HolyBitch  TVアニメ『AKIBA’S TRIP -THE ANIMATION-』第1話「AKIBA’S FIRST TRIP」を観ました。原作ゲームは未プレイなのですが、日光に弱い敵を倒すために相手の衣服を脱がすと言う何ともトンデモな設定が楽しいです。
脱衣バトルのアニメーションは大変よく動いていて、見ごたえがありましたね。もちろん、ベタなお色気感も大変グッド!

  さて本日は、ハル先生の(このペンネームでの)初単行本『ほーりーびっち』(三和出版)の越年へたレビューです。“hal”名義でも活躍されている作家さんですね。
ビッチ&ギャルな美少女さん達が大暴れして男の精液を搾りまくるパワフル&狂乱なエロ模様が楽しめる作品集となっています。

HolyBitch1  収録作は、初心な女子が処女食い目的のナンパ男に騙されて処女を散らされ彼に捨てられた後に自暴自棄になってビッチ堕ち&セックスモンスターと化した彼女が外道なナンパ野郎に復讐な短編「この夏、少女はビッチになる。」(←参照 表紙の女の子ですね 同短編より)+描き下ろしの復讐ビッチセックス後日談短編(12P)、その他読み切り形式の短編8作。なお、短編「この夏、少女はビッチになる。」の後日談短編も含め、短編9作の内5作には後日談が描き下ろされており(2~8P)、新規描き下ろしが32Pと充実。
その描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は16~26P(平均22P弱)と標準的なボリュームで推移。明確にエロメインの作品構築であり、ストーリー的な読み応えはほぼない一方で、エロの量的充実感が強く図られています。

【ヒロイン側が性欲や性癖をパワフルに発揮して推し進める作劇】
  “hal”名義ではゴリゴリにハードな凌辱エロを書く作家さんですが、こちらの名義ではビッチキャラなど、ヒロイン側が積極的にセックスへの流れを主導する作風となっており、彼女達が自らの性癖や性欲を満たす様子を勢いよく描写。
恋愛関係や夫婦関係など、ある程度ラブラブ感を打ち出す作品もあったり(短編「奥様は裸族❤」等)、エロエロ美少女にちんこを狙われちゃうといった棚ボタ的な幸福感を打ち出す作品(短編「白黒らばーず」等)もあったりしますが、主眼となっているのはあくまでヒロイン側が自分自身の快楽欲求を満たすという欲望のパワフルさと言えます。
HolyBitch2ドSガールに射精管理されたりM男子として躾られちゃったり(←参照 根暗ガールが女王様に変貌 短編「Mの本懐」より)、セックス目的のビッチさんにち○こを気に入られがっつり逆レ○プされてしまったりと、ヒロイン達に支配されたり翻弄されたりな被虐趣味を満たすような状況が多いのも特色と言えます。
  別名義での凌辱エロに近似した、ある種の殺伐さを伴った欲望の発露が描かれているとも言えますが、ビッチな巫女さんがある悩みを抱えた主人公をセックスを通して励ます短編「ヤリ巫女」や、奥様の性癖を共有して夫婦円満な短編「奥様は裸族❤」など、ポジティブな雰囲気の作品も多いですし、またヒロイン達に管理される男性キャラクター側も含め、破滅したり狂気に囚われたりといった深刻な結末を迎えることはなく、ビッチさんがビッチさんとして我が道を進んでいく頼もしさの方が印象に残る作劇と感じます。
その意味では、強烈な快楽全能主義と被虐趣味的な倒錯感を打ち出しつつ、作品全体の印象をマイルドにしてくれているスタイルと言え、甘いラブラブ感や奔放なビッチさんを独占できる喜びを求めるのは避けるべきである一方、ドスケベヒロイン達に翻弄されたりちょっぴりイジメられちゃったりなアブノーマルな幸福感を受け入れやすく構成されていると総評できるでしょう。

【巨乳肉感ボディのビッチ&女王様なドスケベガールズ】
  20歳前後程度と思われる短編「奥様は裸族❤」のスケベ新妻さんを例外としつつ、概ね女子校生級の美少女キャラクターで占められたヒロイン陣であり、若さゆえの奔放さや、年下の女の子にかしずく背徳感などが基調となるキャラクター設定と感じます。
露出オナニーが趣味の変態処女さんにお兄ちゃんを(色々な意味で)しっかり管理するドS妹ヒロイン、巫女としては少々不真面目だけど快活で人のよいビッチ巫女さんにBL好きないわゆる“腐女子”な地味系女子ながら強烈な女王様キャラに目覚めるヒロインなどなど、性的に男性を圧倒して自ら快楽を貪欲に求めていくビッチキャラや女王様ヒロインが勢揃い。
前述した様にラブラブ感を感じさせる甘いラブエロ台詞が用意されることもありますが、ビッチキャラ達は明け透けなエロ台詞や男を見定める様な言動を繰り替えし、女王様キャラ達は男性キャラクターに対して男性の性癖や状況を詰る言葉責めをサディスティックな笑みを浮かべながら浴びせるなど、それぞれのキャラクター性を明確にする言動も印象的です。
HolyBitch3  もっちりと柔らかな質感の巨乳にこれまた存在感のある桃尻にムチムチな太股を組み合わせたエロボディそのものの煽情性に加え、薄く茂る陰毛の下部に位置する股間のぷっくり感や、各種淫液が絡んでぬらぬらとした性器や舌、乳首などの淫猥さなどの体パーツ描写も女体の官能性を大きく押し上げる要素となっています(←参照 精液の絡む舌の淫靡さ 短編「白黒らばーず」より)。
肌を焼いた黒ギャルさんや金髪巫女さん、制服に身を包んだ黒髪清楚系美少女(中身はドS)など、衣装なども含めて二次元的な華やかさのあるキャラデザインと前述のドスケベボディの組み合わせは幅広い層に受け入れられやすい特徴。
  初出時期によって絵柄が多少変化していることに加え、トーンワーク等の修飾の濃密さなど、画面の密度の高低には一定の変化が見て取られ、基本的には近作ほど描線がくっきりとして描き込みの密度が上がっている傾向にあります。

【濃密なエロ演出と動きの勢いの良さで押しまくるビッチな痴態】
  上述したようにエロメインの作品構築が明確であり、ビッチヒロイン達がサクサクとセックスに男性を巻き込んでくるイージー&パワフルな導入パートで濡れ場に突入する分、エロシーンの分量は十二分に用意されています。
  これまた前述した様に、ビッチキャラの貪欲さ・奔放さ、または女王様ヒロインのドSっぷりを存分に発揮させるエロシチュエーションが組み立てられており、ビッチさんの逆レ○プや女王様による射精管理に調教エロなど女性主導型で背徳感や被虐感をベースとするシチュエーションがメイン。
強烈な欲望を叩きつけるダークさや攻撃性は、作品全体の雰囲気によってある程度緩和されていますが、グリグリと陰茎を踏みつけたり、尿道に指を入れたり、男性のアナルがほじられたり、言葉責めがあったりと、特に男性にとって被虐感を感じさせるプレイそのものは相応にハードであり、女の子に一方的に責められる屈辱感や混乱などを男性キャラクターと読み手に喚起しています。
  恋愛要素のあるエロシチュエーションでは男性側が頑張ってある程度主導権を取り返すケースも存在する一方、ビッチキャラでも女王様キャラでも最初から最後まで女性側が主導権を握っているケースが多く、自ら腰を振ってち○こをフルに搾り尽くしつつ、言葉責めを重ねながら男性のピストンや射精も“許可してあげている”という優位なスタンスを崩さないのはドM諸氏にとって嬉しい要素でしょう。
HolyBitch4  笑顔を浮かべながら男性のち○こを様々な手段で刺激して強制的に射精させる前戯パートに対し、抽挿パートでは彼女達が更に乱れて行為に熱狂するビッチな痴態を描き出しており、ハートマーク付きで乱舞する淫靡な台詞の連呼や、頬を紅潮させ瞳に欲望を滾らせる表情付け、ヒロインが快感に震えながら腰を振る激しい体の動きなど、密度の高い演出とダイナミックな描写で突き進みます(←参照 短編「アタシが露出狂だからってヤリマンじゃないんだからね!」より)。
前戯パートと抽挿パートの双方に射精シーンを投入し、特に抽挿パートでは中出しを強制的に連続させられるビッチさんのアグレッシブな搾り取りなどが特徴。前述した淫猥な粘膜描写を活かした断面図や結合部見せつけ構図もエロ描写のアタックの強さに貢献しており、ドロドロの白濁液が結合部から溢れ出す程大量の膣内射精をキメてヒロインが満足げな絶頂に浸るオーラスの射精シーンまで、ハイカ口リーなエロ描写を連続させています。

  ビッチキャラやドS美少女さんにたっぷり搾り取られたいM趣味な男性諸氏にお勧めな作品集であり、プレイや描写はそれなりにハードでありつつ読み口はマイルド寄りであるのも進めやすい要因の一つ。
個人的には、ビッチな白ギャル&黒ギャルコンビにヤリ目的で拉致されて色々と搾取されちゃう短編「白黒らばーず」が最愛でございます。