2019年11月

おじょ『ナマでよかヨ』

YouAreOKWithoutSkin 拙著のファンタジー小説『ダークエルフ王国見聞録』シリーズ(リンク)ですが、昨日に最新第53話をアップしました。“鵲”氏族編、第8章くらいでまとめようかと思っていたら7話構成で完結できましたね。他に書きたいエピソードもあったので、そろそろボリューム的にちょうどいいかなと思いまして・・・。
読んでくれたり“いいね”してくれたりした方、いつもありがとうございます。

 さて本日は、おじょ先生の『ナマでよかヨ』(コアマガジン)のへたレビューです。先生の前単行本(初単行本)『発情!ナマイキJK』(三和出版)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
肉感ボディの巨乳博多弁美女達とのインモラルな関係性&彼女達がハードに乱れまくる肉弾ファックが詰まった1冊となっています。

YouAreOKWithoutSkin1 収録作は、愛する旦那と娘との幸福な日々を送るヒロイン・亜矢子は自分を視姦してくる不快な義父に過去の情事の写真をネタに強請られ、義父にその体を許すことになるのだが・・・な連作「亜矢子の悩ましい事情と情事」前後編(←参照 卑劣な義父の罠に掛かった先に待つのは・・・? 同連作前編より)、訳あって兄の家で世話になっている受験生な主人公は博多弁な義姉(兄嫁)の積極的な誘惑に振り回されて・・・?な短編「彼女はいつも喜々として」+描き下ろし後日談(8P)、および読み切り形式の短編・掌編9作。
描き下ろし作品およびフルカラー掌編「雨後の秘密」(6P)を除き、1話・作当りのページ数は8~24P(平均19P弱)と平均値としてはやや控えめな部類。ストーリー性そのものは強くないものの、展開としての見せ場を有した構築となっており、欲望の噴出するエネルギー感の強い濡れ場を十分量提供しています。

【満たされないものが満たされていく陰陽の熱量】
 ダーク&インモラルな寝取られ系もあれば、エッチな女の子に突然過激な誘惑をされちゃう棚ボタ的な展開や、博多弁彼女さんとのラブラブハードHがあったりと作品の方向性は多彩。
 作劇面での一つの主軸は連作を含めた寝取られ系・堕ちモノ系であって、男性側に主導権を持たせつつ、背徳の快楽にヒロインが染められていく様子を描き出しています。
YouAreOKWithoutSkin2この展開において、ヒロイン側が不義の関係性からの離脱を可能とするポイントを設けつつ、それでも不義の関係性の継続を選択してしまうという描写を投入することで、強烈な快楽がヒロインの心身に行き渡ってしまい、それを手放すことが不可能になっていることを明示しているのが一つのポイント(←参照 夫の熱情的な台詞と既に寝取られが進行している妻の“あ・・・ネイル剥げてる”の台詞の落差 短編「Overwrite」より)。
 男性にとって都合の良い存在に堕ちていく姉を見守る妹の視点を用意する短編「元気だして!」、酔っ払い女子大生のエッチな誘惑に困惑する男性の心情が描かれる短編「汗かいてベソかいてエッチして」等にも共通する要素ですが、一種冷静な視点が設けられつつも、それでも登場人物達が快楽にのめり込んでしまうという描き方となっており、快楽というものの誘引力やそれ故の没入感を形成するシナリオワークとも感じます。
不倫エッチではありつつコミカルな印象のある短編「夏に食べたいえっちなお肉❤」「彼女はいつも喜々として。」もあれば、寝取られ系としての一定のダークさを有する連作や短編「Overwrite」もあって、前述した様に話の印象に明暗の幅はあるのですが、いずれにしてもヒロインが快楽によって満たされるという構図は共通しており、虚ろであった部分に快楽が流れ込んでいく勢いに登場人物達が飲み込まれていくことも共通していると言えるでしょう。
 ストーリーとしての独自性や面白みが強いタイプではないとも言えますが、一方で満たされないものを満たそうとする情動のエネルギー感には十分な強さがあって、そこが抜きツールとしての強度にも大きく貢献していると総括できます。

【柔らか弾力感のバスト&ヒップをお持ちの多彩なヒロイン】
 ヒロイン陣の年齢層は幅広く女子校生級の美少女さんから30代前半程度と思しき年増美人さんまで登場しており、女子大生級程度を一応のメインとしつつ、特定の年齢層に特化したタイプではありません。
 夫への愛情を確かに有しながら悪いおっさんに堕とされていく人妻ヒロイン、年上男性をエッチに誘惑してくる酔いどれビッチガール、優しくてエッチな叔母さんや兄嫁さん、彼氏の友人君を誘惑な肉食系ガールなどなど、作劇の多彩さに合わせてヒロイン陣の設定も多彩。
YouAreOKWithoutSkin3また、ヒロインのキャラクター属性としては単行本タイトルから類推される通りに博多弁(筑前方言)を話すヒロインが多いことは一つの特色(←参照 博多弁のエッチな台詞って何かロマンですよね・・・! 短編「夜長のエッチはほどほどに」より)。キャラデザとしても清楚な年増美人から眼鏡美人、エッチなコスプレの美少女タイプなど、個々の印象をはっきりと描き分けています。
 なお、男性キャラクターについてもキャラデザインの描き分けが丁寧で、好みが分かれるところではありますが、陰湿な印象の中年男性から、なんとなく親近感もあるくたびれたサラリーマン、エロいことに悶々とする青年キャラまで作品によって色々なタイプが登場。
キャラデザの多彩さがある一方、女体造形については概ね統一されており、むちっとした柔らか弾力のある巨乳&安産型ヒップを備えた肉感的なボディが勢揃い。体パーツ描写も含めて強い特徴があるタイプではないものの、バスト&ヒップの存在感を強く打ち出してくる分、ストレートなセックスアピールが充実するエロ描写につながっています。
 健康的な色気感と漫画チックにキャッチーな印象のある絵柄は単行本を通して安定しており、左様な絵柄で描かれる美女・美少女が激しく乱れるというギャップとしてのエロさを形成。物理書籍版に関しては艶っぽさ重視の表紙絵が中身の絵柄を代表しているとは言い難く、店頭では裏表紙を確認した方が良いでしょう。

【強烈な快楽に没入していくエネルギー感のある痴態描写】
 作品によってページ数に幅があることに加え、話の展開に沿ってエロシーンを分割構成することもあるため、個々の濡れ場の尺には長短の尺を感じますが、基本的には抜きツールとして十分量を用意。
 人妻ヒロインが悪いおじさんとのセックスに溺れていく寝取られ・堕ちモノ系、肉食系ヒロインによる誘惑不倫エロ・近親エロ、酔いどれビッチさんによる誘惑展開や勢いにまかせての乱交エロ、憧れの叔母さんを独占したい情熱的な和姦エロなどなど、作劇の方向性の多様さはエロシチュとしての多彩さに直結しています。
いずれにしても、作劇面で指摘した通りに、満たされないものをセックスを通して満たそうとする男女双方の情念の強さが、がつがつと快楽を貪っていくパワフルな印象につながっており、男女の台詞でも激しい行為に無我夢中になっていく様子を表現させています。
 男性側が主導権を握ってヒロインの豊満ボディを好き放題に愛撫したり、洗体手コキやエッチな表情を浮かべながらのフェラがあったりと、どちらがリードを取るかはエロシチュによって幅を持たせつつ、男女双方の興奮が高まっていく流れを比較的じっくりと形成する前戯パートを用意。
YouAreOKWithoutSkin4抽挿パートに移行後が、欲望に火のついた男女双方が前述した通りに熱狂を感じさせる台詞回しや嬌声を口にしつつ、激しい腰遣いと共に、豊満バスト&ヒップを鷲掴みにしたり、ヒロインの肢体をホールドしたり、夢中で口づけを交わしたりとヒロインの強烈な痴態描写と合わさって強烈なエネルギーの迸りを感じさせます(←参照 ガンガンピストン&熱狂エロ台詞 短編「夏に食べたいえっちなお肉❤」より)。
 比較的コマを詰め込んだ情報量の高い画面構成、白目を剥くアヘ顔的な表情付けを含む特に後半での演出的な強度の増加、射精連発的なドライブ感など、終始加速していくような畳み掛け方は実用性を高めており、演出的に最高潮を迎えて白濁液を受け止めるヒロインの痴態を大ゴマ~1Pフルで提供して強烈な〆としています。

 インモラルなことを理解しつつも、それでも強烈に求めてしまい、求めれば求める程に燃え上がる情欲の性が描かれており、話としては小粒であっても展開に惹きつける力があると共に、それがエロの熱情に直結する上手さがあります。
個人的には、博多弁眼鏡美人な人妻さんが悪いおっさんとの快楽によって既に引き返せないところまで来ていることを自覚してしまい・・・な短編「Overwtite」と博多弁のエッチな叔母さんの誘惑エッチな短編「夜長のエッチはほどほどに」が特にお気に入りでございます

さつよ『❤❤❤するオンナノコ』

GirlsDoingThat あらゐけいいち先生の『CITY』第9巻(講談社)を読みました。単なる夏休みじゃなくて、編集長の言うところの“あの頃の夏休みが欲しい”、めちゃくちゃ分かるんですよね・・・。と思っていたら、うまい酒飲んでうまいうまいとわいわい騒ぐのもこれまたおじさんの特権で嬉しくなりましたね。
あと、しあちゃん表紙絵も含めてカワイイヤッター!

 さて本日は、さつよ先生の『❤❤❤するオンナノコ』(茜新社)のへたレビューです。先生の前単行本(初単行本)『ぴーすふるえっち!』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ちっちゃくて可愛い女の子達とのちょっととぼけたラブエロ模様が平和に楽しめる作品集となっています。

GirlsDoingThat1 収録作は、男子扱いされてしまうことが少しコンプレックスで自分を女の子として扱ってくれる主人公と色々なエッチに励んでいる褐色ボーイッシュガール・アキラちゃんを描くシリーズ作「痴漢とお尻とボーイッシュ」「卒業と制服とボーイッシュ」(←参照 男の子と間違われて痴漢された憂さを晴らすべく・・・? 「痴漢とお尻とボーイッシュ」より)、および読み切り形式の短編6作+単行本の宣伝トンデモ短編(6P)。
なお、アキラちゃんの登場する「ボーイッシュ」シリーズは前単行本からに収録された連作シリーズの続編であり、今回で完結となっています。
宣伝漫画を除き、1話・作当りのページ数は18~30P(平均23P弱)と標準的なボリュームで推移。話としての読み応えは基本的に乏しいものの、独特の穏やかさのある雰囲気に十分量のエロシーンを包んで提供するスタイルで安定しています。

【背徳感をヒロインの無邪気さ・無垢さで包みこむスタイル】
 のほほんと呑気な雰囲気の中で、ヒロインの性的好奇心であったり恋心であったりが叶えられていく流れは概ね共通しており、ラブエロ系の甘味が強いタイプとはまた異なるハッピー口リータ系に属するスタイル。
 大人である男性主人公側が、ヒロインとの性的な関係について明らかに不道徳であることは認識しつつも、それに対してヒロインの純粋な好奇心や性的願望、或いは恋心が免罪を与えてくれる構図となっており、その状況に男性側も恩恵を受けつつ、ヒロイン達もそれぞれの望みを叶えてというWin-Winな関係性としてまとまっています。
GirlsDoingThat2当然ながら二次元の世界である故に可能な描き方でありつつ、その辺りをポジティブ&コミカルに表現し、キュートで欲求に忠実でちょっと抜けているヒロイン達のチアフルさが作品の明るくとぼけた雰囲気の醸成に大きく貢献していることが読み口を良好にしていると評し得るでしょう(←参照 お金が欲しくてエッチするガールへの睡姦のご提案 短編「寝てる間に援助して」より)。
 主人公との関係性の中で自身のコンプレックスを解消する流れへと収束していく「ボーイッシュ」シリーズの様に、セックスというものが男女の恋愛関係の中に位置づけられていく作品もあるのですが、むしろヒロインの側にとっては信頼関係には基づきつつも、気持ちの良い楽しい遊びとして無邪気にエンジョイできるものとして描かれるケースが多く、話としての軽さに貢献する一方で、彼女らの無邪気さ・無智さ故の背徳感も意識されると感じます。
 とは言え、そこに男性側が付け込んで搾取するような不穏な展開は無く、前述した様にポジティブなエロ模様を温和にという様相が一貫されています。話としての印象はあまり残らないケースが多いですが、これからもエッチなことを楽しんでいくことを示唆するほのぼのとしたラストにまとめているので、読書感の軽さ故に読後感も穏やかになっていると言えるでしょう。

【未成熟感のあるちっこいボディのキュートガールズ】
 低学年~高学年クラスのランドセルガールズが登場しており、LOレーベルとしてもストライクゾーンが低めに設定されています。
 地黒褐色肌のアキラちゃんや短編「水着キツすぎ!」のボーイッシュ日焼けガールなど性的に未分化な印象を残すヒロインがいる一方で、無邪気さや無垢さを強調しつつガーリッシュな可愛らしさが明瞭なヒロインも多いのは今単行本の特色と感じます。
純粋な性的好奇心であったり、男性への恋心や信頼感であったりをモチベーションとして、積極的に行為に加担してくる女の子が多く、その動機付けが背徳性や禁忌性の理解が介在しないピュアなものであることが、作品全体のドリーミーな雰囲気の形成に大きく寄与していると言えるでしょう。
GirlsDoingThat3 年齢層に幅があってかつ成長期ということもあって、等身の付け方には一定の幅がありますが、とは言え肉付きの弱い小さな体にぺたんこバスト、寸胴ボディからのツルツル仕様の一本筋股間といった未成熟感の強いボディデザインが全ヒロインに共通(←参照 つまりボーイッシュ日焼け女児ボディにおしっこ要素をかけてエロさ100倍だ。わかるか?この算数が 短編「水着キツすぎ!」より)。男性キャラがガタイが良かったり身長が高かったりする分、対比的に女の子の体の小ささや華奢さが目立つ印象もあります。
 デフォルメ感に由来するキュートネスを基調とする分、各種体パーツの描写はあっさりとまとめるタイプ。なお、肢体設計が固定的な分、小さ目スク水やガーリーな私服、ボーイッシュな衣装に着ぐるみガール、メガネっ子ちゃんに太眉ガールなど、キャラデザインは多彩に用意されています。
キュート系とボーイッシュ系とでキャラデザとしての描き分けは比較的くっきりしている感もありますが、細目の繊細な描線でふんわりと柔らかな印象を持たせつつ一定の萌えっぽさもある絵柄は表紙絵と概ね完全互換で安定しています。

【前戯パートを質的・量的に充実させたエロシーン】
 後述する様に、前戯パートを長く取ったエロシーンとなっていますが、エロシーンとしての総量は十二分。
 前戯パートもしくはヒロインのおしっこやオナニーなど、エロシーンの前段階としてのエッチなパートに長い尺を取っており、キュートなヒロインが性的なことをしている、もしくはされているという状況そのものに倒錯性を感じさせる流れを形成しています。
おさわりやキス、素股に小さなお口でのフェラ、腋コキ等々、前戯プレイは様々に用意されており、射精シーンの投入率は低いながら、黄金水の放出やらビクビクと震えながらのオナニー絶頂等で、ややフェティッシュな抜き所を用意。
  抽挿パートに相応の尺を設けることもあるのですが、前戯パート類に長めの尺を取る分、ピストン運動の描写は短めというケースも多く、キュートガールにガンガン腰を振って蕩けさせる流れをたっぷり鑑賞したい諸氏は要留意。
GirlsDoingThat4ビクビクと反応する小さなボディや、思わず漏れ出てしまう嬌声にキュートな蕩け顔といった痴態描写を用意しており、ヒロインのエロ可愛さを強く保つ分、演出強度は基本的に控えめ(←参照 短編「まずはお友達から」より)。強烈な快楽に圧倒されるというよりかは、ヒロインがエッチなことを無垢に楽しんでいるという様相を保つスタイルとも言えるでしょう。
素股を続けながらフィニッシュだけ先っちょだけ挿入しての中出しフィニッシュやアナルセックスからの後ろ中出し、二人のヒロインとのダブル素股からのフィニッシュなど例外もしばしばありつつ、小さくてキツキツな秘所に中出しのフィニッシュでヒロインのキュートなアクメ描写で〆。お掃除フェラや恋人つなぎ、アナル中出し精液の排出シーンなど、フィニッシュに後続するエロ描写も各種エロシチュの特徴づけに寄与しています。

 キュートでピュアな女の子と平和な雰囲気の中で、ドキドキ&ほんのりフェティッシュなエロ描写を楽しめるという二次元世界ならではのドリーミーな作品集と言えるでしょう。
個人的には、ボーイッシュ日焼けガールの色々はみ出ちゃうスク水姿を鑑賞後にエッチも・・・な短編「スク水キツすぎ!」が特にお気に入りでございます。

ヘリを『やみつきフェロモン』

AddictivePhyeromone 濱田浩輔先生の『はねバド!』最終第16巻(講談社)を読みました。息詰まる決勝の攻防も見ごたえがありましたし、ここまで快進撃をしながらの“まだ何も成してない”の台詞にも痺れました。
1巻以来のコニーとの関係性も含め、話も綺麗に畳まれてしますし、描きたいことを描き切った作品だなぁと感じ入りましたね。

 さて本日は、ヘリを先生の初単行本『やみつきフェロモン』(ジーオーティー)の遅延へたレビューです。初単行本、楽しみにしておりました。
柔和な雰囲気の中で描き出す上品な甘味のラブストーリーと柔らか肉感ボディが蕩ける程良い濃度のエロシーンが楽しめる作品集となっています。

 収録作はいずれも読み切り形式の短編で8作。各作品について1Pの描き下ろし後日談が描き下ろされています。
描き下ろし後日談を除き、1作当りのページ数は24~32P(平均28P)と標準を上回るボリュームで推移。読書感は軽めながら丁寧で心地よい読み口の作劇であり、エロシーンの量的満足感も十分に図られた構築で安定しています。

【上品な甘味と微笑ましい幸福感のあるラブストーリー】
 いずれの作品も恋人としての関係性の成立であったり、また恋人としての関係性を深める流れであったりを描いており、ラブコメ的な明るさ・楽しさを有しつつ、それよりも恋愛ストーリーとしての王道的な甘味や微笑ましさなどを重視したスタイル。
 幼馴染のお兄ちゃんラブな甘えん坊の妹的キャラと彼女のことをあまり異性として見ていなかったしっかり者の男性(短編「すこしはがんばれ!めいなちゃん」)、見た目で不良と怖がられるが中身は真面目で初心な少年と優しく清楚系の文学少女(短編「図書室を閉めてから」)、ちょっとチャラチャラしている不真面目社員の後輩男性とお堅く小言も多い職場の先輩美人(短編「お堅い女と言わないで」)、エッチで明るく人気者な美少女さんと大人しい性格のメガネボーイと(短編「やみつきフェロモン」)、好対照なキャラクターの恋愛模様を描くことが多いのは一つの特徴。
AddictivePhyeromone1 普段は口喧嘩ばかりの腐れ縁的な二人を描く短編「バージンちゃうわ!」やクールな彼女さんとの初エッチを描く短編「キミとリトライ」なども含め、そういった好対照の相手の中にある魅力や、新たな一面に気付くことで男性側が相手を意識し、また関係が深まっていくという描き方は恋愛ストーリーとしての王道さに直結する要素と言えます(←参照 普段はクールな彼女さんの気持ち 短編「キミとリトライ」より)。
短編ということもあって話を大きく動かしてくるスタイルではないものの、この“気付き”のシーンも含めてヒロインの魅力や素直な感情の発露といった描写をロマンティックに魅せて印象付ける無理のない展開の流れと絵としての魅力があることが大きな美点。
 分かり易く棚ボタ的な展開であったり(短編「RESORT LOVER」「やみつきフェロモン」)、ラブコメ的に良くある取り合わせであったりと(短編「バージンちゃうわ!」「すこしはがんばれ!めいなちゃん」)、設定や展開に強い個性や新味があるわけではないのですが、十分な尺の中で感情や欲望を素直にのびのびと表出させていく流れが魅力であって、オーソドックスな話であっても平凡さを感じさせないのは○。
 いずれも微笑ましいハッピーエンドでまとまっており、そこまでの展開そのままの優しい甘味を読後にも残してくれるタイプとなっています。

【もっちり柔らか美巨乳をお持ちの愛らしいヒロインズ】
 童貞を捨てたいことを神に願う主人公の前に現れた短編「おしかけ妖狐さま」の妖艶な妖狐さんはかなりの長命のようですが、その他のヒロインは女子校生~女子大生クラスをメインとして、20代半ば~後半程度と思しきアダルト美人さんが加わります。
 普段はのんびり甘えん坊だけど一途で大胆なアタックを掛けてくる妹系ガール、普段はお堅い先輩美人が見せた素の柔らかい笑顔、普段は喧嘩ばかりでツンツンしているけど実は互いに意識し合っていたことを認識してデレる腐れ縁女子、クールでしっかり者だけど主人公の気持ちをしっかりと受け止めていることが分かる彼女さん等々、前述した通りにヒロインの意外な一面や魅力を表出させるシーンの良さで、それぞれのキャラクター性の魅力を高めているのがキャラ描写の明瞭な強み。
また、男性キャラについて朴念仁的なタイプや状況を軽く流すタイプなどが存在せず、彼らは彼らでドキドキしたり嬉しかったり、不器用であったりな面を自然に表現している分、男女の和合に幸福感が高まっているのも恋愛ストーリーとしての魅力と評したいところ。
AddictivePhyeromone2 身長の高低やキャラデザインには幅を持たせつつ、女体造形については健康的な肉付きの体感にもっちり柔らか美巨乳と程好いボリューム感のヒップ&太股を組み合わせたタイプで概ね統一(←参照 短編「バージンちゃうわ!」より)。なお、後述する様に対面しながらのセックスが基本であるため、おっぱいのアピールが明瞭な一方、お尻の描写は意外に少なく、尻派の諸氏は要留意。
適度な豊満さもあって女体描写そのものに明瞭なエロアピールがあり、濡れた秘所や舌などの粘膜描写もありつつ、煽情性を前面に押し出し過ぎることなく、色っぽい描写にまとめているのは訴求層を広げる要因と感じます。
 ふわっと柔らかい描線で紡がれる絵柄には程好いお洒落感やオーセンティックなキャッチーネスがあってこれまた万人受けするタイプですし、初単行本ながら絵柄の統一感も十分。ただし、塗りで艶っぽさを増した表紙絵と印象の差異を多少感じます。

【程好いアタックの痴態描写を十分なボリュームと濃度で】
 セックスに至るまでの登場人物の様子にも魅力を持たせている分、導入パートにも一定の尺を設けていますが、ページ数相応に十分なボリューム感のある濡れ場を提供。
 陰キャボーイが男子トイレの個室の中で積極的な陽キャガールに喰われつつ独占するエッチだったり、書庫に隠れながらのドキドキシチュエーションであったりとヒロインの性質に由来する味付けを加えることはありますが、それらも含めて恋愛セックスを軸とするポジティブな和姦エロで統一。
AddictivePhyeromone3 前戯パートには結構な尺を割いており、ヒロインの柔らかバストを揉んだり、秘所を丁寧に愛撫して熱っぽい表情に変化させていく流れも、豊満バストでのパイズリやお口で気持ち良くしてくれるフェラやシックスナインといったプレイも併せて投入(←参照 褐色巨乳パイズリヤッター! 短編「RESOERT LOVER」より)。この前戯パートで、性的な存在として認識していなかった異性に性的な魅力を感じていくという流れを形成しているのは、作劇面と密接につながる長所でしょう。
 前戯パートに標準装備の射精シーンからそのまま挿入パートへと移行していきますが、ここでも展開を急くことなく、挿入という形で男性を受け入れるヒロインの喜びを描き出すことで、男性側が更に恋心を燃え上がらせてセックスも激しくなっていくという流れを形成。
AddictivePhyeromone4自分の恋心や性癖が相手に承認され合うことでヒロイン側も更に陶酔の度合いを高めていき、紅潮して涙に潤む熱っぽい表情付けや思わず漏れ出るハートマーク付きの嬌声といったベーシックな演出を濃厚にというスタイルを保ちつつ(←参照 短編「図書室を閉めてから」より)、断面図フル装備の平行連続コマや強烈な衝撃を物語る表情付けなど、アタックの強い描写を要所で投入。
 恋愛セックスということもあって、口づけを交わしたり抱きしめたりな行為を含めて対面する体位が多く、密着しながら両者ノックアウトの絶頂フィニッシュへと突入していきます。なお、相手のことを慮ったり、責任を意識したりでのゴム付きセックスが多いため、生中原理主義者の諸氏にとっては相応の減点材料となり得ますが、男女の関係性が重要な作劇である分、考え無しに中出しを連発するより自然でるし、むしろ没入感もあると個人的には思います。

 総じて完成度の高い作品群であり、オーソドックスな要素で組み立てられているのですが、それでいて退屈さを感じさせないのは作劇・作画両面における巧さ故と言えるでしょう。
個人的には、実は大変エッチな清楚系文学少女さんと真っ直ぐボーイのちょっとインモラルなラブラブHな短編「図書室を閉めてから」と、妖艶に振る舞いつつ中身はちょっとポンコツな妖狐さんと突然のメイクラブな短編「おしかけ妖狐さま」が特にお気に入り。

よこしま日記『はいっておいでよ』

ComeInsideMe 幸村誠先生の『ヴィンランド・サガ』第23巻(講談社)を読みました。シグやん、大好きなので彼なりの人生をしっかりと踏み出すことが出来て素直に良かったなぁと感じました。ハトちゃんもめちゃくちゃいい人物でお似合いだなぁと。
ハーフダンの台詞も沁みましたが、(事態が事態とはいえ)ユルヴァお姉さんの好戦っぷりには笑いました。

 さて本日は、よこしま日記先生の『はいっておいでよ』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。これが2冊目の単行本となる作家さんですね。
多彩で独特なシナリオワークとヒロインの美しさが程良く乱れる痴態描写が魅力の作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計8作。1作当りのページ数は20~26P(平均22P弱)と標準的なボリュームで推移しています。短編群ということもあって、読み応えのあるストーリーではないものの、展開や設定に存在感があり、その上で抜きツールとしての満腹感も適度にある構築となっています。

【展開や設定の面白さを引き出す小品ながら丁寧な作劇】
 作劇の方向性は多彩であって、明るく楽しいラブコメ系から寝取られ的な要素を含むダーク&インモラル系、特殊なシチュエーションを投入するエロコメ系などが収録されています。
 “(ボディ)ソープが欲しい”との彼氏君の発言をソーププレイをしたいと勘違いした真面目地味系ガールが猛烈にソーププレイを勉強して実践する短編「ソープのすゝめ」、猫耳が生えてしまう奇病をキッカケに少年少女がエッチをすることになる短編「同級生に○○が生えちゃった!?」などは明るい雰囲気のラブコメ系。
ComeInsideMe1唐突に特殊性癖に目覚めてしまった真面目優等生と彼の性癖を見抜いてペットにしようとするビッチギャルのエロバトル?な短編「プール裏の秘密」(←参照 真面目眼鏡VSビッチギャルの行方は・・・? 同短編より)、ドスケベビッチさんとセックスをイメージする様な曲作りをセックスしながらすることになって・・・?な短編「BGMを作ろう」などは、登場人物は真面目にやっているのに傍から見ればトンデモな模様になっているコメディとしての楽しさがあるタイプ。
 これに対して、主人公への秘めた想いを口に出来ない状態でヒロインが別の男達に好き放題にされていることを主人公が気付いてしまい、自身のふがいなさに苦悶することになる短編「ゼミ友達」は寝取られ的な要素を含むダーク&インモラル系であって、読み口も重いタイプ。
いずれにしても話としての構築はコンパクトで強いドラマ性があるわけではないのですが、展開や設定の意外性も含めて登場人物の心情や話の動き方の描写に丁寧さがあって、読みを牽引する魅力を備えていると感じます。
ComeInsideMe2 ストーリー展開、特に話のオチの付け方には独特の間の取り方があるスタイルであって、作劇全体の印象をラストで大きく左右するタイプ。主人公が彼女と別れることで、改めて恋人となったヒロインとのセックスを経た後、彼女がラストで漏らす不穏な一言(←参照 なにが“クセ”になったのか 短編「記念日」より)、人妻ヒロインの誘惑から始まるエッチが燃えに燃え、ラストでの彼女の独白(短編「熟女ファイト」)、真面目君とビッチギャルの対決が意外な信頼関係となって終わるラスト(短編「プール裏の秘密」)、ダークな展開が続きながら主人公の決意が救済となり得るラストなど(短編「ゼミ友達」)、平和なタイプやハッピーエンド、じんわりとインモラルさが広がるラストと多彩で印象的なまとめ方になっています。

【美しさとエロさを両立させたスレンダー巨乳ボディ】
 ヒロイン陣の半数程度は女子校生級の美少女さんであり、そこに女子大生さんや20代半ば~30代前半程度の美人さんも加わります。
 エロコスプレでソーププレイを彼氏君にしてあげることになる地味系メガネっ子、真面目委員長を翻弄する強気ビッチギャル、主人公のHな視線に気づいて誘惑してくる美人人妻さん、優しく穏やかで癒し系と思いきや・・・な彼女さん、奇病のせいで猫耳が生えているツンデレ系同級生など多彩なキャラ設定が用意されており、ヒロイン側の明瞭な積極性がどう描かれるかに話としての面白みが密接に関連している印象があります。
また、短編「プール裏の秘密」の真面目変態メガネ君を含めて男性キャラの言動に存在感や面白みがあるケースが多く、登場人物達の感情や願望が露わになっていく男女の会話が個々の作劇の面白さにつながっているとも感じます。
 短編「記念日」に登場する小柄で並乳クラスの女の子を例外として、スレンダー巨乳タイプが主力であり、バスト&ヒップの肉感を適度に強く打ち出しつつ、肢体全体としては整った美しさも感じさせるタイプ。
ComeInsideMe3体パーツ描写としては、艶っぽい唇の表現が特徴的で、程好いサイズ感の乳首&乳輪や粘膜のエロさのある秘所やアナルの描写も含め、女体描写として相応の煽情性は有しつつ、セクシーで美しい印象を保っているとも感じます(←参照 短編「農家になります!」より)。
 十分な作画密度を有しつつ、さっぱりと健康的な印象もある絵柄は、作品によって多少印象の差異を感じますが、評価に影響する程ではないでしょう。一方で、絵としての艶っぽさがかなり増した塗りの表紙絵と中身の絵柄にはある程度の印象の差異があることには要留意。

【程好いアタックの演出で彩るヒロインの乱れ模様】
 標準的な分量から適度に長尺のものまでエロシーンの量的なボリューム感には一定の幅がありますが、エロメインの作品構築であることは一貫しています。
主人公のことをダシにされて別の男の好き放題にされてしまう寝取られ系のダーク&インモラルさのある短編「ゼミ友達」や、ビッチギャルさんへの性的奉仕を強いられることになる短編「プール裏の秘密」といった例外もありつつ、基本的には恋愛セックスを軸とした和姦エロがメイン。
 猫耳の発生と共に猫の習性が宿ってしまうセックスであったり、地味系真面目彼女さん大変身のエロコスプレ&ソーププレイ、人妻さんに誘惑されてのカーセックスであったりとエロシチュの趣向を様々に用意しているのも魅力の一つと言えるでしょう。
 人妻さんにリードされての抱きつき手コキ&ねっとりフェラ、ソーププレイでの洗体プレイにご奉仕フェラ、ビッチさんにクンニしながら足コキされるプレイに普段はおとなしいヒロインの健気&積極的なお口ご奉仕等々、それぞれのエロシチュの趣向に沿ったプレイも多彩であり、尺に幅がありつつエロ展開の導入部として十分な存在感があります。
ComeInsideMe4抽挿パートに移行後も、ヒロインの容姿の美しさをキープしつつ、それが熱っぽく乱れてエッチな台詞を口にするという変化で煽情性を盛り上げていくスタイルであって、演出強度それ自体は多少抑制を効かせたタイプ(←参照 すっかり夢中な誘惑美人妻さん 短編「熟女ファイト」より)。丁寧に描き込まれた断面図であったり、艶っぽい唇やクリトリス、乳首などの性感帯への愛撫による手数であったりと、女体描写のエロさが実用性の基盤となるタイプとも言えるでしょう。
 敢えて外出しをチョイスすることになる短編「プール裏の秘密」を例外としつつ、中出しで〆るフィニッシュは大ゴマ~1Pフルで提供。このフィニッシュへと向かって描写の勢いを高めてヒロインのリアクションで畳み掛けていく流れの良さもあって、潮吹き描写やビクビクと反応する肢体の表現など、演出強度を十分に高めたフィニッシュは抜き所としての十二分なアタックを備えています。

 派手さはない一方で、味わい深さや丁寧な印象が魅力となることがエロ・シナリオ双方に共通する美点と感じますし、エロとシナリオが噛み合った構成の良さがあります。
個人的には、色っぽい人妻さんに誘惑されて・・・な短編「熟女ファイト」と序盤のインパクトと何だかんだでWin-Winな関係に落ち着くビッチギャルVS真面目な変態君の短編「プール裏の秘密」が特にお気に入りでございます。

オジィ『侵艶インモラル』

ShinenImmoral『ラブライブ!サンシャイン!!』のウエハース、長いこと集めていて、推しの曜ちゃんとダイヤさんに関しては全シリーズほぼフルコンプなのですが、最近扱っている店舗が減っている気がするんですよね。Vol.6はまだダイヤさんの箔押しレアが手に入っていないので、スーパーとコンビニ廻ってまとめ買いしないといかんなぁと思っています。


 さて本日は、オジィ先生の『侵艶インモラル』(エンジェル出版)の遅延へたレビューです。先生の前々単行本『艶妻情事』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
駄肉たっぷり豊満ボディの年増美人さん達が強烈な快楽に蹂躙されるダーク&インモラルな肉弾ファックが詰まった作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計10作。1作当りのページ数は20~24P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームで推移。ストーリー性そのものは強くないものの、話の方向性として読書感は重めであり、エロシーンの質的・量的満腹感も強い構築となっています。

【歪んだ欲望に飲み込まれていく善良なヒロインの様子】
 ヒロイン側の積極性や話としての陰湿さなどには作品によって幅がありますが、基本的には凌辱系や堕ちモノ系の作品となっており、ヒロインが悪役の言いなりになってしまって背徳的で強烈な快楽に蹂躙される様子が描かれます。
 欲求不満でのオナニー画像をネタに人妻さんが義理の弟に脅迫されての寝取られ凌辱(短編「夜祭りに堕ちる義姉妻」)、夜の生活が最近無いがそれでも夫婦円満であった人妻さんがチャラ男軍団に乱暴に求められることで満たされてしまう寝取られ展開(短編「酒痴林輪」)、夫の会社への融資の担保として悪い金満家にメイドご奉仕することになる人妻さんなど(短編「人質メイドレイ」)、旦那が居るにも関わらず不義の快楽に堕ちていく人妻ヒロインの様子を描く作品が多く揃っています。
また、これらの寝取られ系も含め、社員を使い潰した挙句に夜逃げしたブラック企業の経営者への怒りがその妻と娘に降りかかって凄惨な輪姦が繰り広げられる短編「母娘味比べ」、優しく面倒見の良い女教師さんが一方的な恋慕を募らせていた気弱ボーイに一服盛られて凌辱されることになる短編「先生は爆乳性奴隷」など、ヒロイン側に特段の落ち度が無いにも関わらず理不尽にその心身を好き放題にされてしまう状況が多く、雰囲気の暗さや重さは好みをある程度分ける要因ではあるでしょう。
ShinenImmoral1 後述するエロシーンの構成にも関連しますが、ダーク&インモラルなシチュの中で何とか理性や抵抗を保っていたヒロインに対し、その精神的な抵抗をへし折るような真実の暴露や新たなプレイの追加を用意しており(←参照 夫のために耐えていたのにその夫の裏切りを知らされて 短編「人質メイドレイ」より)、その結果としてヒロインの快楽堕ちが急激に進展してラストへと向かっていくという畳み掛け方は王道的な魅力と言えます。
 ヒロイン側が脇の甘さや快楽や承認への欲求によって事態の悪化に加担してしまうことはあるものの、全般的に悪人側の下衆さや欲望の歪みが明瞭である分、それらが一方的に発現されまた叶えられる状況に、黒い爽快感を抱くか陰湿さ故の不快感を持つかは読み手の嗜好次第でしょう。
作劇自体はコンパクトにまとめられており、事態の悪化から予想可能な堕ちモノ系・寝取られ系として定番のラストへと収束している分、展開の分かり易さ・安定感が身上と言えるでしょう。

【駄肉感たっぷりの豊満ボディをお持ちのアダルト美人】
 年齢層としては20代半ば~30代半ば程度と思しきアダルト美人が勢揃いしており、例外も存在しつつ人妻ヒロイン・母親ヒロインが主力
 夜の営みに満足感の足りなさを感じているケースなどもありますが、その場合でも夫婦仲は円満であって、ヒロイン側の善良さや幸福な既存の関係性が思わぬところで他者または意外な身内に蹂躙されてしまうというのが、作劇面と関係するヒロインの立ち位置となっています。
旦那の存在がエロシチュにおける味付けの一つという印象が強く、ほとんど登場しない上に、場合によっては金銭に目がくらんで妻を裏切っているケースさえありますが、ヒロインの葛藤という意味では人妻というキャラ付けが有効になっている話が多くなっています。
 適度にアダルトな色気感もありつつ、若々しさもある表情付けであって、そこに豊満さを強くアピールした爆乳&巨尻ボディを組み合わせています。バスト&ヒップ&むっちり太股の強い存在感に加えて下腹部の駄肉感もあって、とにかく肉感の強さが溢れる迫力ボディに仕上げています。
ShinenImmoral2ヒロインの設定やシチュエーションの多彩さもあって、豊満ボディに組み合わされる衣装も様々であって、人妻キャラの浴衣やエプロン姿、エッチなアニメコスプレやメイド服、女教師さんのブルマ体操服(←参照 デカ尻ブルマヤッター! 短編「先生は爆乳性奴隷」より)、叔母さんの喪服姿などなどが登場。
 豊満さの強いボディに加え、もっさりとした陰毛描写や程好く大粒な乳首など体パーツ描写の強い淫猥さもあって、絵としても相応の濃さ・重さもあるタイプですが、絵柄そのものは漫画チックに親しみ易さも担保しているタイプであって、美しさとそれが激しく乱される様子との落差を上手く表現できるスタイルと感じます。

【豊満ボディの存在感とアタックの強いエロ演出の連結】
 エロメインの作品構築であり、前述したヒロインの抵抗や躊躇が無力化される展開を挟んでのシチュエーションチェンジを織り込む展開などを示してメリハリのあるエロ展開となっているのが美点でありつつ、濡れ場の総量としては標準的な部類。
ShinenImmoral3 上述した通りに、凌辱系や寝取り系がメインであってヒロインをインモラルな快楽で蹂躙する流れは共通。人妻さんへのエロマッサージ(←参照 リンパの流れを良くするとか言われる例のアレ 短編「マッサージにほぐされて・・・」より)、人質的な状況で夫以外へのメイドコス奉仕、チャラ男のテクと口車に乗せられちゃう展開等々、基本的にはオーソドックスな展開で各種エロシチュへと誘導していくスタイルになっています。
また、それらの展開の中で、コスプレHや睡眠姦、母娘丼、寝ている夫の傍での凌辱など、ヒロインの羞恥心やそれ故に燃え上がる情欲を掻き立てるシチュエーションを用意しつつ、ヒロイン側が男性側の策謀や獣欲に屈する形で更に強烈な快楽に蹂躙されていく段階へと進展していくという段階を踏んだ構成を用いているのが特長と言えます。
 複数回のセックスを入れ込んでいく構成ということもあって前戯パートは比較的短めであって、ご奉仕プレイに一定の重点を置いた構成や輪姦エロにおける上下のお口同時責め展開もありますが、ヒロインの豊満ボディをピストン運動で一方的に蹂躙して悶絶させるマッシブな描写を量的に充実させる構成がメイン。
ShinenImmoral4 ピストンしながら揉まれて柔軟に変形したり、突き込みに合わせて揺れたりたわんだりな爆乳&巨尻のインパクトのある描写、要所でのアヘ顔的な描写も含めて快感の強烈さを物語る表情付け、陰毛描写の淫猥さも加わってアタックの強さがある押し広げられる秘所描写などを組み合わせて提供し続ける絵作りは、ストレートな煽情性があり、またコマの大きさや描写の連続性などにおいて的確に緩急が図られています(←参照 大ゴマでの乳揺れ描写からの結合部アップ描写へ 短編「妻み喰いマンション」より)。
上述した様に二段階の構成を取るエロシーンが多く、前半での射精シーンと、本当にトドメとなる後半の射精シーンを設けた複数ラウンド制となっており、どちらも演出強度は強く図りつつ、決定打が生じる後者のフィニッシュシーンを魅せるための流れが図られていると言えるでしょう。

 作劇やボディデザインについてその方向性は好みを分ける部類と思いますが、とは言えそれぞれオーソドックスなものを追求した結果とも言え、好きな人はかっちりハマるタイプとも言えるでしょう。
個人的には、優しく頼もしい女教師さんが教え子ボーイに屈服してしまう短編「先生は爆乳性奴隷」と、夫のためにその身を悪徳金満家に捧げる強気眼鏡美人妻を待ち受ける過酷な運命な短編「人質メイドレイ」が特にお気に入りでございます。

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