2020年06月

黒斗『ギャルママえぶりでぃ』

GalMamEveryday TVアニメ版『波よ聞いてくれ』第12話「あなたに届けたい」を観ました。エピソードの入れ方からして無いのかもと思っていた、“公共放送の意義”に関するエピソードをこう入れ込んできたのかと感心しましたし、ラジオの古き良き双方向性を感じられる展開で、色々なことを思い出しながら感じ入った最終回でした。坂本九の「見上げてごらん 夜の星を」は、震災を踏まえて、ベスト過ぎるチョイスでしたね・・・。

 さて本日は、黒斗先生の初単行本『ギャルママえぶりでぃ』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。3週間程遅れてのレビューとなり、申し訳ありません。
ギャルママを含めて多彩なヒロインとのハーレムラブストーリー&柔らかボディがたっぷり蕩けるエロシーンが楽しめる1冊となっています。

GalMamEveryday1 収録作は、進学のために上京し、兄夫婦の家に居候することとなった主人公であるが、優秀な兄の奥さんはギャル系美人(一児の母)であり、彼女と流れで関係を持ったことを皮切りに様々な女性とエッチすることになるのだが、彼とギャルママさんの関係は如何に・・・?な長編「ギャルママとパコパコSEX」第1~9話(←参照 旦那さんが記念日に帰って来ずその寂しさと酔いから・・・ 同長編第1話より)+描き下ろし番外編(6P)。
 描き下ろし番外編を除き、1話当りのページ数はいずれも24Pと標準~中の上クラスのボリュームで固定。長編として一定のストーリー性を有しつつ、軽めの読み口で程好いボリューム感のエロシーンを楽しめる仕様で一貫しています。

【不倫エロでありつつ誠実でポジティブなストーリー】
 ストーリーの軸としては兄の妻であるギャルママヒロイン・鈴音さんとのイケない恋模様ではありつつ、複数のヒロインが登場して主人公とのラブ&エロを繰り広げていくためにハーレム作品としての様相も呈しています。
GalMamEveryday2鈴音さんとエッチしてまったのを皮切りに、彼女の友人であるバツイチギャルママやお隣の未亡人さん、そして鈴音の妹である紫音と次々とエッチすることになる棚ボタ的な展開や、鈴音&紫音姉妹に関しては思わぬ形での3Pセックスがあるなど、ハーレム的なウハウハ感は魅力の一つと言えるでしょう(←参照 妹の初セックスをアシストする鈴音さん 長編第7話より)。
 流されるままにヒロイン達とエッチをすることになっていく主人公ですが、基本的に誠実な人物であって、兄嫁に手を出したことや別の女性とも関係を持つことに対して罪悪感を覚えつつ、鈴音さんへの想いが一貫しているので話が変に浮つかないのは好ましい点。
 兄の海外転勤に伴って鈴音さんと離れ離れになってしまうことが判明した後、彼女に恋をした主人公がどうするのか、二人の関係がどうなってしまうのかという終盤の展開はご自身で確かめて頂くとして、明確にイケない関係の不倫エロではありつつ、寝取り/寝取られ的な作品ではありません。
 愛情表現としてのセックスを主人公と営みつつ、主人公の兄である旦那や子供と円満な家庭を築いており、多忙により家庭を顧みられないことはありつつも優秀で弟である主人公にも誠実に対応する旦那さんにも大きな瑕疵はなく、それぞれの想いを打ち明けて受け止め合いつつも、既存の関係をスポイルするような展開を用意しないまとめ方は、安心感や納得感があると評し得ます。
 話として綺麗なまとめ方で第1部を終了させつつ、兄の用意してくれた転居先で新たなヒロインと出会って~!?という2部以降へと話をつなげる第9話のラストで今単行本は終了して以下続刊となっています。

【ギャルママコンビと黒髪美人コンビのヒロイン陣】
 計4名のヒロインが登場しており、鈴音さんも含めて20代前半クラスが半数、残りは30歳前後の未亡人さんと女子校生クラスと思しき涼音さんの妹となっています。
 派手な外見で性的に奔放なところはありつつ、旦那さんと娘を愛する良き妻・母であるギャルママな鈴音さん、その友人でやはり明るく奔放だが離婚経験者として寂しさも抱えているギャルママ仲間の千夏さん、穏やかで母性的な隣人の未亡人さん、内気な性格だがかなりのムッツリで妄想癖がある鈴音さんの妹・紫音さんとそれぞれタイプの異なるキャラクター性であって、キャラデザとしてもギャル系のヒロインが二人、清楚さや大人しさを感じさせるタイプのヒロインが二人と分かれています。
 なお、上述した様に、ヒロイン達に翻弄されつつも鈴音さんへの好意を保ち続け、勇気を振り絞って自分から告白をするなど、一貫して誠実さや倫理観を保つ主人公に加え、記念日に仕事で帰宅できないことや物事の運び方が少々強引であることはありつつ、優秀で妻への愛情も明確な主人公の兄と、不倫エロとしての構図でありつつ、男女問わず不愉快な言動のキャラクターや善人が不利益を被るような展開が無いことは読み口の良さを保障しています。
GalMamEveryday3 鈴音さんの親友でバツイチ子持ちなギャルママ・千夏さんは低身長で貧乳ボディですが、その他のヒロインについては適度な豊満さのある巨乳&安産型ヒップであって、肢体全体に健康的な肉感があるボディデザインで統一(←参照 紫音ちゃんオナニー中 長編第6話より)。なお、これまたツルツル仕様な千夏さんを例外として、陰毛標準搭載の股間となっています。
 作画密度が低いわけではないものの、やや淡白な印象のある絵柄であり、顔の造作なども含めて多少のオールドスクール感はあります。とは言え、アダルト美人を含めて健康的な色気感や漫画チックな親しみ易さがあるスタイルでもあって、初単行本ながら表紙絵と完全互換で絵柄が安定しているのは安心材料と言えるでしょう。

【多彩なプレイ&シチュでの程好いアタックの痴態描写】
 ヒロインとの関係の進展を描く導入パートに一定の尺を設けたり、エロシーンの分割構成をしたりといったケースもあり、濡れ場はたっぷり長尺という程ではありませんが、抜きツールとして標準的な満足感はあるボリューム。
 エッチなギャルママさんにリードされながらの童貞喪失、娘さんから隠れながらのドキドキシチュエーション、勝気だが実はM性癖なバツイチ・ギャルママさんを攻めるセックスに年増美人の母性に包まれながらのエッチ、紫音ちゃんのエロ妄想に姉妹丼、そして最終話における恋愛セックスとヒロインやエピソードによってエロシチュの味付けを変えつつ、不倫エロでありつつ和姦エロという趣向は共通しています。
なお、このタイプの作品としては珍しく、メインヒロインである鈴音さんと旦那さんのセックスが十分な尺で描かれた上で、このセックスに鈴音さんが強い満足感を得ている状況として描写されており(第5話)、彼女の人妻としての立場が守られるというストーリーと明確に合致したものではありますが、主人公以外が竿役となるのが苦手な方は要留意。
 お風呂での密着洗体手コキ、授乳手コキ&パイズリ、積極フェラからの主人公暴走イラマチオ、人妻テクのフェラやシックスナイン等々、ヒロインやエピソードによって前戯パートのプレイは多彩で、適度な尺にぶっかけやヒロインの潮吹きなど抜き所も用意。
GalMamEveryday4前戯パートではヒロインが主導権を有しつつ、抽挿パートの進展と共に主人公側がパワフルなピストンを繰り出してヒロインを蕩けさせちゃう組み立てがメインであり、体パーツ描写や演出としての粗さを感じることはしばしばありつつ、熱っぽい表情&台詞でのヒロインの蕩け具合の描写や、断面図・ストレートな結合部見せつけ構図の使用など、スタンダードな演出・構図を適度なアタックで安定供給しています(←参照 長編第9話より)。
 サブヒロインについては中出しフィニッシュを用いるものの、旦那が居るメインヒロイン・鈴音さんについては本人の意向と主人公側の配慮もあって膣内射精は一貫して避けており、ぶっかけやゴム付きセックス、初物アナルセックスでのアナル中出しなどをフィニッシュとして用意。一方で、旦那さんには中出しを許しているので、二人の立場の違いが明瞭ですし、イケない不倫エロではありつつ妊娠のリスクを避けることで快楽に没頭できる要素でもあるのですが、読者によって好みは分かれるでしょう。

 ドタバタハーレム的な楽しさもありつつ、不倫エロながらも登場人物達の誠実さが一貫したストーリー構築は読み口が良く、抜きツールとしても適度な満腹感のあるものとなっています。
第1部最終話に登場した新ヒロインはまた全然タイプが異なる女性のようで、今後どう展開するのかは興味があります。

堺はまち『人妻だって恋したい♥生ハメ受精で孕みたがる人妻たち』

WivesWantLoveAndCreamPie 尚村透先生(原作:河本ほむら氏)の『賭ケグルイ』第13巻(スクウェア・エニックス)を読みました。夢子VS芽亜里戦、夢子が盤外との勝負を意識している時点で心配になったのですが、芽亜里のことが心配になりましたが、それも含めて“二人だけの世界”を楽しむことができたようで本当によかったですし、ラストの“決着”の付け方にもグッと来るものがありました。赤面した芽亜里ちゃん滅茶苦茶可愛かったです。

 さて本日は、堺はまち先生の『人妻だって恋したい♥生ハメ受精で孕みたがる人妻たち』(ヒット出版社)の遅延へたレビューです。当ブログでは久しぶりにレビューの俎上に載せさせて頂きますが、『せっくすなう』(同社刊)のへたレビュー等、過去作のレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
綺麗でエッチな年増美人ヒロイン達とのちょっと変わったラブ&エロ模様が詰まった作品集となっています。

WivesWantLoveAndCreamPie1 収録作は、憧れの女の子への告白が失敗したことを引き摺ったままの主人公は、ある日風俗店で嬢として働いている彼女に再会し、自分のことに気が付いていない様に見える彼女との元に通い詰めるようになるのだが・・・な連作「とおまわり」前後編(←参照 憧れの女の子は色っぽい巨乳美人になっていたが 同連作前編より)、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は20~30P(平均24P弱)と標準的なボリュームで推移。作劇面に一定の存在感は持たせつつ、概ね軽めの読書感であって、美人ヒロインが乱れる様子を程好いボリュームとアタックでお届けなエロシーンを用意しています。

【方向性は様々ながら男女の恋や性欲が叶うポジティブさ】
 人妻・バツイチさん・ママンなどの年増ヒロインを擁した作品で統一されつつ、作劇の方向性は幅広くなっています。
 基本的にはポジティブな印象のシナリオワークが多く、作品タイトル通りに男女が10年の遠回りをして結ばれる連作「とおまわり」や、幼馴染のお姉さんが他人と結婚してしまい、嫉妬に狂って暴走するも最終的にはやはり想いが通じ合ってハッピーエンドに至る短編「約束~Passing~」などはその好例。
また、彼女と上手くいかない主人公に(性的なことを含めて)女性の扱いを教えてくれる年上美人が突然現れ、その意外な正体が最後で明かされる短編「あまえていいよ♥」、隣室の人妻さんの下着に手を出してしまった主人公が実はビッチな彼女に不倫エロに誘惑されてスリリングなセックスを楽しむことになる短編「となりの桃子さん」など、分かり易く棚ボタ的な展開の作品も存在します。
WivesWantLoveAndCreamPie2 これらの作品では、人妻であったりバツイチであったりしつつ、ヒロインの(元)旦那への愛想が尽きていたり、あくまで火遊びとして描かれていたりするために主人公側の罪悪感や嫉妬心が平和裏に解消されていると共に、彼女達の主人公との恋や性に対する積極性が明示されていることも読み口の温和さにつながっています(←参照 実は離婚済みなので恋愛成就に支障なし 短編「純愛セフレ」より)。
明確に寝取られ&ヒロイン快楽堕ち展開である短編「チェンジ」ではヒロイン側の積極性がダーク&インモラルな方向へと舵を切っていますが、男性側にとって棚ボタ的な幸福感がある場合も含めて、ヒロイン側の意図や願望が叶えられることにも重点がある作劇と言えるでしょう。
 ストーリーとしての存在感や抑揚が強いタイプではなく、前述のご都合主義的な作劇要素も含めて多少の平板さを感じることもありますが、連作や短編「Only♂♀Mum」などハートウォームな“いい話”としてまとまることも多く、そのまとまりの良さには安定感があります。

【スレンダー巨乳ボディのアダルト美人ヒロインズ】
 20代後半~30代後半程度と思しき年齢層の美人さん達であり、人妻さんからママさんまで年齢には幅がありますが、大人としての印象もありつつ、若々しいキャラクター造形で固めており、年齢層による描き分けや熟女としての印象付けはあまり為されていません。
 単行本タイトルに“人妻”とあり、人妻やママさん、友人の母親等など、実際に主人公以外の男性と結婚をした(している)キャラクターが多いですが、上述した様に既に離婚していたり死別していたりするケースがほとんどであって、前述の寝取りエロである短編「チェンジ」などを除いて旦那の存在感は希薄であり、主人公との関係性を阻害したり後ろめたさを形成したりしない設定が大半と言えるでしょう。
前述した様にヒロイン側の積極性が主導するケースが多いですが、彼女達の貪欲さで男性を翻弄するというよりも、彼らの恋愛感情や性欲を受け止めるという包容力や快活さとして表現しているのもヒロインのキャラ造形における特色と感じます。
WivesWantLoveAndCreamPie3 すらりとした美脚を含めて等身の高いスレンダーボディであって、そこに柔肉をたっぷり詰め込んで存在感を強く主張する巨乳&安産型ヒップを合わせた女体が勢揃い(←参照 特大おっぱいに挟まれて発射 短編「あまえていいよ♥」より)。これら乳&尻のストレートなエロさに加え、程好く大粒な乳首に陰毛標準装備な股間など、体パーツ描写にもクドくならない程度に淫猥さを備えています。
 十分な作画密度と艶っぽさを引き出す修飾性の強さを持ちつつ、漫画チックな親しみ易さのある絵柄であって、美女でありつつ可愛らしさや気安さも感じさせるキャラ造形につなげています。ベテランの作家さんだけあって、表紙絵と完全互換で単行本を通して安定しているのも安心材料。

【マイルド寄りのエロ演出&挿入感を強調する描写の多用】
 しばしばエロシーンの分割構成を採ることもありますが、その場合でもメインとなるエロシーンには十分な尺があって、抜きツールとしてのボリューム感は相応に図られています。
この分割構成においては、主人公の暴走による強引なセックス→すれ違いを解消しての仲直りセックス(短編「約束~Passing~」)、ヒロイン主導のH→ちょっとした羞恥プレイを絡めつつの男性主導H(短編「純愛セフレ」)、人妻ヒロインが自身の性的欲求を自覚し、自ら寝取られていくことになる展開(短編「チェンジ」)など、エロシチュの変化を付けることや状況の進展の描写が図られています。
 全般的に穏やかな雰囲気を保っており、不倫エロや近親セックス、隠れながらの羞恥セックスなど、インモラル系の味付けを加えることも多いのですが、それらの倒錯性に強く踏み込むというよりかは、ストレートな恋愛感情や性欲で無我夢中に体を交えるという側面がより重視された描かれ方と感じます。
 前戯パートの尺はそれ程長くないことも多いですが、豊満バストに竿が包み込まれるパイズリの投入率が高いことは特色であって、ヒロインの積極的なサービスプレイで射精に導かれていきます。
WivesWantLoveAndCreamPie4 抽挿パートに移行後は、熱っぽい表情でエロ台詞を奏でるヒロインの痴態描写と共に、結合部見せつけ構図や断面図、透過図などの挿入感を強調する描写を多用しており、エロ演出のアタックや密度はそれ程高くない一方で、ピストン描写自体のパワフルさで突き進むスタイルとなっています(←参照 コスプレセックス中 連作「とおまわり」後編より)。
 ヒロインの女体そのもののエロさや雰囲気を盛り上げる台詞回しなど、作品全体の穏やかな雰囲気とよくマッチしたエロ描写ではありつつ、複数ラウンド制の〆である中出しフィニッシュも含めて演出的な盛り上がり・緩急をあまり感じないのは好みを分ける要素かもしれません。

 アダルト美人に優しく受け入れられながら背徳のアクセントがある和姦エロを楽しめる仕様となっており、ヒロインのアダルトな色気感と親しみ易さの両立が大きなポイントと感じます。
個人的には、主人公に色々と教えてくれるロングポニテ巨乳お姉さんとのエッチ&彼女の意外な正体が楽しめる短編「あまえていいよ♥」が特にお気に入りでございます。

亀吉いちこ『だぶる調教チャレンジ』

DoubleTamingChallenge 野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』第22巻(集英社)を読みました。コマが進むごとに“白い熊”が近づいてきて、白石後ろ後ろ!状態でしたが、今回は“ホラー回”を含めて熊の話が多かったですね。
有形、無形様々な文化が失われた今となっては、アシリパさんの“正しく伝えることは大切だ”という言葉が何とも重く感じられます。

 さて本日は、亀吉いちこ先生の『だぶる調教チャレンジ』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前々単行本『えっち大好き成長期』(文苑堂)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
巨乳美人である二人の女流エロ漫画家ヒロインがそれぞれのパートナーと共に露出エッチに励んでいくラブコメディが楽しめる1冊です。

DoubleTamingChallenge1 収録作は、共にエロ漫画家として活躍しているアカネ先生とハメ蔵先生(本名:早苗)はそれぞれのアシスタントである男性と露出セックスに目覚め、それぞれプレイを繰り返していくのだが、ある日二人は実はお隣さんであることを知り、アカネ先生の提案で4人で温泉旅行に行くことになって・・・なタイトル長編全9話(←参照 アカネ先生がネタとして興味を抱いた露出に初チャレンジしたところ・・・? 同長編第1話「屋外露出♥せんせい」より)+描き下ろしフルカラープロローグ(4P)+描き下ろし後日談(8P)。
 描き下ろしエピソードを除き、1話当りのページ数は18~20P(平均18P強)と控えめなレベルながら“PIZAZZ BRAND”としては標準的な部類。長編作として一定のストーリー性を有しつつ、軽めの読書感である作劇と質的・量的に程好いボリュームのエロシーンとで構成されています。

【倒錯的なプレイをポジティブで軽い読み口のラブコメスタイルで】
 露出というエロシチュエーションを軸とした作品であり、その倒錯性や背徳感を織り込みつつも、作劇の方向性としては暗さや重さを排したラブコメディとなっています。
露出エロは、ヒロイン自らが積極的に行い背徳的なことをしている自覚とそれ故の興奮や解放感を描くタイプと、ヒロインがプレイを強制されることで羞恥と快楽に翻弄されるタイプに大別されますが、本作ではアカネ先生が前者、ハメ蔵先生こと早苗さんが後者を担っていて、両方のタイプが楽しめる作りとなっているのが大きな特色。
DoubleTamingChallenge2 それぞれアシスタントである男性とプレイを繰り返していくのですが、アカネ先生のアシスタントである神田君がハメ蔵先生のヘルプアシとなることをキッカケに、終盤では2人のヒロインが性癖を共有し、4人で温泉旅行に行くことで更なる展開が~という流れになっています(←参照 温泉で4人に何が起こるでしょう? 長編第7話「みないで!早苗ちゃん先生!」より)。
また、Sっ気のあるアシスタント・あきお君に翻弄され続ける早苗さんのケースも含め、パートナーの信頼関係に基づくプレイとして描かれ、パートナー以外とのセックスは無い上に、それぞれ恋愛成就のハッピーエンドに収まることも読み口のポジティブさに貢献。
 第4話における早苗さん&あきお君の露出セックスが意外な形で別のカップル成立を助けることになる長編第5話など、お話としてのフックを用意することもありますし、長編の起承転結としても好適にまとまりつつ、軽い読書感を保ったまま、それぞれの露出プレイをお届けすることに専念した抜きツールとしてのスタンスも明瞭と言えるでしょう。

【美巨乳&安産型ヒップの美人ヒロインコンビ】
 本筋とは関係ないものの、ヒロイン達の露出セックスをキッカケに意中の男性と晴れてメイクラブなケーキ屋の美人チーフさんも含め、概ね20代前半~半ば程度と思われる美人さんで統一。
 前述した様に、自ら積極的に露出プレイを実践し、温和な性格であるアシスタントの神田君を巻き込んでいく形となるアカネ先生と、いざ行為となれば夢中になるものの気が弱くミスをしがちで、アシスタントとしては非常に優秀なあきお君に翻弄されっぱなしなハメ蔵先生という対照的なメインヒロインコンビを用意しており、それぞれの露出プレイの味付けのコントラストにも寄与。
共にエロ漫画家ということもあって、お仕事の悩みや苦労も描かれており、露出プレイも作風の幅を広げるためという要素がありますが、“お仕事モノ”としての趣向はストーリーにおいてそれ程明瞭ではありません。
DoubleTamingChallenge3 明るく活発なアカネ先生はショートヘア、大人しい性格の早苗さん(ハメ蔵先生)はセミロングでキャラデザを区別しつつ、健康的な体幹に十分なボリューム感の美巨乳&安産型ヒップを備えた女体設計であることは共通しています(←参照 観覧車の中で露出セックスをしている早苗さん 長編第4話「コートでお出かけ!早苗ちゃん先生」より)。
どちらかと言えば綺麗な印象でまとめた女体描写であり、秘所の描写などに強い淫猥さを期待するのは避けるべきですが、汗や愛液で濡れる柔肌やツヤテカ感もある乳輪などの体パーツ描写には十分な煽情性があります。
 程好い作画密度を保つキャッチーなアニメ/エロゲー絵柄でヒロインの美人感と可愛さを両立させており、絵柄は単行本を通して安定。彩色の関係か、表紙と中身の絵柄には印象の差異を少々感じるので、気になるのであれば店頭では裏帯のサンプルコマを参照すると良いでしょう。

【十分な密度でありつつ美しさ・可愛さを保つエロ演出のスタイル】
 ページ数の関係上、たっぷり長尺のエロシーンを期待するのは避けるべきですし、露出モノとして、本番行為だけでなくヒロインが裸体を屋外で曝け出す/曝け出しそうになるという状況の描写も重視していることもあって、ピストン描写の尺を重視する処理は要留意。
 共に露出セックスでありつつ、ヒロイン主導型のアカネ先生&神田君と、男性主導型の早苗さん&あきお君とで趣向に変化を付けているのは前述の通り。他人に見られてしまうかもという緊張感をベースとしつつ、エッチをしているのを別のカップルに目撃されてしまうことでの羞恥心&背徳の快楽をプラスしたシチュエーションや露出要素よりもラブラブ感を前面に押し出したシチュも用意されています。
路地や夜の公園といった定番の場所から、住んでいるアパートの階段踊り場やら観覧車の中やら混浴の温泉やらとなかなかにリスキーな場所での露出セックスを繰り広げており、半裸や異物挿入しながらの散歩などのプレイも投入しつつ、主導側がセックスに持ち込んで野外で激しいピストンを開始していきます。
DoubleTamingChallenge4 熱っぽく蕩けて濡れる表情や露出の興奮を奏でる実況台詞、粘っこい水音などの擬音の散りばめなど、演出面でのアタックや密度を十分に確保する一方で(←参照 長編第3話「お出かけ露出せんせい」より)、ヒロインの美しさや可愛さを阻害するような質的・量的に過度なものは用いておらず、しっとりと濡れた巨乳ボディの存在感そのものを前面に押し出しています。
また、アカネ先生に主導権を握られて快楽で圧倒されてしまう神田君や、早苗ちゃんにドSでエッチな命令をするあきお君ら男性陣に存在感はありますが、エロシーンにおいては彼らの体躯の描写は明確に奥へ引込めており、たぷんたぷんと揺れる巨乳やバックショットで強調される安産型ヒップ、露骨さはある程度抑えつつお汁があふれ出てくる結合部の見せつけ構図に集中できる作り。
 例外もありつつ、露出しながらのお口ご奉仕では口内射精を投入することが多く、抽挿パートの〆であるヒロインの中出しアクメと合わせて2回戦仕様の構成としていますが、尺の都合上、それぞれの抜き所に至るまでの描写のタメには多少の物足りなさはあります。

 露出エロとしての背徳感や倒錯性を盛り込みつつ、安心感のあるポジティブな作劇に仕上げることで訴求層を広げていますし、プレイの趣向が異なるダブルカップル制とした構成もユニークな魅力と言えます。
個人的には、エッチで快活な短髪巨乳美人のアカネ先生の方が好みでしたね!

水龍敬『MC学園 完全版』

MCHighSchool TVアニメ版『プリンセスコネクト!Re:Dive』第10話「常闇に集いし華~呪いのプティングなの~」を観ました。幽霊とか呪いを怖がるキャルちゃん、カワイイなぁと思いつつ大袈裟では~?と感じていたら、まさかの三人プリン化で、この呪いヤバいなって感じでしたね。
イリヤ様、ちっちゃいのもおっきいのも大変よろしいですが、やはりおっぱいの魅力的に魔力を取り戻してほしいですね。

 さて本日は、水龍敬先生の『MC学園 完全版』(コアマガジン)のへたレビューです。先生の初単行本『貞操観念ZERO』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
緊張感のあるストーリーと淑女がビッチ化して激しく乱れるエロシーンとで魅せる学園まるごと催眠強制発情エロとなっています。

MCHighSchool1 収録作は、日本の何処かの島に存在し、上流階級の令嬢たちが通う聖マリアクリトリス学園では学内にある鐘楼の鐘の音によって催眠が発動し、学園の女性達はセックスの快楽を貪るビッチと化すのであるが、その狂気の日常が続く中、異常に気が付いた一人の少女はジャーナリストの男性に助けを求め・・・?なタイトル長編「MC学園」全8話(←参照 オナニー実践授業のご褒美は生ハメセックス 同長編第1話より)+フルカラープロローグ+話としては独立している「MC学園付属病院特別病棟」編。
フルカラープロローグも含め、1話当りのページ数は14~36P(平均24P強)と幅はありつつ平均値としては標準的な水準。長編作として十分な読み応えのあるストーリーを備えると共に、質的にも量的にも強い存在感のあるエロシーンを完備しています。

【催眠というギミックと学園という場がかみ合った重厚な長編】
 学園まるごと催眠発情という、外界におけるものとは異なる性的な倫理観・価値観を有するコミュニュティとその中における日常を描くというスタイルは、「水龍敬ランド」で有名なこの作家さんらしい設定でありつつ、本作はダーク&インモラル系としての色彩が明瞭なのが特色。
MCHighSchool2 お嬢様学園の令嬢や教師たちの日常を描きつつ、鐘の音が鳴って催眠が発動することで、彼女達がセックスの快楽を貪欲に求める存在へと変貌し、狂乱の痴態を繰り広げるギャップを各話でがっつりと見せ付けつつ、この異常な事態に気付いてしまった少女・有栖川が協力者を得ながらこの事態の打開を図っていく緊張感のある展開も長編ストーリーの軸に据えています(←参照 催眠の事実に気付いている写真部の少女・夕凪と出会うのだが・・・? 長編第7話より)。
 エロの大量投入を継続しながら、有栖川の親友であるお嬢様・一条や学園の異常性に気が付きながら過去の経緯から狂気の世界に喜々として加担する少女・平戸、“鐘の音”の本当の意味を知る男性医師・村田など、キーとなる登場人物達によって学園の真実が明らかになっていく終盤の展開は非常に読みの牽引力があります。
 “催眠”はエロ漫画的に利便性の高いギミックとしてしばしばイージーに用いられるものですが、本作の魅力は催眠という状態に対して、では誰が、何が“正気”なのかというコントラストを示していることであって、終盤における大どんでん返しも、とある少女の口から語られる“価値観”に関する本作の本質も、催眠という要素を用いたからこそ強い魅力を有しているのが唸らされる点。
また、催眠と価値観というテーマ性において、本作が何故“学園”という舞台を用意したかということも作中で明瞭に示されており、日常からの解放の場やロールプレイの楽しみとしてのテーマパークを舞台に用いる「水龍敬ランド」と同じく、場そのものが持つ意味合いがエロシチュと噛み合っているのも流石と感じます。
 加えて、催眠というギミックが男性が女性を支配するために用いられるのではなく、前述の平戸や復讐に燃える黒幕の一人である少女を中心として、女性が自らの性欲や性的倫理観が肯定される場を作り上げるために用いられているのもこの作家さんらしい特色であり、男性達はそのコミュニティの維持・発展のために快楽に耽溺しながら支配される存在であって、その点も読者の価値観へのゆさぶりをかける要素となっています。

【多彩なキャラデザインのスレンダー巨乳ボディヒロインズ】
 上述した有栖川や一条、平戸などを作劇上の重要キャラクターとしつつ(平戸さんはそうでもないかな・・・)、学園まるごと発情エロということもあってヒロインの人数は非常に多く、学園生達だけではなく、教師陣や守衛さん、ミッション系ということもあってシスターさん達も登場しており、全員発情してビッチ化します。なお、番外編では倫理観がぶっ壊れたビッチナース軍団が登場。
お淑やかなザ・王道のお嬢様キャラや高飛車系お嬢様、根暗な印象だが腹の中には強烈な衝動を抱え込んでいる眼鏡ガール、快活なスポーツガールに優しくて面倒見のよい寮母さん、真面目で凛々しい守衛さんなどなど、キャラクター設定も多彩ですが、いずれも発情してビッチ化すると、そういった性格や個性が快楽を貪るビッチという画一されたものに変容するのが、絵面としてのインパクトも強いですし、実は作劇面でも重要な要素。
MCHighSchool3 また、催眠発動時において、非催眠時における優劣であったり性格面での積極性の強弱であったり、既存の関係性が逆転する状況が描かれることもしばしばあって、ビッチ化そのもののインパクトと合わせて彼女達の変貌を強調しています(←参照 普段は大人しい平戸が積極的な友人を“ペット”に 長編第5話より)。
登場ヒロインの多さもあってキャラデザインは非常に多彩ですが、トランスジェンダー(シーメール)である寮母さんや多少おっぱいサイズ控えめな有栖川をやや例外として、女体はスレンダー巨乳ボディで概ね固定されており、しなやかな美しさとストレートなエロアピールを両立。
このスレンダー巨乳ボディを魅せる全裸セックスも多いですが、普段のお淑やかな服装と打って変わって催眠時にはお下品なドスケベ衣装を着用しての着衣セックスも多く、この点も催眠時のギャップを強調する要素となっています。
 初出がシリーズものの同人誌であり、2010年に一度同人媒体での単行本でまとめた後にしばらくしてから再開という時系列もあって、初出時期に最大で8年もの開きがあるため、絵柄の変遷は相応に明瞭。中盤以降は最近の絵柄と同様ですが、1~4話辺りは近作の絵柄を見慣れていると相応に違和感はありますが、絵柄の方向性や作画密度は基本的に一貫しています。

【アヘ顔&エロ実況台詞で乱れまくるお下品な催眠乱交痴態】
 ページ数に幅がある分、各話における濡れ場の分量には長短の幅を感じますが、とは言え催眠ギミックの利便性を活かしてサクサクとエロシーンに突入しており、十分な尺の中でヒロイン達のハードな半狂乱痴態をたっぷりと提供。
 普段のお淑やかであったり厳格であったりな様子と、淫語を連発しアヘ顔を曝け出しまくる痴態の強烈なギャップや多数のヒロインが同時にセックスに参加する乱交・複数人プレイを強い特徴とすると共に、レ○プ魔を学園に呼び込んでの大乱交、エロ授業、レズセックス、ザー食、なりきりコスプレHなどなど多彩なプレイを投入しています。
なお、セックスに参加する男性達も強烈な快楽と倒錯にのめり込んでいきますが、作劇面で述べたように、彼らはヒロイン達の性欲を満たす竿役でしかなく、台詞が用意されることも時々ありますが、基本的には彼らのちんこに夢中でがっつき、痴態を曝け出していくヒロイン側の様子にフォーカスし続ける描き方となっています。
MCHighSchool4 この作家さんに特徴的なエロ演出は、瞳がぐるぐるになったり白目をむいたりで舌を突き出すアヘ顔、淫語を連呼して積極的に状態を実況してくる台詞、言葉にならない嬌声、ひょっとこ気味にち○こにむしゃぶりつくフェラ顔、大股開きのポージング等々、お下品テイストをたっぷりと練り込むことで(←参照 長編第4話より)、ヒロイン達の強烈な変貌とそういった評価を気にすらしないヒロイン達の快楽欲求の強烈さをアピールしています。
この演出の密度の高さに加え、多人数プレイが多いこともあって一コマ一コマの絵のカロリーが十分に高いことに加え、初期ではやや単調さもあった画面構成が、近作になるにつれて情報量を詰め込みつつ緩急の付いたものに進化して、更にハイカロリーなエロ描写になっています。
 乱交エロを中心にぶっかけも中出しも連発されていく複数ラウンド制を基本としており、汗や涎も含めてスレンダー巨乳ボディが汁塗れでぐちゃぐちゃになっていく様子に濃厚な煽情性があります。感極まったアヘ顔で白痴系実況エロ台詞を絶叫する大ゴマをフィニッシュとして用意することが多いですが、作劇の都合上、抜き所は多く設けつつオーラスとしてのフィニッシュシーンが用意されないケースがあることには要留意。

 催眠というギミックを強烈な痴態描写との組み合わせで実用性に関しても大いに生かしつつ、作劇面でもしっかりとテーマ性と絡めた技量は見事であって、特に最終盤の展開には一レビュアーとして唸らされました。
あとがきで、「(本作を教訓に)伏線回収が必要な続き物の話は(中略)避けるようになりました」とありますが、個人的には非常にもったいないと感じますし、また重厚な長編で魅せて欲しいなと思います。お勧め!

かねことしあき『服従女教師』

SubmissiveFemaleTeacher TVアニメ版『波よ聞いてくれ』第11話「私がせねばなるまい」を観ました。原作コミックとはエピソードの順番をかなり入れ替えているアニメ版ですが、このトンデモラジオドラマの後の最終回エピソードは、アニメオリジナルにするのかなぁと。
ただ、酔ったまどかさんとミナレとのトーク大好きなので、エピソード順的にも可能なのでアニメで観たいですね。

 さて本日は、かねことしあき先生の『服従女教師』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前々単行本『オーバーブルマ』(ヒット出版社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
強気&真面目な年増美人を強引にち○こでよがらせちゃう作品が揃った1冊となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は20~22P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームで安定しています。短編集ということもあってお話はコンパクトにまとめつつ、エロのボリューム感は適度に図られた構築で一貫しています。

【黒い欲望がストレートに発揮される凌辱&インモラル系】
 後述する様に異なる様相を呈する作品もありますが、メインとなるのは凌辱系作品であって、いずれもダーク&インモラルな雰囲気を備えています。
SubmissiveFemaleTeacher1 凌辱系作品については、勘違いからストーカーじみた行動に出た主人公が勝手に想いを溜めこんでいた女教師さんを襲う短編「女教師にそっくりな・・・」、仕事上のトラブルを祖父の権力を利用して解決する代償としてシングルマザーのヒロインにセックスを強要する短編「口利きの見返りに」と(←参照 下衆野郎の魔の手が真面目なヒロインに・・・ 同短編より)、男性側の卑劣さや歪さが明確に示された展開がメインと言えるでしょう。
 一方で、この展開からヒロイン側が逆に主導権を取り返すケースや(短編「女社長の不満」)、弱味を握られた側にも一定の問題があった上でWin-Winな関係に落ち着くケースもあって(短編「悪いことをした報いが」)、男性側の“悪さ”とヒロイン側の変容を描きつつも、ヒロイン側が一方的にされるがままではない作品も目立ちます。
また、ストレートな凌辱展開や脅迫展開においても、話のまとめ方としてはヒロイン側が深刻な不幸に陥ることはあまり無く、ヒロイン側の逆転や関係性の継続への決定を描くケースも含めて話のまとめ方は比較的マイルドであって、あくまでヒロインの体を好き放題にするエロシチュ自体を重視して、その精神・人格に過剰に踏み入ることはしていないとも評し得るでしょう。
 ストーリーの構図としては、男性側の欲望の性質やその発露、そして如何なる結果となるかのバリエーションとそれに対するヒロイン側のリアクション&快楽による変容によって形成されていますが、女の子を次々とレ○プして脅迫していた悪い男子が彼のストーカーであるお隣のヤンデレ幼馴染ガールに完全に主導権を握られて支配下におかれるというヤバい人間が更にヤバい人間に襲われるという因果応報な短編「するのは私のほう!」は今単行本においては特に例外的な作品と言えるでしょう。

【スレンダー巨乳ボディの強気or真面目年増美人】
 上述の短編「するのは私のほう!」はヤンデレストーカー幼馴染ちゃんは女子校生級の女の子であり、年下ヒロインですが、メインとなるのは20代半ば~30代半ば程度と思しきアダルト美人であって、男性キャラに対して年上である女性がほとんどを占めます
SubmissiveFemaleTeacher2厳格で気の強い女教師さん、有能でシングルマザーとしても頑張るキャリアウーマン、物言いが厳しい女性社長さんなど、強気であったり権力者であったりな女性に加え、押しに弱い塾講師や親戚のお姉さんなど真面目な印象のある女性も多く、そういった女性がち○こで乱れさせられてしまうという王道のギャップを形成(←参照 強気女社長のくやしそうな表情が◎ 短編「女社長の不満」より)。
 黒髪ロングの女性が多いことや、メガネの着用率が高いこと(9名中5名)などもこれらの性格付けの印象を強めていますし、程度の差こそあれ適度に年増感のあるキャラデザであることも年下男子に滅茶苦茶にされちゃう落差を視覚的に明瞭にしています。
 年増ヒロインながら、等身高めのすらっとしたスレンダーボディに十分なボリュームの巨乳&桃尻&陰毛標準装備の股間を組み合わせた女体をお持ちであり、駄肉感のある年増豊満ボディを期待するのは避けるべきですが、バスト&ヒップの直球なエロアピールと整った美しさが両立されたスタイルは万人受けするタイプと言えます。
 なお、思い込みで女教師を襲ったり、人の弱味に付け込んだり、欲望任せにヒロインを犯したりと、男性キャラはいずれも卑劣さや身勝手さが目立ち、好みが分かれる要素ですが、その言動にはある意味で表裏が無く、浅薄な“凡庸な悪”であることは、前述した様に話の重苦しさを軽減することにもつながっていると感じます。
 最先端とは言い難いものの、健康的な色気感のある漫画絵柄は年増美人キャラのデザインと非常に相性がよいタイプであって、濃過ぎず薄過ぎずの調度好い作画密度や絵柄の安定感も加点材料と言えるでしょう。

【普段の様子と強いギャップのあるハードな乱れ具合】
 ページ数の関係上、たっぷり長尺の濡れ場を期待するのは避けるべきではありますが、欲望任せでスピーディーにセックスへと突入していくこともあって、抜きツールとしての標準的な量的満足感を備えています。
 上述した短編「するのは私のほう!」ではヒロインが主導権を握るエロシチュとなっていますが、その他作品は男性の欲望がヒロインにぶつけられる凌辱系や奉仕強要系のエロシチュとなっており、ヒロイン側の逆転や積極性の発生がある場合も含めて特に序盤での強引さ・攻撃性を示しています。
SubmissiveFemaleTeacher3 前戯パートにおいては、電マ責めや愛撫に加え、クンニの投入率が高いことが特徴的であり(←参照 強気美人教師を自分の舌テクでイかせる! 短編「女教師にそっくりな・・・」より)、ヒロインを気持ち良くするという側面ではなく、欲望丸出しの男性がヒロインの肢体にむしゃぶりつく強引さや、ヒロインが大事なところを好き勝手にされ、羞恥心や抵抗感がありながらも快感を叩き込まれてしまうという側面が重視された描写となっています。
逆に言えば、強気ヒロインや真面目ヒロインにち○こへのサービスをさせることでの彼女達の屈辱や戸惑いを味わうといった趣向であることは少なめですが、いずれにしても彼女達の羞恥心や屈辱感を表現すると共に、ぶっかけやヒロインのアクメなどで前半の抜き所を形成。
 すっかり濡れそぼった秘所に挿入して開始される抽挿パートでは、ヒロインが引き続き一方的に犯されるケースもあれば、主導権を取り戻して自ら腰を振ってくるケースもありますが、清楚感のある強気美人や真面目美人がハードに乱れまくるというギャップが強力な魅力であって、普段の様子と打って変わって半狂乱な表情や激しい喘ぎ声な痴態に仕上げています
SubmissiveFemaleTeacher4これらの表情や台詞表現に加え、突き込みに合わせて揺れる巨乳や奥までの挿入感を強調する断面図、ストレートな結合部見せつけ構図など、演出そのものは十分なアタックの強さを放ちつつ(←参照 短編「本家の集まりで」より)、量的に過剰さを押さえており、エロさと美しさを両立させたしなやかボディの色気感を十分に見せつけながら中出しフィニッシュへと進行させています。

 凌辱系を中心としているため、それらが苦手であったり不快であったりな諸氏には不向きではありますが、黒髪巨乳なアダルト美人を好き放題にできちゃう黒い欲望を比較的軽めの読書感で叶えてくれる作品集と言えるでしょう。
個人的には、厳格で強気なメガネ美人な女教師さんを勘違いから襲ってしまう短編「女教師にそっくりな・・・」に愚息が大変お世話になりました。

記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

月別アーカイブ
  • ライブドアブログ