SelfishSexWithGirlFriend  アズ先生の『手品先輩』第2巻(講談社)を読みました。フーッ!今回も先輩もパンチラ&透けブラ大充実、大変に眼福でございました。ぼ、僕も先輩に催眠術をかけてエッチな悪戯を・・・フィーヒヒヒ!
相変わらず人前だと手品の腕はダメダメですが、それでも助手君が彼女に翻弄される日々を嫌がらず奇術部に残ってくれてよかったですねぇ~。

  さて本日は、たらかん先生の『幼馴染のワガママSEX』(ティーアイネット)の遅延へたレビューです。なお、先生の前単行本『右手が美少女になったからセックスしたけど童貞だよねっ!!』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
綺麗でエッチな幼馴染ヒロインにたっぷり愛され&羞恥系プレイに翻弄され続ける1冊となっています。

SelfishSexWithGirlFriend1  収録作は、文武両道で性格も良いと評判な幼馴染の美少女・紺ちゃんは主人公の前ではサディスティックな本性をあらわにして彼の事をオモチャにして色々と性的な悪戯をしかけてくるのだけどその本心は!?という出だしの中編「隣の暴君」全4話(←参照 家庭教師しながらお仕置きプレイ 同中編第1話より)、および読み切り形式の短編「とあるバイブの一生」。
収録本数こそ少ないものの、1話・作当りのページ数は30~40P(平均38P)と各エピソードはかなりのボリュームを有しています。今回はどちらかと言えばストレートにエロ重視の作品構築と言え、このボリュームをたっぷりとエロシーンに割り振っています。

【ユニークな面白さを備えた作劇のラブコメ&特殊シチュ】
  交通事故によって死亡し、バイブのAIに脳を利用された主人公が、バイブとしての生を全うし、そのバイブを愛用した一人の女性とのエッチ(?)を繰り返したことで彼なりのヒロインとの絆を作り出したという短編「とあるバイブの一生」は、前作「ハンドインラヴァーズ」に続き、突飛な設定を用いてインパクトを生み出しつつ、テーマとしては性の善性を讃える穏やかで真摯なものを用意していることが共通しています。
  これに対し、本作のメインとなる中編「隣の暴君」は、主人公の少年を翻弄する天然サディスティックガールとのエッチな日々を描く作品であり、棚ボタ的な状況も含めて概ねラブコメ的な雰囲気を強く有した作品であると言えるでしょう。
SelfishSexWithGirlFriend2主人公を独占し色々と悪戯をするヒロインですが、あくまでヒロインと主人公とのピュアな恋愛模様をベースとしているためにストーリーとしての倒錯性・特殊性は抑えられており、主人公に恋する図書委員ガールの参入や(←参照 ちょっとヤンデレ気味なメガネ女子・楓ちゃんだ! 中編第3話より)、三角関係のドタバタ模様とそこからの両手に花エンドまでの流れも、ラブコメ的な展開として王道的なものと感じます。
後述する様に各種の羞恥系プレイやヒロインによる逆レ○プなど、エロシチュとしてはアブノーマル感や倒錯性を感じさせるものをチョイスしていますが、同時にそれが彼らの学園生活を含めた日常の場をベースとしており、特殊な道具立てや場所を選択しないことも、アブノーマル系の雰囲気を過剰に強めず、ドタバタラブコメ的な雰囲気を保つことに貢献しています。
  バイブに転生!?という突飛な導入からは想像もつかない、ハートウォーミングでポジティブな優しいラストを迎える短編に対し、中編作は前述したように両手に花エンドで緩くフェードアウトするまとめ方になっており、いい意味でイージー&ルーズなストーリーの終わりとしては好適なものと言えるでしょう。

【黒髪巨乳美人ヒロイン&ショートヘア貧乳ヒロイン】
  中編作ではメイン・サブの両ヒロインともに主人公と同学年のJKガール、短編では20代後半程度と思しき研究所の美人研究員さんと、主人公(バイブ)と信頼関係を築いた女子大生さんが登場。
大人しそうで意外に行動派であり、ガンガンラブアタックを仕掛けてくる楓ちゃんもキュートですが、優等生キャラの猫をかぶりつつ、ドSでワガママでそして何だかんだで一途な恋心を主人公に対して示してくれる中編作のメインヒロイン・紺さんのキャラ立ちも勿論良く、彼女に甘やかされたり逆にいじめられちゃったりで翻弄されることに幸福感があるのが○。
その一方で、主人公は翻弄されることや羞恥心を感じさせられることそのものに充足を覚えるドM的なキャラでは決してなく、出来れば恋路の主導権を取りたいし、特殊の関係性を何とかしたいのだけれども、ヒロインへの好意やセックスの快楽という素直な感情をベースとしてヒロインとラブラブ&エロエロな日々を送っていることも一つのポイントでしょう。
SelfishSexWithGirlFriend3  中編作のメインヒロイン・紺さんや短編の美人研究員さんは、サラサラヘアの黒髪ロング&たっぷりサイズの美巨乳、しまったウェストに形の良い桃尻というザ・王道な清楚系美人ヒロインのキャラデザを用いつつ(←参照 短編「とあるバイブの一生」より)、もう片方のヒロインはショートヘア&ほんのり肉感の弱い華奢ボディ&控えめバストを組み合わせたボディデザインで、一定の対照を形成するダブルヒロイン制。
  華やかなキャッチーさを基調とするよりかは、漫画チックな親しみ易さや健康的な色香・可愛らしさが先行する印象の絵柄と言え、絵としての濃さ・重さを追求するのではなくむしろあっさりとした印象を受けるスタイル。絵柄は単行本を通して安定しており、表紙絵との印象の差異もほとんど感じません。

【適度な濃度の演出で最大の効果を生み出すヒロイン達の痴態】
  ページ数の多さを活かして、二人のヒロインによる2回分のエロシーンを投入したり(短編作)、攻防を変化させての複数のエロシチュを用意したりのゴージャスな作品構築をしており、たっぷり長尺の濡れ場の中で絶頂シーンや射精シーンを多数搭載する多回戦仕様が基本。
  バイブになった主人公を使ってヒロインがオナニーをするというエロシチュに特化した短編作に、主人公を拘束しての逆レ○プや周囲から隠れながら悪戯して主人公を恥ずかしがらせるエロシチュ、射精を寸止めしまくって徹底的にじらすお預けプレイ、二人で主人公をたっぷり搾り取るセックス勝負3Pなどを投入する中編作と、アブノーマル系のエロシチュが多いのは一つの特徴。
その一方で、特殊ではあっても恋愛感情や信頼関係が明確にベースとなっているのも特徴であり、短編は言葉では語れなくても好きな女性のために正しく全身を使って相手を喜ばせようとするバイブマンの頑張りを描いていますし、中編作も前述した様にベースとなるのはあくまでラブコメ的な幸福感と言えます。とは言え、好き嫌いがある程度分かれるエロシチュであることは確かでしょう。
  オナニーシーンのみという変則的な短編も含め、エロシチュの方向性的に前戯に相当するプレイが充実しているのもエロシーンにおける一つの特徴であり、微笑みを浮かべながらの足コキや密着手コキ、紅潮した頬をペロペロされながらのち○こ弄りにプチ射精管理、相手の反応を窺いながらのフェラなどなど、ヒロイン達にたっぷり翻弄されるプレイをご用意。
抽挿パート移行後は、騎乗位でヒロイン側が主導してがっつり搾り取るプレイを軸としつつ、主に主人公側が積極的に腰を振ってヒロインを更なる快感に浸らせるプレイも投入。男性側の逆転を全く望まない諸氏には減点材料となり得ますが、精神的な面で男性が完全に優位に立っているとは言い難く、あくまでヒロインに尽くすために頑張る的な描き方なので女性優位のエロシチュとして概ね統一は為されています。
SelfishSexWithGirlFriend4  エロ演出としては、元々の絵柄にあっさりとした印象がある分、演出のノリが良いスタイルと評することができ、熱い吐息と涎の漏れる陶酔感たっぷりの官能フェイスに(←参照 ドS美少女の官能フェイス 中編「隣の暴君」全4話より)、各種行為を物語る擬音表現、絡み合う舌や性器など各種粘膜の淫靡な表現、バイブ視線の短編で特に効果を発揮する断面図描写の充実といった表現を用いたヒロイン達の痴態描写は、適度な濃度で十分なアタックの強さを確保していると評し得るでしょう。

スタンダードなラブコメでありつつ女性に翻弄される幸福感で魅せる中編に、突飛で特殊な設定ながら意外な面白さと性の讃歌が奏でられる短編と、どちらもユニークな魅力を有した作品と言えます。
管理人は、冒頭の印象とラストまで読んだ時の印象の差、およびそれを可能にしたアイディア力に感心させられた短編「とあるバイブの一生」が大変お気に入りでございます。