SchoolSexActivity 太陽まりい先生の『ギャルごはん』第3巻(白泉社)を読みました。新キャラの藤原ちゃん、みくちゃんと正反対のライバルキャラかなと思っていたのですが、互いにちゃんと認め合える仲になっていて、ギスギスしなくて大変良かったです。
褐色ギャルの猫耳メイドコスプレ、エロ過ぎて卒倒しそうでした。

  さて本日は、千要よゆち先生の『学園性処理活動』(ティーアイネット)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『制服の奥の気持ちいいトコ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
美少女JK達とのほのぼのエロコメ&彼女達が色っぽく乱れるエロシーンが楽しめる1冊となっています。

SchoolSexActivity1  収録作は、女子3名・男子1名のチーム戦で、相手の男子を女性三人がかりで搾り取った方が勝ちという競技をする“精搾部”に入部することなってしまった少年が、チームメイトとのセックス鍛錬をしたり、他校との練習試合に挑んだり~な中編「ようこそ精搾部!!」全2話(←参照 説明しよう!精搾競技とは! 同中編第1話より)、パンツ大好き変態教師に相変わらず翻弄される春ちゃんであったがそこに彼女の妹・冬子ちゃんも参戦!?な「しょーこれ!!」シリーズ3作(シリーズとしては第2話~第4話)。
なお、「しょーこれ!!」シリーズは前単行本に収録の同名短編からの続編で、先生と春ちゃんの奇妙な関係のスタートを知りたい諸氏は該当作を参照のこと。
収録本数こそ多くないものの、1話当りのページ数は32~52P(平均42P)と個々にかなりボリューミィなエピソードが揃っています。全般的に作劇面の存在感は強くありませんが、軽快な読み口を保ったうえで、程好い濃厚感の濡れ場をたっぷりお届けという構築で安定しています。

【思春期らしい情動が形成するほのぼのとしたエロ模様】
  思春期の男女の素直な感情や性欲を、等身大のほのぼのとした雰囲気に包み込んで彼らのラブ&エロを描き、また登場人物達の素直なリアクションでコミカルさを打ち出すスタイルのラブコメ・エロコメが今単行本でも楽しめます
SchoolSexActivity2  精搾競技に励む女の子達に囲まれて初心な主人公が大変かつウハウハなことになる中編「ようこそ精搾部!!」も(←参照 三人の女子部員とご褒美特訓だ! 同中編第2話より)、変態街道を爆走する普段は無気力・エロでは暴走な主人公がなんだかんだでヒロインに受容される「しょーこれ!!」シリーズも、あっけらかんとしたエロ的幸福感が魅力の一つ。
登場人物達の間に信頼関係であったり、恋愛感情の萌芽などがあったりするものの、甘いラブラブ感はどちらかと言えば乏しく、良くも悪くも素直な性欲で展開を駆動していくスタイルと感じます。
しかしながら、作劇に平板さや欲望任せの殺伐感がないのは、例えば部活に励む仲間意識や努力が報われる心地よさ、はたまた性格の異なる姉妹同士の意地の張り合いであったりセックスの気持ち良さを独占したい気持ちであったりと、上述したような若者らしい素直な感情や欲望もまた展開を押し進めていることが、穏やかで快活な読み口を形成しています。
  セックス勝負やら主人公取り合いエロバトルといった話としての賑やかさは明確にありつつ、全体として見れば特に大きなドラマも生じずに緩くフェードアウトするタイプの作劇ですが、その緩さ・穏やかさが決して短所ではなく、作品全体のほのぼのとした雰囲気とマッチしているのは美点と言えます。

【健康的な色香の巨乳ボディなJK美少女ヒロインズ】
  両作品とも複数ヒロイン制を取っており、中編「ようこそ精搾部!!」に登場する部活仲間の三名と、練習試合の相手校の選手達、そして「しょーこれ!!」シリーズに登場する瓜河姉妹と、いずれも女子校生ヒロインで統一。なお、瓜河姉妹の妹さんを除いて皆さん非処女なので、その辺りを気にする諸氏は要留意。
  優しい性格の後輩ちゃんにサバサバと明るい同輩ガール、そしておっとり清楚に見えながら実は肉食系の先輩とそれぞれタイプの異なる女子部員達(中編「ようこそ精搾部!!」)や、性的に奔放で少しガサツな姉と、生真面目な性格の妹という正反対な姉妹ヒロイン(「しょーこれ!!」シリーズ)と、タイプの異なる女子を用意して、それぞれがエッチに積極的になっていく流れを見せることで、複数ヒロインとエッチが出来るウハウハ感の基盤を構築。
SchoolSexActivity3この、真面目であったり、サバサバとしたタイプであったりな、普通に居そうな女の子達が、いざエロシーンとなれば熱っぽい官能の表情を曝け出すというギャップが、ヒロインの魅力もエロシーンの実用性も高める要因であり(←参照 堅物ガールがこの表情 「しょーこれ!!」シリーズ第3話「ランジェリーショップ編」より)、さっぱりとした健康的な印象の絵柄がエロシーンではグッと濃密なエロスを叩き出すギャップの根幹を為す要素。
  並乳~爆乳クラスでおっぱいサイズには幅を持たせつつ、健康的な肉付きの体幹にもっちり柔らかなバスト&ヒップ&太股を組み合わせたボディデザインで統一しており、過度にセックスアピールを放つというよりかは、程好い肉付きでさっぱりとした色香を漂わせるタイプ。
艶やかな黒髪や汁気たっぷりの秘所、快楽に潤む瞳の表情など、各種体パーツの描写に十分な官能性があり、健康的な色香&ボディの美少女達が蕩けて液汁に濡れていく様子の煽情性に大きく貢献しています。
  これらさっぱりとした色気と描写としての濃厚さ、および描写としての勢いを、しっかりと緩急を付けて提供する絵柄の密度・安定感は特筆すべき美点であり、ユニークでありつつクドさや荒さとも無縁なタイプの絵柄と感じます。

【程好い濃度の演出で彩る熱っぽい痴態描写】
  両作品とも十二分な分量を有するエロシーンを備えつつ、ヒロイン達の積極的な攻勢に次々と搾り取られていく徹底した多回戦仕様の中編「ようこそ精搾部!!」と、一回戦をじっくりと描くスタイルの「しょーこれ!!」シリーズとで組み立ては多少異なっています。
  それぞれの“得意技”で主人公のち○こを搾り取っていくという、どちらかと言えば女性上位なシチュエーションが目立つ前者と、変態主人公がやや強引に押し通してヒロインを感じさせる後者とで、男女間で攻守の在り方にも差異はありますが、和姦エロの範疇から逸脱してしまう過激性や倒錯性は強くなく、またハーレムHや姉妹丼といった複数人プレイのウハウハ感も共通。
  ヒロイン側が攻勢に回る「ようこそ精搾部!!」では豊満バストを生かしたパイズリや、根元から鈴口までじゃぶり尽くすねっとりフェラなど、ヒロイン達の搾精テクニックを存分に見せつけてきますし、逆に「しょーこれ!!」シリーズではパンツの香りを堪能したり、沁み付きパンツを作るべく丁寧な秘所やバストへの愛撫で愛液を分泌させたりと、男性側がヒロインを感じさせる流れを前戯パートにおいて形成。
SchoolSexActivity4前述した様に、どちらかが一方的に相手を攻め立てるという描き方はしておらず、「ようこそ精搾部!!」では主人公の少年を騎乗位や乳首責めなどで搾り取りつつピストンを受け入れて蕩けたり、「しょーこれ!!」シリーズでも攻められっぱなしのヒロインが蕩けていく内に自らも積極的に腰をふったりと(←参照 ヒロインがあそこをぐりぐり押し付けて 「しょーこれ!!」シリーズ第4話「家庭訪問編」より)、双方が気持ち良さを貪欲に求めていく力強さ・ポジティブさを生じさせています。
  愛液や精液に濡れる秘所を見せ付ける構図、頬を紅潮させ瞳を蕩けさせる熱っぽい表情付けに、ハートマーク付きの嬌声や動作の勢いや逆にねっとり感を強調させる擬音など、エロ演出としては相応の密度を形成しつつ、前述した健康的な色香とのギャップとしての濃厚感というバランスを崩すことのない範疇に収めており、このことが長尺のエロシーンでも胸焼けすることなくラストまで煽情性を積み上げていくことに貢献しています。
大ゴマ~2P見開きで、大量に溢れ出す程の白濁液を膣内で受け止めながらアクメ絶叫を熱っぽい表情で上げるヒロイン達の痴態を提供して〆ており、ベーシックな手法を高質でというスタンスでエロシーン全体を安定させていると評したい所存。

  シナリオ・エロ共に即効性のインパクトを欠く一方で、それ故にほのぼのとしたシナリオとボリューミィなエロとをじっくり満喫できる作りと言え、黒髪美少女達の色っぽい姿にグッと来る絵作りが出来ていると総括できるでしょう。
個人的には今単行本でシリーズに参戦した生真面目メガネっ子・冬子ちゃんが大変お気に入り。