EroPipi TVアニメ版『競女!!!!!!!!』第11話「決戦の城!!!!」を観ました。乳首で一本背負いをしたり、おっぱいが高速回転するドリル技があったりな本作ですが、ついに出ました、小刀さんの乳抜刀!スタイリッシュ乳首残像!!乳頭(にゅうとう)が乳刀(にゅうとう)になるという高度なダジャレですね、これは(錯乱
ストーリーそのものはしっかり青春スポーツ系作品としてめっちゃ王道でしたねぇ。

  さて本日は、師走の翁先生の『エロ❤ピッピ』(ヒット出版社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『ヌーディストビーチに修学旅行で!!』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
多彩な美少女ヒロイン達がねっとりたっぷりセックスに熱っぽく蕩ける痴態がたっぷり詰まった作品集となっています。

EroPipi1  収録作は、学校のPR動画のために学生寮での生活を紹介する動画を撮影することになった関西弁ガールであるが、寮生の男子に案内されると寮内ではリクリエーションとして皆さんセックスライフを大満喫で!?な長編「僕の勃起ペニスを録画していきなよ」全6話(←参照 撮影班が見たものは!? 同長編第1話より)、修学旅行の深夜、クラスの男子達が女子の部屋に遊びに行くが、そこに現れた生活主任の男性教師は厳罰をちらつかせながら寝たふりしたり、隠れたりな少年少女達の目前で一人の少女を・・・な連作「誰も起きてはならぬ」前後編、および読み切り形式の短編2作。
1話・作当りのページ数は10~33P(平均23P強)と幅はありつつ、平均値としては標準的な部類。長編作も含め、ストーリーとしての読み応えは比較的弱く、その一方でエロシーンをたっぷりとお届けすることに注力されたスタイルで今回は統一されています。

【若さの勢いと好奇心でドキドキと駆け抜ける性愛譚】
 『ピスはめ!』『アイブカ!(仮)』そして『ヌーディストビーチに修学旅行で!!』と直近の単行本がいずれも骨太のストーリー性を有する1~2巻単位の長編であったのに対し、今回はむしろストーリーとしてのドラマ性を抑えて登場人物達がセックスに専念するかのような作劇がメイン。
全6話で構成される長編作「僕の勃起ペニスを録画していきなよ」についても、学生寮紹介ビデオを撮るために、寮内での様々なエロプレイに巻き込まれていくヒロインの姿を描いていき、ラストはギャフンオチ的にコミカルなまとめをする作品であって、エロコメ的な軽さやアッパーな解放感が、読み口の軽さを生み出しています。
  ちっこいギャルちゃんが保健委員としての思わぬお仕事に奮闘!?なこれまたドタバタエロコメ的な短編「保健委員サバイバル」、それぞれ彼女・彼氏持ちな少年二人と女の子が話の流れでエッチのレッスンをすることになって~な短編「彼女彼氏彼女」なども、エロへとサクサクと導入するスタイルであり、話自体は大きく構えていないスタイル。
EroPipi2エロへとイージーに流れ込む分、ストーリーとしてのコクや旨味は強くはない一方で、その場の勢いや雰囲気で恋愛感情や性的好奇心が刺激され、打算や計算ではなく、ある種の純粋さを以て行為に進んでいくという流れそのものは思春期の性愛らしいものであり、エッチなことに混乱したり恥ずかしがったり、はたまた夢中になったりという登場人物達の描き方は親しみ易く(←参照 しちゃった! 長編「僕の勃起ペニスを録画していきなよ」第4話より)、また健全なものであると言えるでしょう。
  これらの作品に対し、“悪い大人”が少年少女達に介入することになる連作「誰も起きてはならぬ」は明確に雰囲気が異なり、黒い欲望が場を支配していく重苦しさや緊張感を有した、寝取られ要素を含む精神的にハードな凌辱。大人が既成事実や邪な計算によって少女を性的快楽に叩き込んで凌辱するという構図が他の作品とは対照的とも言えるでしょう。
ギャフンオチであったり、映画オマージュであったり、更にどす黒い雰囲気を高めたりと作品によってまとめ方も様々ですが、ここで強いフックを仕掛けるというよりかは作品の雰囲気をスムーズにフェードアウトするスタイルであり、読み口の滑らかさに貢献しています。

【ちんまりボディからグラマラスボディまで多彩な美少女達】
  長編作には、清楚で真面目そうな外見ながら中身は一途で助平で大人カワイイという20代後半程度と思しき美人教師さんも多人数ヒロインの一人として登場していますが、基本的にはミドルティーン級と思しき思春期制服ガール達で統一された陣容。
ギャルアイドルなお姉ちゃんが居そうなゴテゴテギャルコーデのちびギャルちゃん(処女)がいたと思えば、“「あれっこの子は…いやいやそんなまさか…こんな子が…あーっ!!付いてました!!おまんこ付いてましたーっ!!」って新鮮な驚き”(©ドバト先生)がありそうな短髪シュートの大人しそうな地味系キュートガール(キャラ原案は岡田コウ先生)、初心だけどエッチに興味津々な関西弁ガールにむっつりスケベな年増美人さんなどなど、主力級に限ってもキャッチーなキャラ設計を揃えており、長編作では更に多数のサブヒロイン達を投入して乱交シチュエーションを形成。
肢体設計の面でも多彩さがあり、長身スレンダー貧乳のスポーティボディや、むにゅんと柔らかなお肉がバスト&ヒップを中心にたっぷりとある肉感ボディ、スベスベお肌とちっぱい、ぷにぷに股間の未成熟ボディに王道のスレンダー巨乳ボディなどなど各種を用意して描き分けているのは、この作家さんの特徴。
EroPipi3着衣セックスよりかは全裸セックスに重点があるタイプではありますが、眼鏡巨乳女教師さんの縦セタおっぱいや、野暮ったいジャージを着用した地味系美少女さんに、前述したギャルコーデのちんまりガールなどキャラ設定に合わせた衣装のチョイスと、パンツ越しの執拗な性器弄りの描写の淫猥さが光っています(←参照 萌嘉ちゃんのちっちゃいおま○こ吸いたいデブゥ! 短編「保健委員・サバイバル」より)。
  なお、男性キャラクターの多彩さと描き分けも面白いところであり、ショタ系イケメンやらキモデブ男子やら、ぽっちゃり癒し系ボーイにサバサバとしたセックス巧者なイケメン、はたまたどす黒い欲望をヒロインにぶつける汚っさん系教師などなど、それぞれの個性がしっかり表現された上で、彼らの性欲も発揮されていると感じます。

【長尺の構成で蕩けフェイス&ボディをたっぷり提供】

  ページ数には幅がある者の、短いページの回は次の回のセックスシーンと繋げるなど、単行本として読む場合には連続した長尺のエロシーンとして構成されており、前述したようにエロメインの作品構築で固めている分、抜きツールとしての信頼感・満足感は高く仕上がっています。
ほぼ前戯行為のみで完結させ、次の回への布石とする連作前編や長編第4話など、連載時には明らかに不利になるエロシーンの構成を敢えて選択し、単行本としてまとまった時に長尺の前戯パートが抽挿パートへの強力な助走としているのは、さすがヒットの看板作家ならではの胆の据わった構築であると評したいところ。
このエロシーンの構築が示すように、前戯パートにはたっぷりと分量を設けており、柔らかくしっとりとした唇や舌が交されるキス描写に、前述したパンツ越し弄りや未成熟ヒロインの小粒乳首責め等も含めた丁寧、もしくは執拗な性感帯への愛撫、洗体プレイなども含めた女体との密着などを投入して性行為の高揚感を序盤から大きく高めていきます。
EroPipi4抽挿パートに移行後も、ねっとりとキスを交したり、乳首弄りをしたり、鎖骨舐めがあったりと、特にこの作家さんとしては少人数でのセックスの祭に手数の多さを稼いではいますが(←参照 連作「誰も起きてはならぬ」後編より)、とは言え、むしろガンガン腰を振ってヒロインを蕩けさせていくピストン運動のストレートな描写で押し通す力強さこそが身上。
  エロ演出面でも特殊なものはほとんど使用せず、熱っぽくトロンと蕩けた表情付けや、淫靡に絡みつく舌や性器などの粘膜描写、必要最小限の量で主張させ過ぎない擬音や台詞回しなどの文字表現などの演出によって、体の動きの激しさや逆に弛緩した状態など行為そのもののダイナミズムで魅せるのは、動きの質こそ違っても前戯・抽挿両パートで共通しています。
レズセックスや寝取られエロシチュ、男二人での3Pセックスにハーレム的乱交エロに羞恥シチュなどなど、様々なシチュエーションの中でがっつり腰を振りながら両者絶頂のフィニッシュに突き進む終盤は、枠線を取り払って複数アングルをたっぷり詰め込むお馴染みの1Pを投入しつつ、絶頂に震えながら精液を膣内で受け止めたり、たっぷり体に浴びせられたりな美少女達のキュートかつドエロなイキ顔を開陳して、後続の追加フェラなども含めつつ、演出強度を維持させたまま強力な抜き所を形成しています。

  抜きツールでの信頼感はそのままに長編ストーリーとして見せたここ数冊に比べ、読み口は比較的あっさりしており、連作の寝取られ・凌辱的要素は好みを分けそうですが、それ以外の面では幅広い層にお勧めできる1冊。
個人的には、ちんまりボディのJCギャルちゃんをたっぷりペロペロ&がっつりベロチューセックスな短編「保健委員・サバイバル」に掲載時から愚息が大変お世話になっております。