LoveJuiceMarking 藤崎竜先生(原作:田中芳樹氏)の『銀河英雄伝説』第5巻(集英社)を読みました。貴族社会の闇を体現しつつ、ラインハルトが対決することになる門閥貴族の不気味さ・強かさも表現するフレーゲル男爵に独特の存在感を持たせていますね。
今回の二人もそうですが、ラインハルトの周りに続々と彼を支える名将・歴史を彩る名キャラクターが揃ってきてワクワクします。

  さて本日は、オクモト悠太先生の『恋染まーきんぐ』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『乳恋!』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
大充実のおっぱい成分&多彩なヒロインを擁した棚ボタ的幸福感に満ちたラブエロ三昧の作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編・掌編で計13作。フルカラー掌編「想定内カノジョ」(4P)を除き、1作当りのページ数は16~22P(平均18P)とコンビニ誌初出としては標準的な分量で推移。ストーリー面の存在感は概ね軽く抑えられており、質的にも量的にも程好い満腹感を生み出すエロをメインとして組み立てた作品構築が揃っています。

【棚ボタ的な幸福感を基調とするラブエロ系作品群】
  基本的におっぱい大充実のエロをメインに据えた作品構築ということもあり、ストーリーそのものの面白みで勝負するスタイルではないため、作風そのものに際立った特徴はないものの、概ねコンビニ誌的な明朗さやポジティブさでラブエロ模様を柔和に包み込むスタイルが確たる美点と言えるでしょう。
王道的なラブコメ展開もあったり、若い男女の恋のドキドキ感を適度に示すラブストーリーがあったり、はたまたドタバタ模様のコメディや、兄嫁との不倫セックスといったアモラルな要素を絡める作品もあったりと、登場人物の関係性や作劇の方向性はそれなりにバリエーションを設けています。
LoveJuiceMarking1  とは言え、恋人一歩手前の状態にある男女がスムーズに結ばれる冒頭から据え膳的なシチュエーションであったり、エッチなヒロインが積極的に男性をセックスへと誘導してくれる棚ボタ的な展開であったりと(←参照 エッチなナースさんによる深夜の介護だ! 短編「パーフェクト・ナース・コール」より)、ストレスフリーでエロシーンに雪崩込んでいく幸福感がほとんどの作品に共通する要素と言ってよいでしょう。
この展開の中で、例えば綺麗なお姉さんのエッチな本性であったり、幼馴染の女の子のピュアな異性としての側面であったりと、ヒロイン達の魅力を引き出す展開や感情表現を織り込んでいるのがラブエロ系としての明確な魅力であり、展開自体はオーソドックスであっても、心地よい読書感につながっていると感じます。
前述した不倫モノである短編「秋の扇」では、二人の禁断の関係性がそのまま持続するインモラルな雰囲気で幕を下ろしていますが、その他の作品ではハッピーエンドでありつつコミカルなオチにすることで、明るい雰囲気&幸福感の余韻を生み出しています。

【細やかなキャラデザインも魅力の多彩な美巨乳ヒロインズ】
  女子校生~女子大生キャラを含むハイティーンガールズも半数弱程度擁しつつ、20代前半~30代半ば程度と思しきアダルトレディ達が半数強を占める布陣。若々しい年増美人さんもいますが、女の子的な可愛らしさを有する美少女キャラと大人の色香を感じさせる美人キャラとで年齢設定による適度な描き分けが為されているのも○。
ピュアな後輩ちゃんや黒ギャルさん、ツンデレ同級生、人妻さんにエッチなナースさん、近所の年上お姉さんに美人秘書さん等、キャラクター設定を多彩に用意しているのは短編集ならではの特色でしょう。
  前述した通り、例えばサバサバした幼馴染ガールの異性としての魅力を感じたり、綺麗なお姉さんがエッチな誘惑をしてきたり、ドS&クールなギャルさんがチ○コに翻弄されてメスの顔を曝け出したりと、ストーリーおよびエロの展開の中で、キャラクターとしてのギャップを適度に形成しているのは、王道的なキャラクター描写と言えるでしょう。
  多少のバリエーションはあるものの、等身高めですらりとしなやかなスレンダーボディにたっぷりサイズの巨乳とこれまたもっちりとした桃尻、鏡面仕様の股間を組み合わせたボディデザインは共通しており、綺麗な曲線を描き、程好いサイズ感の乳輪&乳首を備えて柔らかさもアピールする美巨乳の描写はこの作家さんの強力な武器。
LoveJuiceMarking2設定の多彩さもあって衣装面も各種制服を含めて多彩ですが、女体の官能性を増すセクシーランジェリーやストッキングの細やかなデザインを丁寧に描いたり、黒髪の艶やかさや髪の滑らかなウェーブを細かく描いたりと、細部にもしっかりと力が入ったキャラデザインも魅力の一つ(←参照 服装や髪の質感でも大人のエロさをしっかり強調 短編「秘書の秘めゴト」より)。
  キャッチーなアニメ/エロゲー系統の絵柄をベースとしつつ、前述したキャラデザインの細やかさを可能にする作画密度の高さは、トーンワーク等を含むデジタル作画による各種の修飾をふんだんに付与することで生まれており、エロ漫画における現代的な手法&トレンドをきっちり押さえたスタイルと評し得るでしょう。

【適度に濃厚な陶酔感で包むおっぱい充実な和姦シチュ】
  エロメインの作品構築であり、コンビニ誌初出として標準的な分量を備えたエロシーンの比重は高く、個々の作品においてたっぷりと長尺のエロシーンを期待するのはやや避けるべきである一方、単行本1冊単位としては十二分な満足感のある優良抜きツール。
  年上お姉さんにたっぷり搾られちゃったり、男性側がやや強引に事を運んだり、ドS&クールな白ギャルさんと無口変態ボーイのエロバトル?があったりと、セックスの主導権における攻防などには一定のバリエーションはありますが、ラブラブHを中心とする和姦エロで概ね占められています。
LoveJuiceMarking3前戯パートにおいては、おっぱい関連の描写を充実させており、徐々に服が肌蹴てたっぷり美巨乳が開陳されるシーンや、登場頻度の高いパイズリにおいて、柔らかもちもちの双球の間にち○こが包み込まれたり(←参照 短編「あほなんて好きちゃうもん!」より)、もちろん吸ったり揉んだりといった行為によっておっぱい星人な読者諸氏の要望にしっかりと応えます。
前戯パートに射精シーンを投入して多回戦仕様にするケースと、ここでの射精をいれずに挿入パートからのフィニッシュにつなぐ1回戦仕様のケースも両方が存在し、いずれにしてもこれらのプレイに加えて、ヒロインの秘所への指や舌での愛撫もあって、秘所はすっかり愛液でトロトロになり、羞恥と興奮で紅潮したヒロインがとろんとした表情&程好く甘ったるいラブエロ台詞等で挿入を許可することで抽挿パートへと移行。
LoveJuiceMarking4  断面図を大きなサイズで提供したり、半狂乱なアへ顔を投入したりといった過激なエロ演出はむしろ排しており、柔肌のシズル感を増す液汁描写や、頬を紅潮させ瞳を潤ませる熱っぽい蕩け顔、乱れた描き文字でハートマークを付随させる蕩けたエロ台詞といったベーシックな演出を十分な密度で用いることで、エロ可愛さを保ちつつ適度なエロの濃厚感を打ち出しています(←参照 短編「レッスン・フォー・ミー!」より)。
  結合部の見せ付け構図やアップ描写も適度に入れ込んで挿入感を強めつつ、揺れ弾むバストや突き出されるむっちりとしたヒップなど、長所である乳&尻の存在感を表情描写と共に前面へ出した画面構成も魅力的であり、フィニッシュシーンまで快楽を求めるパワフルさや陶酔感で満たしているのも実用性のアップに大きく貢献しています。

  王道的なおっぱいラブコメの魅力を中心とした作品群であり、キャラの多彩さやシナリオの方向性の一定のバリエーションはありつつ、いずれも美巨乳のエロさで満足させてくれる作品と言えるでしょう。
個人的には、お馬鹿だけどピュアな黒ギャルさんとのラブラブHな短編「レッスン・フォー・ミー!」とツンツンした同級生さんのエッチなメイド姿に中てられて~な短編「生意気すぎんぞメイド様!」が特にお気に入りでございます。