SekigaharaCorporationWivesDepartment TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』第2話「case1 Dancy Conspiracy」を観ました。今回は前日譚に当たる作品でしたが、スパイ達だけではなく、プリンセスもただのいい人ではなくて、しっかり策謀の人だなと感心させられました。
ところで、敵方のノルマンディー公側に属する褐色肌美人のガゼルさん、いいですねぇ~。もっと活躍して欲しいですね!!

  さて本日は、えむあ先生の『関ヶ原商事人妻部』(エンジェル出版)のへたレビューです。ベテランに域に達しつつある作家さんですが、今回初めてレビューの俎上に載せることができました。
巨大企業の中での陰謀渦巻く権力争いのドラマと肉感ボディの美人人妻達のエロエロ調略が楽しめる1冊となっています。

SekigaharaCorporationWivesDepartment1  収録作は、ワンマン創業者が一代で築き上げた国内屈指の総合商社では引退したその木下会長の後継を巡って、会長の親族派と急速に勢力を拡大した徳河常務派との水面下の勢力争いが生じており、会長の縁戚である早川小夜子は夫である銀吾が起こした不祥事と失踪の真実を探る為、社内の人妻部という部署に移ることになるのだが・・・というタイトル長編全9話(←参照 夫との関係もあって会長派に属することになるが・・・ 同長編第2話「うちの部署のものが大変なご迷惑を」より)+描き下ろし後日談(4P)。
1話当りのページ数は18~20P(平均20P弱)とコンビニ誌初出としては標準を上回るボリュームで安定。長編作としての読み応えは十分にあり、その上でエロシーンについても適度な満腹感があります。

【権力争いの暗闘と人妻たちの複雑な人間模様のドラマ】
  単行本タイトルや登場人物の名前から分かる通り、本作は秀吉死後の豊臣政権における親徳川派と反徳川派の調略合戦および関ヶ原の決戦へと至る史実をベースにして、社内の権力争いに翻案したストーリー。
社内に設けられた人妻部を率いる淀川菊子は、モデルである淀の方と同じく、ある目的があって急速に勢力を拡大する徳河派(モデルは勿論、徳川家康)に対抗して、様々な理由や立場で人妻部に集ったヒロイン達のハニートラップやエロ人脈を生かし、木下派の勝利をめざすというのストーリーの大きな軸。
SekigaharaCorporationWivesDepartment2エロエロ人妻さんがその完熟ボディと滾る肉欲で男性を籠絡していく流れはエロ漫画らしいアイディアではありますが(←参照 “コンプライアンスに反するアレですよ!!” 長編第8話「レコンキスタ」より)、史実においても徳川方の婚姻戦略が新豊臣派の切り崩しにおいて重要であったり、淀の方や常高院、阿茶局など、“人妻”が徳川と豊臣との対立の中で様々な役割を担ったりしたことを考えれば、あながち突飛なアイディアでもないのかなとも個人的には考えています。
  例えば小早川秀秋を元ネタとする早川銀吾のモチベーション等、史実ネタに詳しい方が楽しめること、登場人物が男女合わせて多数に上ること、複雑な人間関係で調略合戦となることなどから、ストーリーとしても複雑で多少理解しづらさを伴うものになっていますが、それこそが関ヶ原会戦に至るまでの史実の面白さであり、また本作のドラマとしての面白さでもあるため、じっくりと読む楽しさがあるとも評し得ます。
  果たして史実と同じく徳河派が勝利するのか、木下派の逆転勝利となるのかは是非ご自分の目で確かめて頂きたいとして、愛憎渦巻くエロエロ調略ドラマとして最後まで楽しませてくれ、ラストも納得感のあるまとめとなっています。

【セクシー&グラマラスな美人妻ヒロイン達】
  群像劇的なストーリーであるため、誰がメインヒロインというわけではなく、人妻部に属する4名の人妻ヒロインや協力者となる別の人妻ヒロイン複数名など、多数の美人妻さん達が登場。
それぞれの出自やそれに伴う思惑で人妻部としてエロエロ調略に精を出すヒロイン達は、ミステリアスで勝ち気な淀川さんや、夫のために健気に頑張る早川さん、母性的な性格の春絵さんなど、それぞれのキャラクター性は異なりますが、性格付けを前面に出すタイプではなく、それぞれの“ポジション”に意味があるのは社内闘争劇らしい面白さ。
  なお、人妻部唯一の竿役で淀川さんの右腕的な大野君(元ネタは勿論、大野治長)など、多数の男性キャラクターがエロに絡んできますが、彼らの置かれた立場や謀略のさなかでの立ち回りなどは、それぞれ元ネタの戦国大名のそれを踏まえたものとなっているのもやはり翻案としての面白さでしょう。
SekigaharaCorporationWivesDepartment320代半ば~30代半ばと思しき美人妻さん達は、おっぱいサイズ等体の肉感に多少のバリエーションはありますが、柔らかくハリのはる完熟肉感ボディに清楚な美人フェイスを組み合わせたセクシー&グラマーなボディデザインとなっており、色っぽさは全ヒロインに共通(←参照 ミステリアス勝ち気美人人妻のエロボディだ! 長編第7話「背水」より)。
オフィススーツやハニートラップ用のセクシーなランジェリー、家庭での清楚な私服等、人妻や会社員らしい服装などを用意していますが、エッチシーンでは惜しげもなくその完熟ボディを晒し出す全裸セックスがメインではあります。
  十分なキャリアのある作家さんであり、青年漫画的な健康的で清楚な香りを漂わせつつ、十分な作画密度に由来する艶っぽさで魅せる絵柄は単行本を通して表紙絵と完全互換のクオリティで安定しています。

【熱っぽく美しく蕩ける美人妻達の多彩なエロシチュ】
  個々のページ数がそれほど多くはないため、たっぷり長尺のエロシーンとは言い難いものの、ストーリーの進行とエロシーンとの関連性が高いため、十分なボリュームで美人妻達の痴態を鑑賞可能。
  不祥事の口封じのための主従調教プレイや、母性的なヒロインによるおじさん甘やかしセックス、変態夫によるスワッピング乱交にレズ人妻ヒロインによる人妻レズセックス、竿役大野君を人妻部の面々でたっぷり搾り取りエンジョイセックスなどなど、エロシチュエーションは様々に用意されており、不倫・寝取られ的な背徳感は強く抑えて、熟した肢体と欲望を素直に発揮してセックスの快感に満たされるヒロイン達を描写するのがメイン。
  艶っぽい唇でのフェラや、柔らかい巨乳でのパイズリ、授乳手コキなどなど、人妻ヒロインのテクニックを生かしつつの献身的なご奉仕プレイを前戯パートで投入し、ここで白濁液をお口の中や胸の谷間に発射して、ヒロイン達の艶っぽさを強化。
抽挿パートに移行すれば、挿入するとぐしゅっと愛液が音を鳴らしてスムーズに肉棒を受け入れる秘所の気持ち良さに、男連中は病み付きになって腰を振り、ヒロイン達も熱っぽい表情で嬌声を上げて両者とも快楽を貪るピストン運動を展開していきます。
SekigaharaCorporationWivesDepartment4  極端であったり過激であったりなエロ演出は用いず、熱っぽく紅潮し緊張と弛緩を繰り返す表情付け、ビクビクと快感に反応しながら身悶えする肉感ボディ、漏れ出る熱い吐息に嬌声といったベーシックな演出を適度な密度で添加して、陶酔感のある痴態描写を連続させます(←参照 長編第9話「私の城」より)。
中出しフィニッシュやアナルフィニッシュ、秘所から引き抜いて敢えてのお口フィニッシュなどなど、一定のバリエーションを設けつつ、基本的には絶頂の快楽に震えるヒロインに白濁液をたっぷり膣内射精してのフィニッシュを大ゴマ~1Pフルで投入して、殊更の盛り上げを欠くものの、十分な密度を維持したエロシーンとなっています。

  戦国モノのエロ翻案として、変化球的な部分はありつつ、意外になるほどと思わせる内容もあり、様々な美人妻さんの痴態をたっぷり拝める満足感もあってストーリーもエロもじっくり楽しめる作品だと感じました。
アイディア勝ちであるし、また元ネタの上手な解釈と翻案が魅力の作品と評したいところ。