2020年04月

BANG-YOU『指導姦 Day after』

CoachingFuckDayAfter シネクドキ先生の『エルフさんは痩せられない。』第6巻(ワニブックス)を読みました。この作品では珍しくダイエットに成功しているゴーゴン姉コンビ(おそらくステンノ&エウリュアレ)とのビーチバレー勝負ですが、とんだ茶番でしたね(誉めてます)。ダークエルフさんの黒饅頭尻が充実で大変よろしかったです。ボードゲーム回は実在の作品を少し捻ったネーミングでクスリとさせられました。

 さて本日は、BANG-YOU先生の『指導姦 Day after』(ジーオーティー)のへたレビューです。先生の前単行本(初単行本)『ストップウォッチャー』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
日焼け肌短髪巨乳アスリート美少女の引き締まったボディを様々なシチュエーションで堪能する作品集となっています。

CoachingFuckDayAfter1 収録作は、コーチの言うことが絶対であったり、競技に性的な要素が加味されたりな世界で日焼け肌短髪巨乳アスリート美少女達にドスケベな特訓が与えられることになる「指導姦」シリーズ8作(←参照 常識改変ボイスを手に入れたコーチがクールで高慢な有望選手を言いなりに!? 「指導姦Zero」より)+描き下ろしエピソード(8P)、日焼け肌短髪巨乳スポーツガールなリョウコちゃんが彼氏のスケベ願望に翻弄される日々な「りょうこちゃん」シリーズ3作、および読み切り短編「ミッドナイトフィットネス」。
描き下ろしエピソードを除き、1話・作当りのページ数は6~20P(平均16P強)と控えめな部類。ストーリーの存在感はほぼ無く、日焼け肌短髪巨乳アスリート美少女のエロシーンに集中できる仕様となっています。

【ヒロインに好き放題する暗い欲望をイージーに充足する展開】
 ヒロインのキャラクター属性と各種エロシチュに特化したタイプの作品構築であって、作劇の存在感は軽微ではありますが、話の方向性としては、催眠モノや調教モノなど、ヒロインに対する征服欲・死は欲を満たすタイプのものがメイン。
CoachingFuckDayAfter2 「指導姦」シリーズについては、指導と称してヒロインにエッチなことをしたりさせたりなシチュエーションが共通しており(←参照 度胸をつけさせるためのスケベ特訓だ! 「ゆけむり指導姦」より)、それをヒロイン側が当然のこととして受け入れるために常識改変であったり、それが広範に適用されたと思しき世界観であったりを用いています。
このエロ特訓が実際に効果を出して、ヒロインもアスリートとしても女性としてもすっかり満足するケースもありますし(「指導姦After」等)、一方的に好き放題され続けてしまうダーク&インモラル系にまとめることもありますが(「指導姦Origin」等)、後者の方がメインとなっています。
シリーズ作ではありつつ、基本的にオムニバス形式であり、「指導姦Zero」で提示された改変世界が設定として共通しているのか否かなど、シリーズ全体としての設定の共通性は曖昧な印象なので、その点も話の存在感を乏しくしている感はあります。
 ヒロインが彼氏君の性癖等に翻弄されて痴態を曝け出しちゃう「りょうこちゃん」シリーズや、ミスをした日焼け肌短髪巨乳アスリート美人が性的ご奉仕&エロ特訓をさせられてしまう短編「ミッドナイトフィットネス」についても、常識改変といった便利ギミックの登場は無いものの、ヒロインの羞恥心を刺激したり、好き放題にエッチなことをしたりといったコンセプトは共通していると言えます。

【しなやかアスリートボディの短髪美巨乳ヒロインズ】
 年齢層を特段意識させることは多くないものの、JK美少女なリョウコちゃんを含め、ハイティーン~20代前半程度と思しき年齢層で揃えられたヒロイン陣となっています。
 いずれのヒロインも、陸上や競泳の選手または部員、ジムのインストラクターなどスポーツをしている女性であって、前述のエロ特訓的なシチュエーションもこのキャラ属性と絡めることが主眼にあると言えるでしょう。
 日焼けの程度や部位などにはキャラクターによって差がありつつ、健康的な褐色肌を有するヒロインがほとんどであり、またショートヘアであることも大半のヒロインに共通。作者の明確なこだわりを示す美点と言える一方、キャラデザの方向性が固まり過ぎている故に、(登場エピソードが異なるので読みの阻害になることは少ないとは言え)ヒロインの見分けが付きにくいケースがしばしばあるのは多少の難点。
CoachingFuckDayAfter3複数ヒロイン制の「ゆけむり指導姦」では低身長ぺたんこボディや並乳ボディのヒロインも登場していますが、程好いボリューム感の巨乳&安産型ヒップをお持ちなヒロインが主力であって、締まったウェストの腹筋の存在感やすらりとした脚などはアスリートらしさのある要素(←参照 日焼け肌!陸上ウェア!締まった腹筋! 「指導姦Outdoor」より」。
 稀に全裸セックスもあるものの、着衣セックスが基本であり、陸上ウェアや競泳水着、スパッツなど、アスリートらしい衣装であり、かつ肌にぴっちりと張り付くことが共通するもので統一しています。
 ヒロインのクールな美貌を引き出す絵柄は、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさを有しており、日焼け肌の色合もあって作画密度の高さを感じさせます。絵柄も表紙絵とほぼ完全互換で単行本を通して安定していると言えるでしょう。

【凛とした美貌のヒロインが快楽に蕩けて翻弄される痴態】
 ページ数の都合上、濡れ場のボリューム感はあまり強くないのですが、前述した通りにエロメインの作品構築であって、日焼け肌短髪巨乳アスリート美少女の痴態に集中できる仕様ではあります。
 仕事のミスが原因で男性の言いなりになってしまう短編作や、彼氏君の我儘によるアブノーマルプレイやコスプレHに付き合わされる「りょうこちゃん」シリーズ、催淫マッサージでクール鉄仮面ヒロインが蕩けちゃう「指導姦After」といったシチュに加え、「指導姦」シリーズでは常識改変でのエロ特訓や、指導者の言うことが絶対な世界観でのエロ特訓といったシチュエーションを用意しており、いずれにしてもヒロインを好き放題に出来るという暗い全能感を充足させるタイプのエロシーンになっています。
 大人しい性格であったり気弱な面があったりするヒロインも多いものの、凛とした印象のある釣り目がちのクール系美人フェイスが性的快楽で蕩けてしまうというギャップが魅力であって、男性に従う状況でありつつ、羞恥や躊躇いを刺激してそれを快楽で塗り替えていくという趣向と言えるでしょう。
また、バイブを入れての調教プレイや露出プレイ、アナル開発、寝取らせ的な乱交、バイブを挿入したりセックスしたりしながらの各種トレーニングなど、投入されるプレイ内容も多様であって、これらもヒロインの羞恥心を引き出すことにつながっています
CoachingFuckDayAfter4 スレンダーボディを好き放題にまさぐったり、お口ご奉仕をさせたりな前戯パートにも適度な尺と射精シーンを用意しており、そこから突入する抽挿パートでは更に快楽に圧倒されて蕩けた表情と乱れたエロ台詞を曝け出すヒロインの適度にだらしない痴態を用意(←参照 「指導姦Origin」より)。押し広げられるアナルや秘所を見せつける構図や、お漏らしや顔を濡らす涙や涎、じっとりと肌を濡らす汗などの液汁描写など、過剰さは排しつつ十分なアタックと密度のあるエロ描写となっています。
 複数のシーンを入れ込む分割構成に近いスタイルということもあって、やや小刻みな展開となることはありますが、前戯パートでのお口発射やアクメお漏らし、前穴やアナルへの中出し描写など抜き所を複数用意するエロ展開となっており、ヒロインに対する欲望の強さでガンガン突き進む勢いの良さで一貫させています。

 日焼け肌&ショートヘア&しなやかアスリートボディというヒロインのキャラ属性のウェイトが大きい作品群であり、これが好みか否かは作品の評価に大きく影響しますが、エロ願望を分かり易く叶えてくれる作品という意味では、割合に幅広い層にも訴求する抜きツールと言えるでしょう。
個人的には、一人ヒロイン制として登場するエピソードが無かったのが残念ですが、全身褐色肌で三白眼な久米さんが最愛でございます。

鈴木狂太郎『窓際のタバ子さん』

SmokingGirlAtTheWindow 秋本治先生の『ブラックティガー』第4巻(集英社)を読みました。今回、西部劇として割合に“王道”なお話が多い印象でしたが、ハワイで秘密の軍事基地を爆破するエピソードは全然王道ではなくて、やっぱり“スーパー西部劇”でしたね。
同じ“ブラック”の名を冠するイーグル、あっさり敗北していましたが、これで終わりではなさそうな気がしますよね。

 さて本日は、鈴木狂太郎先生の『窓際のタバ子さん』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行本『JC’S TRIP』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
孤独に苦しむ少女の救済を描く重厚でシリアスなドラマと華奢ボディがハードに乱れまくるセックス描写が詰まった1冊となっています。

SmokingGirlAtTheWindow1 収録作は、自室の窓際での喫煙を容認する代わりに口リコンな主人公の男性に従順で好き放題にセックスさせてくれていたJSガールであったが、2年の不在の後に主人公のもとに再び現れた彼女はすっかり態度が変わっていて、彼女がそうなってしまった真実が明らかになるのだが・・・なタイトル長編「窓際のタバ子さん」全5話(←参照 すっかりやさぐれガールになった“タバ子さん”だが・・・? 同長編第2話より)+描き下ろし後日談(1P)、および読み切り短編「タピオカ収穫は褐色初潮前少女の膣内で」。
描き下ろし後日談を除き、1話・作当りのページ数は22~38P(平均31P強)と平均としては標準を優に上回るボリュームで推移。長編作には十分な読み応えがあり、その上で強烈な印象を持つエロシーンの量的満足感も強く仕上げられています

【“エッチで都合の良い”少女像の解体とその救済】
 喫煙の秘密の黙認・共有という前提がありながらも、“エッチな女の子”が日々自分の部屋にやってきて性欲を叶えてくれるという、非常に分かり易いご都合主義から開始される本作は、そのご都合主義的な状況の背景にある深刻な事態を以て、単に都合の良い性的な状況を否定するストーリーであると言えるでしょう。
 主人公自身もうすうす感じていた少女の言動の不自然さについて、その原因が再開の後の衝撃的な事件とそれをキッカケとしたヒロインの過去の回想によって読者と、彼女の家庭事情に踏み込むこととなった主人公とに明かされることで、彼女の心中に積もった孤独と憎悪、自己嫌悪という深刻で重いものが紡がれていきます。
SmokingGirlAtTheWindow2 愛する家族すら様々な意味合いで失って自身の体を男に差し出すという少女の状態は、“身体”という自身にとって本当に大切なものを他者に差し出す、いわば個人の最後の尊厳を切り売りするものであって、それでもセックスで他者からの何らかの対価を得ようとする彼女の姿の悲しさや救われなさが描かれることで(←参照 “最後の価値”にすがるしかなかった 長編第5話より)、前述の“都合の良いエッチな少女”というヒロイン像を痛烈に否定するものとなっています。
彼女を金で買う男達も、最初期の主人公も、彼女の背景や内面を無視し、自身の性的嗜好を満たせば離れてしまう存在であって、そのことを煙草を一服して捨てることに例えた比喩表現も見事ですし、そのような消費のされ方が少女を如何に傷つけるのかにも踏み込んでいると言えるでしょう。
 主人公と少女の奇妙な関係が如何なる結末を迎えるかは読者自身で確かめて頂くとして、“窓際”にも“煙草”にも重要な伏線を持たせ、シリアスで重厚なドラマを描いた本作は、ヒロインに一個の人格を再発見し、毅然として行動した主人公の“贖罪”とそれによるヒロインの“救済”を描くことで、心温まるハッピーエンドへと落着しています。
 なお、短編については打って変わって、少女の膣を用いてち○こ型植物からタピオカを収穫する南国の農園に主人公が赴き~というトンデモ設定を用いたエロコメ的作品であり、シリアスな長編と異なるアイディア勝負のどーしょもない感じ(誉めてます)のお話が楽しめます。

【膨らみかけバストで肉付きの弱いボディな未成熟ガールズ】
 長編作は“タバ子”の一人ヒロイン制であり、第1話ではJS、2話以降はJCガールとなっており、多数の南国褐色口リガール(ヤッター!)が登場する短編についても概ね同程度の年齢層となっています。
 貧しくもしたたかに生きていたり、禁制タピオカのせいで悲惨な目にあっていたりな短編の褐色美少女さん達は、アイディア勝負な作品である分、キャラクターとしての掘り下げはほとんどありませんが、長編作は一人ヒロイン制ということもあって、彼女の内面を丁寧に描き出しています。
孤独と失意と憎悪を内に抱えながら、それでも幸せを掴もうと必死にもがき、なりふりかまわず行動し、それでも愛する人を含めた他者から突き放されて苦しむ少女の葛藤は時に激情を、時に哀切を以て描かれており、そういった弱さや愚かしさを抱えながら奮闘する者に等身大の救いがもたらされることを描くのは、この作家さんの多くの作品と共通する点と評し得るでしょう。
 なお、短編・長編共に、未成熟ガールに興奮して激しいセックスを繰り広げる“駄目”な男性が登場していますが、その欲望が無制限に拡大していく短編の主人公に対し、長編の主人公については、ヒロインをその“属性”でみるのではなく、決意と善意の上で一人の人間として彼女を受け止められる存在へと成長していきます。
SmokingGirlAtTheWindow3 設定年齢層によって女体のデザインに少々のバリエーションを設けつつ、肉付きの弱い体幹にほっそりとした四肢の組み合わせでほっそりと華奢な印象を持たせ、思春期入りたてな状態を物語る膨らみかけ尖り気味ちっぱいに局所的にぷにっとした鏡面仕様の股間を組み合わせており(←参照 ドスケベ褐色美少女! 短編「タピオカ収穫は褐色初潮前少女の膣内で」より)、骨格の存在感も含めてある種生々しい背徳感もある未成熟ボディで統一。
 この生々しさのあるボディと漫画チックにキュートな表情の組み合わせや、体格の良い男性との対比で小ささや華奢さが強調されているのも特色ですし、コミカルからシリアスまで多彩な筆致を印象的に魅せる絵柄そのものも明確な強みと言えるでしょう。

【華奢ボディが快感に圧倒されるハードな痴態描写】
 ストーリー性やエロ的なアイディアが重視された作品であり、それらを魅せるためにエロシーンが分割構成されることもしばしばありますが、とは言え個々のエピソードに十二分なボリュームがあるために、濡れ場の総量は多く用意されています。
 長編終盤を除いて、和姦ではあっても恋愛感情が介在しないことが多く、金銭なり承認欲求なり、悲痛な希望なりを目的としたセックスが多く、また長編では主人公以外の男性達とヒロインのセックスがあることも、それぞれ作劇上の明確な意味があるものの、気になる方にはネガティブになり得る要因ではあります。
また、合意があるとはいえ、ヒロインの華奢な未成熟ボディに興奮した男性が彼女達をホールドしてガンガンピストンを加えるという構図そのものに、ある種の暴力性を感じさせる描き方となっており、ヒロイン側が様々な事情でそれに強烈な快楽を感じることで抜きツールとしての強度を支えると共に、ストーリーの中では悲痛なものを感じさせることもあることには要留意。
 エロ演出や構図は非常にハード&アグレッシブであって、狭い膣内を突き進む肉棒を断面図の連続コマで表現したり、最奥まで突き込まれる透過図、押し広げられる秘所を見せつける構図であったりと、ヒロインの小さな肢体に対する挿入感を一貫して強調してきます。
SmokingGirlAtTheWindow4持ち上げられたり揺さぶられたりで華奢ボディが男性の膂力で好き放題にされちゃう様子、大きく目を見開いて悶絶したり、言葉にならない嬌声を叫ぶリアクション、溢れ出す汗や涙に愛液といった液汁描写など、体の動きやエロ演出もかなり攻撃的で(←参照 長編第4話より)、また十分な密度を有しており、少女が感じちゃいけない強烈な感覚でイきまくる様子を連打してきます。
 小さなお口で巨根をほおばるフェラ描写や華奢ボディを撫で回す愛撫など、前戯パートに一定の尺や射精シーンを備えることもありつつ、抽挿パートの尺を重視した構築であって、前述した激しいピストン運動から中出しに突入して強烈なアクメに体をガクガク震わせる痴態を大ゴマで提供してアタックの強い〆になっています。

 長編作は非常に魅力的なストーリーで、冒頭のヒロイン押し掛けご都合主義展開を丁寧に解体し、新たな視点からショッキングな説明しつつ、心温まるハッピーエンドへと向かわせる作劇は大変に唸らされました。好みが分かれる要素もありますが、抜きツールとしても強力です。お勧め!

ネプカ『暮れ堕ちて』

ToFall TVアニメ版『放課後ていぼう日誌』第2話「リールとキャスティング」を観ました。悠希先輩が悪だくみしている時に生える狐耳、可愛いんですよね。あと、夏海ちゃんのねこちゃんなアレ、拝見したかった・・・フィヒヒヒ。
今季、どのアニメ作品も色々と大変そうで本作も4話以降の放送が中止となってしまいましたが、再開を楽しみに待ちたいところです。

 さて本日は、ネプカ先生の初単行本『暮れ堕ちて』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。初単行本ですが、同時に『婚前寝取られ配信』(同社刊)も上梓されております。
凌辱系を中心としたダーク&ウェットな展開とスレンダーボディが激しく乱れさせられるエロシーンが詰まった作品集となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は20~30P(平均23P弱)と幅はありつつ標準的なボリュームで推移。話の方向性もあって読書感はある程度重く、エロシーンにも強い存在感があります。

【性的欲望とネガティブな感情が絡み合うダーク系】
 男女いずれに主導権があるかは作品によって異なりますが、一方の欲望や憎悪がもう一方に叩き付けられる構図の凌辱系がメイン。
 気の弱い幼馴染の少年をお姉ちゃんヒロインが性的に意地悪をしたり、未知の性的快感を叩き込んでサディスティックな喜びを得たりしつつ、仲直りなラブラブエンドとなる短編「みたままきまま」を例外としつつ、いずれも重く苦いラストへと向かっていく作劇となっています。
ToFall1また、単純に性欲が叩き付けられる構図ではなく、母親の幸福を守りたい故に義兄からの虐待に耐えるヒロイン(←参照 自分が黙っていれば・・・ 短編「偽家族愛」より)、恋人に対する監督からの不当な扱いを阻止するために悪徳な監督に体を許すヒロイン(短編「君のために」)、悪質なイジメを受けている自分を助けてくれる少年に騙され売春を強要されるヒロイン等(短編「君のために」)、悪意によってヒロインの善意が踏みにじられるストーリーが多いことも読み口の重さ・暗さに拍車をかけています。
 更に、優秀だが厳しい姉への憎悪や嫉妬を持つ少女が姉の彼氏を人質にとって彼女を不良軍団に輪姦させる短編「いがみ合いの果てに」、自身の家庭が不倫によって壊された怒りを父親の不倫相手である義母の娘へと向ける短編「偽家族愛」など、凌辱を駆動する側の人物に単純な獣欲以外のネガティブでウェットな感情があり、それが歪な形で満たされることも話の陰湿さにつながっています。
 かつて体を開発された上に飽きて捨てられた男性に再会した人妻が再び強烈な快感を叩き込まれる寝取られ系の短編「同窓会のあとで」、憧れていた真面目で優しい先輩が不真面目な先輩に既に調教済みであったことを知ってしまう無力感溢れる失恋系の短編「イロに染まる」といった作品も含め、セックスをする男女以外の登場人物の存在やその者への感情や関係性が登場人物の立ち位置や感情に大きく作用しているのも共通している特徴となっています。
 短編ということもあって話自体はコンパクトな作りであり、ストーリーの締め方に印象の弱さを感じることも多いものの、悪徳の勝利とその被害者の絶望感・無力感でまとめる分、話の印象全体を重くしていると評し得るでしょう。

【端正な美しさもあるスレンダー巨乳ボディのヒロインズ】
 女子大生級のヒロインや20代半ば程度の人妻さんもいますが、人数的にヒロイン陣の主力となるのは女子校生級の美少女さん達。
 前述した様に他人を守るためであったり、相手を信用しているためであったりと善意から凌辱劇に巻き込まれるタイプも居ますし、自らの復讐心や独占欲を満たすために男性を性的に圧倒するタイプも居て、作品によって女性キャラクターの立ち位置は様々ですが、それぞれのシナリオワークの方向性を明確化するタイプのキャラクター性を備えています
 なお、竿役としてはヒロインに支配・凌辱されてしまうショタ系ボーイも居れば、禿頭で筋骨隆々な中年男性教師といったタイプも居ますが、チャラ男系も含めて無難なイケメンタイプや、特に目の表情が描かれないモブ悪役タイプが多く、種付けおじさん的なこってりとしたキャラデザは排しているのも特徴。
ToFall2 ヒロイン陣の女体造形としては、等身高めのすらりとしたスレンダーボディに程好いボリューム感の巨乳と安産型桃尻を組み合わせたもので概ね統一されており(←参照 短編「優しさの裏側」より)、締まったウェストとバスト&ヒップの量感のコントラストも明瞭。
数名を除いて小さい面積に茂る陰毛標準搭載の股間となっていますが、絵柄の性質もあって体パーツ描写の淫猥さは抑えられており、女体のしなやかな美しさなどがより印象として前に出る感があります。
 作画密度が低いわけではないものの、良くも悪くもあっさりとした印象のある絵柄であり、細やかさのある描線に多少の不安定感があるのは読者によっては気になるかもしれません。女性の端正な美しさや儚い印象とは相性の良い画風ですし、単行本を通して絵柄の統一感は高くまとまっています。

【ハードなプレイが強烈な快感を叩き込む凌辱系&インモラル系】
 エロシーンそのものにストーリー展開としての重要性がある作品構築であるため、抜きツールとして十分な量がある濡れ場であり、また質的にも存在感があります。
ToFall3 悪い男による輪姦や調教やヒロインによる男性への凌辱・支配的なセックスに加え、寝取られ要素のある凌辱(←参照 昔の男の強烈なセックスに人妻ヒロインが・・・ 短編「同窓会のあとで」より)、構内での羞恥心を刺激するセックスに妻子持ちの年上教師に騙される形での不倫セックスなど、インモラルさの明瞭なエロシチュが各種揃っています
 エロシチュの方向性が多彩な分、プレイ内容や男女の攻守も作品によって様々であり、前戯パートにおいても、サディスティックな笑みを浮かべるヒロインにち○こを無理やり気持ち良くされてしまうケースもあれば、ヒロインに奉仕を強要したり嫌がるヒロインの肢体を好き勝手に弄ったりといったケースもあって、いずれにせよ射精シーンやヒロインの潮吹くアクメといった抜き所を用意。
ToFall4抽挿パートにおいても、ヒロインが男性を押さえて激しく腰を振って搾り取るケースやヒロイン側が喜々として抽挿を受け止めるケースもありますが、こちらは竿役が激しく腰を振ってヒロインに強烈な性的快感を叩き込む流れが多く、女体をホールドしてその肉穴に激しいピストンを加えていくマッシブな印象を打ち出しています(←参照 バック突き込み&イラマチオ 短編「いがみ合いの果てに」より)。
 やや緊張感に欠ける小ゴマやそれを含めて雑然とした印象のある画面構成、表情の硬さなど初期作を中心に減点材料はそれなりにありますが、近作では多々改善されていますし、清楚系美人&美少女フェイスが激しく乱れる痴態のギャップは十分に魅力的。
嫌がる男性から搾り取って中出しを強要したり、はたまた嫌がるヒロインの精神面を踏み躙るトドメの中出しをしたりなフィニッシュに突入する終盤の勢いの強さも魅力であって、演出面では密度に多少の物足りなさはありつつ、凌辱系を中心として欲望の強烈さで押し進める流れを貫徹しています。

 初単行本ということもあって、作劇・作画共に多少の物足りなさを感じる部分はありますが、暗さや重さを人物描写を通して魅せるストーリーの良さやスレンダー巨乳美少女が快楽に乱れるエロの王道的な魅力が光る初単行本でもあります。
個人的には、クールで優等生な姉が、不良な妹の悪だくみで凌辱され、無様に許しを請うも・・・な短編「いがみ合いの果てに」に愚息がお世話になりました。

平間ひろかず『ふぁ~っくのじかん』

TimeForFuck TVアニメ版『プリンセスコネクト!Re:Dive』第2話「きまぐれ猫の悪戯~黄金色のポカポカおにぎり~」を観ました。管理人もペコリーヌさんにご飯食べさせれもらったり、コッコロちゃんに毎日スタンプ押したりしてもらったりしたい!(ジタバタ
めちゃくちゃ強くてかつ優しい善人なペコリーヌさんですが、キャルちゃんが彼女を付け狙う理由はなんなんですかね?

 さて本日は、平間ひろかず先生の『ふぁ~っくのじかん』(ワニマガジン社)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりにこの作家さんの作品をレビューの俎上に載せますが、先生の初単行本『ゼッタイ交尾宣言』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
多彩なヒロインとの微笑ましいラブストーリー&ポジティブなエネルギー感のある恋愛セックスが楽しめる作品集となっています。

TimeForFuck1 収録作は、競泳水着フェチがキッカケで水泳を始めた主人公は、部活を卒業した元・マネージャーで彼女である先輩にそのフェチがバレてしまい、受験勉強のストレスでエッチをしたい彼女は念願の競泳水着姿で彼に迫って・・・?な短編「キュッとしたのがお好き?」(←参照 こんな妄想が現実に・・・!? 同短編より)+描き下ろし後日談(4P)、および読み切り形式の短編7作。
描き下ろし後日談を除き、1話・作当りのページ数は18~28P(平均21P)と標準的なボリュームで推移。短編集ということもあって、お話としてはコンパクトな作りであり、濡れ場のボリューム感も強過ぎず弱過ぎずの塩梅で整っています

【素直な恋心や性欲で駆動する微笑ましいラブエロ模様】
 前世で許婚としての縁があった少女がゾンビ的な怪物となり、彼女と大正ロマン的な時代に再会することになるファンタジーで人外ラブストーリーな短編「ちいさなてのひら」を設定面では例外としつつ、現代日本の日常を舞台とするその他の作品を含めて男女の微笑ましいラブエロ模様を描く作品が揃っています。
 既にカップルである男女を描く作品もあれば(短編「キミのスキなとこ」「キュッとしたのがお好き?」)、元々意識していたり知り合いであったりな二人が恋の階段を登るケースも(短編「出会いは16年前」「小悪魔のホンネ」)、突然の出会いからラブエロ模様に発展するケース(短編「おんなのこのかきかた。」)も存在。
TimeForFuck2彼女さんが主人公の性癖を見抜いてそれを叶えてくれたり、妹の友人である小悪魔系ヒロインが実は一途で健気な恋心を明かしてくれたり(←参照 大好きな気持ちを 短編「小悪魔のホンネ」より)、エッチな先輩に翻弄されつつ気に入られたりと、ヒロイン側の積極性による棚ボタ的な幸福感と言う王道的な要素を備えた作品が多いのも分かり易い特色でしょう。
 一方で、男性側が単に受動的というわけではなくて、彼らのヒロインに対する思慕や性欲が素直に表現されている分、恋愛関係の成立や強化、その幸福感に一種の納得感が出ているのも小さくない美点と感じます。
 初心なカップルさんに請われて自身もそこまで性経験が豊富ではないものの、実地でセックスを教えることになる養護教員さんを描く短編「OUT!!!」のようにコミカルな印象が目立つ作品もありますが、コミカルな笑いというよりもほのぼのとした微笑ましさが基調となる作品がメインであって、ストーリー性こそ強くないものの、居心地の良さがあるタイプ。
話のまとめ方もいい意味で軽く、平和でハートウォームなラストを基本としており、読後感も良好に仕上げられています。

【多彩なキャラデザ&設定のエッチなヒロインズ】
 幼少時に事故で死亡し、ゾンビ的な存在として長い時間を生きてきた短編「ちいさなてのひら」は人外ガールなので例外ですが、人間のヒロインについてもJC級からJKガール、女子大生さんに社会人女性まで年齢層は様々。
 彼氏君のためにエッチを勉強するのを頑張る健気ガール、明るくエッチ大好きな先輩女子、主人公と腐れ縁的な負けず嫌い幼馴染お姉さん、中身はピュアな小悪魔系ガール、クール&無表情系ながら主人公のことは心から好きで信頼している彼女さん等々、多彩な性格&設定のヒロインが用意されています。
ラブラブ故にエッチになるタイプから、元々肉食系なタイプまで幅はありますが、いずれにしてもヒロインがセックスに対して積極的であり、そういった一面を主人公にだけ開放したり、はたまたそれを独占できたりといった様相で幸福感を打ち出すことは共通。
TimeForFuck3 キュートな口リ系タイプから綺麗なお姉さんタイプまでキャラデザインにも多彩さがありますし、ぺたんこバストな低身長ボディからスレンダー巨乳タイプまで女体設計にも幅がありますが、人数的には柔らか美巨乳を備えた健康的な肉感ボディが主力(←参照 日焼け跡巨乳! 短編「夏のマモノが目を覚ます」より)。
髪の毛の表現なども含めて丁寧な描き込みを見せていますが、女体描写についてエロさのアピールをそれ程前面に押し出すタイプではなく、ある種さっぱりと健康的な印象や整った美しさが印象に残るタイプとも感じます。
 作画密度の高さによる適度な艶っぽさと、漫画チックな親しみ易さのある絵柄は、快楽天系列の中ではオールドスクール感が目立つ印象はあるものの、表紙絵と完全互換で単行本を通して安定しているのは明確に安心材料と言えるでしょう。

【程好い濃厚感を打ち出しての熱情的な和姦エロ】

 作品によってページ数に幅があるため、濡れ場のボリューム感にも多少の変動はありますが、サクサクとエロシーンに突入していくこともあって、標準的なボリューム感のあるエロシーンが安定供給されています。
 初心なカップルさんの実践アドバイスから保険医さんも参加しての3Pセックスになってしまう短編「OUT!!!」といったケースもありつつ、その他の作品は1on1の和姦エロであって、素直にセックスそのものをエンジョイするタイプもありつつ、恋愛感情で駆動され、またそれが表出することでの熱っぽい恋愛セックスがメイン。
いずれにしても、エロシチュとしての魅力というよりかは、目前の相手と快感を共有する幸福感やストレートな性欲の充足を主眼とした描き方であって、男女双方が気持ち良くなっていく流れにポジティブな印象を持たせています。
 童貞主人公が、ヒロインに導かれて女体のあちこちの感触を愛撫しながらお勉強なプレイというケースもありますが、豊満バストでのパイズリや美人フェイスでのねっとりフェラなど、ヒロイン側の積極性を示すサービスプレイが充実した前戯パートとなっており、一部を除いて顔射やお口発射からのごっくんといった射精シーンを用意。
TimeForFuck4 抽挿パートに移行後は、男性キャラの体躯に一定の存在感を持たせることでヒロインの柔らかい肢体との密着感を打ち出し、蕩けた瞳の表情&エッチな実況エロ台詞で更なる興奮を誘ってパワフルなピストン運動を押し進めていきます(←参照 年下ボーイを甘やかすエロ台詞 短編「出会いは16年前」より)。
蕩けフェイスや各種淫液で濡れる肢体の淫猥な印象と共に、ストレートな結合部見せつけ構図も多用しており、演出面で過激さや奇抜さは追求しない一方で、全体的に濃厚感がある描写をシンプルに連打してくることのパワフルさがあります
 抽挿パートが前戯パートに量的に圧迫され、フィニッシュまでの描写量としてのタメに多少欠けるケースもあるものの、蕩けきった表情でアクメボイスを悶絶するヒロインの痴態と中出し精液を受け止める結合部をアピールする大ゴマでハイカ口リーなフィニッシィをオーラスの抜き所として用意しており、そこまでの描写の流れの勢いの強さが実用性を高めていると言えるでしょう。

 ラブエロ系としての読み口の良さと、程好い濃厚感のある和姦エロとの組み合わせで訴求層を広く取った作品群であり、強いフックには欠けるものの万人向けな1冊と総括できるでしょう。
個人的には、普段はおとなしいけれど実は大変にセックス大好き女子な日焼け肌ヒロインを受け止める短編「夏のケモノが目を覚ます」が一等お気に入りでございます。

モガミセイ『ぴゅあ♥びっち』

PureBitches 大武政夫先生の『ヒナまつり』第18巻(エンターブレイン)を読みました。新田と瞳ちゃんが仲直り出来て良かったですが、瞳ちゃんのその感情は本当に恋なのか!?なんかまた別にトンデモ事件に発展するのではないか!?と楽しみですね。新田人形、存在感あり過ぎです。
人形を活かした謝罪会見でピンチをチャンスにつなげましたが、アイドル系ガールズバンドにおっさんが加わることの問題は・・・?

 さて本日は、モガミセイ先生の初単行本『ぴゅあ♥びっち』(三和出版)の遅延へたレビューです。発売から2週間ほど遅れてのレビューとなり、申し訳ありません。
弾力肉感ボディのドスケベガールズに積極的に迫られる展開&汁気たっぴろ肉弾ファックが楽しめる作品集となっています。

PureBitches1 収録作は、名家の跡取り息子である主人公は許婚である幼馴染の二人のどちらかを嫁として選ぶために、それぞれとの“一日結婚生活”をさせられることになったのだが、幼馴染二人はとっても積極的で!?な連作「3Pバトル♥」前後編(←参照 二人の美少女幼馴染のどっちをお嫁さんに? 同連作前編より)、モデルとして売り出した主人公は美人カメラマンからの被写体としてのバイトを受けたのだが、彼女から次々とエッチな指示をされて!?な連作「シャッターチャ~ンストラップ♥」正続編、および読み切り形式の短編7作。
1話・作当りのページ数は16~24P(平均19P強)と多少控えめな部類。ストーリーの存在感はほとんど無いものの、分かり易くエロまっしぐらな構築で抜きツールとしての満足感は十分にあります。

【ヒロインの素直な性欲の発揮に基づくシナリオワーク】
 お話としては基本的に軽い読み口のラブコメ・エロコメ系ではありますが、コメディとしての楽しさよりも単行本タイトル通りに“ビッチ”なヒロイン達の積極性で押し進めていくタイプの作劇。
 理想のち○こを求めて男子を食いまくりなビッチガールに誘惑されてそのち○こを気に入られることになる短編「合性一本♥」、幼馴染のエッチなお姉さんに甘やかされる日々な短編「姉ちゃんのせいでダメになる」など、男性側にとって棚ボタ的なウハウハ感があるシナリオワークも揃っています。
PureBitches2とは言え、男性にとって一方的にラブ&エロが用意されるという展開ではなく、悪質なナンパ男から主人公が勇気を出して助けることで惚れられたり、関係が改善したりといった展開もあって、その上でヒロインの積極性が両者の関係性を押し進めるポジティブなものとして描かれています(←参照 主人公の勇気へのお礼 短編「びっちハンター」より)。
 また、モデル志望の男子がドスケベカメラマンさんにエッチなことを次々と指示される上にハメ撮りされちゃう連作「シャッターチャ~ンストラップ♥」や、態度の悪い教え子の行為についにブチ切れてしまった女教師さんがセックスで圧倒して従わせる短編「悪い子♥指導法」など、女性の主導権が明確で、男性は性的にされるがままにされてしまうといった棚ボタ的な幸福感とは異なる、ちょっと倒錯的なタイプのお話もあります。
 恋愛感情の有無やエロシチュの方向性は作品によって様々ですが、エッチに積極的なヒロイン達の男性に対して“一枚上手”な印象を残すタイプのお話が揃っているとも言え、男性にとって都合がよいだけの存在というよりかは、ある種の頼もしさやしたたかさを感じさせる存在とも言えるでしょう。
 ストーリー自体はイージーゴーイングで悪く言えば多少チープとも言えるのですが、性欲の発露とその充足が素直に描かれている分、抜きツールとしての分かり易さやエロにがっつくエネルギー感もある作劇と言え、読後感もいい意味で軽くまとめられています。

【セックスに対して積極的なツヤテカお肌の巨乳ヒロインズ】
 ヒロイン陣の半数を女子校生級の美少女さんが、もう半数を女子大生~20代半ば程度と思われるキャラが占めており、年齢層による描き分けなどはあまり意識されていない印象。
 好意を持ち続けていた幼馴染ボーイにぐいぐいラブ&エロアタックを仕掛ける幼馴染ガールズ、自分をセックスで満足させてくれる相手を見つけるために男子を次々と誘惑するビッチJK、イケメン男子とのハメ撮りエロ写真をコレクションする美人カメラマンさんにストレスを男遊びで発散していた女教師さんなどなど、セックスに対して積極的なヒロインが揃っています。
主人公に対する恋愛面での執着はあまりなく、セックスの気持ち良さを求めている分かり易くビッチなタイプのヒロインも居ますが、あくまで好きな主人公に対してのみエッチな素顔を開示してくれるというタイプも居て、その辺りが前述の作劇の方向性の幅につながっています。
PureBitches3 一部に並乳ガールも登場しますが、柔肉が詰まった弾力感のある巨乳&桃尻をお持ちな肉感ボディが大半を占めており、それらのストレートなエロアピールと共に丁寧に描き込んだ柔肌のツヤツヤ&テカテカ感も女体のエロさを大きく高める要因(←参照 短編「ひあそび」より)。また、乳首や秘所の体パーツ描写については濡れた粘膜に十分な淫猥さを感じさせてエロ描写の実用性を高めています。
 ややオールドスクールな印象はあるものの、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさやキャラデザとしての親しみ易さのある画風であって、童顔フェイスと巨乳ボディの組み合わせの魅力に貢献。表紙絵と中身の絵柄は完全互換であって、初単行本ながら絵柄は安定しています。

【肉感ボディの汁だく痴態をたっぷり詰め込んだ画面の連続】
 ページ数の関係もあってたっぷり長尺という程ではないのですが、サクサクとエロシーンに雪崩れ込んでいきますし、男女双方の欲望が剥き出しになってのセックス描写のパワフル感で質的な満腹感を形成しています。
 ドスケベなヒロインに主導権を完全に握られて激しいセックスを繰り広げつつ搾られるパターンもあれば、巫女カフェのエッチなサービスで辛抱たまらくなった主人公がガンガン攻勢に出るパターンもあって、セックスにおける男女の優位性がどちらにあるかは様々ですが、基本的にはヒロインの積極性に主導されつつ目前の快楽を貪るエネルギッシュな様相を呈しています。
 ヒロインの主導性・積極性が明確な前戯パートは、先から根本までじゅぽじゅぽと淫猥な水音を立てながらしゃぶり尽くすねっとりフェラや、弾力巨乳で包み込むパイズリなどのプレイで精液発射に導くシークエンスを平行コマなどを用いて執拗な描写で提供しており、ストレートな淫猥さを有する粘膜描写が活きた描き方となっています。
PureBitches4 抽挿パートに移行後は、欲望スイッチがオンになった男性側がやや一方的に攻め立てるケースはありつつも、双方が激しく腰を振っていく流れにしており、汗に濡れる肉感ボディの存在感やびしょ濡れな結合部を表現するアップ描写や擬音でアタックの強さや濃厚感を打ち出しています(←参照 短編「ボディーガード♥」より)。
やや込み入った画面構成と感じることはあるものの、女体全体の描写に結合部アップ描写の付随など、インパクトのある絵作りと情報量を詰め込んだ画面構成が徹底されており、描写の手数の多さにもつながっていると感じます。
 肉棒が媚肉をかき分けていく断面図に淫液があふれ出る結合部、唾液と舌が絡み合うキス描写など、粘膜と淫液を組み合わせた描写のドストレートな淫猥さも明確な武器であって、蕩けた表情でビクビクと反応する肢体と勢いよく溢れ出る中出し精液のフィニッシュに十分なアタックの強さを持たせて〆としています。

 抜きツールとしての分かり易い構築であって、ビッチヒロインのエロさを存分に楽しみつつ、軽い読み口でまとめてくれる作品が揃っています。
個人的には、普段は地味だけど実はビッチな教え子JKとエッチすることに・・・!?な短編「ひあそび」が特にお気に入りでございます。
 
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