LoveHoles  TVアニメ『サクラクエスト』第23話「雪解けのクリスタル」を観ました。みずち祭りの準備も上手くいき、新しいお店への誘致も何とかなり、観光協会や商店会の全員が町おこしに前向きいなってきたところでの、急展開。この動きに一定の関与をしているらしき会長は、何を考えているのでしょうかね?
あと、がおー!と言いながら怪獣みたいな動きするりりちゃん、可愛かったですな。

  さて本日は、アーセナル先生の『恋膣穴』(富士美出版)の遅延へたレビューです。だいぶ久しぶりのレビューとなって恐縮ですが、約9年前の初単行本『ニーソ少女で○○○』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
キュート&ドスケベな美少女ヒロインとの棚ボタ展開なラブエロ模様が楽しめる作品集となっています。

LoveHoles1  収録作は、両親の海外赴任のために親戚の家に預けられることになった主人公はその家の四姉妹と久しぶりに再会するのだが、長女に童貞を奪われたのを皮切りに他の姉妹達も主人公とのエッチをご所望で!?な中編「ほぉーすローテーション」全4話(←参照 早速に長女との現場を押さえられて!? 同中編第1話より)+描き下ろしスピンオフ掌編(6P)、および読み切り形式の短編6作。
描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数は全て20Pと、中の下クラスのボリュームで推移。ストーリー的な読み応えについては全般的に欠けるものの、程好い濃さ・分量のエロシーンを標準搭載した作りとなっています。

【棚ボタ&据え膳展開のイージーなノリの楽しさ】
  突然エッチな四姉妹と同居することになり、しかも三女を除いて全員がエッチに超積極的なドスケベガールズという設定を有する中編作を筆頭として、分かりやすく棚ボタ&据え膳な展開を用意してサクサクとエッチに雪崩込んでいくスタイルで作劇は安定。
LoveHoles2幼馴染の彼女さんが主人公に“種付けプレス”をニコニコ笑顔でお願いしたり(短編「らばーずぷれす❤」)、義理の妹が色々とお世話しに押し掛けて来たり(短編「お姉ちゃんから頼まれまして」)、はたまた彼氏にフラれて傷心旅行中のグレイ型宇宙人が突然不時着してきて子作りセックスをすることになったり(←参照 中身は可愛いので安心されたい 短編「えいりあんスティディ」より)、ラブコメ的に王道なものから漫画チックに楽しいもの、ギャグ的な面白みがあるものなど、棚ボタ展開の設定や筋書きは様々に用意されています。
ユニークな設定を擁するものも含め、瞬間風速の高さでラストまで押し進むタイプの作劇であり、ストーリーとしての存在感や読みの楽しさがあるタイプではないものの、中編作も含めてお気楽に読み進めることが可能であり、いい意味で緩さのあるラストで軽くフェードアウトしていく全体の流れそのものは一つの魅力。
  中編作を中心として、登場人物の心理や状況に対する反応など、モノローグや台詞回しでの文字による説明を多用する傾向があり、ストーリーそのものの掘り下げにあまり寄与していない上に、読みのリズムを阻害している印象があって個人的には多少の減点材料。
  とは言え、棚ボタ展開のフルコースからツンデレ気味の三女さんとも仲直りしてハーレムエンドな中編作をはじめとして、明るく軽く、そして棚ボタ的な幸福感のある読み口が揃っていると総括できるでしょう。

【スレンダー巨乳ボディのドスケベ美少女ヒロインズ】
  グレイ型宇宙人の外装を有する宇宙人(中身は人間型)という変化球にも程がある美少女ヒロインも登場していますが、基本的には女子校生~女子大生クラスの美少女さん達が登場しており、姉キャラも妹キャラも居る中編作も含め、年上ヒロインである場合も年下ヒロインである場合も認められます。
ストレートな肉食系エロお姉さんやら、オナニーを探求する四女ちゃん、幼馴染ツンデレ系な三女さんなどなど、それぞれ明確なキャラ立ちを持つ中編作の四姉妹や、短編群でも種付けプレスをご所望なちょっとアホガールの彼女さん、高嶺の花の清楚系と見せて実はビッチな女子大生などなど、漫画チックな楽しさとストレートなエロ欲求をお持ちなヒロインが取り揃えられています。
  このヒロイン達のエロガールっぷりに加え、二次オタであったり童貞であったり肥満体系の持ち主であったりと、ちょっとさえない風体や非モテ要素を男性主人公のキャラデザや設定に盛り込んでおり、そんな彼らがキュート&エッチな美少女達とエッチ出来ちゃうという構図も、棚ボタ的な幸福感を明確化する上では一つ重要なポイントでしょう。
LoveHoles3中編作の四女さんこそ、控えめサイズなおっぱいの持ち主ですが、その他の女性キャラクターについては、等身高めのスレンダーボディにたっぷり巨乳&桃尻を組み合わせた肢体設計であり、艶っぽいロングの黒髪や、ストッキングに包まれた美脚なども頻度高く投入される体パーツとなっています(←参照 短編「らばーずぷれす❤」より)。
  二次元的な華やかさと濃厚なセックスアピールを兼ね備える最先端の絵柄と比較すると、オールドスクール寄りで分かりすいアピール力において見劣りする印象はありますが、漫画チックに素朴な親しみ易さや、やや地味である分、エロシーンでのアタック強めのエロ演出が映える面があるなど、この絵柄故の長所もあり、またベテランの作家さんらしく単行本を通して絵柄は安定しています。

【演出のアタックの強さが印象付けられる痴態描写】
  ページ数の都合上、たっぷり長尺とはいかないものの、ヒロインの性格設定等も含めてイージーにセックスへ流れ込んでいく棚ボタ展開である分、濡れ場の占める割合は高く、彼女達に翻弄されつつもその魅惑のエロボディを十分な尺で堪能できるウハウハ感のある抜きツール。
周りから隠れながらの羞恥系エロシチュ、眠っている間の悪戯シチュなどもありますが、殊更にエロシチュの特殊性を追い求めるスタイルではなく、女の子のエッチな要望に振り回されたり、はたまた彼女達が心と体を許した上でがっつりピストンしたりといった、和姦エロとしてのベーシックな魅力を踏まえたエロシチュがメインと言えます。
  エッチに積極的なヒロイン達らし、前戯パートでは彼女達の側から積極的なご奉仕プレイをしてくれることが多く、美脚での足コキやたっぷりバストでのパイズリ、そして鈴口から根元まで全体を舌や唇で愛撫するねっとりフェラで男性主人公の反応を窺いながら、先ずは白濁液を搾り取ってきます。
このプレイや、男性器の感触や臭気などに当てられてすっかり発情しちゃった好きモノガールズの股間はすっかり濡れており、ヌルヌルで締め付けキツメの秘所に挿入すれば、双方イキまくりの複数ラウンド制の抽挿パートを開始。
LoveHoles4  アへ顔チックな表情付けに、強烈に蕩けた台詞回しなど、絵柄に比して多少やり過ぎ感のある演出を被せることも稀にありますが、素朴なキャッチーネスのある絵柄と、ストレートなエロ台詞や擬音、最奥までちんこがみっちり埋まる透過図に、余裕を失った蕩け顔など、適度な密度のエロ演出との組み合わせが(←参照 中編「ほぉーすローテーション」第4話より)、十分なアタックを叩き出すことにつながっています。
ねっとりと舌を絡めるキスや、すっかりだらしのない表情&台詞など、ヒロイン達が快感にすっかり夢中になってしまっている様子で、男性側にも一定の主導権を持たせた上でフィニッシュへと突き進み、前述した様に演出強度がそこまでの流れに比してやや過剰に感じる程にアクメ描写を大ゴマ~1Pフルで投入し、多回戦仕様の〆として強力な仕上がりを示しています。

  スタンダードな骨組みの棚ボタエロコメ・ラブコメでありつつ、漫画チックに楽しいキャラの個性や、エロ絵としてのアタックの強さや陶酔感の濃密さを十分に載せた濡れ場が魅力的。
個人的には、四姉妹それぞれの性癖や痴態が楽しめる中編作が最愛でございます。