CherryBoyRebirthCommittee 三好智樹先生・橋本智広先生(協力:福本伸行先生、原作:荻原天晴氏)の『中間管理録トネガワ』第4巻(講談社)を読みました。結婚式の微笑ましいエピソードも含めて、相変わらずいい上司をしている利根川先生です。
しかし、福本先生自身によるパロディ?ギャグ漫画って、これはもはや暴挙!圧倒的暴挙ッッ!!本家な上にちゃんと面白いのがすごい!

  さて本日は、たまごろー先生の『童貞男子更生委員会』(富士美出版)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ハメトモコレクション』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
明るく元気に気持ち良くビッチセックスを満喫する奔放ガールズ達のエロエロなデイリーライフが楽しめる作品集となっています。

CherryBoyRebirthCommittee1  収録作は、本土から少し離れた小さな島に引っ越してきたヒロインは、性にやたらとオープンなその島で級友とセックスしたり、祭りでの少年達の筆おろし役を務めたり、島の少年と結ばれて子作り儀式に参加したりな中編「むつみさんの繁殖活動記録」全4話(←参照 筆おろし役に選ばれて 同中編第2話より)+番外編2作、童貞男子をセックスで構成させるJKビッチと童貞男子を堕落させるJKビッチそれぞれの活躍と両者の対決を描くタイトルシリーズ全3話、および読み切り形式の短編2作。
なお、短編「TAKE OUT2」は前単行本収録の短編「TAKE OUT」の続編であり、おっさん主人公と黒ギャルヒロインの出会いを知りたい方は該当作を読むことをお勧めします。
描き下ろし番外編を除き、1話・作当りのページ数は16~22P(平均20P弱)とコンビニ誌初出としては標準をやや上回る部類となっています。基本的にストーリー面の読み応えはあまり感じませんが、ポジティブな雰囲気の読み口の良さと強過ぎず弱過ぎずなエロの満腹感でまとめられた作品群と言えるでしょう。

【素直にキモチイイことに邁進するポジティブさ】
  明るくポップな雰囲気の中でビッチギャル達がセックスに励むという現在それなりに流行しているエロ漫画のサブジャンルの形成に大きく寄与した作家さんの一人であり、タイトルシリーズや続編である短編「TAKE OUT2」はこれまでのその傾向を踏襲したスタイル。
CherryBoyRebirthCommittee2ビッチJK二人のセックス勝負に突入するシリーズ作や、おじさんとのラブ模様も織り交ぜる短編「TAKE OUT2」の様に、快楽以外の要素がセックスに織り込まれることもありますが、基本的には、気持ちいい行為をレッツエンジョイ!というストレートでポジティブなヒロイン達の性欲が発現されることが骨子となる作劇と言えます(←参照 この台詞に尽きるでしょう 短編「TAKE OUT2」より)。
このビッチギャル達の快刀乱麻の活躍を描く作風を継続させつつ、今単行本ではより作風の幅を広げており、真面目な優等生さんがセックスの快楽にすっかりハマって自らメス堕ちな短編「タノシイコト」、元気で明るい女子校生ヒロインの島でのセックスライフ満喫&おねショタなラブエロ模様の中編「むつみさんの繁殖活動記録」は、そもそもビッチギャルさんをヒロインに据えていないタイプの作品です。
分量的にメインとなる中編作は、島の性にまつわる習俗といった伝奇モノめいた設定を有しつつ、ヒロインと純朴な少年のピュアなラブエロストーリーに収束しており、セックスに対する開放感やポジティブさはビッチギャルものと共通させつつ、よりほのぼの・伸び伸びとした雰囲気の作品になっています。
  ほんのりダーク&インモラルなラストを迎える短編「タノシイコト」を例外としつつ、いずれの作品も、これからもエッチを楽しんでいこうね♪的なハッピーエンドでまとめられており、明るく楽しい雰囲気が終始維持された作品構築と感じます。

【健康的な肉付きの巨乳ボディなJKガールズ】
  中編作の番外編ではショタボーイズと同年代の娘さんや子作り儀式を取り仕切る巫女さんなどの年少組も登場させつつ、ハイティーン級と思しき女子校生ビッチさんでほぼ統一された陣容
CherryBoyRebirthCommittee3短編「TAKE OUT2」の黒ギャルさんや、タイトルシリーズ作に登場するドスケベJKにして童貞堕落請負人な白ギャルちゃんなど(←参照 ビッチとカラオケに入ったら シリーズ第2話「男子堕落委員会」より)、いかにも遊んでそうなビッチキャラを投入しつつ、前述した通りに毛色の異なる作品では大人しそうなメガネっ子優等生さんや、明るく元気でサバサバした長身短髪巨乳ガールなど、ギャル的な造形・設定とは異なるキャラクターも今回は目立ちます。
とはいっても、堕ちモノ系の要素を含む短編「タノシイコト」のヒロインを除けば、皆さん最初からエッチ大好きなオープンビッチなであり、男子を翻弄したり恋心を抱かせたりしつつ、エッチに自ら邁進していく様子に頼もしさやある種の健康さがあるのは従来通りの魅力。
  年少組では身長低目のボディにぺたんこ~膨らみかけバスト&華奢な四肢を組み合わせた未成熟さを感じさせる女体設計にしていますが、メインとなるのは健康的な肉付きの体幹にたっぷりサイズの柔らか巨乳にぷにっとした質感の股間(パイパンまたは整った茂み)、程好い量感の桃尻を組み合わせたボディデザイン。
漫画チックな親しみ易さをベースとして、適度に現代的なキャッチーネスを含む絵柄は万人受けしやすいタイプであり、強い個性や特徴を主張するタイプではない分、前述した健康的な肉感巨乳ボディのセックスアピールもそれ単体で強烈というわけではありませんが、エロ可愛いビッチさんという設定や、そんな彼女達が激しく乱れるというギャップで煽情性を生み出すスタイルと言えるでしょう。

【セックスに夢中になっていくビッチ美少女達のポジティブ痴態】
  たっぷり長尺とはやや言い難いものの、コンビニ誌初出としては十二分のボリューム感を有するエロシーンであり、複数エロシチュエーションなどの投入も含めて多回戦仕様で美少女さん達のあられもない痴態を鑑賞可能。
  ビッチさんの童貞誘惑セックスや、援交黒ギャルちゃんとのラブラブ自宅セックス、スポーティなエンジョイセックスなどのビッチヒロインらしいプレイもあれば、ほんのりダークな輪姦・乱交シチュやはたまたおねショタ乱交やおねショタイチャラブなどもあり、エロシチュは比較的多彩。
雰囲気をほんのりダークにしたり退廃的にしたりな場合でも、ヒロインが不幸になることはほぼなく、皆さんセックスの快楽をたっぷり味わってオールオッケー!的なノリは保たれており、モノローグや台詞回しで彼女達が行為に夢中になっていることをしっかりと伝達しています。
CherryBoyRebirthCommittee4後述する様に、フィニッシュシーン付近ではエロ演出の強度を相応に高めていますが、絵柄の親しみ易さを損なわない程度のエロ演出で彩る割合が高く、瞳をキュッと閉じて快感を噛み締めたり、ほんのり蕩けた表情の熱っぽさで魅せたりな表情付けや、乱れた描き文字で表現される喘ぎ声、挿入感の強さを物語る断面図や透過図といった比較的ベーシックな演出を適量加えて肉感ボディの痴態を表現(←参照 中編「むつみさんの繁殖活動記録」第4話より)。
確かなテクニックで男の気持ちいい部分を的確に刺激する悪戯フェイスでのご奉仕フェラやたっぷりバストでのパイズリなどの前戯パートでの射精シーンを設けると共に、秘所やアナルでもしっかりと男性器を搾り取って中出し連発の抽挿パートを形成するなど、抜き所を多数備えている分、演出強度そのものは抑え目でも快楽を求めて進行する勢いを感じさせるエロ展開と言えます。
  フィニッシュ付近では目の中にハートマークを浮かべたり、アへ顔チックな表情付けを施したり、ハートマーク付きで中出しおねだりをしたりとエロ演出の強度を上げており、がっつりラストの射精を決め込んで両者絶頂に至ると共に、その後にヒロインのご満悦の表情と白濁液がたっぷりと漏れ出てくる開いた肉穴を提示して追撃描写も形成して、最終盤の抜き所の実用性を押し上げています。

  従来のギャルビッチもののアッパーな読書感やキャラの魅力を今回も示しつつ、それと同様の魅力を持たせつつ作風の幅を広げてきた3冊目という印象があり、個人的には前者の方が好きではありますが、今後も楽しみという印象。
個人的には、エッチだけど根は意外にピュアな黒ギャルさん・みゆきちゃんの再登場が嬉しい短編「TAKE OUT2」が最愛でありつつ、長身短髪巨乳のむつみさんがドエロかった中編作もお気に入り。