りました(なお、裏表紙は夏の模様)
エッチな巨乳美少女さん達に翻弄したりされたりな棚ボタ系ラブエロ模様が楽しめる作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計11作。1作当りのページ数は10~20P(平均17P強)と控えめな部類で推移。短編集ということもあって、いずれも軽い読書感の作劇と、適度な密度・ボリューム感とでコンパクトにまとまっています

【快楽全能主義で統一しつつ方向性が多彩な作劇】
  作劇の大まかな方向性としては、性欲が素直に充足される快楽全能主義で突き進んでいくラブコメ・エロコメ系統ではありますが、作品によって雰囲気は様々。
LittleDevilSwitch1思春期のボーイ&ガールのピュアな恋愛感情とその揺れ動きを描く青春恋愛ストーリーもあれば(←参照 失恋した主人公にヒロインが想いを打ち明けようと 短編「二度目の告白」より)、ビッチヒロインがやってきてレッツ・生ハメセックス(短編「お届け❤ぎゃるめいどっ!」)、家庭教師のお姉さんの豊満ボディに興奮してしまった主人公が彼女の寝込みを襲って・・・な展開(短編「居眠りティーチャー」)等もあり、ほんのりインモラルであったり、ピュアな恋愛模様であったり、イージー・ゴーイングな棚ボタエロであったりします。
  単行本タイトルに“小悪魔”とある通り、年上ヒロインがショタ系主人公の童貞喰いをしたり、逆に年下でありながら淫靡な雰囲気をまとうヒロインが男性を誘惑したりと、美少女達のエッチな本性やそれによって主人公を戸惑わせるようなシチュエーションも多く、これらの作風もまた棚ボタ的な展開に含まれます。
シナリオワークの多彩さをヒロインのキャラクター設定の多彩さと噛みあわせる工夫は明確に美点でありつつ、ストーリーそのものには、話としての抑揚・リズムを欠き、これといったストロングポイントを感じることはない分、良くも悪くも読み口は平板に仕上がっています。
  ちょっぴり不穏な要素がエロシチュエーションにあったとしても、あっけらかんとしたオチでまとめますし、ラブエロ系ではほのぼのと温和で甘い読後感を残すハッピーエンドにしており、抜きツールとしての適度なアタックを確保しつつ、読み口は軽く穏やかにというスタンスをラストまで一貫させていると評し得ます。

【多彩な設定・属性の巨乳美少女ヒロインズ】
  女子大生クラスと思しきお姉さんヒロインも存在しつつ、女子校生ヒロインが大半を占める陣容。男性主人公に対して年下であったり、年上であったり、はたまた同年齢のカップルであったりと、男女間の年齢比較も様々です。
  ちょっぴりツンデレな彼女さんに、処女ビッチな派遣メイドさん、年齢不相応の妖艶さを香らせる双子美少女、ちょっぴり不思議系なクーデレ系美少女に押しかけ女房なピュアなお嬢様ヒロインなど、多彩な設定・属性のヒロインを擁しているのは短編集らしい美点
前述した様に女性側が積極的に男性を誘惑し、エッチに引き込んでくるケースもあれば、男性の暴走気味な性欲を受け止めて蕩けていくケースもありますが、いずれにしても多彩なヒロイン達がそれぞれのエッチな面を主人公に対して曝け出してくれるという変化が、作劇的にも実用面でも一つの肝と言えるでしょう。
  身長の高低の差によって、スレンダー寄りであったり、トランジスタ・グラマー的であったりと、印象が多少変わることはありますが、基本的にはもっちり柔らかい美巨乳&安産型ヒップ、締ったウェストを組み合わせた柔肉の存在感が強いボディデザインが勢揃い
LittleDevilSwitch2彼女さんに競泳水着を着て貰ったり、メイドさんがデリバリーされてきたり(←参照 アイエエエ!?処女でビッチでメイド!?ナンデ!? 短編「お届け❤ぎゃるめいどっ!」より)、学校の制服であったりと、コスプレ的なものも含めてヒロイン達のエロ可愛さを増幅する衣装も多彩に用意。
  初出時期に最大約5年の開きがあるため、絵柄には一定の変化があり、また描線に粗さがあったり、ボディデザインが乱れる構図があったりと、細かい部分で改善すべきポイントはありますが、基本的には表紙絵と同様の印象の、程好い萌えっぽさとアニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさがバランスよく組み込まれた絵柄と感じます。

【適度な演出密度と前のめり感で突き進むパワフル和姦エロ】
  サクサクとエロシーンに突入することもあって、たっぷり長尺とは言い難いものの、エロシーンの占める割合は十二分に高く、抜きツールとしての満足感を適度に満たす水準で安定。
LittleDevilSwitch3  前述した様に、ヒロイン側が主導するエロシチュエーションが多く、男性の反応をうかがいながらのフェラや密着手コキ、パイズリといったヒロイン側の積極性を示すプレイを搭載した前戯パートを投入し(←参照 短編「水着彼女の極上えっち」より)、前半での射精シーンとこの行為でぐっしょりと濡れた秘所を示してから抽挿パートへと移行していきます。
男性側が煩悩の暴走により先に手を出すパターンもあり、その場合では睡姦パイズリやらねっとり愛撫やらとヒロイン側が為すがままにされてしまうという流れになっていますが、その場合でもヒロイン側が男性の性欲を受け止め、蕩けていくというパターンであるため、いずれにしても和姦エロとそれに基づく快楽全能主義で一貫していると評し得ます。
  抽挿パートに移行後は、双方が己の欲望をフルスロットルで曝け出して、ガツガツと快楽を貪っていくパワフルでポジティブな雰囲気を一貫しており、上述したように描線の粗さやボディデザインの不統一感は弱点ではありつつ、勢いを高めるという意味では実用性に一定の貢献をしていると感じます。
LittleDevilSwitch4  ハートマーク付きの実況系エロ台詞、程好い分量の液汁描写による肢体のシズル感や粘膜の淫猥さの増強、露骨な結合部見せつけ構図の連投に挿入感を強調する断面図といったベーシックなエロ演出を相応に高い密度で重ねるスタイルであり(←参照 短編「小悪魔ageまんっ❤」より)、どちらかと言えば、描写の巧拙というよりかは、勢いを重視するスタイル
  ヒロインのエロ可愛さをアピールしながら、乳首残像を伴う乳揺れや突き込みに合わせて愛液を迸らせる結合部のアップ構図など、ピストン運動の激しさを強調する流れから、複数ラウンド制の〆としてのフィニッシュを投入し、蕩けきった顔とお漏らしやら白濁液やらが噴出する秘所、乱れた描き文字で表現されるアクメボイスのアタックの強さでハイカロリーな抜き所を提供しています。

  初単行本ということもあって、作劇・作画共に粗さを感じさせる部分はあるものの、多彩な巨乳美少女達が程好くハードに乱れる痴態を満喫できるという魅力は十分に打ち出されており、訴求層は広いスタイル。
個人的には、黒ギャルさんのエッチの手ほどきな短編「小悪魔ageまんっ❤」が一番のお気に入りでございます。