Sexchu  余湖祐輝先生・田畑由秋先生コンビの『ニンジャスレイヤー』第13巻・第14巻(角川書店)を読みました。2巻にわたるラオモトとの最終決戦、フジキドとナラクの関係も含めて、丁寧にかつ怒涛の迫力を以て描かれていました。ゴウランガ!ゴウランガ!!
移籍しての第二部も実際楽しみです!

  さて本日は、いさわのーり先生の『せっくちゅ❤』(茜新社)のへたレビューです。なお、先生の前々単行本『くすぐったいの・・・好き❤』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
キュートでピュアでエッチなロリータガールズとの平和なラブエロ模様が詰まった作品集です。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で10作。1作当りのページ数は14~22P(平均19P弱)とやや控えめな水準で推移。良くも悪くストーリー面での読み応えはなく、穏やかな雰囲気を保ちながらヒロイン達のキュートな痴態に意識を集中させる作りとなっています。

【少女達の純粋さで全てを包み込む平穏な桃源郷】
  可愛らしい女の子達との平和なラブエロ模様という、二次ロリ好きにとっての桃源郷を描くスタイルで今回も概ね統一。
Sexchu1  男性主人公の性的欲望も素直に受け止め、自身もなんだかんだで積極的に行為に関わり(←参照 見たい? 短編「夏っこ遊び」より)、最終的に誰も傷ついたり困ったりすることなく、平和にフェードアウトしていく流れが揃っています。
主人公とヒロインの間に狭く閉じた世界が描かれていることで、余計な波風や禁忌としての側面を主張しないことが作劇上の特徴であり、快楽を介した双方のギブ&テイクがスムーズに行われていることも、前述した読み口の穏やかさ・滑らかさに直結していると評し得るでしょう。
  実際には男性側の少女達に対する欲望は、ほの暗いものであったり一方的であったりする要素を含ませており、恋愛ものとしてのストーリー性も決して強くはなく、外部から見た時にそれらの関係性は本当に“平穏”なものなのかに疑問を感じさせつつも、それらの疑念や不穏さも少女達の感情や好奇心の純粋さに包み込まれることで、ドリーミーな雰囲気を崩さず、またヒロイン達の魅力を増すことに直結させています。
ちょっとした背徳のドキドキ感や、ほんのりアブノーマルなエロ要素なども、ストーリー自体を動かすというよりかは、あくまでヒロインのリアクションを引き出してその可愛らしさを高める要素と言え、ほのぼのとした雰囲気を保ちつつこれからもエッチに励んでいこうとポジティブなまとめ方で読後感も良好に仕上げています。

【ちっぱい&ぷにまんな未成熟ボディのランドセルガールズ】
  中~高学年クラスのランドセルガールズで統一された陣容であり、無邪気さ・無垢さを前面に出し、その上で男性の欲望を受容してくれるドリーミーな存在としてロリヒロイン達を構築。
生意気ガールにふんわりとしたお嬢様女子、甘えん坊な元気娘に気弱なメガネっ子などなど多彩な属性のヒロインを擁しているのは短編集らしい特徴であり、前述した様に彼女達のラブ&エロに対する初心なリアクションでキャラクターの魅力を形成するスタイルと言えます。
Sexchu2  短編「少女の胸はふくらんで」では、年齢離れした長身巨乳の女の子が登場していますが、その他の作品ではちんまりボディにぺたんこバスト、すべすべ&ぷにぷにの股間を組み合わせたぷに感もありつつ、華奢さのあるボディが勢揃い(←参照 短編「さきちゃんのキノコ」より)。
ほんのり膨らみかけの乳房に小さな乳首、ぷにっとした股間に走る一本筋、寸胴な体幹など、未成熟感を強調する体パーツも揃えつつ、丸みを強めるデフォルメによって素朴な可愛らしさも明確にすることで、過度な生々しさを排除しています。
  表紙では絵柄の彩度が元以上に高まっている為、多少中身の絵柄と齟齬を感じるところはありますが、前述したデフォルメ感に由来する親しみ易さのある絵柄は単行本を通して安定しています。

【適度な密度のエロ演出で彩るエロ可愛い痴態】
  欲望任せでありつつ、それを穏やかな雰囲気に包み込む分、スムーズにエロシーンに突入することが可能であり、抜きツールとして十分な尺の濡れ場を用意して、ヒロイン達のエロ可愛い痴態を提供。
Sexchu3  十分な尺がある分、前戯パートにも量的な余裕があり、ちっぱいを揉んだり吸ったり、股間のプニプニ感を指や舌で味わったりと丁寧な愛撫で未成熟ボディの感触を堪能させる描写を充実させています(←参照 短編「どっちにするの!?」より)。
これらの描写にちょっとしたイタズラ感もあって、ほんのり背徳の香りを漂わせていますが、登場人物達が既に性愛関係にあるということもあって純粋に気持ちいいことをヒロイン側が楽しんでいるという描写にまとめる分、読み手に精神的負担をかけない流れを形成。
  前述した性感帯への丁寧な愛撫で秘所を濡らした後に挿入すれば、既に処女ではないこともあって、抽挿パートの序盤からヒロイン達はセックスの快楽に熱っぽく蕩け、エロ可愛い反応を返してくれるのも、これまたドリーミーな桃源郷の形成に寄与。
Sexchu4涙を零した瞳をキュッと閉じて快感を堪える表情付けや、素直に感覚や状態を自らの口で語るハートマーク付きの実況系エロ台詞、ピストンに合わせて秘所から漏れ出る液汁描写など、適度な濃度の陶酔感を打ち出し、ヒロインの可愛らしさを阻害しない量的・質的な水準のエロ演出を重ねていきます(←参照 短編「万引少女と変態おじさん」より)。
  ピストンしながらのアナル弄りや逆に前穴ローター愛撫、キスや乳首弄りなどの性感帯への刺激など、一定の手数を組み込みつつ、ある程度の露骨さのある結合部見せつけ構図からたっぷり白濁液を放出しての大ゴマフィニッシュまで、描写としてマイルド寄りでありつつ快楽を求める前のめり感で進んでいきます。

  濃密なストーリーやハードなエロをお求めですと物足りなさを感じる可能性はありますが、全体的に穏やかさがある故の安心感・安定感があるのは明確な美点。
個人的には、二人のJSガールが主人公を取り合いしての3Pセックスが楽しめる短編「どっちにするの!?」が特にお気に入りでございます。