TrainingForSex  江戸パイン先生の『社畜!修羅コーサク』第2巻(講談社)を読みました。すごーい!君はオフィスでサーバルちゃんやスナネコちゃん達に囲まれる社畜のフレンズなんだねっ・・・って、おい!!(表紙をご確認ください)
おまけの第四事業部OL紹介が本編と違うあっさりタッチでOLさん達がキュート。あと、とにかくよかちんですよ、今回は。

  さて本日は、ジャイロウ先生の初単行本『えろトレ!~パコパコ乱交性教育~』(ティーアイネット)のへたレビューです。Mujinレーベルは昔に比べて本当に作風のバリーションが広がったと思うのですが、この作家さんもそんな多様性を感じさせてくれる作風と感じます。
キュートなちんまり美少女さんとこれまたキュートなショタアンドロイドとの恋愛ドラマが楽しめる1冊となっています。

TrainingForSex1  収録作は、アンドロイド技術が発展し様々な分野での活用が進む未来の世界、性教育に用いられるようになったアンドロイド・ゼロとセックス講習を受けることになったヒロイン・網は、そのアンドロイドの姿と自身への呼び名に、幼い頃分かれた一人の少年を重ねるのだが・・・という始まりの中編「T.F.S」全4話(←参照 アンドロイドが口にした幼い時の呼び名 同中編ン第1話「交配実習!」より)+メインヒロイン以外のクラスメイト達のセックス実習大盤振る舞いな番外短編+描き下ろしのフルカラープロローグ(8P)。
収録本数は多くないものの、描き下ろし作品を除き、1話当りのページ数は26~42P(平均37P弱)と標準を優に上回るボリュームがあり、中編作として十分な読み応えと個々のエピソードにおけるエロの強いボリューム感を兼ね備えた作品構築となっています。

【エロまっしぐらでありつつ誠実なSFラブストーリー】
  ヒロインは、セックス実習で出会った新モデルのセクサロイドXV00・ゼロ君に10年前に分かれた大切な友達である春君の姿や言動を見出し、その正体を確かめようとゼロ君に接近するのだが・・・という中編作は、“人間とアンドロイドの恋愛関係”というSFにおける伝統的なテーマを軸としたラブストーリー。
TrainingForSex2まるで人間のような容姿と親友を思い出させる言動を示すゼロ君の“正体”を明らかにしようとするうち、ゼロに秘められた恐ろしい秘密を巡る陰謀や争いにヒロインが巻き込まれていく中盤はシリアス感が強く(←参照 中編第3話「過去からの傷」より)、また大切な友達を追い求めるヒロインに降りかかるハードな凌辱も読書感を重くする要因。
ゼロ君の正体が判明することで、人間と(人間ではない)アンドロイドという前提は一部覆されるのですが、同時に機械的な快楽、身体という物資的なものそれ自体が重要ではなく、愛し合う二人の共有するものこそが愛の本質であるという最終的なまとめ方は、恋愛ストーリーとしても、ある意味ではSF作品としても素直かつ誠実であり、二人の優しく前向きなハッピーエンドへの祝福を呼び込んでいると評し得るでしょう。
また、恋愛ストーリーとして見れば、多少ご都合主義な部分はあるとはいえ、少年少女の恋の直向きさや優しさといった要素が、素直に“愛の勝利”の讃歌を生み出している分、展開に無理矢理感を覚えずにスムーズに読ませることにつながっています。
  番外編である短編では、メインストーリーと上手く関連づけつつ、ヒロイン以外の多数のサブヒロイン達のエロをたっぷり大盤振る舞いという内容にしており、キャラ設定があるのにもったいない感はあるものの、網ちゃんとゼロ君の関係性の描写に絞ったメインストーリーの構築は間違いなく正解で、それ故に成立したストーリーとしての起承転結の付け方や展開のリズム感は高く評価できるポイント。
  
【華奢さを感じさせる口リ&ショタボディの倒錯感】
  ミドルティーン級と思しきメインヒロインとその同級生、作中で重要な役回りを担う20代半ば~後半程度と思しき美人保健医さんが登場していますが、前述した様に番外短編を除けば網ちゃんの一人ヒロイン制。
設定年齢よりは幼い可愛らしさや未成熟感を強調したキャラデザインですが、これはアンドロイドであるゼロ君やその兄弟シリーズ機体達も同様で、キュートなショタ系キャラとしてデザインされています。
  大切な思い出で誠実に結ばれた少年少女という構図そのものに物語的な価値のあるキャラクターである分、漫画チックに分かりやすいキャラ付けは特にしなくとも魅力的なタイプであり、どちらかと言えばサブヒロイン達に分かりやすい属性やキャラ付けをして短い登場シーンの中で一定の印象を残そうとする意図が感じられます。
メインヒロイン網ちゃんのボディデザインは、肋骨や腰骨がうっすら浮かぶ肉付きの弱い体幹に、膨らみかけバストにぷにぷに感はありつつボリュームの無いヒップや股間を組み合わせた未成熟ボディであり、肉感の弱い華奢さはゼロ君にも共通。
TrainingForSex3その一方で、番外短編を中心として登場するサブヒロイン達は、発育途中の柔らか巨乳や日焼け肌、程好くグラマラスな外国人ガールに貧乳・並乳ガールも取り揃え、保険医さんのむっちり巨乳&桃尻のアダルトボディも登場するなど、多彩な肢体造形となっています(←参照 中編作番外編「T.F.S あの日の記録」より)。
  初単行本ながら絵柄は安定しており、表紙のカラー絵では塗りの良さもあって艶っぽさをだいぶ増している印象がありますが、肌の表現の細やかなグレースケールやモノクロでの適切なコントラストなど、中身の絵柄にもクドすぎない密度を維持するスタイルでエロの熱量を支えています。

【ハードなプレイ・演出も多く強烈な性感が連続するエロ描写】
  各エピソードに十分なページ数がある分、エロシーンはたっぷり長尺であり、複数の射精シーンやヒロインの絶頂シーンを搭載する抜き所豊富な多回戦仕様がデフォルトな優良抜きツール。
  前述した様に、誠実なSF恋愛ストーリーではありますが、第1話では同級生達が見守る中での処女喪失まな板セックスショー&見ている子達も夢中でオナニーというアブノーマルなシチュエーションであったり、第3話では無邪気に鬼畜なセクサロイドトリオにヒロインが凌辱されハードなプレイで肉穴を犯され尽くされるシチュエーションがあったりと、ラブラブH以外にアブノーマルであったりハードであったりなエロシチュや味付けがあることには留意されたし。
  キュートなショタ&ちんまりガールがイチャイチャラブラブしている微笑ましさも織り込みつつ、割合にハードなプレイ・描写も目立つ傾向にあり、ショタちんこを根元まで咥えさせてのフェラやパワフルなピストンなどで、首絞めックスや腹パンチすら投入する凌辱エロも含め、ヒロインをメロメロにしていくアタックの強さを保有。もっとも、最終話のラブラブHの様に、相手を思いやりながら共に性的快楽を高めていく流れもあり、攻撃性一辺倒のエロ描写というわけでもありません。
前戯パートでの口内射精や、ピストン&中出し⇒フェラ&お口発射⇒もう一回ピストンでフィニッシュへという流れ、上下前後の穴を無理矢理ち○こで蹂躙される輪姦エロなど、エロシーンと射精シークエンスの構成は様々ですが、小さなお口全体で懸命に肉棒を頬張る姿や愛液をたっぷりと潤滑する小さな秘所をショタち○こでガンガン突きまくるピストンで強烈な快感を叩き込む描写は一貫して畳み掛けるパワフルさがあります。
TrainingForSex4  少年少女双方が瞳に浮かべるハートマークや(←参照 中編第2話「思い出して・・・!」より)、強烈な陶酔感を感じさせる白目を剥くアへ顔寄りの表情付け、勢いよく突き込まれるち○こが媚肉を掻き分け子宮口を突き上げる断面図に、キュートなヒロインによる淫猥なエロ台詞等、演出面もアタックの強いものを多数選択しており、キャラデザの可愛らしさと程良いギャップを形成しています。
尺に余裕がある分、少年少女ダブル絶頂な中出しフィニッシュへと至る最終盤の盛り上げが量的にも質的にも図られており、双方が気持ち良さに包まれてすっかり余裕を無くし、ガンガン腰を使ってラストスパートを駆ける勢いの良さを力強い構図や前述の断面図等も使って表現し、2P見開きでダイナミックにキメる中出しフィニッシュにつなげています

  意外にヘビィなストーリーと、ハード指向のエロ描写ということもあり、必ずしも万人向けではありませんが、ヒロイン&ショタの可愛らしさを活かしつつ、地力の高さを感じさせるストーリーテリングとエロの充実は初単行本ながら明確な長所と言えるでしょう。
全サブヒロインを怒涛の連続セックスな番外短編には愚息が大変お世話になりました。