2020年03月

わいら『ココロノスキマ』

GapInMyHeart 高遠るい先生の『はぐれアイドル地獄変』第10巻(日本文芸社)を読みました。フリードマン氏、南風原さんのお父さんの死に何かの関係を持っていそうなんですよねぇ。彼とのインタビューを勝ち取るためのミカさんの怒涛の攻め、鬼気迫るものがありました。
ドスケベ衣装褐色美人対決、大変眼福でしたし、やっぱりおっぱいはだいじだなぁとおもいました、まる

 さて本日は、わいら先生の初単行本『ココロノスキマ』(文苑堂)のへたレビューです。手前が庭、奥に部屋の境界に事後の性的な美少女が居るというこの表紙絵の絵自体に物語性を感じさせますよね。
それはともかく、制御不能な感情や欲望に衝き動かされる愛欲のストーリー&美少女ボディが淫液と快感に染め上る濃密痴態が詰まった作品集となっています。

GapInMyHeart1 収録作は、生活水準を落とした元・お嬢様と“早い者勝ち”で交際を始めた主人公であったが、自分に自信が無く、転入してきた彼女が他の男子達に声を掛けられるのを見て、独占欲や嫉妬によって彼女を校内で犯し、しかも逃げ出してしまうという最低の行為をしてしまうのだが・・・な連作「最初で最後の・・・」前後編(←参照 優しくて主人公に一途な彼女さんにひどいことを・・・だが? 同連作前編より)、および読み切り形式の短編7作。
1話・作当りのページ数は20~24P(平均21P強)と標準的なボリュームで推移。作劇・エロ共にページ数以上の読み応えがあり、適度に読ませるシナリオワークと濃厚さで満腹感を打ち出すエロ描写とで構築されています。

【強烈な欲望や感情が発揮され、受容される多彩な展開】
 受験勉強のためにセックスは我慢しようということになったものの、結局彼女さんの方もエッチはしたくて約定破りに~というカップルさんのラブエロ系な短編「ゆうちゃんの金曜日」はほのぼのとしたラブエロ系ですが、その他の作品は何らかの形で暗い情念が入り混じるストーリーになっています。
 魅力的な交際相手が他の男性と関係を持ってしまうことのへの嫉妬や不安(連作や短編「ワンルームの王様」)、自分が手を出したことが原因とは言え人生が転落した原因としてヒロインに対する鬱屈とした感情と(短編「空白と空白」)、男性側のある種の“駄目さ”や“器の小ささ”を感じさせる展開は、男性読者の胸に刺さるものもあるでしょう。
GapInMyHeart2そういったネガティブな感情を、セックスを通じてヒロインに強烈に叩き付ける衝動性や不安の裏返しの征服欲を明瞭に喚起しつつ(←参照 自分が失ったように相手にも失わせたい 短編「空白と空白」より)、ヒロイン側が単に受動的に支配されるのではなく、男性達のそのような感情を引き出してくることで、強固な関係性を構築することにつなげており、そういった男女の駆け引きもストーリー性につながっています。
 姉への対抗心や簒奪の優越感から姉の婚約者との浮気セックスを続け、その優越感や余裕に付け込まれて無理やり中出し生セックスをされてしまうヒロインを描く短編「まだ暖かいベッドの上で」のように、ヒロイン側のモチベーションにほの暗いものを含む作品もありますが、ヒロイン側が展開を主導する場合には強い性的欲求が駆動するタイプが主。
 前述の短編「ゆうちゃんの金曜日」では、恋人とセックスしたいという素直でポジティブな性欲の暴走ではありますが、短編「ビッチの探しもの」「Buying and Selling」では当初見下していた相手とのセックスに夢中になってしまい、ヒロインが自身の快楽欲求を抑えられなくなってズブズブとハマっていくことになるインモラルな様相を呈しています。
 そういった欲望や感情の衝動を抑えることが出来ないためにビターであったりインモラルであったりなラストにつながるケースもありつつ、前述した様に男女の関係性の強化やセックスの快楽のギブ&テイクにつながってハッピーエンドになることも多く、陰陽の情動を併せ持つ性愛の複雑さ、いい意味でのもやもや感を残してくれる作風とも感じます。

【程好い量感のバスト&ヒップなエロ可愛いJKヒロインズ】
 短編「ワンルームの王様」には女子大生ヒロインが登場していますが、その他の作品は女子校生ヒロインで統一されています。
 誰とでも仲良くなれて男性との距離が近さが不安を呼ぶ彼女さん、優しく貞淑な美少女ながらそれ故に喪失の不安が付きまとう彼女さん、過去の過ちから強烈な快楽を求め続ける女の子、セックス大好きビッチギャルちゃんや真面目そうながら特大ディルドでのオナニー探究に励む眼鏡ガール、年上を翻弄する暗い喜びとその余裕を蹂躙されることになる奔放生意気ガール等々、多彩な設定のヒロインが揃っており、彼女達の恋愛やセックスに対する動機づけそのもので、作劇の雰囲気や男女の関係性の趨勢を決定づける作りになっていると感じます。
 男性キャラについては、前述した様にそのネガティブなものを含む情動が展開において重要となるケースもありつつ、ヒロインに強烈な快楽を与えてくる度し難い存在として描かれるケースもありますが、いずれにしてもヒロインを激しく犯して強烈な快楽を叩き込んでくる竿役という存在であることはほぼ共通しています。
GapInMyHeart3 短編「らてっくすらぶ」のオナニー大好きガールは貧乳さんですが、その他のヒロインは程好いボリューム感の巨乳をお持ち(←参照 短編「まだ暖かいベッドの上で」より)。健康的な肉感の体幹に組み合わされるバスト&ヒップは、量感の主張がそれ程強い訳ではありませんが、適度な淫靡さのある粘膜描写なども含め、健康的で綺麗な印象の女体がエロシーンで一挙に官能性を増すギャップに強い魅力があるタイプ。
 初単行本ということもあって、絵柄や作画密度には多少の変遷を感じることはありますが、評価に強く影響する程ではありません。ふわっと柔らかい描線で女の子の可憐さや瑞々しさを表現しつつ、エロシーンを中心として高い作画密度で濃厚感を打ち出していく絵柄そのものの特色も訴求因となっています。

【豊潤な液汁描写と前のめりなセックス描写での濃厚感】
 ページ数の都合上、分量としてたっぷり長尺という訳ではないものの、前述した情動が生み出す強烈なエネルギー感と高い濃厚感のある痴態描写とによって質的な満腹感は強く、抜きツールとして十二分の信頼性があります。
 姉の彼氏との浮気セックスやおじさんとの援交セックス、交際関係にはありつつも強引で一方的なセックスと、作品によってエロシチュの趣向に明確な変化は設けつつ、個々のエロシチュの方向性に強く踏み込むというよりかは、それらの状況に至るキャラクター達の欲望や感情が炸裂することでの前のめり感や没入感を重視し、それが読みを牽引する熱量につながるスタイルであることは共通していると感じます。
 屹立した肉棒へのねっとりフェラや、ねちっこく舌を絡めるキスや秘所への愛撫といったヒロインを感じさせるプレイなど、前戯パートに十分な尺や抜き所を設けることもありつつ、抽挿パートへの助走に徹するスタイルであって、激しく体を絡めあい、がつがつと性的快感を貪るハード&アグレッシブな抽挿パートの存在感を軸とするエロシーンの構成であることは一貫しています。
GapInMyHeart4 抽挿パートを中心として濡れ場に特徴的なのは、程好い肉感で健康的な印象のある女体が汗や愛液などの淫液にぐっしょりと濡れ、かつ愛撫やピストンなどの行為によってどんどんと淫液の量を増していく流れが強烈な快感を物語る表情&台詞表現と同期して痴態の濃密さを打ち出していくアグレッシブな進行と言えるでしょう(←参照 短編「Buying and Selling」より)。
小ゴマも多用する比較的詰め込んだ画面構成でページ数当りの情報量を高めていますし、個々のコマについても高い演出密度や各種アップ描写における丁寧な作画による淫猥さもあって、欲望が衝き動かしていく激しいセックスのエネルギー感と各種演出の強さがしっかりと噛み合って進行していくセックス描写は圧巻の出来。
 あまり極端な演出は用いない一方で、意識は吹っ飛んでいる様な表情付けや言葉にならない悶絶ボイスなど、絵柄の方向性に沿わせた上でのハードな演出を組み込んでおり、中~大ゴマでの中出しフィニッシュでヒロインにトドメを刺すような強烈なアクメを迎える様はオーラスの抜き所としても、両者の関係性が導かれる状況としても強い存在感を有しています。

 作劇の方向性は様々ですが、とは言え、ままならない感情が衝き動かすことでの陰陽飲み込んだ強烈なエネルギー感のある展開・エロ描写は強い魅力であって、それらを語り回しの良さとして魅せているのを高く評価したい作品集。
個人的には、ヒロインの一途さが特殊な形とは言え維持されることで両者の紐帯が改めて確かなものとなる連作「最初で最後の・・・」と、生意気援交ギャルがおじさんに返り討ちアクメな短編「Buying and Selling」が特にお気に入りでございます。お勧め!

魂神『異種恋HOLIC』

HolicForLoveBeyondRace 里見U先生の『八雲さんは餌づけがしたい。』第9巻(スクウェア・エニックス)を読みました。誕生日でもクリスマスでも、大和君のことを考えて白米が進むおかずメインの献立になっているのがらしいところ。ママ活・・・いやらしい響き!!
大和君、確かに“デカそう”ではありますが、それを確認しようとする62話はエロ漫画の導入パートかな!?って思いましたね。

 さて本日は、魂神先生の『異種恋HOLIC』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビューです。初単行本(前単行本)は未レビューですが、これが2冊目の単行本となる作家さんです。
多彩なファンタジーヒロイン達との種族を越えた微笑ましいラブエロ模様&美巨乳ボディが濡れて蕩ける痴態が楽しめる作品集となっています。

HolicForLoveBeyondRace1 収録作は、入ると行方不明になるという噂の路地裏を歩まされた少年は妖しげな美女によって魔女の館へと連れ去られ、彼女に(色々な意味で)美味しく食べられてしまうのだが・・・な連作「路地裏の秘密」正続編(←参照 エッチな魔女さんに精気を吸われちゃうのだ!同連作正編より)、および読み切り形式の短編9作。
なお、短編「ローラとクロの幸せの呪文」については、前単行本に収録の短編「ローラとクロの魔法の薬」の続編となっています。
1話・作当りのページ数は10~18P(平均15P強)と控えめな部類。短編メインということもあって、コンパクトにまとまったシナリオと多少控えめなボリューム感のエロシーンとで構成されています。

【種族を越えたラブ&エロ模様を柔和な雰囲気でお届け】
 設定や登場人物の関係性は作品によって様々ですが、いずれの作品も異種族間のラブ&エロ模様を、ほんのりインモラルな要素を加えることもありつつ、温和な雰囲気で描き出しています
 キュートな美少年がエッチな魔女のお姉さんにエッチなことをされちゃう上記連作や、人間の男性が探し求めていた淡水系人魚さんとの運命の出会い&ラブラブHな短編「ひとりぼっちの人魚姫と」などのように、人間と異種族の関係性を描く作品もありますが、その構図に縛られることなく、ファンタジー世界の住人同士のラブ&エロ模様を様々に描いています。
HolicForLoveBeyondRace2 収録作のおおよそ半数はこの作家さんお得意のおねショタ系であり、前述した魔女さんに食べられちゃうショタ君というインモラル系もあれば、龍神族のお坊ちゃまに仕える母性的なケモ耳お姉ちゃんとの許されぬ恋模様の切なさを表現した純愛ストーリーや(←参照 短編「白露に咲く花」より)、牛族お姉ちゃんの乳搾りを手伝っている内にショタ弟君に性の目覚めが・・・!?な棚ボタラブコメ的なものもあって、おねショタ系でも雰囲気は様々。
また、仲の良い幼馴染同士が、片方の股間に謎キノコのせいで生えてしまった発情ちんちんで更に仲良くなるレズセックスへ突入な短編「珍々まっしゅるーむ」、新人ハンターな女性が美少女形態のアルラウネさんにお花を貰う代わりに触手エッチで精気を吸われちゃう短編「エルマと幻の花」など、女性キャラ同士の性愛模様が描かれる作品もあって、ファンタジー世界の自由度も活かしつつ、多様な性愛関係が提示しています。
 エロシチュとしてインモラル感のある要素を含んでいたり、恋愛ストーリーとしてシリアスな雰囲気が生じることがあったりしますが、いずれも微笑ましいハッピーエンドにまとめており、ラブエロ系としての甘味やハートウォームな印象が保たれた作劇が揃っていると言えるでしょう。

【綺麗なお姉さんタイプの人外ヒロインズ&多様な竿役】
 ヒロインは種族として人間ではないキャラクターが揃っており、正確な年齢層は分からないものの、おねショタ系を中心として綺麗なお姉さんタイプがメインと言えます。
 魂を吸い取る淫靡で妖艶な魔女さん、搾乳の必要のある牛系獣人のお姉ちゃん、巫女でありお世話係でもある狐耳和風お姉さん、美青年な外見ながら実は女性であるクール美女な獣人冒険者、下半身が魚な人魚に下半身が蔦や根であるらしいアルラウネガール等、様々な人外ガールが登場しています。
耳がケモ耳やエルフ耳であったり、獣の尻尾があったりと人外ヒロインらしい要素をキャラデザに必ず織り込んでいますが、その一方で(人に対しての)異形としての特色の主張は全般的に抑え気味であって、読み手としてモンスター娘などの人外系ヒロインにどのような方向性を求めているかで評価は分かれるでしょう。
HolicForLoveBeyondRace3 すらりとした美脚や引き締まったウェストもあって、全体的にしなやかでスレンダーな印象を持たせつつ、バスト&ヒップには柔肉の十二分なマッスを持たせた女体設計で安定しており、控えめサイズの乳首やパイパン仕様の股間といった淫猥さを抑制した体パーツ描写と合わせて、エロくてかつ綺麗な女体に仕上げています(←参照 褐色巨乳パイズリヤッター! 短編「姉しぼり」より)。
なお、竿役については女装も似合うキュートなショタ君であったり、忠犬系執事さんが実は人狼でケモノ形態になったり、生えてきたふたなりち○こや触手などで竿役を務めることになる女性であったりと、それぞれ異なる趣向を揃えたキャラクターを様々に用意しています。
 十分な作画密度で妖艶さであったり、華やかさであったりを打ち出しつつ、アニメ/エロゲー絵柄としてのオーセンティックな親しみ易さのある絵柄はそれ自体に華もあるタイプであり、表紙絵と印象の差異を感じさせることなく単行本を通して統一されています。

【多彩なシチュのファンタジーH&程好いアタックのエロ演出】
 サクサクとエロシーンへと突入させることで濡れ場の割合が十分高い作品構築になっており、前戯・抽挿の両パートに抜き所を設けた複数ラウンド制を標準仕様としていますが、ページ数の関係もあって分量としてはそれ程多くないのは確か。
HolicForLoveBeyondRace4 妖艶美人に搾り取られたり、互いの想いが紡がれる純愛Hであったりと味付けのバリーションのあるおねショタH、清楚で穏やかな占い師の女性とチャラ男系の男性の運命に導かれての初エッチや人魚さんとの野外セックス、マジカルち○こでの発情ラブラブ百合セックス(←参照 短編「珍々まっしゅるーむ」より)、触手百合セックスなどなど、多彩なエロシチュを用意。
 ピュアなショタ君がエッチなお姉さんに圧倒されたり、発情した竿役側が強引に攻め立てたりといった要素がある作品もありますが、前述した様に微笑ましいハッピーエンドに収まることもあって、ラブエロ系としての印象を保ちつつ、強烈な性的快感に流されたり戸惑ったりな様子を煽情性のスパイスとしていると言えるでしょう。
柔らか美巨乳にショタち○こが包み込まれるパイズリや、美人フェイスが肉棒を口にするフェラにまたがり騎乗位など、ヒロイン側の積極性を示した上で射精シーンへと導く流れもあれば、興奮した竿役によるヒロインへの愛撫や密着してのがっつき素股など、竿役側が主導的なシークエンスも存在。
 これらの前戯パートの尺は、あっさりと短めのケースから複数のプレイを入れ込んだ十分な尺のケースまで幅広く、後者の場合には抽挿パートを量的に圧迫しがちではありますが、セックスの快楽と熱に包まれながら更に快感を求めていく高揚感を打ち出した抽挿パートには適度な存在感と濃密さがあります。
 柔肌を濡らす汗や秘所から溢れ出る愛液といった程好い量の液汁描写、美人フェイスの美しさやショタ君の可愛らしさを維持しつつ、それが熱っぽく蕩ける様子、ラブエロ系としての甘味や余裕のなさを感じさせる嬌声など、アタック自体は抑えつつも適度な密度のあるエロ演出で痴態を彩っており、1Pフルを基本とする中出しフィニッシュでヒロインのエロ可愛い痴態を以て〆ています。

 ファンタジー作品としての自由度の高さを活かして多彩なエロ模様をお届けしており、読み口の良さのあるシナリオワークと美人ヒロインのエロさと美しさの両立がある痴態描写などが強い魅力となっています。
個人的には、妖艶な魔女とその使い魔さんに気に入られて優しくたっぷり搾られる連作と、褐色巨乳牛系獣人お姉ちゃんのおっぱいを搾ったり、逆にち○こを搾られたりな短編「姉しぼり」が特にお気に入りでございます。

椿十四郎『アネメガネ』

SpectacledSister あらゐけいいち先生の『CITY』第10巻(講談社)を読みました。ケモ耳美少女・南雲さん(動画配信版)、かなりカワイイですが、動画の内容がバズらなそう・・・。“三兎”を追って一兎も得られない急展開のしょーもなさもすごかったですね。
長野原先生の『ボンジュールみなの衆☆』、常軌を逸した内容とのことで、かなり読んでみたいですね・・・。

 さて本日は、椿十四郎先生の『アネメガネ』(ジーウォーク)のへたレビューです。先生の前単行本『曖妹だいありぃ』(ティーアイネット)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
地味系キャラデザな眼鏡お姉ちゃんとのちょっとインモラルで盛りまくりなエロ模様がたっぷり詰まった作品集となっています。

 収録作は読み切り形式の短編7作+描き下ろし短編「モード♥チェンジ」(18P)。描き下ろし短編を除き、1作当りのページ数は22~30P(平均25P弱)と中の上クラスのボリュームで推移。ストーリー性そのものには強い存在感はありませんが、アモラルな展開に引き込む力があって、その上で十分な満腹感のあるエロシーンを提供する作りとなっています。

【性的魅力が抑えられた存在が淫靡に見えてくる欲望の解放】
 妹または姉ヒロインとの近親エロスを得意とする作家さんですが、どちらかと言えば妹ヒロインが作風の主軸であったのに対し、今回は姉ヒロインで統一した上での近親エロ模様を揃えています。
SpectacledSister1 姉弟の性的な関係については、恋愛感情というよりもストレートな性的好奇心や身内に対する支配欲といったものに基づく関係性が多く、姉が弟君に対して支配的に振る舞うケースもあれば(←参照 大人しい弟君に奉仕させる姉 短編「弟の前でだけ」より)、性的にがっついて来る弟に姉が押し切られてしまうケースもあります。
快楽への没入であったり、男女間での被虐・嗜虐のニュアンスを含む関係性であったりには一定のインモラル感を明確に持たせている一方、それが姉弟という血縁であり家庭内で生じているものである故に、破綻し得ない関係性の中での欲望の暴走という、スリルと自明な安心感というアンビバレンツな印象を生んでいるとも言えるでしょう。
 また、どちらかが一方的に状況を支配しているというわけではなく、弟側がリードしていると見せて実は姉側の掌の上であったり、お姉ちゃんが支配的である様で弟君とのセックスの強烈な快楽で主導権を明け渡したりと、両者がセックスの快感に没入していく中で姉弟の関係における天秤がどちらに傾くのかという点は読みを牽引する要素の一つ。
 各作品において、話の“オチ”はしっかりとつけつつ、起承転結的なはっきりとしたストーリーの展開を設けるというよりかは、主導権の移り変わりという面はあっても姉弟の日常の中での性愛という面を維持させたシナリオワークであって、その閉じた世界の中での小さなやりとりに一種のドラマ性を持たせることが強い特色として成立している作劇スタイルとも評し得るでしょう。

【地味系キャラデザの眼鏡お姉ちゃんヒロインズ】
 全ての作品が姉ヒロインで統一されており、また年齢層としても女子校生級の設定で揃えられています。
 弟君に手を出したものの成長してグイグイ来られるのに困惑中のムッツリお姉ちゃん、クールで不思議な雰囲気もある文学少女お姉ちゃん、Sっ気のあるお姉ちゃんに流されっぱなしのちょっとM気質と思われるお姉ちゃんなど、キャラクター設定に多彩さを持たせつつ、漫画チックな誇張は控えめにして、“普通に居そう”という印象を保つことが大きなポイント。
 単行本タイトルに“メガネ”を含む通り、全ヒロインが眼鏡を着用しているのが明確な特色であると共に、そばかすや糸目がちな目といった漫画表現として地味さを有したキャラデザインが徹底されているのも特色。
SpectacledSister2ボディデザインについては、並乳~ギリ巨乳のおっぱいにもじゃっとした陰毛標準搭載の股間、標準的な肉付きの尻と、発育途上でちょっとあか抜けない印象の女体に仕上げていますが、これが前述の地味系フェイスと組み合わさることで生々しさのあるエロスを生み出すと共に(←参照 三白眼眼鏡そばかすジャージ姉貴 短編「占い♥ハッピーデイズ」より)、パッと見で性的魅力が強くない存在に、性的興奮の中でエロさがどんどんと増していく臨場感や高揚感を生み出すことが強い特長と言えるでしょう。
 なお、竿役である弟君たちのキャラデザインについても、さえない印象や大人しい印象のあるタイプであって、性的魅力が強くない存在同士が血縁関係という排他的な関係の中で強烈な快楽を共有し、耽溺するという様相に、性的な解放感であったり背徳感であったりが生じているとも感じます。
敢えて地味系のキャラデザを前面に押し出した表紙絵と中身の絵柄の絵柄はほぼ完全互換で安定しており、漫画チックなほのぼのとした親しみ易さと適度な濃密さを有するエロシーンでのエロさとのギャップを調度よく生成するスタイルとなっています。

【程好いアタックのエロ演出で打ち出す独特の生々しさ】
 エロシーンの分割構成を取ることもありますが、その場合でもメインとなるシークエンスにページ数を集中させており、全般的に十分な満腹感のある濡れ場を安定的に提供しています。
SpectacledSister3 姉弟の近親セックスで統一されており、その構図自体のインモラルさと共に、姉や弟といった相手に圧倒される背徳感であったり、はたまた性的な優位性が逆転することで嗜虐的な快感が被虐的か快感に入れ替わる倒錯性を含ませたエロシチュであって(←参照 クールなドSお姉ちゃんが言葉責めで強烈な快楽を 短編「醜姉」より)、快楽の中毒性がじわじわと押し上がっていく流れが特色と言えるでしょう。
 前戯パートには十分な尺を用意しており、弟君の包茎ち○こへの手コキやフェラでのサービスプレイをさせられたり、はたまた淫臭がむわっと香る股間への奉仕を要請したりと、男女いずれかの主導権を明示させる状況の中で、強烈な身体的快感と状況の倒錯性に両者が飲み込まれていくという流れを打ち出していきます。
 抽挿パートに移行後は、もじゃもじゃ陰毛の股間のアップと、肉棒を締め付ける媚肉をアピールする丹念な断面図描写で挿入感を強調すると共に、カメラを引いた構図で両者がサカって腰を振っている様子もお届け。
SpectacledSister4 エロ演出としては紅潮した表情に呂律の回らないハートマーク付きエロ台詞、分量としては抑え目な液汁描写とベーシックなものを用意していますが、地味な女の子達が強烈な快感に包まれて、だらしなかったりちょっと不細工な印象もあったりな痴態を曝け出すという点に(←参照 短編「にゅ~ゲーム!」より)、一種の生々しさや意外な可愛らしさを発生させており、実用面の強力な基盤を形成しています。
 抽挿パートの途中で敢えてインターバルを設けて攻防や体位の変化を導入することもありつつ、両者が興奮に呑まれてセックスの快感にがっついていくエネルギー感は保っており、中出しフィニッシュ(アナル中出し含む)は十分な勢いで突入すると共に、秘所アップ構図の連発で白濁液が零れ出る様子までお届けな執拗さも備えています。

 地味な眼鏡お姉ちゃんというキャラデザは、一見してエロさを直ぐには感じられないのですが、閉じられた状況の中で姉弟の性欲が沸騰していく中でエロさが高まっていく流れは非常に巧いところと感心しました。
個人的には、占いの結果を信じて拒否ができないお姉ちゃんに好き放題な短編「占い♥ハッピーデイズ」と、お姉ちゃんの年上としてのリードとそれが崩れる様子で一石二鳥な短編「にゅ~ゲーム!」が特にお気に入りでございます。

肉そうきゅー。『古書ニ埋モレタ雌ノ華』

FemaleAsFlowerAmongOldBooks グレゴリウス山田先生の『竜と勇者と配達人』第6巻(集英社)を読みました。投石で経験値稼ぎ(高低差を活かす)、滅茶苦茶懐かしいなと思いましたが、実績解除による称号付与が主観的というか俗人的なのは笑いました。とは言え、先輩はぶきっちょさんで間違いなしですね。管理人も銀髪褐色妖精のヴィジョンが見えがちですが、これは樵のレベルが高い!?(前向き

 さて本日は、肉そうきゅー。先生の『古書ニ埋モレタ雌ノ華』(ジーオーティー)のへたレビューです。先生の前単行本『箱庭ニ咲ク雌ノ華』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ドM性癖な巨乳美少女さん達とのエロ調教ライフ&汁だくハードセックスを満喫する1冊となっています。

FemaleAsFlowerAmongOldBooks1 収録作は、調教師としての面を持つ祖父から引き継いだ古書店を経営する主人公はバイトの女の子・真白から初めてのセックスの相手だけでなく、調教を通して自分色に染めてほしいというお願いをされ、祖父の残した調教部屋で彼女を含めた様々な女性との調教に励んでいくことになるのだが・・・なタイトル長編シリーズ全11話(←参照 “真っ白”な自分を相手の色に染めて欲しい 同長編第1話より)+描き下ろしフルカラーおまけ漫画(4P)。
描き下ろしのフルカラー掌編を除き、1話当りのページ数は18~22P(平均19P弱)と控えめな部類。話数が多いこ故に長編としての読み応えは相応にある一方、総量としてはたっぷりのエロシーンは多少小刻みな提供の仕方となっています。

【性癖や願望の実現と表現されるものとしての調教エロ】
 何故か主人公の祖父の素性について知っているヒロインから調教のお願いをされ、彼女の性的な調教を続けると共に、他の女の子もその雌奴隷調教に志願して~というストーリーであり、棚ボタ的な展開やハーレム的な様相のウハウハ感があるタイプ。
 調教という要素を作品の軸に据えており、それ自体に非日常の背徳感やプレイとしてのアブノーマル感を明確に有していますが、あくまで凌辱ではなく同意や信頼関係に基づく調教がメインであって、特にメインヒロインである真白の調教へのモチベーションや主人公に対する想いはポジティブなものと言えます。
FemaleAsFlowerAmongOldBooks2ヒロインが主人公からの調教を望む理由が、祖父を含めた登場人物達の過去が明らかになる中で判明し、奇妙ながらも純粋な縁で結ばれた二人の行為として調教というものが表現されることが物語の屋台骨を形成していますし、彼女の真白という名前が重要な意味を持つことは巧いと感じる点(←参照 相手に染められたいと思う気持ちは愛なれば 長編第9話より)。
 また、ヒロインの官能小説への愛好や自身による執筆もストーリーと関係しており、ヒロインの成長や自己肯定感が描かれていることも、技術や経験を以て表現されるものとしての性という主題を与えており、表帯の“雌奴隷は純文学である!!”というあおりはやや過激ではありつつ、ストーリーの本質でもあると言えるでしょう。
 3名のサブヒロイン達については、ストーリー面では真白ほどの重要性を持たないものの、彼女達も自身の性癖を主人公との行為によって実現・充足してもらうという陽性の関係性であり、次々と調教エッチの相手が増えていくウハウハ感に貢献しています。
大団円のハーレムセックスを最終話で投入しつつ、主人公とヒロイン双方の成長を踏まえた上での二人の幸福なハッピーエンドとしてまとめており、ラストの少しロマンティックな仕掛けも心地よいところ。

【スレンダー巨乳ボディ&M性癖な美少女&美女】
 メインヒロインの真白さんは女子校生級の美少女さんであり、彼女の友人であるお嬢様、古書店の常連である保母さん、万引きギャルちゃんがサブヒロインとして登場。
 清楚な文学少女タイプに純情お嬢様、明るく活発な保母さんにツンツンしているが根はいい子な不良ギャルちゃんと、それぞれタイプが異なるヒロインであり、性癖面でバリエーションを設けつつ、皆さんM的な性癖を持ち、調教プレイに積極的に関わってくることは共通しています。
黒髪ロング(中盤までは長い三つ編み)の清楚系美少女な真白さんに、金髪ドリルな彼女の友人・千寿さん、ポニテの綺麗なお姉さんタイプの陽鞠さんとそれぞれタイプの異なるキャラデザですが、程好いボリューム感のバスト&ヒップを備えた女体であることは共通しており、極端な主張は抑えつつストレートなセックスアピールのあるタイプ。
FemaleAsFlowerAmongOldBooks3 キャラデザとしての描き分けに加え、調教プレイ時に着用する衣装のバリエーションでも視覚的な多彩さを生んでおり、セクシーランジェリーやブルマ体操服、制服&水着の組み合わせなど、エッチなことをするというセッティングが為されていることを衣装でも明示することで調教エロの雰囲気を盛り上げています(←参照 エロ下着雌奴隷の揃い踏みだ! 長編第11話より)。
 なお、主人公の青年の容姿は不細工寄りの顔に肥満体とかなりさえない風体であって、ヒロインとの美醜のコントラストを形成していますし、その容貌で美少女に囲まれるハーレム模様という幸福感を高めているのですが、善良な人格ですし、調教師としても図に乗ることなく成長していくのも好印象です。
 キャッチーなアニメ/エロゲー絵柄で単行本を通して安定しており、漫画チックな親しみ易さと絵としての密度の高さを無理なく融合させて万人向けの方向性に仕上げています。

【多彩なプレイ内容と汁だくで蕩けまくりな痴態描写】
 エロシーンの比率は十分に高いものの、話数の多さ故に各話のページ数がそれ程多くないため、たっぷり長尺の濡れ場を期待するのは避けるべきですし、やや小刻みな印象を受けることもありますが、とは言えエロシーンの総量は十二分。
 終盤までアナル開発にプレイ内容が特化する金髪ドリルお嬢様、他人に見られる羞恥系プレイやSM的なプレイの要素が目立つ陽鞠さん、お仕置きセックス的な趣向の不良ギャルさんと、ヒロインそれぞれにエロシチュの味付けの変化とつけつつ、ヒロインに快感を叩き込んでその性癖や性感帯を開発していくという調教エロとしてのシチュエーション形成は共通していますし、それらが双方の合意の上での和姦として描かれているのもポイント。
また、アナル開発やローションプレイ、緊縛プレイにコスプレH、複数人セックスと、エピソードによって趣向やプレイ内容に変化を付けているのも飽きさせない工夫であって、メインヒロインである真白さんに様々なプレイをして、開発していくというのも調教エロとしての魅力と言えます。
 ご主人様へのご奉仕フェラと白濁液の大量口内射精を投入することもありますが、どちらかと言えばヒロインの肢体に快感を刷り込んでいくプレイが前戯パートの中軸であり、プラグ等を用いてのアナルや秘所の開発、ねっとりと秘所や乳首といった性感帯を弄って潮吹き絶頂に導く愛撫などのプレイで、ヒロインを濡らして蕩かせる流れを形成。
FemaleAsFlowerAmongOldBooks4 主人公のデカち○ぽが挿入される衝撃が直ぐに強烈な快感に変容してヒロインが蕩けまくる抽挿パートは、前述した各種エロシチュ・プレイの背徳感や高揚感に包まれて、涙や涎で紅潮した顔を濡らす蕩けフェイスに言葉にならない嬌声の痴態描写と、表情や押し開かれる汁だく秘所のアップ描写などを組み合わせて十分なアタックの強さと情報量の多さを打ち出していきます(←参照 ハートマーク悶絶ボイス&ピストンしながらの性感帯弄り 長編第6話より)。
要所での大ゴマで威力を高めつつ、小~中ゴマを詰め込んだ密度のある画面構成で描写の手数を稼ぐことで、ページ数の多少の少なさを補っており、フィニッシュは溢れるほどの大量の射精を受け止めてエロ可愛くかつハードに蕩けまくるアクメ痴態を提供して、その盛り上がりの強さで抜き所としてのカロリーを叩き出しています。

 調教エロとしてのハード&インモラルな要素を有しつつ、エロのハードさと話としてのハートウォームさが無理なく融合しているのが魅力的な作品と言えるでしょう。
黒髪美少女&金髪ドリルお嬢様のブルマ体操服ダブルアナル開発3Pセックスな長編第4話に愚息が大変お世話になりました。

無洗米『おち○ちんに負けてしまった女の子たち』

GirlsFallenByDick TVアニメ版『アズールレーン』第12話「【蒼海】碧き航路の祝福を」を観ました。過去の海戦の象徴的な存在である空母が、未来の戦争の象徴的な存在である弾道ミサイルに挑むという構図は面白いなぁと思いました。エンプラさんの復活シーンもベタながら燃えましたね。ニーミちゃん先生も初期艦組にようやく加われたし、サウスダコタさんも登場したし、よかったよかった!

 さて本日は、無洗米先生の『おち○ちんに負けてしまった女の子たち』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行本『くちゅ❤くちゅ❤』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
美少女ヒロインがち○この快感に屈してしまう様子を多彩な作劇&エロシチュでお届けな作品集となっています。

 収録作は、「おち○ちんに勝てなかった」シリーズ全5作+読み切り形式の短編2作。なお、「おち○ちんに勝てなかった」シリーズはオムニバス形式の作品でシリーズ間の話のつながりはなく、実質的には短編集と言えます。
1作当りのページ数は24~28P(平均27P強)と中の上クラスのボリュームで推移。ストーリーの読み応えは概ね軽くまとめられており、十分な満腹感のあるエロシーンをお届けする作品構築が揃っています。

【ちん負けシチュエーションを描く多彩な方向性の作劇】
 ヒロインがその意図に反してち○この快感に負けちゃうというシチュエーションに重点を置いた作品であることは共通しつつ、その雰囲気の明暗や状況への導入の仕方は作品によって様々。
 何でも優秀で性格も良い幼馴染ボーイに勝利すべくツンデレヒロインがセックスで優位を取るべくアタックを仕掛けるもやっぱり敗北な「おち○ちんにも勝てなかった幼馴染」、友人の弟君をエッチな誘惑するもその童貞ショタち○こに黒ギャルさんがまさかの敗北となる「童貞おち○ちんに勝てなかった黒ギャル」などはドタバタコメディ的な作風。
GirlsFallenByDick1 これに対して、地元の彼氏と遠距離恋愛中の女子大生がチャラ男に凌辱&調教されて寝取られる「ギャル男ち○ちんに勝てなかった彼女」(←参照 彼氏以外のちんちんに負けてしまい・・・ 同作より)、マジックの技術は本物だが他者に厳しすぎる後輩ガールが先輩たちに制裁されてしまう短編「白濁奇術倶楽部」、失恋のショックで酩酊したヒロインへの騙し輪姦な短編「葵の好きな○○○○」など、明瞭に凌辱エロの要素を含む作品も存在します。
エロシチュとしてはハード&ダークな印象を持たせつつ、オチは因果応報な逆転エンドでコミカルにまとめたり、新たな快感に目覚めたヒロインがそれらの関係性に積極的になったりと軽めのオチにまとめることもありますし、寝取られエロとしてのハード&インモラル感やヒロインの変容を描きつつ、既存の関係性の破断までは踏み込まない「ギャル男ち○ちんに勝てなかった彼女」も含めて、話としての暗さ・重さは抑えていると感じます。
 また、作品の方向性は斯様に様々ながら、勝気なヒロインがち○こには敗北することの一種の嗜虐性、エッチが得意なヒロインが竿役の意外なち○こパワーに屈することのコミカルさなど、ヒロイン側の反応がシナリオ展開の魅力となっていることも共通しています。
ストーリー性を感じさせるタイプではありませんが、多彩なシチュエーションのお膳立てとキャラクターの分かり易い魅力とを軸に組み立てて、読み口の滑らかさと実用性の押し上げが為された作劇と言えるでしょう。

【キャッチーで多様な設定の巨乳美少女ヒロインズ】

 短編「葵の好きな○○○○」「ギャル男ち○ちんに勝てなかった彼女」の2作については女子大生ヒロイン、その他の作品は女子校生ヒロインを用意。
 負けず嫌いなツンデレ幼馴染さん、エッチな誘惑を仕掛けるエロエロ黒ギャルさん、厳格&堅物な風紀委員長さん、性的に奔放なパパ活ガール、愛する彼氏君と遠距離恋愛中の純朴女子大生、有能ながら毒舌でプライドの高い奇術部後輩ガール等々、多彩でキャッチーな美少女さんが揃っています。
GirlsFallenByDick2エッチに積極的で男性に対して最初は優位性を示す女の子や(←参照 ショタ君を襲う黒ギャルお姉ちゃんであるが・・・!? 「童貞おち○ちんに勝てなかった黒ギャル」より)、逆にエッチなことに対して否定的であったり男性に対して厳しかったりな強気ガールと、前述した様にち○こに敗北しちゃう状況にギャップの魅力があるキャラ造形が揃っています。
 設定の多彩さもあって華やかさのあるキャラデザインも様々に用意されていますが、女体設計としては健康的な肉付きの体幹に程好いボリューム感のある巨乳&桃尻を組み合わせたタイプで統一。
ツンデレヒロインさんがセックス勝負のために用意した(ちょっとズレた)エロ衣装でのエッチや全裸セックスもありつつ、設定もあって制服(狭義)セックスが多く、またストッキングやニーソックスの着用率も高めです。
 衣装や髪の毛の細やかな描写も含めて作画密度は十分に高く、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさのある画風と合わせて華やかさとエロさを両立する当世流行のスタイル。中身の絵柄と表紙絵に雰囲気の違いを多少感じることはありますが、ネガティブに感じることはなく、絵柄の方向性は単行本を通して一貫しています。

【多彩なエロシチュを適度なアタックで高密なエロ演出でお届け】
 各話に十分なページ数があるため、エロシーンには長尺の印象があって抜きツールとしての満腹感がある作品が揃っています。
GirlsFallenByDick3 作劇の方向性の多彩さはエロシチュの多彩さと関係しており、寝取り凌辱や緊縛制裁セックス、事故からの壁尻凌辱(←参照 横暴堅物風紀委員長のお尻を攻めるのだ! 「おち○ちんには勝てなかった風紀委員長」より)、黒ギャルおねショタ、酔いどれ騙しセックス、負けず嫌い女子とのツンデレセックス勝負等々、ラブエロ系から凌辱系、インモラル系まで幅広いエロシチュが用意されています。
雰囲気こそ様々ながら、エロシーンの序盤ではヒロインが積極的にことを押し進めていたり、はたまた心身の抵抗を示していたりしつつ、それが強烈な性的快楽によって圧倒されて蕩けてしまうという展開やヒロインの変容は各エロシチュに共通しており、オーソドックスながら鉄板の魅力となる要素。
 前戯パートは、エロシチュやヒロインのキャラ付けによって趣向に幅を持たせており、エッチなヒロインがフェラやパイズリで主人公に対してリードするケースもあれば、性感帯への愛撫や異物挿入等の快感でヒロインの抵抗を削いでいく流れのケースもありますが、いずれにしても十分な尺を用意しています。
GirlsFallenByDick4 抽挿パートでは徐々に快感に圧倒されていくヒロインの痴態を十分な演出密度で彩っており、可愛さや華やかさを保ちつつ熱っぽく蕩ける表情や言葉にならないアクメボイスやモノローグでのおち○ちんワードの連発、潮吹きや柔肌を濡らす汗などの液汁描写など、適度なアタックのあるベーシックな演出を織り込んでいます(←参照 潮吹きアクメ 「おちんちんには勝てなかったパパ活女子」より)。
乱交・輪姦系での二本挿しや、ヒロインにちん負けにトドメを刺すピストン運動中のアナル弄り等、後ろの穴関連のプレイもなかなか充実しており、前後両方の中出しや膣内射精でアクメに悶絶するヒロインの痴態を中~大ゴマで用意して複数ラウンド制の〆としています。

 “ヒロインがおち○ちんに負ける・圧倒されてしまう”というエロ的に分かり易いコンセプトを有して抜きツールとしての信頼性を構築しつつ、その扱い方の多彩さが魅力となる作品集と言えるでしょう。
個人的には、厳しい風紀委員長を壁尻セックスで撃破!な「おち○ちんには勝てなかった風紀委員長」と、エッチな黒ギャルさんが純情童貞ボーイにまさかの逆転ちん負けな「童貞おち○ちんに勝てなかった黒ギャル」が特にお気に入りでございます。

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