DemiHumanRanch  バーチャルYoutuber戦国時代と言われ、毎週新しい人?達が登場してきて、おまけに皆さん面白いのですが、あまりに多くてもうチェックしきれないなぁとも感じるこの頃です。
最近は、エロ忍者こと、乾伸一郎殿が話も面白いし、ゲームも上手いのでお気に入りでござるな。

  さて本日は、あまぎみちひと先生の『亜人牧場』(キルタイムコミュニケーション)の遅延気味へたレビューです。なお、先生の前単行本『堕淫ノ刻印』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
戦闘ヒロイン達が無様な痴態を曝け出すハード&アブノーマルなエロシチュエーションが詰まったファンタジー凌辱作品集となっています。

DemiHumanRanch1  収録作は、いずれも読み切り形式の短編で計9作。前単行本に引き続き、今回もLilith制作のゲームをコミカライズするLiliTHコレクションのシリーズがあり、「対魔忍アサギ 決戦アリーナ」のコミカライズである短編「対魔忍 文月~呪われし血族~」(←参照 た、大変でござる~!対魔忍がまた即堕ちしてるでござるぞ~! 同短編より)を収録。
1作当りのページ数は18~22P(平均19P強)とやや控えめな部類。設定の面白さで読ませるタイプの作劇であり、その上でがっつりエロ特化の構築を示しています。

【アブノーマルなエロシチュに特化したファンタジー凌辱】
  作劇の方向性としては、キルタイム伝統の戦闘ヒロイン凌辱エロのベースを取りつつ、ファンタジー設定の自由度を生かして非常にアブノーマルなエロシチュ・プレイに特化した、かなり尖ったスタイル。
DemiHumanRanch2  征服者の魔物達によってエルフや人間の女性が家畜および性奴隷として管理される“牧場”シチュエーション(←参照 射精されると特上の母乳を出すようにされたエルフ達 短編「第三エルフ牧場」より)、時間が停止された世界での石化だるま化捕食エロ(短編「石棺の教庭」)、人間の脳を操作して繁殖用の苗床にするエイリアン達に襲われるシチュエーション(短編「肉ノゆりかご」)など、ヒロイン達が凶悪な快楽と圧倒的な暴力によって蹂躙されていく様子を描いていきます。
これらのエロシチュについて、例えば凌辱側の魔物達の思惑であったり、特殊な魔術や状況であったりについて、ファンタジーらしい設定を構築して、それを説明していく流れが、強烈なエロ描写と共に、読みを牽引する魅力になっています。
  “牧場”シチュエーションが分かり易いですが、多くの作品が人間(エルフ等含む)としての尊厳が、圧倒的な強者や異種によって無視され蹂躙されるという構図を有しており、人でない存在にしても気に留めなかった行為・支配がいざ人間がされる側に回った場合の拒否感や恐怖感が作劇の強烈な印象を生み出しているとも評し得るでしょう。
  ヒロイン側が快楽によって相手を圧倒する逆転が描かれることもありますが(短編「えびる☆ちぇんじゃー」)、ほとんどの作品は理性を喪失させられ快楽中毒となった無残な姿を曝け出すことになるバットエンド系であり、殊にヒロインの純粋な恋愛感情や努力が悪意によって踏み躙られるタイプのラストの後味は相応に重く、悪く仕上がっています
ストーリーそのものはオーソドックスな戦闘ヒロイン凌辱であったり、設定の説明に徹したりであるため、強い読み応えは無いですが、その分エロの強烈さが際立つ構築とも言えるでしょう。

【むちむち肉感ボディのファンタジー美少女・美女】
  エルフやドワーフ、鬼族など人外ヒロインも多く、またファンタジー設定ということもあって、年齢層が不明なキャラクターが多いですが、見た目としてはハイティーン級の美少女や20代半ば程度の綺麗なお姉さんタイプが揃っています。
魔物達に敗北し、家畜として扱われる元騎士や魔法使いのエルフや人間、ドワーフ、魔物を封じる退魔師の美少女にエイリアンに襲われた船の救援に向かった美人戦闘員(もちろんぴっちりスーツを着用だ!)、そして圧倒的な戦闘力を誇る(棒)対魔忍など、戦闘ヒロインが多いのもこのサブジャンルらしいところ。
  低身長でぺたんこバストなドワーフ族の女性や、手のひらサイズの妖精さんなど、色々と小さいボディの女性キャラクターも登場していますが、むっちむちの弾力感を有する巨乳、桃尻、太股を組み合わせた肉感ボディが主力であり、その存在感のあるボディを快楽で蹂躙するストレートな嗜虐性の土台を形成。
DemiHumanRanch3薬物投与による爆乳化、調教等による乳首や陰核の肥大化、各種ピアッシングに大量の精液を射精されての疑似ボテ腹化や、凶悪なサイズのち○こが内側から腹部を突き上げる描写、特殊なところでは石化しての四肢損壊など(←参照 石化で妖精オナホで腹ボコォ! 短編「石棺の教庭」より)、前述した肉感ボディを欲望任せに改変することも肢体描写上の特色であり、また嗜虐性を強く生み出す要因。
  なお、凌辱側の悪漢や魔物達は筋骨隆々の恐ろしげな存在として描かれており、非常に大きな陰茎をヒロインに無理矢理挿入し、その膂力で相手の動きを封じるなど、暴力性の権化として際立つと共に、柔らかそうなヒロインの肢体と好対照になっています。
  やや描線がラフになることはあるものの、それを含めて勢いや力強さを生み出すスタイルであり、描き込み密度が全体的に高く、カロリーの高い描画で強烈なエロ描写を連発することがページ数以上の満腹感を生み出しています。

【強烈な演出・構図でマッシブに突き進む特殊凌辱】
  明確にエロシーンの比重が高い抜き特化の作品構築ではありますが、ページ数の都合上たっぷり長尺のエロシーンという訳ではありません。とは言え、後述する様に過激でハードなエロ描写を連発してくる分、この程度の尺であるためにインパクトを保ちきることで攻撃力が高まっているとも評し得ます。
  いずれの作品も凌辱エロをベースとしており、輪姦や媚薬調教などに加え、亜人や人間の“牧場”で行われる調教や搾乳、苗床化などを描くシチュエーションを筆頭に、絶頂石化、脳を侵食されて強制的な快楽に支配されるシチュ、小さな肢体が巨大な手でホールドされ規格外の肉棒を挿入される妖精オナホなど、特殊でハードなエロシチュ・プレイが揃っていることが本作の明確な特色であり、また好みを大きく分ける点。
牧場シチュではかなり多数のキャラクターが登場するため、個々のヒロインに焦点を当てることは不可能ですが、その他の作品では戦闘能力が高かったり、強気であったりな戦闘ヒロインが卑劣な罠や常識外の状況によって徐々に快楽に屈していき、最後にはだらしのないメス痴態を曝け出すという、キルタイム系伝統のシークエンスをしっかりと踏襲しています。
  搾乳やイラマチオ、アクメ寸止め調教など前戯パートに相当する部分も適度な尺を取りつつ、基本的には剛直でヒロインの肉穴を蹂躙するマッシブなピストン描写に注力しており、女体をホールドされて抵抗ができない状況で、前後の穴を大きく押し広げられて悶絶する痴態を提供。
DemiHumanRanch4前戯シーンも含めてヒロインへと大量の降り注ぐドロドロの白濁液、言葉にならない獣めいた嬌声や絶叫にハートマーク付きの白痴系エロ台詞、アへ顔や瞳の中にハートマークを浮かべる凛々しさや気の強さが失せた表情付けなどの過激なエロ演出を大量投入し(←参照 短編「ゲームエンドアフターガール」より)、ごりごりと押し進む剛直に広げられる結合部の見せ付け構図や子宮まで犯される断面図などの描写や前述したボコォ!表現など、挿入感の強烈さも強調してきます。
  強烈な絵面をシンプルに連発させるシークエンスは、分かり易い画面構成と個々のコマ内の十分な描画密度に支えられており、1Pフルのフィニッシュまで凌辱エロとしてのパワーや攻撃性を保ち続けて疾走するスタイルと評し得るでしょう。

  エロシチュの特殊性もあり、好みが大きく分かれる1冊とは感じますが、ファンタジーエロにおける尖鋭性は十二分に強みであり、マニアックな性癖を商業エロとしてまとめられるのはキルタイムのアンソロジーシリーズが持つ強みであり、エロ漫画ジャンルへの明確な貢献でしょう。
個人的には、エルフ達がオーク達の家畜となってシステマティックに管理される短編「第三エルフ牧場」が特にお気に入りでございます。