WhatICanDoWithSis TVアニメ『サクラクエスト』第24話「悠久のオベリスク」を観ました。TV局との話、確かに妥協して工夫するという方法もあったのかもしれませんが、会長の言う“馬鹿者”的な気概が、これからも祭りや意識を継続させていくことに必要なのだろうなとも感じます。
あと、「好い事思い付いた!」の台詞の時のしおりさん、可愛過ぎでは!?(結婚しよ・・・

  さて本日は、桜湯ハル先生の初単行本『おねえちゃんと交尾ること。』(クロエ出版)の遅延へたレビューです。なお、“交尾ること”と書いて“デキること”と読むそうです。
ムチムチ肉感ボディの美人お姉ちゃんヒロイン&美人おばさんヒロインとの棚ボタハードセックスが詰まった1冊となっています。

WhatICanDoWithSis1  収録作は、両親の海外出張で親戚の家に預けられることになった主人公だが、彼を待っていたのは明るく優しくそしてドスケベなママさんとオナニー大好き根暗な変態娘さんで!?な連作「甥っ子を預かってみた!」前後編(←参照 結果的には勿論こうなるのだ! 同連作後編より)、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は20~32P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで推移。エロシーンをたっぷり搭載した分かりやすくエロ特化の作品構築ではありますが、意外に居心地の良さを産むシナリオワークのほのぼの加減などにも存在感を感じます。

【穏やかな読書感の棚ボタ系ラブエロ話】
  単行本タイトルおよび表紙絵から想起できる通りに、お姉ちゃんヒロインを中心とした年上ヒロインとのラブエロ系統の作品が揃っており、全体的な雰囲気は穏やかなに仕上がっています。
  彼女のママさんに誘惑されてエッチをしてしまったり(短編「カノまま」)、彼女を連れてきた主人公にお姉ちゃんが色々と本気になって隠れながらエッチを展開したりと(短編「ボクのお姉ちゃん。」)、ほんのりアブノーマルな雰囲気を有する作品もありますが、全般的に背徳感や禁忌感は抑えて、年上ヒロインに愛される幸福感を打ち出したスタイル。
デリヘルを呼んだら幼馴染のお姉ちゃんが来てしまったり(短編「ご注文はお姉ちゃんですか?」)、居候先にドスケベ母娘が待ち受けていたり(連作)と、ストーリー展開もストレートに棚ボタ的なものであり、特段の個性や深みこそないものの、安心感のある読み口で一貫しています。
WhatICanDoWithSis2  また、この棚ボタ的な状況において、年上ヒロインが展開を主導することが多いのですが、分かりやすいドスケベ女性もいれば、真面目なのだけど変な方向に暴走してしまうお姉ちゃんもいたりと(←参照 お姉ちゃん先生が暴走だ! 短編「生徒とシたい教師ってヘンですか?」より)、攻め・受けを固定してシナリオ展開を硬直化させることはせず、男女の関係性のドキドキ感などがシナリオワークに織り込まれているのは長所として評価したいポイント。
加えて、後述する様に、さほど長くはない分量の中で、ヒロイン達のキャラ立てが好ましく為されており、その点がラブエロ模様のドキドキ感やエロの実用性を高めているのも美点でしょう。
  ラブ要素は薄めの作品ではこれからもいっぱいHに励むぞ!的なラスト、ラブラブ系では甘く微笑ましいハッピーエンドでまとめており、いずれにしても読後感は良好にまとまっています。

【乳&尻&太股中心に肉感たっぷりの豊満ボディ】
  30代後半もしくはそれ以上と考えられる美熟女なママさんも登場していますが、主力となるのは20歳前後~20代半ば程度と思しきお姉ちゃん達であり、またママさん達も若々しいタイプであって、良くも悪くも年齢的な描き分けはないタイプ。
  いわゆる“おねショタ”的な作品も多いのですが、男性主人公のキャラデザインとしては可愛らしさも感じさせるショタ系ボーイもいれば、思春期男子として相応の男性性を感じさせるタイプの少年もいるので、キュートなショタ系男性とお姉ちゃんの組み合わせのみをお求めの諸氏は要留意。
主人公を翻弄するエッチで少しミステリアスなお姉ちゃん、根暗でド変態でオナニー狂なお姉ちゃん、消極的な性格で声が小さく筆談で会話するのだけどエッチには意外と大胆なお姉ちゃんに優しくて押しに弱いお姉ちゃん等々、色々な性格設定の年上ヒロインが用意されており、いずれも意外な大胆さや逆に純情さなどを見せてくれるのはキャラとしての魅力の形成に寄与しています。
WhatICanDoWithSis3  いずれの年上ヒロインも、バスト&ヒップを中心としてむっちりとした肉感を全身に備える豊満ボディの持ち主であり、巨乳&巨尻の存在感に加えて大粒の乳首や、むわっと淫臭が香り立つ黒いおけけの茂る股間など(←参照 肉感ヒップにドスケベ股間だ! 短編「サイレントアプローチ」より)、体パーツの描写に十分な淫猥さがあるのも実用性を高めています。
比較的描線が細く、絵としての濃さ・重さを追求しない分、全体的にさっぱりとした印象の絵柄は、上述したドスケベボディの淫猥さが生じさせるクドさを適度に中和しており、真激レーベルとしては比較的珍しいスタイル。
初単行本ということもあって、デビュー作と最新作では、描線のまとめ方やキャラデザの安定感に大きな開きがありますが、質的に極端な差があるわけではなく、また近作の絵柄は前述したさっぱりとしたタッチである分、幅広い層に受け入れられやすいと感じます。

【端正な絵柄とアタックの強いエロ演出の組み合わせ】
  キャラ立ての良さや読み口の柔和さを形成しつつ、無理なくエロシーンへと雪崩込んでいく構築であり、個々のエピソードに十分な分量があることもあって、長めの尺を有した濡れ場を用意した優良抜きツール。
  前述した様に、ほんのりアブノーマル感や浮気セックス的な背徳感を絡めたエロシチュもありますが、それらも棚ボタ的な幸福感を強く阻害するものではなく、全体的にラブエロ系シチュをメインとした和姦エロで統一しています。
  根本から先っぽまでを唇や舌でねっとり愛撫する汁気たっぷりフェラ、豊満バストに包まれるお風呂場での洗体プレイ、机の下での悪戯脚コキ、優しく頭を撫でられながらの授乳手コキなどなど、多彩なプレイを十分な尺で投入する前戯パートで、ヒロイン達の積極性を示しつつ、その姿のエロさと行為の気持ち良さに一発目を搾り取られます。
この段階で、既にたっぷりの淫臭と愛液を分泌するヒロインの秘所に、辛抱溜まらなくなった少年が挿入したり、はたまた年上ヒロインのくぱぁ&挿入誘導があったりで抽挿パートへ移行し、双方が激しく腰を振るガツガツとした貪欲セックスを展開していきます。
WhatICanDoWithSis4  絵柄が比較的端正である分、ハートマーク乱舞のエロ台詞やほんのりアへ顔チックな表情付け、最奥まで肉竿が突き進む断面図や結合部アップ構図などの過激なエロ演出のアタックがより印象付けられており、演出の量的な高密さを抑えながらも質的な濃厚感を打ち出すことに成功しています(←参照 ほんのりアへ顔チック 短編「ボクのお姉ちゃん。」より)。
  前述した絵柄の変遷に加えて、これらエロ演出の量的調整や画面構成の巧拙などには一定のバリエーションはありますが、それでもこの絵柄とエロ演出の組み合わせの妙は大きな魅力であって、複数ラウンド制のエロシーンに勢いとハードさを添加しており、中出しホールドや抱き着きバックからの密着中出しフィニッシュでがっつり〆ています。

  表紙絵と単行本タイトルに惹かれたのであれば、まず間違いなく満足できるお姉ちゃんヒロインとの棚ボタラブエロ作品集であり、実用性は高く、また読後感も穏やかの安心感があります。
個人的には、声が小さいけど意外と積極的で優しいお姉ちゃんと前後の穴で激しく中出し連発セックスな短編「サイレントアプローチ」に愚息が大変お世話になりました。