NudeArtClub  いのまる先生(原作:光永康則先生)の『玉キック』第1巻(少年画報社)を読みました。黒髪ロング釣り目のスレンダー巨乳美脚美人ヒロインが、ドスケベトラブルに巻き込まれながらその美脚から繰り出されるキックで荒事・悪事を粉砕な作品です。
何を言ってるか分からないと思いますが、釣り目スレンダー巨乳な勝気美人が好きな諸氏にはお勧めです。

  さて本日は、けんじ先生の初単行本『裸体芸術部!!』(ヒット出版社)のへたレビューです。レビューが遅れてしまいましたが、単行本化を大変楽しみにしていた作品です。
大風呂敷&ドライブ感満載の壮大なコメディワールドとキュートな美少女ヒロイン達がハードに蕩けまくるこってりエロが融合した作品となっています。

NudeArtClub1  収録作は、芸術家を育成する女子校に赴任した男性教師・上早健吉は、美における裸体表現を追求する裸体芸術部のメンバー達に捕まり、顧問就任と男性の裸体モデルを引き受けることをトリプルエロアタックにより承諾させられるのだが、これは手にした者に奇跡が与えられる“聖杯”を巡る壮大な裸芸戦争の序章に過ぎなかったのである・・・なタイトル長編全7話(←参照 説明しよう!裸体芸術とは(略) 同長編第1話より)+描き下ろしのおまけ漫画(6P)。
1話当りのページ数は24~32P(平均28P弱)と上の下クラスのボリュームで推移。長編作として十分な読み応えを有しつつ、勢い任せで突っ走るドライブ感のあるストーリーと質的にも量的にも満腹感の強いエロシーンとで構築されています。

【パロディ満載でハチャメチャ展開のハイテンションコメディ】
  美少女ばかりの謎部活動に巻き込まれ、体目当て故のエッチ三昧やら、この不届きな部活を潰すべくやってきた会長ヒロインも巻き込んで更にドタバタ模様と、ハーレム系エロコメとして順当な序盤を形成しつつ、“エジプト裸芸部”“裸芸四天王”“聖杯を巡る裸芸戦争”あたりのワードが飛び出してくる第3話あたりから雲行きが怪しくなります(褒めてます)。
NudeArtClub2主人公の妹を含む、ょぅじょ軍団による策謀、世界をエロ狂乱に包むラグナロクの発動に(←参照 長編第5話「ようこそラグナロクへ!」より)、実は特殊な力を秘めていた主人公やら三百人委員会やら世界を滅ぼす邪龍の復活やらと、加速度的に話が壮大かつトンデモなものになっていきます。
  全裸云々を巡って世界の滅亡が掛かる無駄な壮大さ故の面白さに加え、各キャラクターや世界観のベースとなる日本・北欧・ギリシャの神話のギャグ的翻案、F○teシリーズやエヴァ○ゲリオンシリーズのパロディ、唐突にぶち込まれるけものフレ○ズOPのエロ替え歌、何故かキャラがお勧めしてくる師走の翁先生の既刊単行本等々、メタやらパロディやらを遠慮なく投入してのカオティックな印象は非常にユニークです。
神話ネタを中心として、元ネタが分かると面白さは増しますが、例え分からなくても様々な要素を取り込む賑やかさや、話がどんどん膨らんでいくハイテンションという作品そのもの魅力には影響がないというのも、パロディのあり方として良好と評し得ます。
  この馬鹿馬鹿しくも壮大なストーリーのまとめ方に関しても、“愛こそ全て”的な綺麗なお題目的収容に走るのではなく、“裸体のエロさって羞恥心と素直な欲求のバランスが大事だよね”という著者なりの哲学で大混乱を強引に治めてハッピーエンドという、ラストまでいい意味でギャグに走り続けたスタイルは、作劇の方向性からして大正解でしょう。
総括すると、“オタクの大好きなものをとにかくぶち込んで煮込みにしたら、見た目はあれだけど、めちゃくちゃ美味しい!ご飯が止まらない!おかずだけに!”とハイテンションな括り方をさせてくれるエロエロお馬鹿ワールドと評したい所存。

【ちっぱいから巨乳まで多彩なキュートティーンズ】
  顧問を務める裸体芸術部のメンバー3名に、主人公の妹ちゃんを含む人気アイドルユニットにして四天王一柱たるキラ★グラガールズの3名をメイン格としつつ、ゲストヒロインや単なる犯られモブキャラも複数と含めてかなり人数の多いヒロイン陣であり、ギリ一桁クラスからアダルト美人まで登場しますが、基本的にはJC級美少女がメイン
登場キャラクター数が多く、また話がロケット噴射する如く加速していくこともあって、個々のキャラクターの掘り下げは、ヤンデレ純愛系ヒロインな妹ちゃんを除いてやや弱いのですが、ツンデレキャラや正統派の元気娘、小悪魔系悪巧みょぅじょ、高飛車生徒会長等、分かりやすい属性を付与して多人数ヒロイン仕様の漫画チックな楽しさを大いに喚起。
  なお、世界の命運を握る特殊な血筋である主人公については、一応事態を打開しようと努力はするのですが、いい意味でヒロイン達に翻弄され続ける流され気質で、更にはヒロインを一人に選べない優柔不断っぷりと見せたり、キュートなショタ化したり、なんかクローン軍団を勝手に作られちゃったりと、ドタバタ模様の流れを円滑にしてくれる適材適所のキャラクター。
NudeArtClub3ほんのり膨らみかけのバストなミニマムボディの女の子もいれば、トランジスタグラマな巨乳ガール、爆乳むちむちボディの妖艶美女など、ボディデザインは多彩に取り揃えられていますが(←参照 エジプトの秘術で褐色肌に!? 長編第3話「イシス襲来!絵字譜都学院大進撃」より)、微乳から爆乳までのバストやぷにぷに鏡面仕様の股間など各体パーツのスベスベ感&ぷにぷにとした柔らかさが魅力であることは共通しています。
各種コスプレや褐色化なども含めて、キャラデザインの多彩さも魅力であり、複数人セックスが多いことも、多彩なヒロイン達のエロボディに囲まれるハーレム的な幸福感を喚起しています。
  初単行本ながら絵柄の安定感は十分であり、表紙よりも中身のモノクロ絵柄の方が、適度なデフォルメの漫画チックな親しみやすさや、二次元らしいキャッチーさがより目立つ印象であり、作画密度も高く、またギャグ的な演出の自由闊達な印象も加点材料です。

【濃厚かつ攻撃的なエロ演出で彩る多彩なエロシチュ&多人数エッチ】
  各話に十分なボリュームがあり、またコミカルに怒涛の勢いでエロシーンへ突入していく流れであるため、濡れ場の分量は十分に多く、また多人数エッチならではのヒロインとっかえひっかえのウハウハ感や攻防やエロシチュの変化など、長い尺を飽きさせずに見せるサービスフルな仕様となっています。
色々な要素を含む作品ということもあって、エロシチュは様々であり、割合にハードな印象の凌辱・輪姦エロもあるためラブエロ系でないと駄目という諸氏は留意が必要ですが、逆レ○プやらウハウハハーレムHやら触手凌辱やら近親エッチやらと多彩なシチュエーションの中で、ヒロインが主導してがっつりセックスの快楽を味わい、蕩ける様を描写。
NudeArtClub4  要所で投入される神話関係の必殺技めいたフレーズの投入や(←参照 兄妹エッチで大八島が生まれる。古事記にもそう書いてある 長編第4話「最強っ!裸芸アイドル『キラ★グルガールズ』!」より)、珍妙な造語を織り交ぜた各種エロ台詞などが、一種ギャグ的な雰囲気を生み出していますが、それでいてエロシーンの勢いやテンションの高さと非常によくマッチして快楽の強烈さを高めているのは面白いところ。
豊満バストでのパイズリや、キュートフェイスでちんこにむしゃぶりつくフェラを時にダブルやトリプルでも投入して白濁液を放出する前戯パートに続くのは、秘所同士が接触して、ち○こがパイパンまんこの飲み込まれる様子を表情&台詞の変化を併せて見せる2P見開き連続平行四コマはページ数に余裕があるからこその強力な見せ場。
  どちらかと言えば主導権を握っているのはヒロイン側であり、主人公はたっぷり搾られたり周囲にそそのかされたりして攻勢に転じますが、いずれにせよ、ふにゃふにゃになって涙や汗でぐしょぐしょになる強烈な蕩け顔に、多量ながらも読ませてリズムを形成する実況エロ台詞の連発、未成熟な淫洞をみっちりちんこが埋め尽くし、締め付ける断面図、悶絶する様な嬌声を含めてのアタックの強い擬音の連発など、演出面は濃密でかつアグレッシブに貫いています。
キュートな口リっ娘も、ツンデレガールも高飛車ガールに強気エジプシャンも皆さんぐしゃぐしゃなメス顔を曝け出しながらち○この虜になって快楽に溺れ、キツキツ秘所の締め付けに耐えられずに放出された大量の白濁液を前穴やアナルで受け止め、トドメのアクメにビクビク震えながら蕩け具合MAXの表情を曝け出すフィニッシュも大ゴマ~1Pフルでたっぷり提供して強力な〆としています。

  テンション高く突っ走るエネルギー感がエロにもストーリーにも生きていますし、必ずしも勢い任せなだけでなく、エロの濃厚感にしてもストーリーの風呂敷の広げ方にしても、作り込まれている印象があるのは大変に好印象です。
描き下ろしでは思わせぶりなまとめ方をしていますが、是非ともこのオモシロ裸芸ワールドを広げていって頂きたいものです。面白くて抜けるエロ漫画を読みたい諸氏にお勧め!