2019年03月

たかやKi『年下しんどろ~む☆』

GirlsSyndrome TVアニメ版『ぱすてるメモリーズ』第11話「決戦、アキハバラ!ってホント!?」を観ました。マザーウイルスの暴走を許した麻耶さんのポンコツっぷりが楽しかったのですが、お話としては最終回に向けてシリアスになって参りました。
おっぱい!おしり!水着!大満喫なエンディングを楽しめるのも残りわずかで、名残惜しいですなぁ。

 さて本日は、たかやKi先生の『年下しんどろ~む☆』(ジーオーティー)のへたレビューです。なお、(新装版を除く)前単行本(初単行本)『恋糸記念日』(コアマガジン)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。
ふわふわキュートの美少女さん達との棚ボタ展開の甘いラブエロ模様がたっぷり楽しめる作品集となっています。

GirlsSyndrome1  収録作は、真面目なメガネボーイが勉強を教えた縁で明るいギャル系ガールと仲良くなる「ギャル子さん」シリーズ2話、日本文化に憧れる金髪外国人美少女姉妹それぞれとのラブエロ模様なシリーズ3作、生意気ツンデレ系ガールが勇気を出して男性教師にラブエロアタックなタイトル連作「年下しんど~む」正続編(←参照 ナイスツンデレ! 連作正編より)、下宿先には昔馴染みの美人三姉妹が居て彼女達の棚ボタHな日々が!?な中編「ドキドキ★コミュニティーライフ」シリーズ全4話、および読み切り形式の短編・掌編5作に加え、フルカラーイラストや設定絵、雑誌の表紙コレクションに抱き枕のおまけ漫画?などを多数収録。
フルカラー作品が多いこともあって、1話・作当りのページ数は4~32P(平均12P強)とかなり多寡の幅がありつつ平均値としてはかなり控えめ短編~中編を問わずストーリー面での存在感はほぼ無く、甘味たっぷりのラブエロ模様にストレスフリーで浸れる作品構築となっています。

【棚ボタ展開メインの軽く穏やかなラブコメディ】
  バニー美少女さんが勤務先のカジノホテルで性接待をさせられてしまう短編「とあるカジノのバニーガール」といった凌辱チックな要素を有する作品もありますが、基本的に作劇の方向性は明るく軽くな読み口のラブコメ系で固定。
  美人三姉妹とエロエロな同居生活を送ることになる中編「ドキドキ★コミュニティーライフ」シリーズを含め2~4話程度の話数を有する作品が多いですが、ストーリー性を追求するというよりかは、各話ごとに異なるヒロインを投入して賑やかさを出したり、ヒロインのキュートな言動を充実させたりすることに重点があるタイプと感じます。
GirlsSyndrome2ストーリー開始時点で既に恋愛関係であったり、信頼関係があったりするケースが多く、ヒロイン側の積極的なラブエロアタックなどで棚ボタ的にエッチに発展していくというイージーな流れも読み口の軽さに貢献しています(←参照 中編「ドキドキ★コミュニティーライフ」第2話より)。
4~6Pでの作品はその展開のみでかなり小さく話をまとめますし、連作~中編作でもコメディとしてのドタバタ感などを適度に打ち出しつつ、ストーリーの存在感はほとんどないため、、前述の棚ボタ展開に話として面白みや個性はほとんど感じません。
  短編「とあるカジノのバニーガール」では押しに弱いヒロインがややダーク&インモラルな結末を迎えてしまいますが、その他の作品では性欲が暴走しちゃった主人公でもヒロインが優しく許容してくれるものも含めて、ハッピーエンドでまとめており、良くも悪くもライトでスムーズなシナリオワークを徹底していると感じます。

【肉感はやや抑え目ながら柔らかさを感じさせる美少女ボディ】
  少数名例外は存在するものの、女子校生ヒロインでほぼ統一された陣容であって、いずれのヒロインについてもふわっと柔らかい可愛らしさを強く意識したキャラデザインとなっています。
ツンデレ系教え子ちゃん、明るく元気でエッチには恥ずかしがり屋なギャル子ちゃん、天真爛漫な金髪外人美少女、おっとり優しいお姉ちゃんキャラなど、キャッチーな萌え属性を織り込んだ美少女ヒロインが揃っており、そこらの分かり易いキャラ要素が作品全体のスムーズな読み口に貢献しています。
  性格設定に合わせた言動や衣装などをチョイスしつつ、程好いあざとさも含むキュートネスを阻害する要素は排除した、“冒険しない”キャラ造形は作劇の平板さを強めている印象はありますが、とは言え可愛らしさでしっかり固めた美少女ヒロインとラブラブHというドリーミーな幸福感にも直結する特性。
GirlsSyndrome3イラスト集や設定画なども含めてカラーページが100P以上という豪華仕様であり、モノクロ絵でも二次元的な華やかさを十分に感じますが、キャラデザ&言動で可愛らしさを増幅させている美少女キャラを総天然色で拝めるのは眼福であると同時に(←参照 金髪姉妹シリーズ第3話「セラのX’mas」より)、色使いの明るさと柔らかさはこの作家さんの特色と感じます。
  ある程度の等身の高さを取った上で健康的な肉感の体幹に、程好いサイズ感のバスト&ヒップを組み合わせた女体が揃っており、柔肉の適度なボリューム感はありつつも乳尻太股の肉感をたっぷり打ち出すのではなく、前述したキャラデザインとしてのキャッチーさ・可愛らしさを阻害しない水準のエロさに抑制を効かせています。
熟女ものがたり増刊時代の『COMIC SIGMA』初出作があるなど、初出時期には最大で約10年の開きがあり、さすがに古い作品では色使いやキャラデザインに多少の差異は感じますが、これほどの開きがあるのに絵柄の不揃い感をほとんど感じさせないのは逆に見事で、アップデートは掛けつつも初期から完成されたスタイルが魅力的であったことを示しています。

【描写を詰め込んだ画面構成とエロ可愛さを維持するエロ演出】
  ツンデレヒロインとのラブラブHを十分な尺で楽しめる中編シリーズ第3話など、一定の量的満腹感を有する濡れ場もありますが、これらは例外的であって、ページ数の都合上、各エロシーンに量的充実を求めるのは基本的に困難なことを要留意。
  性欲が暴走した主人公がやや強引にセックスへと持ち込んだり、中出しを拒絶している相手に膣内射精を敢行したりするなど、描写の勢いを出すためとはいえ、不穏当な要素はあって、恋愛エロとしての甘味や相互の幸福感を重視する諸氏は要留意ですが、それら男性の暴走や我儘も含めてエッチで優しいヒロイン達が受容していくれるという非現実的な幸福感を形成しています。
エロシーンの尺の長短によって前戯パートの長さも異なりますが、ヒロインが恥ずかしがりながらも曝け出す柔らかバストや股間への愛撫を主体とした前戯パートは、短くまとめて抽挿パートの尺を確保するケースが短めの濡れ場では基本。
GirlsSyndrome4  エロ漫画のフルカラー掌編などでは基本的な手法である、コマの枠線を排除して複数アングル・シーンでのヒロインの痴態を詰め込む画面構成を中盤~フィニッシュ手前に配置して情報量を高めており(←参照 フィニッシュ前に少しでも描写を詰め込んでタメを出す手法 短編「義兄の性欲を姉に代わって鎮めてみた」より)、コマ割りをする場合でも小ゴマを多数用いて肢体全体と局所アップなどの描写を組み合わせています。
描写をたっぷりと詰め込む一方で、エロ演出としては蕩けた表情&台詞回しを程好い密度とアタックで盛り込んでヒロインのエロ可愛さを維持させるスタイルであって、描写としてのクドさや過密感を避けたスタイルと感じます。
 十分な尺がある場合では抽挿パートでの中出し連発(ゴム着用もあり)や前戯・抽挿の両パートに抜き所を設けるなどサービスフルな構成にしつつ、短めの作品では前述の情報量の高さを打ち出しつつの1回戦仕様でまとめており、キュートなイキ顔を曝け出してキュンキュンと反応する秘所で白濁液を受け止める姿を中コマ~1Pフルのフィニッシュシーンに仕上げています。

  尺の都合上、作劇・エロ共に一定の物足りなさはあるものの、単行本として十分な厚みがあることもあって、エッチでキュートなヒロイン達とのドリーミーなラブエロ模様を甘受できる1冊に仕上がっています。
個人的には、小悪魔系ツンデレなギャルさんとの嬉し恥ずかしラブラブHな連作「年下しんど~む」正続編が最愛でございます。

養酒オヘペ『サービスタイムLOVER』

SeriviceTimeLover 野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』第17巻(集英社)を読みました。勇作殿、偶像としての役割を果たそうとすることでの歪みを感じさせつつも、いい人なんだろうなぁと思う分兄弟の亀裂は悲しいのですが、その亡霊を観てしまう程の、彼を殺したこことへの尾形の想いは罪悪感なのか異なるものなのかと考えてしまいます。凶兆は誰の死を予言したのでしょうか?

  さて本日は、養酒オヘペ先生の『サービスタイムLOVER』(ワニマガジン社)のへたレビューです。11年ぶりの商業新刊となりますが、その前単行本『大好きだよっ』(ティーアイネット)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。なにせ11年前ですので、ブログ始めたばかりの頃の記事であり、今読むとレビューとしては相当に下手くそなので、お恥ずかしいですが。
それはともかく、性愛の熱情が迸り大量の淫液に濡れて蕩けるラブエロ模様が詰まった作品集となっています。

SeriviceTimeLover1  収録作は、優しく頼りになる水泳部の先輩への想いが高まり過ぎ、彼女の競泳水着の香りを隠れて嗅いでいた主人公は、彼女もまた彼の競泳水着の匂いを嗅いで興奮していた姿を目撃し、互いが互いに性的にも惹かれていたことを知り・・・なシリーズ作全4話(←参照 実は先輩も主人公のことを・・・ 同シリーズ第1話「フシダラナカラダ」より)、および読み切り形式の短編6作。
シリーズ作のフルカラー幕間劇(8P)を除き、1話・作当りのページ数は12~24P(平均20P強)と中の下クラスのボリュームで推移。話としての読み応えには欠けますが、作劇・エロ共にエネルギー感のある構築であって、エロ的な満腹感をメインとして読み応えを感じさせます

【恋愛感情や性欲の噴出の瑞々しさや解放感】
  作劇の方向性としてはポジティブな青春ラブエロ模様が揃っており、性欲にしろ恋愛感情にしろ、抑え込んでいたり隠していたりしたものが一気に噴出して、素直な気持ちで相手を強く求める流れにポジティブなエネルギー感があるスタイル
義理の妹に変態呼ばわりされながらの拘束プレイという(男性にとって)被虐的なソフトSMやそれなりにいい歳のお姉ちゃんが制服コスプレをして弟君に迫る近親エロスなど、倒錯性やアブノーマル感を香らせる作品も存在していますが、それらも恋愛感情や共犯関係的な文脈の中に収まっていく流れであって、話としての重苦しさは皆無。
SeriviceTimeLover2  分かり易く棚ボタ的な展開も多いのですが、前述した恋愛感情や性欲の素直な吐露に関してエモーショナルな印象が十分に強く打ち出されており(←参照 短編「ド淫乱な姉貴」より)、話そのものとしてはシンプルである故にそれらが表出される解放感と相互に認証される安堵感が分かり易く前面に出ているのは長所と言えるでしょう。
ただし、主人公とヒロインの恋心が合致するシーンに強い印象を持たせている一方、そこまでに至る流れや登場人物達の背景の描写はかなり省略するタイプであるため、恋愛ドラマとしての作劇全体の盛り上がりや個性をあまり感じないことも確か。
  ちょっとしたすれ違いなどもスムーズに解消されていく滑らかなシナリオ展開であり、性的にも恋愛面でも充実した様相を呈する登場人物達の姿を提示してハッピーエンドでまとめており、性愛のポジティブさが一貫されています。

【絵柄はかなり変遷しつつ豊満巨乳ボディのエロさは不変】
  20代半ば程度と思しき姉ヒロインが登場する短編「ド淫乱な姉貴」や女子大生クラスと思しき短編「早苗さんは我慢が出来ない・」の早苗さんを例外として、いずれも女子校生ヒロインで統一されたヒロイン陣となっています。
  明るく優しく頼れる、そしてエッチな先輩美人、元気で主人公を振り回すタイプの一途ガール、ちょっとドジで素直になれないツンデレ系黒ギャルさん、クール&無表情な幼馴染のお姉さんなどなど、多彩なキャラクター属性を用意していますが、あまり型に嵌ったキャラクター造形ではなく、ツンとデレのように普段の姿と素直な感情の吐露とのギャップに魅力を持たせることを意識したキャラクター描写が魅力
SeriviceTimeLover3  初出時期に最大で9年近い差があるために絵柄の統一感はかなり弱く、ネオ劇画的な重さ・濃さを有していた古めの作品でもあったキャッチーさを近作ではかなり高めており、絵柄としての個性は喪失した感はありつつも時代に合わせてしっかりとアップデートを果たしているのは評価したいポイント(←参照 2016年初出作品の絵柄、この絵柄の変化にはびっくりしました 短編「早苗さんは我慢が出来ない。」より)。
一方で絵柄が変化しても変わらない要素は多く、後述する様な高密な痴態描写に加えて、バスト&ヒップの強い存在感があるボディデザインも共通。顔の造作なども含めて、横幅があることで肉感の強さを高めていた女体描写から、ある程度等身を上げたボディデザインに変化している印象が明瞭にありますが、とは言え肉感の強さがストレートなエロさに直結していることは変わっていません。
 制服を着用したアダルトお姉ちゃん、競泳水着やビキニを着用したままのセックス、JKヒロインとの制服エッチなど、基本的に着衣セックスが投入されており、濡れて肌にぴっちりと張り付く水着や下着の表現などはこの作家さんの特徴と言えるでしょう。

【ねっとりたっぷりの液汁描写が強力な武器の和姦エロ】
  作品によって濡れ場のページ数には幅がありますが、全体のページ数が多い方ではないため、長尺のエロシーンをたっぷり味わいたい諸氏には不向きな可能性はありますが、そこは描写の濃厚感で質的な満腹感を打ち出すことでカバーするタイプ。
 義妹ヒロインによる調教チックな被虐シチュや主人公を誘惑するためのレズセックス風味なプレイなどもありつつ、作劇の方向性の通りに、表出した恋愛感情や性欲の勢いで相手を強く求めるという、パワフルな和姦エロとしての魅力で固めたエロシチュエーションがメインとなっています。
  エロ描写では一貫して豊潤な液汁描写が最たる特徴であって、前戯パートでも愛液をたっぷりと潤滑するオナニーや、トロトロの唾液と口腔粘膜にち○こが根元まで包まれるフェラ描写、涎たっぷりで舌を絡め合う濃厚なキス、我慢汁や唾液や汗をローションにするパイズリ描写など、前戯パートにおける各種プレイでも既に十二分な汁ダク感を打ち出しています
SeriviceTimeLover4抽挿パートに移行すれば更に柔肌や粘膜を濡らす体液の量を増しており、その粘度さえも上がっている印象があり、女体のエロさを高めていますし、このぬるぬるの液汁を通して男女の肌が溶け合うかのような印象が、恋愛セックスの濃厚感を強く高めているのがエロ描写の変わらぬストロングポイント(←参照 この汁だく感! シリーズ第2話「サービスタイムLOVER」より)。
  粘っこい水音を表現する擬音や、切れ切れに漏れ出してくる荒い呼吸などでもエネルギー感を打ち出していますが、台詞表現をほとんど用いないことも大きな特徴であって、目前の快楽に双方が無我夢中となっていることを表現することで没入感を高めています
フィニッシュまでの尺としてのタメには多少欠けつつも、この濃厚な痴態描写と濡れた肢体の存在感の強さがある分、十二分な煽情性の積み上げはあって、1Pフル~2P見開きの大ボリュームで蕩けきった表情、濡れた女体、白濁液が噴出する結合部をたっぷりアピールしてハイカロリーな〆としています。

  商業作での発表がほとんど無くなり、もう単行本は出ずにレビューを書くこともないのだろうかと思っていたので、今回11年ぶりに作品を単行本として楽しめ、またレビューを書けたこと自体を嬉しく思っています。レビューを長く続けてきた良かったなぁと思いました。
古い作品も多いので、ファン向けという印象はありますが、とは言え変わらぬ美点もしっかりと楽しめる最新刊と総括できるでしょう。

佐々木バレット『未熟の森』

WaldimZeitigenFruhling ココイチでやっている『アズールレーン』のコラボ、ラフィーちゃんの描き下ろしイラストなクリアファイルが欲しくて、ちょくちょくカレーを食べに行っているのですが、なかなか当たりませんね・・・。まぁ、8人ともどれも良いイラストなので、それはそれでいいのですが。ラフィーちゃんお勧めのハンバーグカレー+ほうれん草をよく食べてますが、ローストチキンのスパイスカレーも美味かったです。

  さて本日は、佐々木バレット先生の『未熟の森』(メディアックス)の遅延へたレビューです。前単行本(初単行本)は未読で、今回初めて作品をレビューの俎上に載せさせて頂きます。
子供と大人の境界に入りたての感情の揺れ動きで魅せる陰陽織り交ぜた作劇と小さな肢体がハードな痴態を曝け出してしまう倒錯性が魅力の作品集となっています。

WaldimZeitigenFruhling1  収録作は、塾のクラスメイトの女の子が夏の夜の公園で援交しているのを目撃してしまった少年は彼女のことが気になってしかたがなく、悪者に憧れる彼は目撃したことで少女を脅迫しようとするのだが、彼女の方が何枚も上手で・・・!?な連作「悪者入門」前後編(←参照 それが何? 同連作前編より)、および読み切り形式の短編8作。
1話・作当りのページ数は16~26P(平均19P強)と幅は有りつつ控えめな部類。とは言え、ページ数以上に作劇の存在感があるスタイルであり、エロシーンも尺としては短めながらも倒錯性とアタックの強さによって質的な満腹感があります。

【思春期入りたてガールズの自意識を軸に紡ぐ作劇】
  同世代の少年少女の性愛を描く上記連作および短編「僕たちホントにつきあっているんだよね?」ではより精神的に成長しているヒロイン側に主導権を持たせつつ、その他の短編では大人の男性、特に少女性愛者と相対することになる少女達それぞれの様子を多様に描き出しています
  男性の狂気的とも思える変態的で偏執的な行為に彼のことが好きだった少女の純粋な思慕が壊れていく短編「あいしあお」、相手を口リコンだと認識した上で自らの可愛らしさを称揚させる男性恐怖症の少女との奇妙なラブラブHを描く短編「ココロノフォビア」、自らを“裏切った”育ての親である叔父に対するハードな性的調教によって自らの在り様を保つ少女を描く短編「さおりん超おこっている」など、話の明暗や倒錯性の強弱は作品によって様々です。
WaldimZeitigenFruhling2少年少女同士の性愛を描く作品も含め、いずれの作品においても登場人物、特にヒロインの自分自身と“大人”という存在を対比させる意識が描かれているのが概ね共通する特徴と言え(←参照 この台詞の背景と表情の変化を三連続のコマで魅せる巧さ 連作「悪者入門」後編より)、何も知らない無邪気な子供でもないが、大人の様に虚偽や知恵、体裁によってうまく立ち回ることも出来ないという、どっちつかずの不安感や危うさが描かれているとも感じます。
その“自意識の不安定さ”は思春期に誰しもが多かれ少なかれ感じるものであって、特に少年少女の性愛では彼らの関係性を祝福することにつながっていますが、一方でその不安定さに付け込んだ者の肝心なところでの弱さや虚無が明らかになったり(短編「あいしあお」)、少女を騙し続けた者がその虚偽故にラストで破滅への道へと突き落とされることになったりと(短編「大人とすること」)、彼女達が一種の憧れを持つ“大人”という存在の醜さや現実を突き付けてくるお話も存在しています。
  少女の承認欲求や性的好奇心が成人男性との性愛の中で満たされる短編「ボクの服でシコシコしていいヨ」「楽園」など、より軽く明るい雰囲気のお話も存在していますが、これらでも、少女達の成長と彼女達自身のそれへの不安や好奇が描かれていることは共通。
そのナイーブでアンビバレンツな精神が、佐々木先生があとがきで言うところの“この年頃の娘が内包しているもっと美しいもの”であるとするならば、個々の作品でそれらが時に妖しく、時に純粋に、時に悲哀を以て美しく描かれていると評し得るでしょう。

【未成熟でありつつ成長を始めた心と体の少女達】
  いずれも小○校高学年クラスと思しき思春期入りたてガールズ達であり、年齢設定以上に幼さを感じさせるタイプから、比較的発育が良好なタイプまで存在。
  性的な分化が進んでくる思春期において、子供としての自意識に女性としての自意識が加わっていくことの戸惑いや不安、はたまた高揚や自信が生じていくヒロイン達の心の揺れ動きが描かれているのは前述した通りであって、成人男性にとっての一種の理解不能性を生じさせているのが、作劇にしてもエロシチュにしても勘所という印象があります。
早熟で気が強く主人公のことを翻弄しながら弱さや寂しさを内包している女の子、活発でボーイッシュでありつつ自分の中の女性性を受け入れていく少女、自分を裏切ったと感じる叔父を性的調教で試す妖艶さも感じさせる少女など、作品の雰囲気に合わせてヒロイン達の魅力は様々ですが、分かり易いキャラ属性で固めずに、彼女達の在り方に奥行きを感じさせているのは◎。
WaldimZeitigenFruhling3  短編「楽園」では二次成長期特有の尖りちっぱい&うっすら陰毛股間という発育良好なヒロインも登場していますが、華奢な肢体の彼女を含め、体の小ささや肉付きの弱さを表現した上で無~微乳とパイパン仕様のぷに股間を組み合わせた未成熟感の強い女体で概ね統一されています(←参照 “心だけ愛せますか?” 短編「さおりん超おこっている」より)。
  華やかなタイプの美少女さんから、どちらかと言えば地味系の素朴な可愛らしさのある女の子までキャラデザインは多彩なのですが、意識的に行っている部分に加えて、描線の細やかさなどの絵柄自体の変化と等身といったベースとなるデザインの変化による部分も大きいと感じます。
ヒロインのぶすっとした表情など、敢えて密度を落とした絵柄に印象的な魅力を感じることもありつつ、作品によっては描線の粗さ・硬さを感じたり、密度の足りなさを感じたりすることはあります。高密度かつキャッチーな描画が溢れる現在のエロ漫画では多少見劣りする部分はありますが、表紙絵が気に入ったのなら中身で大きく差異を感じることはないでしょう。

【量的には少なめながら質的な濃厚感やインパクトのある濡れ場】
  ページ数がそれ程多くないことに加え、エロシーンの分割構成があったり、ヒロインとの複雑な関係性を丁寧に描く導入パートであったりするため、中核となるエロシーンの単純なページ数は少なめであることには要留意。
  自分の衣服を与えてそれでオナニーをする男性の姿を見守るプレイ、男性に手製の貞操具を着用し、自らに欲情するのかを試すシチュ、ザー食が大好きな女の子が彼氏君の精子を搾ってあちこちで食するシチュ、ヒロインのあらゆる持ち物・食べ物に自らの精子を染み込ませる男性と彼によるセックスに晒され続ける少女、娘に嘘を刷り込み続けて性交を重ねる近親相姦など、倒錯性を感じさせるシチュエーションが多く、カラッと明るく描くこともあれば、一種の狂気を感じたり男性に対する嫌悪感を感じさせたりする状況も多くなっています
  ヒロインの秘所や胸を丁寧に愛撫してその感触を満喫したり、オナニーとそれを観察されるプレイ、生意気ガールによる顔面騎乗にザー食満喫プレイといった倒錯的なプレイであったりな前戯パートに相当するパートを長めに取ったエロ展開が多く、結果として抽挿パートが量的に圧迫されるケースがしばしば存在。
一方で、既にセックスを重ねた状態から始まる短編「あいしあお」などを例外としつつ、特に性器結合に至ることを当然ながら一線を越える行為として、明暗いずれの雰囲気においても描いており、前戯パートで十二分に高められた欲望が一気に解き放たれ、倒錯性も更に色濃くなる抽挿パートを形成。
WaldimZeitigenFruhling4  瞳を潤ませ頬を紅潮させた蕩けた表情、漏れ出るハートマーク付きの嬌声やエロ台詞など、量的・質的には抑制を効かせながらも、未成熟さを感じさせる肢体がそのような反応を示してしまうというギャップそのものに倒錯とそれ故の実用性があるのが、いずれのエロシチュにも共通する美点と言えるでしょう(←参照 短編「ボクの服でシコシコしていいヨ」より)。
粘膜描写の淫猥さが強いタイプではないものの、ストレートな結合部の見せつけ構図や小ゴマでの秘所アップの描写なども織り交ぜて一定の露骨さを打ち出しており、ヒロインの年齢設定や絵柄の性質もあって一種のアングラ感も感じさせつつ、ヒロインのエロ可愛さも維持したままで大ゴマでのフィニッシュシーンへと突入して複数ラウンド制の〆としています。

  作劇・作画共に好みを分ける要素はありつつ、多彩な作劇の中に作家性を感じ取らせるスタイルは大変に魅力的と感じました。
個人的には、王道のボーイ・ミーツ・ガールとも感じる連作「悪者入門」と、強烈な嫌悪感を漂わせながらラストの少女と叔父の会話にヒロインの自力救済の可能性を感じる短編「あいしあお」が特にお気に入りでございます。

いたちょう『どきどき プリティ♥エンジェル』

DokiDokiPrettyAngel 宮場弥二郎先生&さきしまえのき先生の『アイドランク』第3巻(フレックスコミックス)を読みました。酒と鮭とギャンブル的な要素が楽しめる上に日本酒も豊富なお店(原宿にあるそうです)、滅茶苦茶行きたくなりましたね・・・。
もともとそういうキャラではあるのですが、今回、あさひちゃんが喋る度にインパクトがある感じでした。

  さて本日は、いたちょう先生の『どきどき プリティ♥エンジェル』(エンジェル出版)のへたレビューです。先生の前単行本『廃校祭』(海王社)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
強くてエッチで綺麗なお姉さんヒロイン達とのドタバタエロ模様&じっとりと汁と快感に包まれる陶酔描写が楽しめる作品集となっています。

DokiDokiPrettyAngel1  収録作は、かつて魔法少女として世界の平和を守った女の子達は成人して社会の中でそれぞれの職業を務めているのであるが、性的興奮も含めて感情が高ぶると今でも変身してしまい、その圧倒的スケベパワーで悪い奴らを成敗したり困っている人を助けたりするのだ!というお話のタイトル長編「どきどきプリティ♥エンジェル」全6話(←参照 衣装は当時のままなのでムチムチボディには少し小さいぞ! 同長編第1話より)、および読み切り形式の短編4作。
1話・作当りのページ数は18~24P(平均19P強)と控えめな部類。長編作も含めて、基本的には読み口軽めで適度なボリューム感のあるエロシーンが用意された“PIZAZZ BRAND”レーベルらしい作品構築と言えます。

【古き良きお馬鹿エロコメ長編&多彩な方向性の短編】
  元・魔法少女のお姉さん達が、魔法の力は失ったものの主にエロ方面で悩みを解決したり、悪い人を成敗したりな長編作は設定からお分かり頂ける通りに、いい意味でお馬鹿テイストのあるエロコメディ。
  ナースとして働いているメインヒロインに加え、保母やフライトアテンダントとして働く他の元・魔法少女についても、モンスターペイシェントやらクレーマー保護者やらEDに悩む整備士さんやらと、それぞれの職業らしいネタを絡めながら一応は勧善懲悪のお話をコミカルに仕立てています
DokiDokiPrettyAngel2魔法の力を失っているために基本的に力技で解決したり(←参照 悪い男にお仕置き(物理)だ!! 長編第3話より)、セックスで搾り取って倒したりという魔法少女の活躍?、唐突に登場してくるかつての悪の親玉やらラスト直線での新キャラ登場やら、妙にやさぐれているしセックスに目が無いメインヒロインやらといった要素は、90年代のエロ漫画を彷彿とさせる古き良きエロコメという印象を抱かせます。
  短編集については、作品によってそれぞれ作劇の方向性は異なり、クールで熱心なように見える相撲部の男性コーチが実は激弱でヒロインに課した無理難題がすんなり受諾されてしまってエロに突入する短編「ドス恋!可憐ちゃん♥」は長編と同じくお馬鹿系エロコメとなっています。
これに対して、経営難の宿の女将がとある理由で男性客に旦那だけとしかエッチしたことのないその体を許すことになる不倫エロな短編「いいなり女将 双葉亭へようこそ」や、真面目な教え子に催眠療法を施したところ抑圧していた彼女のエッチな本性が明らかになる短編「快楽催眠」といったインモラル系のエロシチュエーションを有する短編もありつつ、前者では女将の頑張りで旅館の再興が図られ、後者に関してもヒロインの解放感を基調としているため、話としては重苦しくなることはありません
  基本的に軽めの作劇であることは共通しつつ、コメディにしてもインモラル要素にしても棚ボタ展開にしても、作劇としてのフックや意外性を感じさせるのが(いい意味で)ちょっとした面白みにつながっています。

【綺麗なお姉さんタイプの巨乳美人ヒロインズ】
  短編2作では女子大生ヒロインが登場していますが、その他の作品では20代半ば~後半程度と思われる美人さんが勢揃い。
  前述した様にそれぞれの仕事に就いている元・魔法少女の女性達に加え、普段はOLとして働きつつジムの再興を目指している格闘家でもある上司、おもてなしの心で男性を癒すことになる旅館の女将など、働く女性とその頑張りが意外に素直なポジティブさで描かれているのは一つの特色。
DokiDokiPrettyAngel3これらのキャラに加えて、女性相撲の選手が登場する短編「ドス恋!可憐ちゃん♥」といった珍しいタイプの設定もあり、ナース姿でのエッチシーン、魔法少女に変身した際のコスプレ感、まわし一丁の恥ずかしい姿に旅館の女将の和服が乱れていく様子などなど(←参照 和服の黒髪美人な女将さん 短編「いいなり女将 双葉亭へようこそ」より)、着衣関連の多彩さや充実感はヒロインの設定に関連する魅力と言えるでしょう。
  肢体全体に適度な肉感を持たせつつ、等身の高さ故にすらりとした印象のあるボディデザインであって、ここに十分な量感と弾力感を持たせた巨乳&桃尻&パイパン股間を組み合わせて、幅広い層にとって分かり易いエロさのある女体に仕上げています。
  肌のしっとり感や乳首や秘所といった粘膜描写の適度な淫猥さなど、スレンダー巨乳ボディの端正な印象を保ちつつ、前述した乳尻のストレートなアピールと合わせて程好く淫猥さを共存させている印象。
 オールドスクール寄りの印象はありつつ、青年向け的な健康的な色気やコミカルなシーンでの親しみ易さを魅力として有する絵柄であり、表紙絵とも完全互換で概ね安定しているのも安心材料となっています。

【スレンダー巨乳ボディが濡れて蕩ける多彩なエロシチュ】
  各エピソードのページ数がそれ程多くないことに加えてしばしばエロシーンの分割構成を取ることもあって、抜きツールとしての量的満足感はあまり強くはないのですが、決してエロシーンの総量が少ないわけではなく、また描写として適度なアタックがあることで一定補っているのは確かです。
  元・魔法少女がピンチに陥って触手エロやら輪姦に巻き込まれたり、旦那以外の男性との浮気セックスや催眠セックス、気の強いヒロインのドMな性癖が明らかになるなどのインモラル系のエロシチュがあったり、はたまた男性を勇気づける和姦エロがあったりとエロのシチュエーションは作品によって様々ですが、インモラル系でも倒錯性に強く踏み込むことはせず、ヒロインが普段とは異なるエロティックな姿を晒すというギャップ自体を重視したスタイルと言えるでしょう。
とは言え、ヒロインの羞恥心を感じさせたり、快楽に屈服してしまう様子を描いたりといった描写には相応の攻撃性があって、ヒロインがガンガンと攻め手に回っているエロシチュエーションも含めて、ち○こで彼女達をメロメロにするという優越感を刺激する抽挿パートとなっています。
DokiDokiPrettyAngel4  スレンダー巨乳ボディが汗や淫液でじっとりと濡れていく描写は、前述した女体の美しさとエロさのバランスの良さもあってエロシーンにおける明確な魅力の一つ(←参照 短編「快楽催眠」より)。バスト&ヒップの存在感を前面に出したり、一定の露骨さのある結合部見せつけ構図であったりと、見せたい体パーツを見せる構図も多用しつつ、肢体全体の存在感と適度な密着感が表現されていることも、このシズル感のある女体描写の良さが生かされていると感じます。
一方で、単純で直線的な小ゴマの連続配置があったり、分かり易さはあるもののやや単調さを感じたり、作劇の方向性上仕方ないもののギャグ的なノリを感じるケースがあったりする台詞回しなど、演出面でやや引っ掛かる点を個人的には感じることもありました。
もっとも、それらはページ数がそれ程多くない故に情報量を増そうとする工夫でもあって、大ゴマ~1Pフルのインパクトのあるページと、やや窮屈ながらも小コマで描写を詰め込んだページの緩急は効いています。ただ、フィニッシュシーンを小~中ゴマに収めるケースが散見されるのは抜き所の明確化という意味では勿体ないところ。

  長編作のノリは懐かしさを感じさせるもので、多彩なエロシチュも含めて大変楽しめました。作劇・エロ共に一定の物足りなさはあるのですが、それがそこまで強い減点材料ともならないスタイルとも言えるでしょう。
もちろん長編作が今単行本では最愛で、あとがきでは2巻へ続く!という冗談の宣伝ネタ絵が描かれていますが、瓢箪から駒的に実現してくれると嬉しく思います。

牧だいきち『純愛交姦日記』

PureLoveSexDiary TVアニメ版『私に天使が舞い降りた!』第10話「また余計なこと言っちゃった」を観ました。余計なことどころか、完全に告白なんですよねぇ・・・。なんだかんだでみや姉は報われていますね。ヒートアップする松本さんの奇行のおかげで相対的に変態キャラがマイルドになっております。あと、ポニテのひなたちゃん、めっちゃ可愛かったですね。

 さて本日は、牧だいきち先生の『純愛交姦日記』(文苑堂)の遅延へたレビューです。これが3冊目となる作家さんで、当ブログでは今回初めてレビューの俎上に載せさせて頂きます。なお、カバー裏は要チェックですよ!
男性の性癖&性欲を受け入れてくれるエッチな美少女さん達との多彩なプレイが楽しめる作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編で計9作。1作当りのページ数は20~22P(平均21P強)と中の下クラスのボリュームで安定。シナリオ軽め・エロは十分なボリューム感という分かり易い抜きツールとしての構築が共通した作品群となっています。

【ヒロイン達が羞恥を感じながらエッチなことを受け入れる趣向】
  妹の彼氏との浮気エッチに発展する短編「真面目な私も○×でした」や、彼氏君に調教されて別の男達とのセックスをさせられてしまうことになる短編「彼女品評会」といったほの暗さのあるインモラル系も存在しつつ、メインとなるのは好き合うもの同士のラブラブH。
この恋愛関係と和姦において、ヒロイン側が恥ずかしがったり戸惑ったりしつつも主人公の性癖を受け入れて、彼らのエロ的な願いを実現させてくれるという流れが作劇の軸となっており、そのことの幸福感を基調としています。
PureLoveSexDiary1また、上述の短編「彼女品評会」などを除き、各種プレイの実行を男性側がヒロインに強要するのではなく、どちらかと言えば草食系の男子が多いこともあって、ヒロイン側が自ら提案したり(←参照 エロ漫画の資料のためにローターを使って!? 短編「漫画家♥カノジョ」より)、誘導したりといった流れになっていることも棚ボタ的な幸福感を明確にしている要因と言えるでしょう。
  男性キャラクターが少々頼りないこともあって、ヒロイン側に全部お任せとなる展開は、恋愛ストーリーとしての面白みを減衰させる要素ではあるのですが、エロ的な解放感や据え膳状態のウハウハ感などは明確なセールスポイント。
  恋愛系の作品ではこれからもラブ&エッチに邁進するぞ!的なハッピーエンドでまとめていますし、調教&凌辱的な様相を呈する短編「彼女品評会」でもすっかり目覚めたヒロインがセックスライフをエンジョイしており、作劇の流れと同じく読後感も軽めに仕上がったラストが基本です。
ただ、妹から彼氏を寝取る形になる短編「真面目な私も○×でした」では大人しいヒロインの意外な変容を示してほんのりウェットにまとめていますが、これも他の作品と大きな落差を感じるものではありません。

【柔らかバスト&もっちりボリューミィなヒップのエロボディ】
  半数弱は女子大生クラスと思しき女の子達で、残り半数強は女子校生級という陣容となっており、男性キャラクターは基本的にヒロインと同年代となっています。
  全体的に大人しいタイプや真面目なタイプのヒロインが多く、そんな美少女さん達が羞恥心を感じながらもエッチなことを受け入れたり、積極的な姿を見せたりという様子や、エロシーンでの蕩ける痴態といったギャップを魅力としています。
黒髪ヒロインの登場頻度が高く、清楚な印象が上述の大人しい印象や真面目な印象との相性がよいキャラデザインとなっています。
PureLoveSexDiary2  肢体全体に十分な肉感があるタイプであり、ふにゅんと柔らかな巨乳の存在感もしっかりと打ち出しつつ、柔肉たっぷりの大型ヒップの存在感を強く打ち出す構図を多数用意しており(←参照 陸上部で鍛えられたデカ尻だ!! 短編「お届けします♥」より)、尻好きの諸氏(管理人含む)には大変嬉しい要素。
乳首や秘所などのツヤテカ感のある粘膜描写、キャラによってサイズにバリエーションはありながら大粒寄りの乳首、股間に茂る陰毛描写など、体パーツ描写に十分な淫猥さがあって美少女フェイスとの適度なギャップを形成しています。
  短編「ムチムチボディがスク水に着替えたら」では描線などをより細やかにして印象の差異を感じさせますが、基本的には絵柄は表紙絵と完全互換で安定しており、細やかで修飾性のある少女漫画チックな雰囲気とスタンダードなアニメ/エロゲー系絵柄のキャッチーさがバランスよく共存するタイプです。

【上品さもありつつ濃厚なエロ演出と女体の存在感】
  サクサクとエロシーンに突入していく導入パートであり、話としての展開よりもコアとなるエロシーンの前段階となるエッチな状況や行為をじっくりと魅せていく序盤から開始される濡れ場には十分なボリューム感があります。
PureLoveSexDiary3  前述した例外的な2作品では乱交エロや不倫セックスという背徳的なエロシチュを用意すると共に、男性の変態チックな願望をヒロイン側が叶えてあげるという趣向において、睡姦(←参照 ただし彼女さんが寝たふりをしての誘い受け状態 短編「寝てるふり♥」より)、電車内での痴漢盗撮プレイ、コスプレHや壊したオナホールの身代わりプレイ、逆レ○プ&レズテイスト3Pセックスなどなど、多彩なエロシチュエーションを用意しています。
 ヒロインの柔らかバストやぷにぷに股間の感触を指や舌でたっぷり満喫する愛撫描写や、ローターを使ったオナニー、豊満バストでのパイズリ、顔面騎乗アタックからのシックスナインなど、各エロシチュに合わせて前戯パートを投入しており、尺の長短や抜き所の有無は作品によって様々ですが、雰囲気の盛り上げとエロシチュの路線の明確化が図られているのは共通
  前述した様にヒップの存在感を強く打ち出しており、前戯パートでの顔面騎乗などに加え、お尻をぐっと突き出しての挿入の誘導、騎乗位でダイナミックに上下する様子やバックからの突き込みが打ち付けられる尻肉などでその量感をたっぷりアピールしています。
PureLoveSexDiary4 女体の存在感の強さに加え、トロンと蕩けた熱っぽい表情を濡らす汗や涎、柔肌をしっとりと濡らす汗や結合部から漏れ出す愛液といった肢体のシズル感を増す液汁描写、漏れ出るようなハートマーク付きの嬌声に心理描写と口に出される台詞のシナジーなどなど、上品さを保ちつつも濃厚感のある陶酔描写を形成しています(←参照 短編「ムチムチボディがスク水に着替えたら」より)。
 ちんちんにきゅんきゅん絡まりつく汁たっぷりの媚肉を表現する結合部アップ構図の多用、ラブラブ感を増していく中での舌絡めキスなど、描写の密度を高めてから1Pフルのダイナミックな中出しフィニッシュで〆という勢いとアタックを両立させた終盤展開も魅力となっています。

  多彩なエロシチュをストレスフリーに楽しめる抜きツールであって、ヒロインのエロ可愛さと棚ボタ的なウハウハ感に身を任せる読み方が正解と言えます。
個人的には、デカ尻宅配バイトさんが好きな男の子のオナホを配送中に壊してしまったために自ら進んで彼の性処理を!?な短編「お届けします♥」に愚息が大変お世話になりました。
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