2018年03月

無望菜志『魔剣の姫士』

PrincessKnightWithEvilSword  本兌有氏+杉タイカ氏+トレヴォー・S・マイルズ氏(画:久正人先生)の『妖怪処刑人小泉ハーン』(筑摩書房)を読みました。前作『ハーン・ザ・ラストハンター』から大幅パワーアップしておりますね!前回に触れられていた名作エピソードが勢揃いです。
島津の丸十字紋とケルト十字の近似性・・・アイエエエ!?

  さて本日は、無望菜志先生の『魔剣の姫士』(ジーオーティー)のへたレビューです。前単行本『NTR2』(ワニマガジン社)は非常に重苦しい作品で当時メンタルが弱っていた管理人はレビュー出来ないままになっているのですが、(成年向け)前々単行本『触愛』(キルタイムコミュニケーション)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
美しい姫騎士たちが全身触手責めで蕩けアクメしまくるハードエロ&ユニークなファンタジーが詰まった作品になっています。

PrincessKnightWithEvilSword1  収録作は、魔王に従う魔族の軍団により蹂躙される人やエルフ、ドワーフ達の世界であったが、ヒロインの姫は地下に封じられていた魔剣・リュウセイの力を借りて魔族を打ち倒す力を手に入れるのだが、その魔剣が要求してきたのは触手を以て貪る姫の淫液で・・・!?なタイトル長編「魔剣の姫士」全6話(←参照 その体を捧げても民と国を救うために・・・! 同長編第1話より)+描き下ろし後日談(11P)。
描き下ろし作品を除き、1話当りのページ数は22~54P(平均33P強)と幅はありつつ、平均値としては標準を優に上回るボリューム。長編ストーリーとして明確な存在感のある作劇と、触手セックスが大充実のゴージャスな長尺エロとで重厚に構築されています。

【エロまっしぐらでありつつ誠実でユニークなファンタジー】
  前単行本・前々単行本と重苦しい凌辱・寝取り系作品であったものの、今回は1冊目・2冊目と同様にエロの趣向自体はアブノーマル・ハードでありつつも全体の雰囲気はポジティブというスタイルであり、魔剣と姫達のファンタジー長編となっています。
  世界を救うために姫騎士が自らの身を捧げるという構図そのものは、ファンタジー凌辱エロ的な王道ではありますが、ヒロイン自らが望み、また何だかんだで触手エッチにハマっていくこと、魔剣は彼女を助ける役割を果たすこと、そして魔剣の力を借りるべくダークエルフやドワーフの姫君、そのお付きの者達もエッチに参戦してドタバタ模様を繰り広げることなど、コミカルな楽しさもある作劇となっています。
PrincessKnightWithEvilSword2また、この魔剣が単なる淫蕩で邪悪な存在なのではなく、その触手放出ボディ?になった過去の経緯なども描き、ヒロインと魔剣が本当に互いを理解してかけがいのないパートナーになっていく流れを終盤に用意するなど、世界と同時に自分達自身も救わなければいけないというスタンスは誠実で前向きなものと評し得るでしょう(←参照 エロエロだけど実際感動的なシーンだ! 長編最終話より)。
エロ的なものも含めて色々と困難がありながら、真っ当な意味で“絶対に負けない・・・ッ❤”なヒロインの気高さや、スケベで邪悪そうながら中身はきちん?としている魔剣の真意やデレ、多彩なサブヒロインとのコミカルな掛け合いなど、個々のキャラクターの魅力がストーリーの中で確立されていくのも○。
  あとがきによれば、単行本10冊くらいのプロットを1冊にまとめたとのことですが、決してストーリーとして急いた展開とは感じず、起承転結を綺麗に構築し、読後も心地よい作劇であったと総括したい所存。

【それぞれ肢体設計の異なる3人のエロ可愛い姫ヒロインズ】
  人間の姫騎士・レイミアさんをメインヒロインに据えつつ、ダークエルフやドワーフの姫、そして彼女達のお付きの女性達も魔剣にその身を捧げるシチュエーションを用意。人外キャラも多いので年齢不詳ですが、概ねキュートな美少女キャラが勢揃いという印象です。
優しく凛々しい姫騎士さんに、気高さと実直さがありつつその身を魔剣に捧げるために自己性感開発に励んでいたダークエルフの姫、同じく魔剣にその身を捧げる修行を積んだものの即堕ちで少々ポンコツお嬢様なドワーフのお姫様などなど、メイン格の3人が魔剣とそのエッチを巡ってドタバタエロ模様を引き起こすのが作品の楽しさの一つになっています。
なお、男性キャラクターは敵の魔物やモブキャラ等を除いて一切登場せず、その体から淫液を貪るための触手をたくさん伸ばす魔剣・リュウセイのみが竿役。男性の存在感を完全に排除しつつ、ヒロインの柔らかボディと蕩け痴態をたっぷり楽しめる趣向と言えるでしょう。
PrincessKnightWithEvilSword3  並乳スレンダーの端正なボディの持ち主なレイミアさんに、銀髪長身豊満巨乳褐色肌ボディのダークエルフ姫・アーファンさん(←参照 銀髪褐色巨乳は正義!! 長編第5話より)、ぺたんこバストにちんまりボディのドワーフ姫・キッシュさんとメイン格のボディデザインの差別化を図りつつ、それぞれの種族のサブヒロイン多数もヤラレ役として大量に投入。
  程良いデフォルメ感で萌えっぽい可愛らしさも打ち出しつつ、二次元ヒロインらしい華やかな可愛らしさもある絵柄であり、十分な作画密度を有しつつ、絵として過剰な重さや濃さがないことは訴求層を大きく広げる要因。単行本のフルカラー絵と中身の絵柄に印象の差異がほぼ無く、また単行本を通して安定しているのも安心材料です。

【丹念な触手全身責めを高密なエロ演出でお届け】
  幅はありつつ各話に十二分なボリュームがあるため、エロシーンもたっぷり長尺を用意し、ヒロインの純潔ボディに触手が這い回り、彼女達が蕩けていく様をがっつり堪能できるサービスフルな仕様。
  臣下は見ている前で全身を嬲られる恥辱のプレイや、魔剣が暴走してハードな触手責めを繰り出すエロシチュ、はたまた百人の乙女がその身を捧げる大乱交触手エロなどもありますが、基本的には双方合意しての和姦エロであり、もちろん触手エロのみが揃っています。
魔剣が求めるのは純潔の乙女の淫液ということもあり、終盤まで処女を奪うことはなく、クリトリスを中心とした性感帯の徹底的な触手愛撫とアナルの触手挿入をメインとするプレイ内容であり、先端がイボイボな触手やアナルを穿る極太触手、細かく分岐して乳首やクリを弄り倒す触手などなど、多彩な形状の触手がヒロインの全身を攻め立てます。
PrincessKnightWithEvilSword4全身の性感帯を攻められまくるヒロイン達は強烈な痴態を曝け出しており、ぐちゃぐちゃに乱れたアへ顔チックな表情付けに、喜悦の悶絶ボイス、堪えきれずに漏れてくる涙や涎、黄金水や潮吹きなどの液汁描写など、演出密度・強度をかなり高く維持しつつ(←参照 乳首&クリ&足裏同時責めアナルファックだ! 長編第4話より)、ヒロインのエロ可愛さを過度に損なわない水準にまとめているのも◎。
  膣内や直腸内で触手が動き回る断面図、陰核以外にも乳首や耳、足裏などを触手が這い回るアップ描写などの描き込み密度の高さ、多人数プレイでも一人にフォーカスするプレイでもハードな描写を緩急を付けながらガンガン連発していく流れの良さなど、高い技術に支えられた力押しが出来ているのが確たる強みでしょう。
ページ数の余裕もあって、触手に囲まれた女体を2P見開きでダイナミックに魅せるフィニッシュを用意するなど、終盤でも勢いと力強さは一貫しており、蕩けきった表情とアクメボイスを曝け出し、膣や直腸の最奥をマッシブに突くピストンにガクガクと震えながら愛液や黄金水を噴出するハードなアクメ描写で超ハイカロリーに〆ています。

  美少女ヒロインの清楚な肢体が触手でぐちょぐちょに~という触手エロの醍醐味を存分に有しつつ、ポジティブなファンタジーストーリーとしての収束の安定感やヒロイン達の魅力の維持が作品全体の評価をユニークなものとして大きく高めています。
銀髪褐色巨乳ダークエルフ姫なアーファンさんのドスケベ痴態、最高でした!!お勧め!

ユズリハ『ウラコイ』

LoveInTheBack  濱田浩輔先生の『はねバド!』第12巻(講談社)を読みました。強者を前にし、自身の持てる力を出し切ってもその壁を越えられないキャラクターの心情描写は胸を打つものがあって、特になぎさの悔し涙には「何とか負けないで・・・!」と思いました。
TVアニメ化とのことですが、めちゃくちゃ動画のカロリー高そうで少々不安ではあります。

  さて本日は、ユズリハ先生の初単行本『ウラコイ』(ワニマガジン社)のへたレビューです。挑発的な表情がエロティックな表紙絵ですね。
ダーク&インモラル系の要素を絡めた作劇と豊満ボディの美少女・美女ヒロイン達がハードに蕩けるエロシーンが詰まった作品集です。

LoveInTheBack1  収録作は、付き合っている男性が家に居るにも関わらず、押しの強いショタ少年に強引に迫られ、痴態を曝け出してしまうヒロインを描く短編「甘えんぼのご近所さん」(←参照 Sショタに迫られ 同短編より)+攻守逆転?のスピンオフな描き下ろし掌編(4P)、その他独立した短編9作。
描き下ろし作品を除き、1作当りのページ数は16~20P(平均18P)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。全体的にコンパクトな構成であり、軽めでエロシチュのお膳立てに徹する作劇と、適度なボリューム感のエロシーンとを組み合わせています。

【棚ボタ浮気エッチから凌辱寝取り系まで方向性が多彩】
  親の再婚で出来た義妹がドスケベビッチで大変なことに!?な短編「あくまで思春期」を例外としつつ、彼氏や夫のいるヒロインとのセックスという要素が各作品に共通
それらの作品には大別して二つの方向性があり、片方は前述した短編「甘えんぼのご近所さん」のように、ゲスであったり強引であったりな男性キャラクターが押しに弱かったり、弱みを握られていたりなヒロインを攻め立てる、凌辱寄りの寝取り系作品。
短編作ということもあって、寝取り/寝取られストーリーとしての掘り下げには不足を感じるものの、男性キャラの下種さや性欲の暴走でヒロインが圧倒されるというストレートに攻撃性のある流れには相応のインパクトがあり、良い意味でも悪い意味でも好みが分かれるタイプ。
LoveInTheBack2  もう一つのスタイルは、彼氏や夫が居るにも関わらず、ヒロインの側から慰めであったり、はたまた純粋に性癖・性欲であったりなモチベーションによって、男性キャラと進んでエッチしてくれるタイプの棚ボタ的なタイプであり(←参照 失恋した主人公を慰めてくれる!? 短編「なぐさめスイッチ」より)、旦那側の合意に基づく浮気セックス、いわゆる“寝取らせ”的なシチュの短編「ヒトゴト」などもこのタイプに含まれます。
  前者では、優しい心に付け込まれたヒロインが更なる調教へ~的なバットエンドもあれば、ヒロイン逆転エンドもあり、また後者ではヒロインが旦那や彼氏への愛情も保ちつつ主人公にも行為を寄せてくれる的な柔和なまとめ方もあるなど、作品のまとめ方は様々
寝取り/寝取られ的な要素を概ね一貫させつつ、特定のシナリオワークに注力したスタイルではなく、エロのお膳立てに徹する作劇である分、印象の弱さはありますが、題材としては共通させつつも多彩なシナリオワークと言う点は、短編集としての明確な強みとも評し得ます。

【バスト&ヒップの弾力感あふれる肉感ボディ】
  女子校生級の美少女さん達を人数的な主力としつつ、20代半ば~後半程度と思しき人妻ヒロインなども数名加わる陣容。お姉さんキャラにはほんのりとアダルトな色香を添加していますが、年齢的な描き分けはさほど明確ではありません。
  前述した様に作劇の方向性が大きく二つに分かれるのと同様、ヒロインのキャラクター性についても、押しに弱かったり状況と快楽に流されるままになってしまったりなタイプと、優しさや単純なエロへの欲求などによって自らエッチにいざなってくれるタイプに大別されます。
また、男性キャラクターについては、清々しい程に身勝手なゲスもいれば、かつて憧れの存在でありながら別の男性の妻となったヒロインに複雑な思いを持つ者、自身の扱いに対してコンプレックスを持つ者など、様々なタイプがいるため、前述した作劇の方向性に寄与しています。
 LoveInTheBack3 おっぱいサイズには巨乳の下限クラスから爆乳クラスまで一定のバリエーションがありつつ、弾力感のある柔肉がはじけんばかりに詰め込まれた球形おっぱいに(←参照 人妻のむっちむち爆乳だ! 短編「盗リシラベ」より)、これまたボリューミィなヒップや太股などが組み合わさることで、十分な肉感の強さを打ち出した女体に仕上がっています。
このむちむち肉感ボディも、丸めの輪郭でその柔らかそうな印象を強めており、絵柄としても適度に萌えっぽさを含むスタイル。このため、セクシーさの勝る表紙と多少の印象の差異を感じますが、初単行本ながらも絵柄の安定感はしっかりと強く、巨乳ボディのストレートなエロさと、ヒロインの可愛らしさをバランスよく両立させています。

【十分なアタックと密度のあるエロ演出と結合部見せつけ構図】
  ページ数の関係上、たっぷり長尺のエロシーンというわけではないものの、濡れ場の占める割合は相応に高く、1回戦もしくは中出し連発の2回戦仕様でじっくりと煽情性を高めていく構成で、ページ数以上に抜き所までのタメを感じさせるスタイル。
  棚ボタ的な浮気エッチもあれば、ビッチなヒロインに終始圧倒されるやや被虐的なシチュエーション、逆に男性の悪意や暗い欲望が炸裂する凌辱系統の寝取りエロなど、作品の方向性によってエロシチュの味付けは様々であり、ダーク系の作劇を中心に適度な重さ・苦さは感じます。
気弱なヒロインや弱みを握られ迫られるヒロインなどが徐々に危ない快楽に飲み込まれていく流れも、彼氏や夫の居る優しい女性が甘やかしてくれつつ自ら積極的にセックスに夢中になる流れも、共に背徳的な快楽にヒロインが乱れ、程好くハードな痴態を曝け出すという変容に魅力のあるタイプ。
  積極的なフェラご奉仕に、髪を掴んでのイラマチオ、ちんぐり返しされての手コキといったプレイを投入しつつ、ここで射精シーンを投入しなかったり、あっても描写としてはごく控えめであり、弾力巨乳を揉んだり吸ったりでその感触を味わったり秘所へのクンニ等でぐちょぐちょにしたりな愛撫描写にも注力しつつ、比較的短めに前戯パートをまとめて抽挿パートへと移行。
LoveInTheBack4これまたむちむち肉感のお尻&太股の存在感を強調して示しつつ、結合部をアップで魅せたり上下に弾む女性の腰使いを強調したり構図の要所での投入、瞳を潤ませ頬を火照らせた表情で思わず漏れ出る嬌声や弱弱しくなっていく拒否の声、肢体をしっとりと濡らし、秘所から飛沫を上げる各種淫液描写など、ベーシックなエロ演出を高い密度と適度なインパクトを伴って重ねていきます(←参照 短編「みるくしぇありんぐ」より)。
キスはヒロイン側が拒んだり、浮気セックスであるため外出しフィニッシュになったり、逆に終盤で敢えてキスや中出しを強行してヒロイン側が快楽堕ちしたことを示したりと、寝取り・浮気エロらしい趣向も用意し、フィニッシュは断面図や結合部見せつけ構図等を絡めつつ、熱っぽく蕩けきった表情を示すヒロインのアクメ痴態で〆ています。

  彼氏や夫のいるヒロインとのセックスという要素で、背徳感や意外性を打ち出しつつ、棚ボタエロコメ系から寝取り凌辱系まで幅広い作劇が揃っています。基本的には雑食派の諸氏に嬉しい仕様と言えるでしょう。
個人的には、豊満爆乳ボディな美人妻さんを万引き容疑で脅迫してねっとり電マ攻め&凌辱も終盤で意外な展開を見せる短編「盗リシラベ」が一等お気に入り。

タカスギコウ『深霧楼奇譚』

MysteriousStoryAtDeepMistHotel 山口貴由先生の『衛府の七人』第5巻(秋田書店)を読みました。“人間城ブロッケン(舞六剣)”というフレーズの圧倒的なパワーと昭和チックなフォントに爆笑しました。相変わらず、飛ばしてますねぇ!
諏訪家ということは武田勝頼との関係で、武田滅亡後にブロッケンを巡る何かの因縁があったのでしょうか。

  さて本日は、タカスギコウ先生の『深霧楼奇譚』(エンジェル出版)のへたレビューです。当ブログでは久しぶりにレビューを書かせて頂きますが、既刊『禁断の母穴』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
美少年が美熟女さん達に囲まれ、その痴態を曝け出させる棚ボタハーレム仕様が楽しめる作品となっています。

MysteriousStoryAtDeepMistHotel1  収録作は、様々な理由から俗世と離れ、山奥の廃ホテルで男子禁制の集団生活を送る女性達であったが、ある日そこに記憶喪失の美少年が迷い込み、彼の存在が美熟女達それぞれの性欲に火を付け、また少年も記憶を取り戻すために色々と試みるのであるが・・・なタイトル長編全10話(←参照 少年が記憶している“匂い”は誰のもの・・・? 同長編第1話より)。
1話当りのページ数は18~20P(平均18P強)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。長編作として一定の存在感のあるストーリーと、程好い濃厚感のあるエロシーンとで構築されています。

【主人公の謎が明らかになっていくハーレム模様の作劇】

  エンジェルレーベルではありつつ、掲載誌は『アクションピザッツ』ということもあり、どちらかと言えば軽めの雰囲気を有する本作は、可愛らしい美少年ヒロインが色っぽい美熟女さん達に積極的に求められる棚ボタハーレム仕様となっています。
  家庭の事情やコンプレックス、依存症など様々な理由でコミュニティに集った女性達が、主人公とのセックスや関係の中でそれらの重荷を多少なりとも解消していく流れや、主人公が徐々に記憶を取り戻し、純朴そうな見た目と異なる意外な過去が明らかになっていく流れなど、ストーリーを構成する要素はそれなりにシリアスではあり、主人公がハーレム模様を満喫するウハウハ感のみを前面に押し出したスタイルではありません。
主人公が記憶を取り戻し、彼が探し求めていた相手と再開を果たし、そして二人の絆が再確認される終盤の流れは、程好い人情味を有していて、全体的な読み口の軽さ・穏やかさを、最終的に平和にまとめてくれる構築と評し得るでしょう。
MysteriousStoryAtDeepMistHotel2  不思議な状況から誠実な絆の物語へと収束していく流れを特徴としつつ、全体的には美熟女ヒロイン達のエッチへの貪欲さをポジティブに描くことで(←参照 謎の解明はそれとしてセックスだ! 長編第8話より)、ハーレムエロ的な賑やかさや一種のドタバタテイストを生み出しており、あっけらかんとした性愛への賛美が心地よさを醸成しているとも感じます。
ストーリー全体としての面白味やドラマ性が強いとは評し難いものの、なんだかんだで主人公の記憶喪失に伴う謎の解明であったり、彼を巡ってドタバタ模様や突発的なアブノーマルエロに突入したりの楽しさであったりと、読みを牽引する要素がストーリーにちりばめられているのが長所と言えるでしょう。

【熟女としての色香と完熟ボディの淫猥さを備えるヒロインズ】
  20代半ば程度と思しきお姉さん系美人も存在しつつ、主力となるのは30代半ば~40代後半程度の美熟女さん達であり、いずれも主人公よりも年上。
作中で明らかになる経歴からすると、成人している可能性が高いですが、童顔でピュアな言動の少年であり、彼以外に男性キャラクターが全く登場しないこともあって、おね(おば)ショタ的ハーレムとなっています。
  エッチに優しく誘惑してくる女医さんな眼鏡美熟女に、ワイルド&セクシーな金髪巨乳美熟女、和装が清楚な凛とした色香のある美熟女さんもいれば、長身短髪爆乳の健康的色気とダイナマイトボディが融合した美熟女さんと、様々なタイプの美熟女ヒロインを擁しているのもハーレム系作品としての明確な魅力でしょう。
MysteriousStoryAtDeepMistHotel3長身爆乳ボディや多少おっぱいサイズ控えめのボディの持ち主も存在しますが、基本的にはたっぷり巨乳&安産型ヒップの肉感ボディであり、ほんのりとお腹のお肉のだらしなさや陰毛の濃く茂る股間、年齢を感じさせる表情付けなどで、完熟した色気を漂わせる女体が勢揃い(←参照 迫る美熟女ボディ! 長編第5話より)。
美熟女キャラということもあって、キャッチーな可愛らしさや若々しさに期待するのは間違いですが、熟女キャラとしてのデザインの濃度を高め過ぎることはなく、熟女として大人の色気をたっぷりと感じさせつつ、訴求層を狭めすぎないバランスに収めています
  十分なキャリアを有するベテランの作家さんであり、適度な濃さ・重さを持ちつつも落ち着いた色香を維持する絵柄は単行本を通してかっちり安定。表紙のようなフルカラー絵とモノクロ絵では、描線の印象などが異なり、フルカラー絵では端整な艶っぽさがより高まる傾向にありますが、その印象の差異がモノクロ絵に関して減点材料となることはないでしょう。

【熱っぽい表情で腰を振り、乱れる美熟女さん達】
  ページ数の都合上、たっぷり長尺という程の分量ではなく、またエロシーンを前半と後半で二分割して次のエピソードに残りを回す分割構成などもありますが、各話における濡れ場の総量としては標準的な部類であり、またピストン描写からの中出しも含めて抜き所もしっかりと用意。
  美熟女さん達に誘惑されての棚ボタエッチに複数人とのハーレムセックスなどを充実させつつ、美熟女同士のレズセックスであったりボンテージや拘束具を用いてのソフトSMプレイ、実は意外な性癖もあるショタ系主人公を女装させたりアナル攻めしたりのプレイなど、和姦エロで一貫させつつ、エロシチュは意外に多彩。
  うっとりした美熟女さんの手コキやその後のお掃除フェラ、顔面をおっぱいの感触に包まれる抱擁やじらし素股など、前戯プレイも随所で投入していますが、前戯パートに相当するシーンは概ね尺が短めであり、明確に抽挿パートを量的にメインとする構成となっています。
MysteriousStoryAtDeepMistHotel4序盤では年上ヒロイン達が主導することが多いながら、キュートな容姿に関わらず絶倫な主人公によるピストンを熟練の腰使いで受け止めていく内、前述した様に多彩な美熟女さん達がそれぞれの性癖などを発揮しつつ、快楽に染まりきった表情にあられもない嬌声を曝け出して悶えるというのが、実用面の核(←参照 アメリカン美熟女もメロメロだ! 長編第7話より)。
  豊満ボディの存在感を明確に打ち出し、清楚な美熟女さん達が年上の余裕をかなぐり捨てて曝け出すがむしゃらなメス顔、乱れまくったエロボイスと、それぞれにアタックのある描写・演出を大ゴマメインで重ねていく分、良くも悪くも派手な演出を用いることなく、表情と女体そのものの煽情性で勝負するスタイルと言えます。
主人公男子の体の存在感はかなり抑え、男子禁制の園で熟した肢体と溜った性欲を存分に解放して、乱れ悶える美熟女達の痴態をたっぷり充実させ、中出しの感覚に絶頂しながらそれをこらえるような表情付けでフィニッシュとしており、分割構成のエロシーンの後半では射精シーンが無いケースもあるものの、前述した様に抜き所としての射精シーンを、レズセックスアクメや前戯パートでの射精シーンと合わせて投入しています。

  美少女ハーレムものは比較的数多くの作品がありますが、アダルトな色気たっぷりの美熟女さんとのハーレム仕様という作品は決して多くなく、そんな多少ニッチな願望をスムーズに叶えてくれる作品となっています。
個人的には、クールな外見ながら意外に熱情的なメガネ美人な美熟女医さんな奈々子先生(42)が一等お気に入りでございます。

FFC『寝取りエステで、今夜、妻が・・・。』

TonightMyWifeStolenAtEsthe  野田サトル先生の『ゴールデンカムイ』第13巻(集英社)を読みました。“みんなと気持ちを一つに”というアシリパの言葉に対して“チタタプ”と発声した尾形が“お互いに信頼があるとでも”という言葉を後に返したのが気になっていましたが、この事態を予想していたのでしょうか?インカラマッの本心が気になるところです。

  さて本日は、FFC先生の初単行本『寝取りエステで、今夜、妻が・・・。』(ブラスト出版)のへたレビューです。初めて単行本レビューの対象とする出版社様ですが、web漫画系の出版社のようですね。
美人若妻さんが元カレとの再会で寝取られエロ&恋心の再燃へと巻き込まれ心と体を乱れさせる作品となっています。

TonightMyWifeStolenAtEsthe1  収録作は、婚約相手との結婚式を控え、二人でエステへと赴いたところ、施術師は元カレであり、旦那の前でその男にエロ施術&セックスをされてしまい、その後も抵抗しながら元カレと肉体関係を続けることになってしまうのだが・・・というタイトル長編第1~6話(以下続刊:カーテン一枚隔てた先には夫が 同長編第2話より)+描き下ろし過去エピソード掌編(4P)。
描き下ろし作品を除き、1話当りのページ数はいずれも24Pと中の上クラスのボリュームで推移。長編作として相応の読み応えを有しつつ、ライト寄りでありつつ程好いボリューム感の濡れ場を有する構築で安定しています。

【ヒロインの心の揺れ動きを引き出す三角関係寝取られエロ】
  優しい旦那との幸せな生活を送りながら、元カレとエステで再会したことで、かつては恋仲でありながら互いのすれ違いもあって別れてしまったその男との関係が再び徐々に深まってしまうというストーリーであり、明確に寝取られエロとしての構築を取りつつ、三角関係的な様相も示す作劇であるのが一つの特徴。
旦那への明確な愛情を保ちつつも、旦那とは異なる相手とのセックスの相性の良さや、過去の関係性への一種の思い入れによって性愛関係を深めていくという流れは、寝取られエロとしての醍醐味であり、ヒロインの心の葛藤とそれを上回る性的快楽や関係性への陶酔のせめぎ合いを示しているのはこのサブジャンルとしての王道と評し得るでしょう。
TonightMyWifeStolenAtEsthe2  その一方で、ヒロインに対して関係を迫る寝取り男・鷹野は強引ではありつつ、ヒロイン・由梨との過去の関係は決して悪いものではなく、二人の間のすれ違いが解消されることで、ヒロイン側が一方的に翻弄されるのではなく、彼女の側にも“選択権”が託されるというのは、ある種少女漫画の三角関係や、女性視点のメロドラマ的な構築に近似しているとも評し得るでしょう(←参照 戻れない二人、なのか? 長編第5話より)。
絶妙のタイミングで登場してヒロインの羞恥心や背徳感を煽りつつ、彼女の窮地を救い出すことはしない(できない)優しく誠実な旦那と、独占欲がありセックスには貪欲で強引ではありつつタイミングよくヒロインの恋心を引き出し優しさや気遣いもある寝取り男の対比は、ある種鮮やかで、イケメン男子の間において、優しく平和で退屈な恋を取るか、強引で危うくしかし刺激的な恋を取るのかというある意味では贅沢で、しかし困難な状況のアンビバレンツさは、女性向け作品的な魅力と言えます。
  夫婦の関係が破綻するのか、それともヒロインが示した夫への愛情が維持されるのか、再び訪れる決定的な転機を描いて以下続刊としており、ストーリー展開に軽快さこそ無いものの、揺れ動く心と二人の男性の対比を丁寧に描き出していく流れは、男性向けの寝取られ/寝取りエロとしても、少女漫画的なもどかしさのある展開としても、相応の魅力を有していると評し得るでしょう。

【上品な色香のあるスレンダー巨乳人妻ヒロイン】
  20代半ば程度と思われる美人若妻・由梨さんの一人ヒロイン制であり、彼女の心の揺れ動きを中心としてストーリーを紡いでいくスタイル。
  旦那との幸福な関係を維持しようとする純粋さや恋愛感情、貞淑さを保ちつつも、元カレとの関係を拒み切ることが出来ないというヒロインのキャラクター性は、人妻寝取られエロとして王道のものでありつつ、決して快楽のみによって安易に堕ちることなく、明確に拒否しようとしつつも寝取り男の強引さに押し切られたり、彼が時折示す誠実さや二人の思い出に揺らいでしまうという描き方で、関係性のもどかしさを演出しています。
  前述した様に、寝取られエロとしての盛り上がりをアシストする役割になってしまっている旦那に対し、元カレである鷹野の、強引さとそれに背中合わせの情熱さ・ある種の一途さの両面を描き出すことで、ヒロインの心の揺れ動きを加速させており、旦那よりも重要なキャラクターとして成立しています。
旦那も鷹野も共にイケメン男子ですが、寝取り側である鷹野にルサンチマン的なモチベーションが無く、純粋にヒロインを求め、その強引さがある種魅力としてヒロインに映るという様相は、前述した様にある種女性向け的であり、男性読者にとっては好悪を分ける点かもしれません。
TonightMyWifeStolenAtEsthe3  程好いボリューム感のある美巨乳に、同様に柔らかくハリのある桃尻を備えたスレンダーボディは端正な美しさと適度なセックスアピールのある女体であり(←参照 長編第4話より)、表情付けも含めて、清楚な美しさとそれが快楽に乱される適度なギャップが実用性の基盤となっています。
  絵柄としてもさっぱりとした色香を漂わせるTL漫画寄りのタイプで、初単行本ながら表紙絵と完全互換で安定。元々フルカラー作品であったと思われ、それがモノクロ絵になっているのはネックではありますが、元々彩度を抑えた色遣いであったのか、モノクロ絵になっても不自然さや濃い色が潰れた濃淡の無さがないのは好ましく感じる要素。

【端正な美しさを保ちつつ熱っぽい痴態】

  エロシーンとしての分量的は、ページ数としては多少抑え目であり、またエロシーンの分割構成などもあって、こってり長尺の濡れ場を期待するのは避けるべきでしょう。
  ストーリー展開に合わせていずれも寝取られシチュエーションであり、男性側の強引な求めにほだされ、羞恥心や背徳感を覚えながらも過去の関係に由来するセックスの相性の良さもあって、美しい顔を羞恥と困惑と、それを上回る陶酔に染めていく流れは、シナリオ同様に寝取られエロとしての明確な魅力。
また、前述した様に、ヒロインの羞恥心や助けてほしいがそれを言い出せない困惑などを引き出す役割に徹してしまう旦那の存在や、強引でありつつ相手を求める熱情さを示す寝取り男性との対比が、エロシチュの興奮を増進させているのも、これまた明確な魅力と言えます。
  前戯・抽挿パートにバランスよく尺を振って、それぞれに射精シーンをというエロ漫画的にオーソドックスな構成にあまり従っておらず、愛撫からの挿入というケースもあれば、前戯パートでヒロインのリアクションを曳き出してくる描写に専念するケースも存在しており、いずれにせよピストン運動の描写の分量は意外に控えめ。
TonightMyWifeStolenAtEsthe4涙を零し、瞳をキュッと閉じて、内側からこみあげる快楽を堪え、旦那以外との男性との行為に流されまいとするかのような表情付け、しっとり汗をかき、ビクビクと快楽に反応する端正な肢体の表現に、思わず漏れ出る嬌声など(←参照 電マ責めフィニッシュ 長編第2話より)、ベーシックな演出を全体的に抑えたアタック・分量で添加するスタイルを維持しています。
  2話またぎのエロシーンを用意する等の場合、前半では前戯パートに相当するヒロイン側の絶頂フィニッシュ、後半で中出し(ゴム付きもあり)フィニッシュなど、前述した様にピストン運動からの射精シーンに持ち込むとは限らないものの、抑え目な演出を蓄積してラストで美人若妻が絶頂に悶えるエロく美しい痴態を大ゴマで提供して、適度なアタックの抜き所を作り出しています。

  掲載誌の方向性を詳しく知らないため、読者層がそもそも何処に設定されているかを知らないのですが、男性向けのマーク付きエロ漫画として一定の実用性を充実させつつ、作劇の方向性としては女性向け的な雰囲気も感じます。
両者が無理なく融合しているのは一つの長所であり、このままじっくりとアンビバレンツな作劇とエロ美しい痴態を楽しませて頂きたいところ。

ナックルカーブ『お兄ちゃん感謝祭❤』

SexgivingDay  伊藤勢先生(原作:田中芳樹氏)の『天竺熱風録』第3巻(白泉社)を読みました。少しだけ抜けたというか呑気なところが可愛いラトナ将軍と好漢・ロンツォン殿の試合にしろ、玄奘殿と国主達の探り合いや駆け引きにしろ、優秀な人達がその能力を発揮し合うのが読んでいて、ワクワクするし、心地よいですねぇ。

  さて本日は、ナックルカーブ先生の『お兄ちゃん感謝祭❤』(ワニマガジン社)の遅延へたレビューです。これが4冊目の作家さんですが、当ブログでレビューさせて頂くのは初めてです。
欲望を解放したスレンダー巨乳美少女&美女達の蕩けっぷりがたっぷり楽しめる優良抜きツールとなっています。

SexgivingDay1  収録作は、独立した長女が家に戻ってきたことで三男四女の大家族の部屋割りが変更され、幸せさん(オナニーのこと)が出来なくなって困った次女であるが、同室になった兄と関係を持ってしまい、近親エッチが兄弟姉妹の間で蔓延し・・・!?な中編「てる子ちゃん家の幸せさん事情」シリーズ全3話(←参照 なんだか大変なことに 同中編第3話「てる子ちゃん家のお昇りさん事情」より)、村の風習で祭りの夜に仮面をかぶった男性と若い女性がまぐわう儀式に妹が参加することにして・・・な短編「夏のつめあと」+カバー裏の描き下ろし後日談(2P)、および読み切り形式の短編4作。
フルカラー短編「秘湯露漫 プチ恋湯治」(8P)を除き、1話・作当りのページ数は16~42P(平均30P弱)と幅はありつつ、標準を優に上回るボリュームの作品が揃っています。明確にエロメインの作品構築であり、シナリオ的な存在感は弱く、逆にたっぷり長尺の濡れ場を用意しています。

【ほんのり背徳感が漂いつつ快楽が全てを超越】
  近親エロスの背徳感を含ませつつ、その重苦しさは排除して、快楽全能主義で突っ走り、エロシーンへと雪崩込んでいく抜きツールらしい作劇が揃っています。
  お兄ちゃんに妹が感謝し、その言うことを聞かなければならない兄の日、俗称お兄ちゃん感謝デーがなんと毎月に制定された世界(短編「お兄ちゃん感謝デー」)、前述した男女のまぐわいの儀式(短編「夏のつめあと」)、ドスケベギャルコンビ(短編「小悪魔ギャルズとパコろ~」)や過剰に世話焼きで優しいお姉ちゃん(短編「弟の性教育もお姉ちゃんの務めだよね?」)といった、エロ的に便利な設定やキャラを投入して、互いの欲望が素直に発揮される流れを形成しています。
SexgivingDay2  短編「夏のつめあと」や「弟の性教育もお姉ちゃんの務めだよね?」は、ヒロイン側が積極的で、ラブエロ系としての甘い幸福感を有する作品と言えますが、どちらかと言えば男性側の欲望で押し通すことも多く(←参照 ツンツン反抗的な妹をお兄ちゃん感謝デー中に好き放題 短編「お兄ちゃん感謝デー」より)、それに翻弄されつつすっかりエッチに夢中になってしまうヒロインの姿を提供しており、少々調教エロやお仕置きセックス的な嗜虐性を有したシチュエーションが目立ちます。
近親愛のシリアスさを打ち出さないことと同様に、これらのエロシチュエーションに関しても、ヒロイン側がすっかり発情して行為に夢中になってしまうという点を前面に押し出しているため、話としての重さ・暗さは明確に抑えられていますが、ラブラブ感をお求めの諸氏は少々留意すべきポイント。
  ヒロイン側がセックスにどんどん夢中になってしまう流れの中で、行為のエスカレートで牽引力を生み出しつつ、オチは概ね平和にまとまっているため、作劇面での魅力や存在感はあまり無いものの、その分長尺のエロシーンに集中できる作りと総括できるでしょう。

【スレンダー巨乳ボディの近親ヒロインズ】
  中編シリーズの第2話でメイン格を務める大家族の長女さんのみ20代半ば程度と思しき美人さんですが、その他のヒロインは女子校生級のヒロインで統一。
単行本タイトル通りに妹ヒロインが多いですが、姉と弟という組み合わせも存在しますし、妹と妹の友人のダブルヒロイン制というケースもあります。前述した通りに、近親エロという背徳感をアクセント的に有しており、イケないことでありつつそれを圧倒する快楽の強さをヒロイン側のリアクションで物語ります。
  ツンツン反抗的な妹さんに、ツンデレ気味だがお兄ちゃんラブな妹、世話焼きで少々暴走しがちな天然お姉ちゃんにオナニー大好きエロ妹など、キャッチーな属性付けをしたヒロインを揃えており、エロシーンでの蕩け具合が普段の姿と程良いギャップを形成しています。
SexgivingDay3  ヒロインの肢体造形については、ほっそり貧乳ボディの女の子も数名登場しつつ、メインを占めるのはすらりとしたスレンダーボディに柔らかい弾力感がたっぷりの巨乳&桃尻を組み合わせたタイプの女体(←参照 このおっぱいの柔らか弾力の表現! 中編シリーズ第1話「てる子ちゃん家の幸せさん事情」より)。
肢体のしなやかさと肉感の強さを両立させつつ、程好く大き目の乳輪&乳首、さわさわと茂る陰毛に艶っぽい唇や髪の毛の表現など、適度に淫猥さを含ませた体パーツ描写でも煽情性を高めています
  初出時期に最大で約3年の開きがあるため、絵柄とキャラデザには一定の変遷は認められますが、萌えっぽさの強い最古作を除いて絵柄の方向性は概ね統一されており、十分な描き込み密度でアニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーさと過度にならない程度の艶っぽさを両立させるスタイル。

【適度な濃厚感のエロ演出と抽挿感の深さを絡める痴態描写】
  30P前後のページ数を有する作品が多く、場面転換や衣装チェンジなども複数のシチュエーションを入れ込んでいますが、合間のシナリオパートは無いかごく短く、概ね一シークエンスの濡れ場として楽しむことが可能であり、抜きツールとして量的な満腹感が強く図られていると評し得るでしょう。
  前述した様に、押しの強い男性主人公が調教チックな攻めをしたり、ビッチさんにお仕置きセックスで連続アクメを叩きこんだりと攻撃的なエロシチュエーションも存在しますし、逆にお姉ちゃんが主導権を取るおねショタエロもありますが、いずれにせよ、ヒロインが近親エッチな背徳感やプレイの羞恥心なども全て超越したセックスの快楽に蕩けまくるという状態そのものが実用性の要と感じます。
  おっとりお姉ちゃんの豊満バストでのパイズリや、お兄ちゃんラブな妹による献身的な手コキ&フェラ&愛撫、ツンツン妹の羞恥心や屈辱感を煽る乳揉みやご奉仕フェラ強制など、ヒロインのキャラクター性にあったプレイを搭載する前戯パートは、ページ数の余裕もあって適度に長尺。
SexgivingDay4抽挿パートへ移行後は、巨乳に桃尻、美脚の存在感をしっかりと打ち出しつつ、断面図や透過図で抽挿感の深さを強調する描写を多用しており(←参照 子宮口をコツンコツン 短編「小悪魔ギャルズとパコろ~」より)、肉竿が子宮口までノックして白濁液が膣内や直腸内に発射されるまで肉竿がみっちりと媚肉に包み込まれる様を描写。
  極稀にアへ顔チックな表情付けも用いていますが、基本的には潤んだ瞳に紅潮した頬、ふにゃふにゃになる口の輪郭に漏れ出る喜悦の涙といった、適度に濃厚な蕩け顔をメインにしており、ハートマーク付きの淫語搭載エロ台詞・モノローグの分量は多く、また迫力のある乳揺れ描写に結合部見せつけ構図など、エロ演出・構図としても一定の量的飽和を指向して、アタックの強さを維持させます。
  エロシーンがたっぷり長尺である分、アタックのあるエロ描写が続いてもややダレてしまう印象はありますが、それは贅沢な悩みであり、抜き所を多数搭載し、ヒロインの陶酔感たっぷりの痴態を楽しんだ上で、蕩けきってアクメフェイス&ボイスを曝け出すヒロインに中出しフィニッシュという抜き所でがっつり〆る複数ラウンド制となっています。

  近親エッチの背徳感をスパイスとしつつ、スレンダー巨乳な美少女さん達のトロトロ痴態がたっぷり拝める優良抜きツールとしてサービスフルに固めた作品群と言えるでしょう。
個人的には、反抗的なギャルコンビを堅物お兄ちゃん先生がそのち○こで再教育な短編「小悪魔ギャルズとパコろ~」が最愛でございます。
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