2018年04月

旅烏『ちちしりふともも』

BustHipThigh  ヴァージニア二等兵先生(原作:蝉川夏哉氏 キャラクター原案:転氏)の『異世界居酒屋のぶ』第6巻(角川書店)を読みました。エンリコ氏を送り込んだダミアンの策謀が心配なところで、ラストはちょっぴり不穏な雰囲気でしたね。
はっ、まさかあの有名なジャガイモ警察が・・・!?

  さて本日は、旅烏先生の初単行本『ちちしりふともも』(ワニマガジン社)のへたレビューです。大迫力のおっぱいが大変に素敵な表紙絵でございますな。
ムチムチ爆乳&巨尻のグラマラスボディなヒロイン達と明るく楽しくハードにファックな作品集となっています。

BustHipThigh1  収録作は、自堕落な性格の彼女さんと年下ながら世話焼きな性格の彼氏君の汗だく&ラブラブセックスライフな短編「夏蜜姦」(←参照 目前に汗だくドスケベボディのエロ彼女さんが!! 同短編より)+描き下ろしのラブラブ後日談(12P)、および読み切り形式の短編9作。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は16~20P(平均18P弱)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。基本的にシナリオパートの存在感はないですが、その分おっぱい大充実のエロシーンに集中できる作りと言えるでしょう。

【ザ・王道のおっぱいラブコメディ】
  シナリオの方向性としては王道のおっぱいラブコメと評するべき作品であり、明るく楽しい雰囲気が保たれています。
BustHipThigh2エッチな彼女さんに誘惑されたり(←参照 おっぱい触っていいよ展開だ!! 短編「ヒメゴト送迎」より)、出会い系サイトで知り合った女性が実は友達のママンだったり、ビッチな黒ギャルさんのトレーニングに付き合ったら彼女の方からエッチなトレーニングを提案してきたりと、棚ボタ的な展開の作品が概ねメイン。
物語開始時点で既に恋愛関係であることもあれば、ヒロイン側の誘惑によって男女の関係性が深化していくケースもありますが、エロまっしぐらな展開に快活さがあって、また何だかんだで男女がお似合いのカップルとしてまとまる展開には平和な印象があります。
  お父さんの居ない間にアメリカン母娘丼を楽しむ短編「Wバーガー」や、エッチな大家さんとの不倫セックスな短編「ハッピーライフ」など、ちょっとインモラルな要素を含む作品もあるものの、そもそもヒロイン側が主導しており、主人公側に既存の関係を邪魔する意図はないこともあって、これらの作品でもまとめ方は概ね平和と言えます。
恋にエッチに駆け抜ける快活さとラストのほのぼのとしたラブラブエンドなど、読み口は終始軽やか、かつポジティブであり、シナリオとしての存在感こそ無いものの、比較的ハードなエロシーンの印象の強さを、読み口の良さでまとめてくれる作劇と評し得るでしょう。

【爆乳の存在感が圧巻のグラマラスボディ美少女&美女】
  女子校生級のヒロインも複数名投入しつつ、女子大生クラスの美人さんや、JKヒロインのママさんといった若々しい美熟女さんも数名登場する等、年齢層は幅広め。
Hする気満々で出会い系サイト経由で出会った友達ママンに、真面目な委員長の言うことを聞かない黒ギャルビッチさん、都会ですっかり垢抜けた幼馴染のお姉ちゃんに、自堕落だけど彼氏君とのエッチ大好きな年上彼女さんに主人公の股間のサムライソードにすっかり夢中なアメリカン母娘などなど、多彩なヒロインが勢揃い。
皆さんセックスに対して非常に積極的であり、ビッチキャラ的な側面もありつつ、恋心であったり性欲であったりを素直に開陳して主人公と共にセックスの快楽を楽しむという流れになっている分、欲望任せの殺伐さや爛れた雰囲気ではなく、頼もしさや快活な雰囲気を生み出しています。
  単行本タイトル通りに、乳・尻・太股に弾力感のあるお肉をたっぷりと詰め込んだグラマラスボディが勢揃いしており、このモチモチボディと密着する感覚そのものが実用性を大きく高めていると評して良いでしょう。
BustHipThigh3特に爆乳クラスのおっぱい描写は明確な武器であり、その存在感や重量感、そして柔らかい弾力などを各種プレイの実用性に直結させています(←参照 なんという乳圧!! 短編「ぼくのちぶさ先生」より)。バスト&ヒップの存在感をガンガン前に出してくるボディデザインである分、多少好みは分かれるかもしれませんが、大粒乳首の爆乳はおっぱい星人に強くアピール。
  描線の強弱等に一定の変動はありつつも、初単行本としては絵柄の統一感は十分に強く、最先端とは言い難いものの、キャッチーで親しみ易い漫画絵柄は、セックスアピールたっぷりのエロボディのクドさを程好く中和して、訴求層を広げているとも言えるでしょう。

【迫力ボディの存在感と強力なエロ演出の相乗効果】
  ページ数の都合上、長尺の濡れ場とは言い難いものの、そこはド迫力エロボディの存在感と後述する様にアタックの強いエロ演出とで、質的な満腹感を十分に高めた仕様となっています。
幼馴染のお姉さんに誘惑されてカーセックス、アメリカンガールな彼女さんとそのママさんとの母娘丼、黒ギャルビッチさんの柔らかボディVS筋肉なセックスバトルにエッチな感知人さんとのドキドキ不倫セックスなど、エロシチュ的には一定の多彩がありつつ、基本的には相応の欲望が素直にぶつかり合う和姦エロの範疇に収めています。
  約半数の作品でパイズリ描写が、その他の作品でもどたぷんおっぱいを揉んだり吸ったりな描写があったりと、前戯パートでは特大おっぱいの柔らか弾力を満喫できる描写を充実させており、パイズリの場合はもちろんその乳圧に搾られて白濁液を発射。
これですっかりヤル気になったヒロイン達がエロティックな表情を曝け出しながら、ぐしょぐしょの秘所にちんこを導いたり、はたまたくぱぁして挿入をおねだりして抽挿パートに移行すれば、男性達もドスケベボディの感触に包まれながら腰を振って奮闘。
BustHipThigh4肉厚な尻肉に腰を叩きつける勢いの強さや、激しいピストンしながらの乳揉みにねっとりキスといった手数に加え、ちんこが出し入れされる激しい水音の連呼、すっかり快楽に包まれて適度にお下品な表情と台詞を曝け出す痴態描写、ばるんばるんと重たげな乳揺れなど、エロ演出には十分な密度とアタックの強さがあります(←参照 黒ギャルビッチさんも余裕を喪失だ! 短編「おしおきビッチ」より)。
  抽挿パートがやや短めに感じることもありつつ、フィニッシュは淫液に濡れるドスケベボディの乳・尻・太股の存在感をがっつり打ち出し、アクメボイスと瞳にハートマークを浮かべるトロトロメス顔を曝け出し、勢いよく噴出する中出し精液の感触に絶頂するヒロイン達の痴態をダイナミックにお届けして強力な抜き所を形成しています。

  楽しく読めて、かつ迫力ボディの柔らかおっぱいの感触を満喫できる王道的なおっぱいラブコメと言えるでしょう。
個人的には、ビッチな黒ギャルさんをちんこで成敗!?な短編「おしおきビッチ」と、エッチな幼馴染お姉ちゃんの誘惑熱烈セックスな短編「ヒメゴト送迎」が特にお気に入りでございます。

佐骨『フォトグラフ』

Photograph  『アズールレーン コミックアンソロジー Vol.2』(一迅社)を読みました。Fujy/酒虎先生のノーザンプトンお姉ちゃんの真面目な暴走っぷりが良かったです。実際、アップデートで重巡が強化されたのでタイムリーでしたねぇ。
無敵ソーダ先生のおねショタハーレムバトル?も、もじゃりん先生の寧海級姉妹のほのぼの日常も良かったです。

  さて本日は、佐骨先生の初単行本『フォトグラフ』(茜新社)のへたレビューです。エロ漫画にしては珍しいタイプの表紙絵ですね。
JK美少女達それぞれの青春セックス模様&汁気たっぷりの濃口Hが詰まった作品集となっています。

Photograph1  収録作は、学習塾の校長を務める男性は、その塾きっての優等生である女の子が、学習スペースで自慰行為をしているのを発見してしまい、彼女に見張りを頼まれるのだが・・・な連作「みつめていたい」正続編(←参照 校長先生の名前を呼びながら 同連作正編より)、および読み切り形式の短編6作。
1話・作当りのページ数は8~26P(平均22P弱)と幅はありつつ、平均値としては中の下クラスのボリュームで推移。短編メインということもあって、ストーリー面での読み応えは弱いですが、居心地の良さのある作劇であり、適度に強いアタックのエロ描写を標準量搭載した作品構築となっています。

【心地よい青春ラブストーリーとダーク&インモラル系】

  青春ラブストーリーをメインとしつつ、凌辱・調教寄りの作品もあり、しっとりとした抒情感のある作品もあれば、いい意味であっけらかんとセックスに励む作品もありと、作劇の方向性とその印象は相応に多彩。
  夏草が香る田舎のバス停を舞台に、幼馴染の少年少女のセックスとそれを契機としたピュアな恋心の再確認を描く短編「smells like・・・」や、ビルの非常階段という都会の片隅で、自信の無い少年とその彼女が互いに恋人であることを確認し、肯定し合う様なセックスをする短編「中空階段」などは、日常の空気感とその中で育まれる恋や性の情動がしっとりと、かつ柔和な印象で描かれている作品。
Photograph2これらの青春ラブエロ系や、クールな優等生さんが年上の先生の前では素直な素顔を明かしてくれる連作など、性行為を特別なものではなく、恋人として相互に与えあう行為、それぞれの感情と欲望を確認し合う行為として、二人だけで共有するごく普通のものとして描いていることが作品に健康的な印象を付与しているとも感じます(←参照 例えカミサマが見てようともセックスしたい。ロックだ 短編「中空階段」より)。
  これに対して、付き合っていると思っていた男性教師に調教され続け、別の男とのセックスも強制される女の子を描く短編「愛は盲目」、ツンツン生意気妹ちゃんをオナホ扱い睡眠姦&そのことに実は気付いている妹という歪んだ兄妹関係の短編「いもうと」、勘違いから気だてのよい娘さんを大人達が輪姦な短編「おまつりワッショイ!」など、ダーク&インモラル系の作品にも存在感があります。
これらの凌辱系の作品でも、快楽堕ちしたヒロイン側が自らで新たな方向を進んでいくまとめ方であったり、意外なギャフンオチでまとめたりと、ある程度読後感をマイルドにする作劇にしていますが、プレイとしてはそれなりにハードであり、JK美少女達の肢体を弄び、快楽に蕩けさせる嗜虐性が相応に強く出た作品群と評し得るでしょう。
  全体的にストーリーそのものに強い存在感があると言うよりかは、明暗共に感情のままならさという複雑性を魅せていく雰囲気作りの上手さが先行するスタイルと感じます。

【淫猥な体パーツ描写のしなやか思春期ボディ】
  いずれも『コミック高』初出の作品ということもあり、ヒロインは皆さんJK美少女で統一。
健康的な日焼け肌の幼馴染なスポーツ美少女、ちょっぴり不思議な趣味の持ち主ながらクールで優しい彼女さん、派手な見た目ながら芯が強く優しいギャルちゃんや優等生で大人しそうな眼鏡ガールなどなど、多彩な設定・キャラデザインが揃っているのは短編メインの単行本として一つの魅力になっています。
個々のキャラデザイン等に十分なキャッチーさがあり、また幼馴染ヒロインであったりクーデレ系であったりとポピュラーなキャラ属性を比較的明瞭に有するヒロイン設計ではありますが、前述したシナリオラインに乗せることで、彼女達の自然な情動を引き出しているように感じさせる手腕は美点と感じます。
  並乳さんから巨乳さんまでおっぱいサイズには一定のバリエーションがあり、グラマラスなタイプからほっそりとしたタイプの女体までと肢体全体のデザインには個人差がありますが、バスト&ヒップの存在感を前面に押し出すというよりかは、程好い肉感と未成熟感をバランスさせた思春期後半の女体を形成。
Photograph3汗や愛液でじったりと濡れる柔肌や、比較的大粒で存在感のある乳首(←参照 たっぷり調教されたちっぱい乳首だ 短編「愛は盲目」より)、比較的濃い目の陰毛に、リアル寄りの女性器描写など、各種体パーツには十分な淫猥さがあって綺麗な肢体に仕上げつつ、程好く生々しいエロスを感じさせます。
  初単行本ということもあって、絵柄には一定の変遷が認められますが、オサレ感のある端正な創作系寄りの絵柄は、クールな美少女ヒロインとの相性も良く、また背景の丁寧な描き込みなども含めて、作画密度を高く保っています。

【程好いアタックの演出で陶酔感を高めていく痴態描写】
  セックスへと至る流れなどにも一定の注力を示すこともあって、作品によって一定の振れ幅はありつつ、コアとなる抽挿パート等はやや短めで総体としては標準的な分量の濡れ場を形成。
  前述したシナリオの方向性の多彩さもあり、互いの体臭と肌の感触に包まれながら目前の快楽を貪る精気に満ちた夏の野外セックスや、カップルさんのドキドキお外セックス、恋人としての自信を付けて他者に見せ付ける羞恥プレイに男性の黒い欲望が炸裂する凌辱エロや輪姦エロなど、ラブラブ系からダーク系までエロシチュエーションはそれぞれ多彩。
  JKスメルに包まれながらの乳揉み、肌舐めや、丁寧に舌を這わせるフェラチオ、ぷっくりと膨れて自己主張する乳首や陰核などの性感帯を弄る愛撫やオナニーなど、キャラ属性やエロシチュによって前戯パートで投入するプレイに変化を付けており、射精シーンを投入することは少ないものの、ヒロイン側がアクメに達して潮を吹くなど、この時点でぐしょぐしょになるほぐれ具合に秘所がなっていることを強調。
Photograph4主人公との初めてのエッチという側面は強調されるものの、処女ヒロインか否かは重視されておらず、破瓜の痛みなどもほぼ描かれませんが、目前のヒロインの蕩け具合に性欲を引き出された男性のピストンを、ぬるぬるの愛液で潤滑しつつ締め付けの強い淫洞で受け止めながらドンドン蕩けていきます(←参照 短編「Gimme Love!」より)。
この生膣への挿入感を強調する粘膜描写のいやらしい断面図・透過図に結合部見せつけ構図、股間周りを中心として淫液で濡れる柔肌の質感、熱っぽく蕩けた表情付けと堪えきれずに漏れてくるハートマーク付きの嬌声等、肢体の存在感や粘膜の密着感を重視し、演出面はアタックを打ち出しつつも量的・質的に過剰にならない水準に収めるスタイルとなっています。
  大ゴマ~1Pフルのフィニッシュでは、最奥まで押し込まれたち○ぽに目一杯押し開かれて陰唇の大きく開く秘所が淫液塗れになっている様と、中出しを子宮で受け止めながらキュッと瞳を閉じてアクメの感覚に浸る様子を提供して抜き所としています。

  ラブエロ的な幸福感や青春期への憧憬等も含めて親しみ易い抒情性、程好く濃厚で陶酔感の強いエロ描写と幅広い層に訴求できる要素を有しており、作劇の方向性が多彩であることもあって、どちらかと言えば雑食派の諸氏にお勧め。
個人的には、健康的スポーツJKの汗まみれボディのスメルに包まれながらティーンズスピリッとを燃やして青姦な短編「smells like・・・」と、眼鏡美少女にヒドイことしちゃう短編「恋は盲目」に愚息が大変お世話になりました。

黒岩瑪瑙『蒼い果実と白い肌』

ImmatureFruitsAndWhiteSkin 岩原裕二先生の『Dimension W』第14巻(スクウェア・エニックス)を読みました。エリーちゃんが父親を人生に勝利したものとして『ウィナー』と名付けたのはグッと来ました。とは言え、謎の地下世界への到着で彼女のこれまた過酷な過去が明らかになりつつあって、本当にこの子には幸せになって欲しいものです。

  さて本日は、黒岩瑪瑙先生の『蒼い果実と白い肌』(コアマガジン)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『不機嫌な果実たち』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
アモラルな空気に包まれた背徳にして幸福なママショタ・おねショタエロスが詰まった作品集となっています。

ImmatureFruitsAndWhiteSkin1  収録作は、母親を異性として意識し始めた主人公の少年は、彼女の再婚相手となる男性や彼が送り込んできた褐色肌の外国人お姉さんによる働きかけもあって、母親とのセックスを一夜共にすることになるのであるが・・・なタイトル中編「蒼い果実と白い肌」全5話(←参照 童貞を捧げるセックスの相手として根回しされたのは・・・ 同中編第2話より)+描き下ろしフルカラー幕間劇?掌編(4P)、および読み切り形式の短編3作。
描き下ろしのフルカラー掌編を除き、1話・作当りのページ数はいずれも24Pと標準的なボリュームで固定。作劇面にある程度の存在感を持たせつつ、エロシーンのしっとりとした官能性を作品全体に含ませることでエロ・シナリオの満腹感を適度に生み出すスタイルと言えるでしょう。

【背徳感を漂わせかつ性愛のポジティブさも感じさせる作劇】
  タイトル作品は、互いを異性として意識し始めた母子が、再婚相手である男性や彼によって送り込まれた外国人美少女の策略によって、体を交え、その感覚を忘れることが出来ずに更に相手を求めていくというインモラルな近親エロス。
ImmatureFruitsAndWhiteSkin2  ヒロインは再婚相手と目された男性と実際に再婚することになり、また主人公の少年は母との爛れた関係を絶とうと一人暮らしを始めたりと、二人の背徳の関係を一時のものとして終わらせることが出来るにも関わらず、それでも相手を求め、自身こそが相手に相応しいパートナーであると確信していく、一種の業を描いていると言えるでしょう(←参照 離れられない二人 中編第5話より)。
とは言え、双方が暗い快楽に飲み込まれていく堕ちモノ系という訳では無く、互いの半身である存在を求めあう熱っぽい情動は平和裏に認証されるものであり、またこの母子コンビにとってある意味では寝取り側でも寝取られ側でもある再婚相手の男性が、むしろ二人の仲を深めることを画策するキャラであるため、寝取り/寝取られ的な暗さ・重さも皆無。
普通の母子に戻るための別離の決意→それでも離れられない情動という構図が繰り返される分、ストーリーとしては抑揚を欠く印象が無い訳では無いものの、背徳の関係でありつつ二人の強固な絆を強調した作劇とも言えるでしょう。
  短編作については、だらしないお姉さんが普段世話になっているショタ管理人さんにエッチな恩返しという短編「青葉荘は春爛漫」、エッチに興味津々なショタボーイを幼馴染のお姉さんが誘惑&性の手解きな短編「Catchあんどリリース」などのラブコメ・エロコメ系作品、ターミネーターのパロディテイストも感じる未来の天才科学者な少年と彼を悪者から守りに来た美女アンドロイドとの出会いを描くSF短編「グッドモーニング ドロレス」と中編作とは趣向の異なる作品を用意。
いずれにせよ、性に戸惑うショタ少年達やエッチなお姉さん達の情動を紡ぎ、時に妖しく、時に明るくセックスの快感に包まれる作劇は、性愛をポジティブに描いていることが共通しています。

【華奢ボディのショタ系ボーイとスレンダー巨乳系お姉さん】
  短編「グッドモーニング ドロレス」のアンドロイドお姉さんもその外見を含めて、ショタ系ボーイの主人公に対して、いずれも年上であるヒロインが揃っており、20代半ば~30代半ば程度と思われる綺麗なお姉さん&ママンが登場。
優しく母性的で、主人公のことを愛おしく思い、そしてその肢体を主人公に預けてくれる中編作のママンは、慈母の側面と性的魅力の強い女性の側面を兼ね備える存在として描かれており、息子としてのみその両面を独占できる喜びは近親エロスの根幹を為していると評して良いでしょう。
短編群については、ずぼらだが気の良いエッチなお姉さんや、主人公に性の手解きをするこれまたエッチなお姉さん、主人公を慕うアンドロイドレディと、タイプは異なりつつもピュアなショタボーイを誘導してくれるタイプの年上女性が多く、彼女達に身も心も委ねる幸福感を形成
ImmatureFruitsAndWhiteSkin3  柔らかお肉をたっぷり詰め込んだ完熟ボディというよりかは、むしろほっそりとしたスレンダーボディに巨乳&安産型ヒップ&程好い肉感の太股を組み合わせる女体設計がメインですが、その上でより肉感の乏しい華奢なショタボディとの対比で、女体の存在感を高める仕様となっています(←参照 短編「Catchあんどリリース」より)。
うっすらと浮き出る骨の存在感や、艶っぽい唇、濃い目に茂る陰毛やキャラクターによっては腋毛、ぐにぐにと柔軟にうごめく秘所の媚肉等、絵柄の性質もあって全体的に清楚な印象のあるキャラデザインの中で、各種体パーツの淫猥さが程好いギャップとしてエロさを高めています。
  ある程度、濃さ・重さを備えた絵柄でありつつ、それがクドさというよりかは美人ヒロインのアダルトな色香を適度に高める要素をとして機能する絵柄は、表紙絵と完全互換で安定しています。

【抑え目のエロ演出でじっくりと引き出す快楽の熱】
  分量としては標準かそれを多少上回る水準にあるエロシーンは、中出し連発の抽挿パートなどを含めて複数ラウンド制で構築しており、抜き所をテンポよく投入しています。
中編作は近親セックスを明確にメインとしつつ、母子を焚き付ける外国人美少女さんとのレズセックスやショタ主人公を興奮させる前戯プレイ、また再婚相手とヒロインとのセックスなども投入しており、エロシチュの多彩さを打ち出していますが、母子以外のキャラがエロに絡むのが嫌な方は要留意。
短編作もお姉さん誘導型の和姦エロシチュエーションとなっており、包茎ち○この皮を剥いて大人ち○こにしたり、竿先をペロペロしたり、ショタボーイの反応を窺いつつ手コキやパイズリで射精に導いたりと、ヒロイン側主導の前戯パートを形成するのも共通。
  舌を絡めあい、手を握り合い、そして互いの肌を合わせる情熱的な行為を経てからの母子禁断挿入など、挿入前の雰囲気作りとショタボーイ達が初めての挿入の感覚に満たされる流れなど、ガンガンと力押しするのではなく、じっくりと官能的な空気を形成していく流れがエロ描写における大きな特長と言えるでしょう。
ImmatureFruitsAndWhiteSkin4肢体の密着感や相手を求め、更なる快楽に浸っていく心情描写などが光る一方で、エロ演出については全体的に抑え目ではあり、個々に迫力ある描写をお求めな諸氏には物足りなさを感じる可能性はありますが、ビクビクと震える肢体や熱っぽく余裕を失った表情、潮吹き描写などで陶酔感や表現としてのアタックを形成していきます(←参照 アナル挿入で潮吹きアクメ 中編第4話より)。
  前穴中出し連発に加えアナル中出しフィニッシュなども設けるオーラスは、華奢なショタボディがスレンダー巨乳ボディに密着しながら最奥で勢いよく精液を迸らせ、ヒロイン達もキュッと瞳を閉じてアクメの感覚に包まれる様子を描いており、演出面も含めて動的にダイナミックに魅せるというより、一瞬を切り出す静的な巧さのあるエロ描写で貫徹しています。

  背徳感も感じさせつつ、それを過剰にはすることなく、一定の幸福感を喚起してくれる、複雑でありつつも間口は広い作劇の中で、熱っぽいセックスを提供してくれる作品。
個人的には、魅力的なママンヒロインのエロスを引き出し続けた中編作がお気に入りでございます。

丸居まる『下のおくちでちゅっ❤ちゅ❤しよ』

HotKissInUnderLip   TVアニメ版『ウマ娘 プリティーダービー』第5話「ライバルとのダービー」を観ました。if展開でのダービーでしたが、終盤手前まで史実通りでいきつつ、最後の最後のエルコンドルパサーとの一騎打ちを熱く見せてくれました。この世界観なら“同着”がありというのは、なるほど上手いまとめ方と納得でしたね。

  さて本日は、丸居まる先生の『下のおくちでちゅっ❤ちゅ❤しよ』(ジーオーティー)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『卵どろっぷ!』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
ふにふに柔らか度合いMAXのドスケベボディな美少女達に囲まれてハッピー中出しセックスしまくりな作品集となっています。

HotKissInUnderLip1  収録作は、土地神の呪いによって外界から300年も閉ざされてしまった(ただしネットはつながる)女性だけしかいない島に流れ着いてしまった主人公は、その呪を解くための神事に参加することになるのだが、その神事とは!?な連作「の~まんずあいらんど」前後編(←参照 神前でエッチなことをする儀式なのだ!! 同連作前編より)、および読み切り形式の短編7作。
1話・作当りのページ数は18~34P(平均24P弱)と幅はありつつ平均値としては標準的なボリュームで推移。ストーリー面での読み応えはほぼ無いですが、その分質的にもボリューミィなエロシーンをたっぷりお届けな強力抜きツールとなっています。

【イージー&ハッピーなウハウハハーレム系エロ】
  「甘味たっぷりハーレムエロ」と「ドS女子による被虐エロ」の両輪でエロ漫画街道を爆走する作家さんですが、今回は前者の作風でハイスピードに駆ける優良抜きツール。
毎度のこととはいえ、特にドラマ性やら明確な起承転結やらがあるタイプの作劇ではなく、序盤で棚ボタエロ展開を可能にする設定を投入して、あとはドスケベヒロイン達の積極性でエッチ三昧という清々しい程のイージーさで突っ走っていきます。
もちろん、単にエロを放り込むだけでなく、ある日突然スカートだけが見えなくなってしまったり(短編「チラリズムの終わり」)、不思議な呪いのある無人島に漂着してしまったり(連作)、ブラック企業勤務で心身がボロボロになった男性がある日パンツを餌にした罠に捕まってしまったりと(短編「拾ったパンツで精子を買った」)、エロ展開に持ち込むための設定の素っ頓狂さや漫画チックな面白さがある作品もあるのは、作劇面での面白さと言えます。
HotKissInUnderLip2  とは言え、そこらの設定の面白みを掘り下げていくというわけではなく、棚ボタ的にエッチ三昧という幸福感をたっぷりと充填し、男女ともに高揚感に包まれてハッピーにセックスしまくりというその幸福感を阻害する要素を一切排除した構築そのものがあくまで主眼とした作りとなっています(←参照 好きなだけエッチできるぞ! 短編「拾ったパンツで精子を買った」より)。
ラブラブ感としての甘味はそれほど明確ではありませんが、皆で気持ち良いセックスをして皆で満足という構図に甘い幸福感があり、エロまっしぐらなパワフルさがありつつもラストまで柔和で平和な空気が保たれていることが、最大の魅力と評しても良いでしょう。

【ふにゅんと柔らかなお尻&巨乳に囲まれる幸福】
  連作「の~まんずあいらんど」には300歳くらいの美人女神様が顕現されてエッチな乱交神事に参加されますが、基本的には女子校生級の美少女さん達で統一されたヒロイン陣。
短編「IN ストラクト」のみ一人ヒロイン制ですが、その他の作品では最低2名、2~4名程度を主流に上限はかなり多数に上るという複数ヒロイン制であり、彼女達の柔らかボディに包まれる幸福感を喚起。
この複数ヒロイン制においては、ギャルヒロインや妹ヒロインなど、特定の属性で固めるケースもあれば、キュートなロリ系ガールから正統派ヒロイン、ギャルヒロインなど多彩な属性の女の子を投入するケースもあり、いずれにしても複数のヒロインからエッチをおねだりされるアッパーなテンションで作品を押し進めていきます。
  スベスベお肌に包まれたヒロイン達の柔らかボディは、日焼けボディありぺたんこバストありと一定の視覚的バリエーションを確保しつつ、ふにゅんふにゅんと柔らかな巨乳とそしてこれまた柔らかでボリューミィな柔尻とを組み合わせたドスケベボディが勢揃い。
HotKissInUnderLip3複数人セックスにおける尻並べや(←参照 これが男のドリームや!! 短編「楽しくHに生きればいいのさっ!」より)、柔らかダブルおっぱいに顔を包まれる描写など、これらむちむち柔肉の感触を満喫させる描写が潤沢に用意されていることがエロシーンの実用性を大きく底上げしています。
  セックスアピールの強力なこれらのエロボディと、程好いデフォルメ感や萌えっぽさも含むキャッチーな二次元絵柄と組み合わさることで、人工的なクドさをある程度抑えつつ、キュートかつドスケベな印象という、二次元ならではの魅力を構築する手腕には安定感があります。

【手数の多さと程良い濃度のエロ演出で彩る酒池肉林】
  ページ数に幅があるため、濡れ場の分量にも一定の幅はありますが、基本的にたっぷり長尺のエロシーンでエロ可愛い美少女さん達の痴態をたっぷり投入する構築は共通しており、抜きツールとしての満腹感は折り紙つき。
  短編「俺にはオナホがちょうどいい」ではエロ展開終盤にドスケベ従妹コンビにがっつり搾り取られるという、この作家さんお得意のややM向けな趣向も用意していますが、基本的にはハーレムH的な、エッチなヒロインに求められて彼女達のエロボディを満喫させて頂くウハウハなシチュエーションで概ね統一。
  もちもちヒップを読者にアピールしながらのダブルorそれ以上のフェラ、ダブルキッスにダブルパイズリ、ダブル洗体プレイ等々、冒頭からヒロイン達のふにゅふにゅ&もちもちボディの包まれるハッピーな快楽に包まれる幸福感を叩き出し、ここで射精シーンを設けることもありつつ、あくまで中出しセックスの快感を味わいたいヒロイン達の熱い要望にお応えして抽挿パートへと移行していくケースも多くなっています。
抽挿パートに移行後は、それぞれ感触の異なるヒロイン達の秘所をたっぷりと味わいつつ、両手で並べられた秘所に弄ったり、熱烈なキスや抱擁を受けたり、はたまた次々と挿入する相手を換えて行ったりと、作中で表現されるように、ち○こ1本では到底追いつかない熱烈歓迎セックスをパワフルに進めていきます。
HotKissInUnderLip4  ねっとりキスなども含め、男女の肢体の密着感を強調しつつ、男性の体躯の存在感は抑えてヒロイン達の柔らかボディの存在感で画面を充満させると共に、ハートマーク付きのキュートな言い回しかつ適度にお下品なエロ台詞の洪水的連呼や、たっぷりと溢れ出る淫液の描写、結合部見せつけ構図を含めたダイナミックな画面構成など(←参照 ダイナミックなダブルヒップ種付け構図だ!! 短編「のんびりライフ」より)、常にハイカロリーな描写を連投するエネルギー感も見事。
ゴム付きセックスなどもありつつ、終盤では必ず生中出しへと向かっていき、ハートマークを瞳に浮かべながらトロトロに蕩け、秘所からはぷしゅぷしゅと愛液も漏らすヒロイン達にちんこ分身全砲射撃を含めて全員に中出し、がっつりアクメに突入する大変にハイカロリーな描写を終盤に並べ立てることで、複数ラウンド制を強烈な抜き所で〆ており、抜かずに読み切ることを許さないかのような終盤の畳み掛けは圧巻と言えます。

  ストーリー性こそ乏しいものの、それは空腹状態で駆け込んだ牛丼屋で懐石料理を頼むが如き愚行であり、即座に提供される大盛り牛丼を夢中にかっ込む様に、サービスフルに提供される柔肉塗れのエッチ三昧を享受するのが正しい楽しみ方でしょう。
どれも大変に実用的ですが、強いて選ぶのであれば多彩なヒロイン4名とのハーレムセックスが楽しめる短編「チラリズムの終わり」が特にお気に入りでございます。お勧め!

メガねぃ『思春期セックス』

ThierAdolescentSex   植芝理一先生の『大蜘蛛ちゃんフラッシュバック』第2巻(講談社)を読みました。相変わらず可愛くてエッチなボディのママンの姿がたっぷり拝めるサービスたっぷりの作品ですが、父親の視点で母親との色恋沙汰をフラッシュバックという、冷静になると非常にヤバイ状況からのなんか二人の仲のいい感じ度が急上昇という複雑度合いに頭を抱えます。

  さて本日は、メガねぃ先生の初単行本『思春期セックス』(クロエ出版)の遅延へたレビューです。店頭で買い逃し、密林でも売り切れていてどうしたものかと思っていたのですが、重版が出てようやく買うことができました(なので本記事の表情画像における帯は第2版の仕様です)。
性に興味津々な思春期ガールズ達とのエッチチャレンジ&熱っぽい痴態描写が詰まった作品集となっています。

ThierAdolescentSex1  収録作は、保健体育の授業で習った性のことに強い興味を持った少女・花ちゃんは幼馴染の少年・健太とそれらを実践することを思い付き、二人は共にエッチに関してステップアップしていくことになるという中編「今日、私ん家集合ね!」前中後編(←参照 大人のセックスにチャレンジだ! 同中編作中編より)、エロ本を万引きした少女が邪な意図を持つ店員に捕まってしまうが、なんだかんだで彼女の方がヤる気満々で!?な短編「軟体少女」+後日談掌編、および独立した短編3作。
単行本の宣伝用という趣きの強い後日談掌編(4P)を除き、1話・作当りのページ数は22~34P(平均28P弱)と標準を上回るボリュームで推移。全般的に軽めの作劇でまとまっており、その上で程好い濃度のエロシーンを長尺でお届けという作品構築で安定しています。

【素直な性的好奇心や性欲で進んでいく快活さ】
  各作品の方向性としては、概ね穏やかな雰囲気のラブコメ・エロコメ系統でありつつ、コメディの勢いでグイグイ押すというよりかは、登場人物達がエッチに励むポジティブさや、ピュアな性的好奇心を充足させていく微笑ましさなどを柔らかい筆致で描くスタイル
思春期である故に、性的なものに興味津々であり、かつ一人だけではできないセックスを実践しようと、ドタバタ模様を繰り広げたり、羞恥心を感じたりしながらも、ヒロインがそれを叶えていく流れは、エロ漫画的なカリカチュアを伴いつつも、若者としてごく自然な情動と喜びと評し得るでしょう。
ThierAdolescentSex2  ヒロイン側がエッチなことに積極的な様を、時にコミカルに(←参照 いやらしい要求をむしろされたいガール 短編「軟体少女」より)、時に初心さを伴って描いていますが、男性キャラクターも勿論エッチしたいという意欲が前面に出ている分、ヒロインのみに主導権を握らせるのでなく、双方の意図や性欲が叶えられるという描き方になっているのも、作品の平和な印象に大きく寄与しています。
保健体育で習ったことを色々と実践する内、成長した二人が、セックスという行為の本来の意義(の一つ)である子作りを意識し、幼馴染の関係から将来の夫婦としての絆を結んでいく中編作に代表される通り、性欲まかせで突っ走りつつ、恋心の芽生えであったり、ギブ&テイクな関係が生じたりと、セックスを通じて男女の関係性が深化していくこともエロのポジティブさを意識させる点と評し得るでしょう。
  催眠術などのエロギミックや(短編「催眠術にかけられて」)、教え子のギャルさんがデリヘルで来ちゃう展開など(短編「ぬるぬるデリヘル」)、イージーな展開を可能にする要素を備えた作品も含め、ストーリーとしては軽く薄いタイプと総評できますが、普遍的なエロへのドキドキ感がよく打ち出されている分、平板さや退屈さは決してなく、読み口と読後感の心地よさが保たれた作品群と言えるでしょう。

【健康的な肉付きの巨乳JKヒロインズ】
  中編作はJS高学年時代からおそらく女子校生時代までヒロインとその幼馴染のセックス&二人の成長を描いていますが、残りの作品はいずれも女子校生ヒロインで固定。
  生真面目な委員長さんに、普通の快活な幼馴染ガール、クールな競泳美少女な先輩に生意気黒ギャルさんに性欲暴走気味の新体操ガールと、多彩な美少女ヒロインを用意していますが、彼女達の性的好奇心や性欲、意外にピュアな恋愛感情などが素直に発揮されることで、親しみ易さを感じさせています。
前述した様に、男性キャラもスケベ揃いであり、その上で一方的に自分の性欲を押し付けたり、美味しい状況を悪用したりしないので、要素としてはアブノーマルさや不穏なものがあっても、ストーリー全体が暗くなったり重くなったりしないのも一つの特徴。
ThierAdolescentSex3  ストーリーの進展と共に成長していく中編作のヒロインは、初期の思春期入りたての発展途上ボディから、健康的な肉付きの豊満ボディへと変化していきますが、その他のヒロインは後者と共通する巨乳&桃尻装備の肉感ボディの持ち主で統一(←参照 ヌルヌル大好き! 短編「ぬるぬるデリヘル」より)。
ボディデザインとしては健康的な色気のあるタイプではありますが、ぷっくりとした乳輪や黒い茂みの下で淫臭&淫液をたっぷり放出な秘所など、体パーツ描写の淫猥さは過剰にならない程度に強く、エロシーンの実用性を底上げしています。
  初単行本ながら絵柄の統一感は十分に強く、表紙絵と完全互換のクオリティで安定する親しみ易い漫画絵柄は、上述した作品の方向性や女の子の素朴な可愛らしさなどと親和性が高いと感じます。

【長尺でじっくりと陶酔感を高めていく熱っぽい濡れ場】
  ページ数が十分にあることもあって、濡れ場も比較的長尺で構成されており、前戯パート・抽挿パートにバランスよく分量と射精シーンを設けた複数ラウンド制の構築で安定。
  催眠術でクールな先輩を催淫するシチュエーションに万引きガールへのお仕置きセックスなど、一般的にラブエロ系ではあまり用いない要素を絡めたエロシチュも存在しますが、それらの倒錯性に強く踏み込むことはなく、前述した様にあくまでエッチをしたいガールズ&男性の欲望が素直に発揮される和姦エロが揃っています
  真面目な委員長ちゃんがエロ本を拾って初めてオナニーの快感を知ったり、男性器に興味津々で恥ずかしがりながらもフェラや手コキにチャレンジしてみたり、黒ギャルヒロインが手慣れた洗体ご奉仕プレイをしてみたりと、前戯パートは十分な尺を備えた上で、初心な女の子のエッチなことへの挑戦のドキドキ感や、ヒロインのエッチへの積極性などを表現しています。
パイズリやフェラといったヒロイン側の積極的なご奉仕からの射精シーンに加え、豊満ボディの柔らかさを感じる愛撫やねっとりラブラブキスなども用意して十分に双方の興奮を高めた上で、既にぐっしゃりと濡れて淫靡さを増した秘所に挿入してピストン運動を開始。
ThierAdolescentSex4  抽挿パートに移行後も、エロ演出は量的・質的に比較的抑えるスタイルであり、柔肌をじっとりと濡らす汗等の液汁描写、羞恥心や緊張感、それを上回る高揚や快感を物語る熱っぽい表情付けに堪えきれずに漏れ出す嬌声など、ベーシックな演出を適度な密度で投入しています(←参照 短編「思春期セックス」より)。
個々の描写としてアタックの強さが突き抜けている訳では無いものの、前述した体パーツ描写の淫猥さの生きる結合部見せつけ構図や断面図などの多用や、抑え目の演出でありつつじっくりと快感を高めて1Pフル~2P見開きの中出しフィニッシュまで持っていくという長尺の構成である故に、全体としての満腹感は相応に強く、クドさや過剰さのない表現で訴求層を広く取ることと実用性の高さを両立させています。

  エッチに励む思春期ボーイズ&ガールズに親しみ易い作劇と、表現としてはマイルド寄りでありつつ長尺である故に全体として濃厚感が適度に打ち出される濡れ場で構成されており、絵柄・作劇の安定感も含め、訴求層はかなり広い1冊でしょう。
個人的には、黒ギャルさんとぬるぬるセックスで仲良しにな短編「ぬるぬるデリヘル」に愚息がお世話になりました。
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