2017年09月

ドバト『平成JC in 明治夜這い村』

HeiseiJCInMeijiEar TVアニメ『プリンセス・プリンシパル』第12話「case24 Fall of the Wall」を観ました。入れ替わった二人の物語として、その友情は確かなものであり、またプリンセスの方針を定めた大きなものだったと感じた最終回でしたね。
case数から考えても、これきっと2期ありますよね・・・?大いに期待したいところです。

  さて本日は、ドバト先生の『平成JC in 明治夜這い村』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行本『少女とギャングと青い夜』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
多彩な性愛に翻弄されるヒロインとその華奢な未成熟ボディを熱っぽく蕩かせる濃厚な痴態描写が詰まった作品集となっています。

HeiseiJCInMeijiEar1  収録作は、平成の世を生きるJC美少女達が明治、江戸、昭和それぞれの時代にタイムスリップしてしまい、その当時は普通のことであった性愛に巻き込まれていく「平成JC in ○○○」シリーズ(←参照 江戸時代に飛ばされ遊郭に売られたヒロイン 同シリーズ第2話「平成JC in お江戸遊郭」より)、および読み切り形式の短編4作。
なお、短編「ヒナテール」は、前々単行本『じゅうよん。』(同社刊)に収録の連作「ジゴゴゴ」「ジゴゴゴゴ」の続編となっています。
1話・作当りのページ数は18~50P(ただし、シリーズ第2話「平成JC in お江戸遊郭」は2回分の連載をまとめたもの)(平均29P強)と平均値は標準を優に上回っています。作品によって読み応えやエロのボリューム感には振れ幅がありますが、基本的にはストーリー面にも存在感がある連作も、コンパクトな構成の短編群もエロシーンの満腹感は十二分に強い構成と言えます。

【人の生としての多彩な性愛と少女達】
  時にエキセントリック、時におとぼけコメディの形をとりつつ、“悪も賢愚も併せ呑みつつ、無益な生も無駄な性も決してありえないという、人の生と性への祝福が豊かに奏でられている”(前単行本の拙レビューより)というのが、この作家さんの基本的なスタンスであって、今回もその路線は同様。
  平成時代を生きていた少女達が、過去に飛ばされてその当時の性愛様式・風俗に巻き込まれる「平成JC in」シリーズは、エロ漫画としてはユニークなと言え、“転生モノ”的な現代知識を生かして活躍~的な要素は皆無で、全く異なる倫理観・常識のせいで少女達が時に苦しみながら翻弄されていく話となっています。
明治の農村における夜這いの風習や、江戸時代の女性が商品(娼婦)として扱われる遊郭、80年代に合法的に商業出版される少女ヌードと、それぞれの状況は男性の性的欲望に晒され続けることになった少女達にとって過酷なものであることは明確に描かれています。
  我々は、歴史から教訓を学びとって、それらの過酷な状況に女性を追いやる差別や貧困を無くすべきですが、その一方で、現代的な倫理観や価値観のみを以て過去のそれらの性愛の在り方や風習を一方的に“断罪”して、時代による多様な性愛の在り方とそれがもたらした幸福の側面を無視するのも、また誤りであり過去への裏切りでしょう。
HeiseiJCInMeijiEar2その時代の人達がそうであったように、過去に飛ばされた少女達それぞれも、限られた選択肢の中から自らの選択を行うこと(←参照 シリーズ第1話「平成JC in 明治夜這い村」より)、自らの承認欲求を満たすための研鑽をつむこと、定められた人生でなく刹那を生きること等を通して、別の時代で自らの幸福を求め、自身の生を生きることを選びます。
  カップルさんのラブエロ話な短編群も含め、理不尽や辛苦、はたまた恋のドタバタ模様があっても、少女達が人の生としてのハッピーエンドを迎えてほしいという願いは一貫して作品に込められており、生としての性が瑞々しさを以て描かれていると総括できるでしょう。

【思春期ハート&ボディな“普通”の少女達】
  単行本タイトル通りに、各作品のヒロインはミドルティーン級の制服ガールズのみで統一。短編「夏休み明けの女子はエロい」のヒロインちゃんの様な超積極的なドスケベガールもいますが、基本的には性愛に翻弄されながら蕩けていくヒロインがメイン。
  キモオタ彼氏君の趣味に合わせようと健気に頑張るギャル少女ちゃんや、ピュアな仔犬系ガールなど、漫画チックなキャラクター性を強く打ち出すヒロインも多いですが、若さ故のか弱さとポジティブさを併せ持った“普通の女の子”として描いており、そんな少女達が現代と大きく異なる性風俗の時代で翻弄される「平成JC in」シリーズではその点が印象的。
セックスに対する積極性も含め、少女達自身が何を選択してどうしたいのかという意志をキャラクター描写上において重視するのがこの作家さんのスタイルであり、ラブエロ系の幸福感を打ち出しつつ、彼女達が感じる拒否感を明示する等、男性にとって都合の良い属性で固め過ぎないと言えるでしょう。
  「平成JC in」シリーズでは少女達が辛い目にあうこともありますが、男性キャラクター側にとっては基本的に(当時としては当たり前のこととして)行っており、明確な害意があるわけではなく、また時にプレイで暴走してしまうキャラもいるものの、ラブエロ系においては少女達の愛情を受けるに相応しい善良さを備えた青年がメイン。
HeiseiJCInMeijiEar3  ヒロイン達のボディデザインについては、肉付きの弱い体幹から華奢でほっそりとした四肢が伸び、ほんのり膨らみかけ~並乳程度のバストにこれまた肉感控えめのヒップ、ぷにぷにで無毛地帯の股間を組み合わせた思春期の未成熟ボディが勢揃い(←参照 「平成JC in 昭和口リータポルノ」より)。
  少女漫画チックな繊細さと女の子のキュートネスがある絵柄であり、初出時期に数年の幅があることもあって、多少タッチには変化が見られますが、絵としての強いあざとさを持たない分、(胡乱な表現ですが)ある種の透明感もあって、それらが陶酔に飲み込まれていくことの禁忌感を感じさせるスタイルは一貫しつつ、近作でより明確化した印象があります。

【キュートフェイスがトロトロに蕩ける痴態描写の濃厚さ】
  50P近い大ボリュームを有する作品から、18~24Pと標準的なページ数の作品まで存在しており、エロシーンのボリューム感やラウンド数には大きな違いがあるものの、基本的にはエロシーンの割合もたっぷりとってヒロイン達のエロ可愛い痴態をたっぷり魅せる構成は共通。
  仔犬系ヒロインの羞恥や戸惑いに彼氏の男性がドS心をくすぐられて少々サディスティックな羞恥プレイを敢行する短編「オナ❤バレ」のような例外もありますが、短編群については好き合う男女のイチャイチャラブで概ね統一。
これに対して、「平成JC in」シリーズにおいては、本人達が望んでいない多数の男性が毎夜通ってくる夜這いや、男性相手に客を取る娼妓の仕事、写真や裏ビデオの撮影といった羞恥や無力感、拒否感をヒロインに感じさせるプレイが多く、凌辱エロとしての踏み込みは決して強くなく、快楽に無理矢理蕩けさせられるという構図ではありつつ、ヒロインが辛い目にあうエロシチュは嫌だという諸氏は要留意。
  未成熟ボディの秘所やちっぱいを丁寧に愛撫して次第に蕩けさる流れ、小さなお口で怒張を頬張るフェラ描写などで長めの前戯パートを設けることもあれば、サクサクと抽挿パートに移行してそれを複数ラウンド制で展開することもあり、いずれにしてもぐちゃぐちゃになった秘所への挿入で抽挿パートを開始。
HeiseiJCInMeijiEar4破瓜の痛み等、小さな肢体で男性器を受け入れる痛みや恐怖感は明示しつつ、セックスの快楽に強烈な陶酔感を感じてそれに溺れていく様子は共通しており、演出としての濃淡は初出時期によって変化がありますが、導入パートでのさっぱりとした可愛らしさが、くしゃくしゃの蕩け顔や漏れ出るハートマーク付きの嬌声、ぬめった秘所の水音など濃厚で熱っぽい演出でエロ可愛い痴態へと変化する点が強烈な武器(←参照 短編「ヒナテール」より)。
子宮口をノックする断面図や、にゅるにゅると淫靡な擬音を散りばめでち○こが出し入れされる口や秘所、男女の体格差を強調する構図など威力のある描写を連続させ、比較的詰め込んだコマ割りで描写の情報量を増しつつ、フィニッシュシーンを中心に要所で投入する大ゴマで結合部見せつけ構図等、快楽に震える肢体や表情をがっつり見せてアタックも確保しています。

  奇抜な設定ではありますが、奇抜なだけで終わらない一貫したテーマ性を感じさせる「平成JC in」シリーズは興味深い作品でした。
個人的には、ヒナちゃんとまた会えた短編「ヒナテール」も大変お気に入りです。お勧め!

コテング『ふたりのひみつ』

SecretBetweenUs 沙村広明先生の『波よ聞いてくれ』第4巻(講談社)を読みました。茅代さんの長説教(+釧路disってなんでや!スパカツ美味しいやろ!!)は読みごたえがありましたが、彼女がラジオDJを目指した理由はおおっと思いましたね。
確かに主人公回りは恋愛漫画っぽさを打ち出してきましたが、一方で主人公の方はと言えば・・・

  さて本日は、コテング先生の『ふたりのひみつ』(ワニマガジン社)のへたレビューです。これが2冊目の単行本となる作家さんですな。
キュートフェイス&肉感巨乳ボディな美少女ヒロインがぐしょぐしょに蕩ける和姦エロが詰まった1冊となっています。

SecretBetweenUs1  収録作は、優しくてエッチな居候のお姉ちゃんが就職を機に家を出ることが決まってしまい、彼女とちゃんとセックスをしたい主人公君は・・・な連作「ゆるあね」「あまあね」(←参照 大人の階段の~ぼる~ 連作前編「ゆるあね」より)+描き下ろしおまけ漫画(1P)、男性教師と教え子の禁断の愛&卒業後に結婚してラブラブ新婚生活な連作「ひみつ」「蜜月」+描き下ろしおまけ漫画(1P)、主人公がヤリマンビッチと思っていた気のいいギャルさんは実は・・・な短編「びっちとぼっち」+描き下ろしおまけ漫画(1P)、および読み切り形式の短編7作。
描き下ろし作品を除き、1話・作当りのページ数は10~24P(平均17P)と控えめながらコンビニ誌初出としては標準的な部類。ストーリーそのものの存在感は強くないですが、甘い雰囲気に浸れる読書感と十分なエロのボリュームで満腹になれる作品構築と言えるでしょう。

【ヒロインの可愛さを引き出す王道のラブエロ系】
  作風としてはコンビニ誌王道のラブコメチューンをベースとしつつ、恋愛の甘い幸福感を前面に押し出したタイプであり、エッチで優しい美少女&美女がいじらしくもエッチをおねだりしたり、悪戯っぽく誘惑してくれたりのラブラブ棚ボタ展開が勢揃い。
SecretBetweenUs2  優しくてエッチなお姉さんと晴れて恋人になって甘いラブエロライフを送ることになる連作「ゆるあね」シリーズや、男性教師への一途な想いで真面目な美少女さんが大胆なおねだりをしてくる連作「ひみつ」シリーズ(←参照 夜の個人レッスンや! 連作前編「ひみつ」より)、根暗な少年に声を掛けてきたギャルさんは実はビッチではなく優しい乙女で・・・な短編「びっちとぼっち」、サボりをした寮生を優しくエッチにお仕置き(はあと)な美人寮母さんな短編「寮母コンプレックス」等々、ラブラブ棚ボタ展開を分かりやすく貫徹することで作劇が安定しています。
ストーリー展開そのものは単調と言っても過言ではありませんが、ピュアな恋愛感情の熱に翻弄されてドキドキしたり、恥かしがったり、或いは大胆な行動に出たりなヒロイン達の言動の可愛らしさや、それ故のエロさなどが導入パートからエロシーン序盤にかけて良く打ち出されているのは大きな美点で、キャラクターの魅力を核としたコンパクトな作劇に仕上げているとも評し得るでしょう。
  既にカップルであったり、夫婦になった状態であったりと、ラブラブ模様のみに集中できるタイプの作劇もあれば、勘違いや悪戯心からほんのりアブノーマルな要素を加えた雰囲気になったり、はたまた恋が成就するか否かのドキドキ感に包まれるラブストーリーもありますが、いずれもほんわかと優しいハッピーエンドでまとまっており、ヒロイン達の幸せそうな表情に癒されるまとめ方となっています。

【いい子揃いでむにゅんと柔らかな巨乳ボディのヒロインズ】
  女子大生~20代後半程度のアダルトお姉さんも複数名を用意しつつ、過半数を占めるのは女子校生級の美少女さん達。
清楚な優等生ガールに、サバサバと明るく人気者なギャルさん、エッチで優しいお姉さんに男性教師を翻弄するエッチな日焼けスポーツ少女、真面目で内気なため彼氏君とのセックスを言い出せない彼女さんなどなど、多彩かつキャッチーなヒロイン設計が取り揃えられています。
また、優等生キャラの大胆な告白やおねだり、ギャル系ヒロインの実はピュアなところ、母性的なお姉さんの淫らな誘惑などなど、性愛の進展の中でギャップを見せる展開や言動をキャラクターの魅力を高めることにつなげているのは、ベタながらも大変に効果的です。
SecretBetweenUs3  ヒロインのボディデザインについては、健康的な肉付きの柔らかな体幹にむにゅんと柔らかい質感を強調した巨乳~爆乳と、これまたボリューミィな桃尻&ムチムチな太股を組み合わせた柔らか肉感ボディであり(←参照 巨乳ギャルボディや! 短編「びっちとぼっち」より)、ヒロイン達の優しさと共にそのボディに包み込んでもらう幸福感もまた喚起。
程好く大きめの乳輪&乳首、パイパン率は高めながら陰毛アリの場合はもじゃっとした縮れ毛の茂み、ぷにっとした質感の艶っぽい唇など、絵柄全体の雰囲気を損なわない程度に各体パーツに生々しい官能性があるのも女体描写のエロさを高めています。
  表紙絵とほぼ完全互換で安定している絵柄は、少女漫画チックな修飾性で可憐さや落ち着いた色気を醸し出しつつ、アニメ/エロゲー絵柄的なキャッチーネスも明確に有しており、作画密度の高さが少々のクドさにつながる部分はあるものの、幅広い層に受け入れられる絵柄と言えるでしょう。

【肉感ボディの柔らかさと陶酔感の強い濃い目の演出】
  エロシーンの占める割合は十分に高く、また多少駆け足な展開になることはあるものの、中出し連発等を含む複数ラウンド制を基本とし、ページ数が多い場合は複数シチュエーションを入れ込む等、なかなかにサービスフルなエロシーンを用意しています。
  主人公による言葉攻めやスパンキングなどハードな攻めがあったり、逆にエロエロお姉さんにちんぐり返し手コキされたり年下ガールに足舐めをさせられたりと男性にとって被虐的なシチュエーションがあったりしますが、基本的には恋愛感情をベースとする和漢エロの甘い幸福感から逸脱することなく、快楽に蕩けていくヒロインを活写。
前戯パートではちょっとお毛々が濃いのがお悩みな女子の腋コキ、お姉さんの年下ボーイへの授乳手コキやらちんぐり返し手コキ、エッチなギャルさんの積極的なパイズリご奉仕などヒロイン側がちんこを気持ちよくしてくれるプレイを色々と用意すると共に、大粒乳首やクリトリスを愛撫したり、ねっとりとキスを交わしたりでヒロインを蕩けさせるプレイも充実。
基本的には前戯パートで口内射精等の射精シーンを入れつつ、中出しのためにお預けを喰らう場合もありますが、ともかくトロトロの淫液とむわっとした淫臭を出し始めた発情ま○こに挿入して、双方が更なる快楽を求める抽挿パートをスタート。
SecretBetweenUs4  瞳を潤ませ、口の輪郭がふにゃっと歪み、頬が真赤に紅潮した蕩け顔に、ハートマーク付きの乱れた描き文字の蕩けた嬌声&台詞回し、ぐちゃぐちゃじゅぽじゅぽと濁音メインの粘っこい水音など、濃厚感のあるエロ演出を十分量載せており(←参照 短編「なまいきさかり」より)、量的にも質的にも過度には走らない一方で、キュートな絵柄・キャラデザとのギャップが大変に強力。
ひくつくアナルをクニクニと弄ったり、ピストンしながらキスを交わしたり、もっちりおっぱいやバストに指を埋めたりと、ピストン中も手数を稼いでヒロインのエロボディをしっかりアピールしつつ、蕩けフェイスでアクメに震えるヒロインの膣内に射精するフィニッシュへと至ります。なお、複数回ゴム付きセックスがあるので、中出し原理主義の諸氏は要留意。

  エッチでキュートなヒロインとたっぷりラブエロ模様が楽しめる作品集で、素直に性欲を受け入れ、また自身も蕩けていく様子がなんともラブリー。
個人的には、根暗ボーイがビッチと思っていたギャルさんの特別なサービスを受けることになって~な短編「びっちとぼっち」と、日焼け肌のスポーツビューティの生意気な誘惑を受ける短編「なまいきざかり」に愚息が大変お世話になりました。

奥森ボウイ『俺得修学旅行2』

HappySchoolTripSecond 奥嶋ひろまさ先生の『頂き!成り上がり飯』第4巻(徳間書店)を読みました。王道の不良熱血バトルから、過去のわだかまりを無くす爽やかな和解エンドを迎えたと思ったら、不良軍団が女子人気のパンケーキを食べに行くエピソードという混沌っぷりが実に楽しいところ。
しかし、オーガ君、めっちゃいい人でしたね。彼には幸せを掴んで欲しいと本当に思います。

  さて本日は、奥森ボウイ先生の『俺得修学旅行』第2巻(ジーオーティー)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『毎日が挿入日』(富士美出版)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
更に混迷の度合いを増すハーレム?修学旅行のドタバタ模様と多彩なヒロインとのエッチが楽しめる1冊となっています。

HappySchoolTripSecond1  収録作は、姉の代わりとして女装した上で女子校の修学旅行に参加することになった主人公であるが、彼の正体を知った上で守ろうとする一派と、彼の正体を糾弾しようとする「星女三巨頭」の一角たる「鉄の処女」生徒会長・那由華さんとの争いが激化し、学園裁判が開かれることに!?なタイトル長編「俺得修学旅行」第10~18話(以下続刊)(←参照 なんか大変なことに!? 同作第12話より)。
なお、明確にストーリーの連続性があり、今単行本には特にあらすじの説明なども無いため、前々単行本『俺得修学旅行』(第1~9話を収録)を読了していないと作品を楽しむのはほぼ不可能と言ってよく、未読の場合は1巻と同時購入を強く推奨。
1話当りのページ数は24Pと中の上クラスのボリュームで固定されており、長編ストーリーとしての適度な読み応えと十分なエロシーンのボリュームを有する構築で安定しています。

【更にドタバタ模様を増す群像劇としてのドラマ】
  姉の代わりに女装して参加した修学旅行で綺麗な年上美少女達に囲まれ、ハーレム状態の上に何のかんので彼女達ともエッチが出来て!?という分かりやすい妄想駄々漏れの設定でスタートした本作は、その実、主人公を巡る派閥争いやそれに関わる複雑な人間関係などの群像劇としての面白さを有した作品であって第2巻でもその路線を継続。
  主人公を男性であると糾弾する学園裁判なる争いの場が女風呂で皆さん裸でのバトルを繰り広げるなど、エロ漫画的なご都合主義・賑やかさを振りまきつつも、那由華さんとルナ姉の関係性を掘り下げたり、主人公の妄想?の中に現れた謎の“理想の彼女”が誰かを思わせたりと、登場人物たちのドラマに目が離せなくなる作劇の牽引力は◎。
HappySchoolTripSecond2主人公が伏見稲荷で妖怪である野狐に憑りつかれて、今度は皆で彼を紳士として躾けるという新たな危機が降りかかるなど(←参照 マッドサイエンティスト・保奈美さんが何か本気だ! 長編第17話より)、更なる一騒動にドタバタH、そして気になる那由華とルナの関係を進ませて以下続刊という引きも相変わらず上手い所。
  斯様に美点もしっかりと出た作品である一方、そもそもの棚ボタ的ハーレム状態というワンアイディアの魅力で形成可能な尺を遥かに過ぎてしまっている分、展開として散らかり過ぎ、および冗長という感はあり、また良くも悪くも那由華さんのキャラクターとしての魅力がしっかりと引き立てられた一方で、フォーカスされるべき主人公の存在感が霞みつつあるのは題材的には難点と言えるでしょう。
とはいえ、パロディ的な小ネタのちりばめ、ハーレム的な状態を含めた賑やかさ、バトル展開的なものもありつつ平和に納める安定感、そして何より修学旅行という閉じられたコミュニティ内で渦巻く群像劇的な関係性の面白さは確たる魅力で、どう風呂敷を畳むのかを大変期待しております。

【主人公も美少女化?しての賑やかハーレム状態】
  今回は実はドスケベであったアメリカン金髪巨乳美女のキャシー先生も主人公とのエッチに参戦していますが、その他の女性キャラクターは勿論女子校生級で統一。
直接的にエッチには参戦しませんが、前述した通りに三巨頭の一角・那由華さんの存在感が大きく増しており、彼女が刺客として送り込んできた生徒会メンバーたちも主人公を巡るエロ騒動に次々と参加して、ハーレム的な状況を更に拡大させる方向に進んでいます。
また、今回はエロシーンが1回しかないものの、ルナ姉が主人公および那由華さんを巡る関係性において明確なキーキャラクターとして立ち上がってきたのも、前述した通りに群像劇としての面白味を高めることにつながっています。
  乳催眠(©『競女』)の使い手である生徒会副会長、神絵師を目指す漫研部員、お布団ではサキュバスに大変身な金髪米国美女とユニークなヒロイン達が更に終結することに加え、主人公自身が保奈美さんの作ったお薬で半女体化(ちんこは装備)したりと、女装エロとしてはやや禁じ手ながら、美少女がいっぱいというウハウハ感を更に強化。
HappySchoolTripSecond3  控えめバストの女の子もいますが、基本的には健康的な肉付きで十分な肉感を持つバスト&ヒップをお持ちな美少女達で揃えており、極端な巨乳といったセックスアピールの特盛感はない一方で、程好いセックスアピールを備えたJKボディが勢揃いという高揚感はあります(←参照 生徒会によるトリプル乳洗い攻撃だ!!ピンチ! 長編第13話より)。
コミカルなシーンでは、いい意味で絵の緊張感を抜いてとぼけた絵を投入したり、那由華さんの凛々しさを表現するパートではクールな印象を付与したりと、自由闊達な絵柄を示していますが、基本的には親しみやすい漫画絵柄であり、特段のキャッチーネスや華やかさは無いですが、その分幅広い層にとって抵抗感のない絵柄とも言えるでしょう。

【美少女ヒロインに翻弄されつつ快楽に染めるエロシーン】
  言うまでもなく修学旅行でのドスケベ騒動というコンセプト自体にブレはなく、群像劇としての面白さを打ち出しつつも、エロシーンは十分な量を備えており、楽しく読めて気楽に実用的読書が楽しめるスタイルは一貫しています。
  乳催眠(©『競女』)の使い手とのエロバトル、男であることを隠そうとする主人公とそれを暴こうとする生徒会メンバーとの学園裁判(温泉セックスバトル)、妖狐に憑りつかれての野外凌辱プレイに、ルナ姉に思いのたけをぶつける思春期暴走セックスと、いずれもラブラブ感は薄いですが、青春のドタバタ模様的な賑やかなエロシチュエーションが揃っています。
催眠やら憑依やらで暴走状態になった場合は主人公が主導権を握るのですが、基本的には年上の美少女&美女に翻弄されるという構図が多く、強気な美女やら真面目な美少女やらが主人公の前ではキュートなメスフェイスを曝け出すという点がハーレム的な仕様のウハウハ感を高めているのは確か。
  エロシチュエーションを含めた状況設定の面白さ・多様さに魅力があるスタイルでありつつ、プレイ内容そのものは概ねスタンダードなものであり、フェラや手コキのご奉仕プレイの満喫や、肉感ボディの感触を味わうプレイ、キツキツな秘所にちんこを出し入れして美少女達をメロメロにする抽挿パートと王道的な構成で抜き所を配置していきます。
HappySchoolTripSecond4ふにゃっと弛緩した蕩けた表情や(←参照 長編第15話より)、淫液が水音を立てる結合部アップ構図、子宮口をグリグリと圧迫する断面図、更に場合によってはアヘ顔チックな表情付けなど、アタックの強いエロ演出を用いることもありますが、その場合でもワンポイント的な威力に留まっており、官能に染まる肢体そのものの存在感と台詞回しで地道に煽情性を積み上げていくスタイル。
  密着状態で蕩けきった美少女の膣内に白濁液を注ぎ込むフィニッシュはページ数の余裕を生かしてほぼ1Pフルで描き上げており、やや緩急や手数に欠ける傾向はあるものの、エロ演出のアタックとして一定の盛り上げを図って〆の抜き所を形成しています。

1巻で発揮した作品の面白味をそのまま伸張させた第2巻であり、多少間延びした印象こそあるものの、この後一体どうなっちゃうの!?的なスリルを出す混沌加減が楽しいところで、また美少女ハーレム的な状況の継続も嬉しいところ。
しかし、ハーレム展開の中での百合展開、いいものですね(ニッコリ

東鉄神『おちて とろけて』

FallInMeltyLove 石塚千尋先生の『ふらいんぐうぃっち』第6巻(講談社)を読みました。魔女としてのお仕事も始めた真琴ちゃん達ですが、新たな出会いや発見などもあるようで、読んでいるこちらもワクワクしますね。
釣り目美人な鹿角先輩、意外な弱点があったり絵文字が乙女だったりと、ギャップが魅力なキャラで、お気に入りでございます。

  さて本日は、東鉄神先生の『おちて とろけて』(ワニマガジン社)のへたレビューです。なお、先生の前単行本『僕の年上のカノジョ』(同社刊)のへたレビュー等もよろしければ併せてご参照下さい。
綺麗でエッチなお姉さん達とのドキドキな性愛模様&スベスベ柔らかボディが熱っぽく蕩けるセックスが詰まった作品集となっています。

FallInMeltyLove1  収録作は、教え子とイケナイ恋愛関係にある女教師さん二人のそれぞれの恋模様を描く「愛しき学園性活」シリーズ2作(←参照 年上美人の「バカァ・・・ッ!」発言ヤッター! 同シリーズ第1話「愛しき学園性活~ちえ先生の場合~」より)、および読み切り形式の短編8作。
なお、短編「夏のあの日 後日」は、前単行本に収録された短編「夏のあの日」の続編であり、該当作を既読の方が味わいは増すでしょう。
1話・作当りのページ数は12~24P(平均20P)と中の下クラスのボリュームで推移。ストーリー面での読み応えには欠けますが、キャラ描写を中心として話の展開に一定の存在感はあり、またエロシーンの量的満腹感も適度に図られた作品構築となっています。

【普通の人の頑張りが報われるポジティブな性愛模様】
  前単行本に引き続き、一途な思慕がヒロインを男性を独占し、他の女性を排除するヤンデレ化へと向かわせる短編「いもうと」の様なダークテイストを含む作品もありますが、基本的にはポジティブな読書感を有する性愛ストーリーがメインとなっています。 
ラブコメ・エロコメ的な要素のある作劇ではありますが、若者たちの性愛模様をコミカルに描くことに強みがあるというよりかは、素直な性欲や恋愛感情、はたまた独占欲や自己顕示欲といった欲望が発揮されていく自然な流れに魅力があるスタイル。
FallInMeltyLove2教え子とのエッチを我慢する真面目な先生、家庭を顧みることができないくらし仕事に追われる中間管理職の男性、安月給に不満を覚えながらも働く男女、バイトしながら漫画家をしている男性に、隣の夫婦に振り回される安アパート住まいの男性と、世知辛い世の中を頑張って生きている市井の人達に、性愛を通じたささやかな幸福がもたらされるという優しい描き方が大きな特徴と評してもよいでしょう(←参照 真面目な課長の頑張りにギャルなOLさんが応えて 短編「残業~警備員は見た!~」より)。
  二人がカップルになって~という微笑ましいハッピーエンドでまとめることもありますが、人妻さんや他人の彼女さん、家庭がある身の主人公などが異性との性愛関係になる場合、既存の過程や関係を決して壊すことなく、性愛が彼ら彼女らの背中を優しく、かつ力強く押して、新たな活力を求めていくことにつながっているのは非常に好感が持てるポイント。
ストーリーとしての深さやドラマ性が目立つタイプではなく、サクサクとエロシーンへと移行するイージーさもありますが、そういった性愛の衝動性や勢いが決して陳腐でも退屈でもなく、登場人物たちの瑞々しい精気や情動につながるポジティブさが大きな魅力の作劇と総括したい所存。

【キャッチーかつ親しみの持てる綺麗なお姉さんヒロインズ】
  短編「いもうと」のヒロインであるJC妹ちゃんを例外として、女子大生~20代後半クラスの綺麗なお姉さん達が登場する作品群となっています。おねショタ的な短編「修学旅行」のように、年上のお姉さんとしてのキャラ性を重視したタイプもありますが、どちらかと言えば、社会人同士の性愛という側面が目立つ関係性でしょう。
エッチで意外に甘えん坊な年上美人の体育教師、サバサバ&ガサツ系だけど家事はしっかり者でピュアなところもあるヤンキー妻、いい加減でドスケベだけど人を見る目はちゃんとある黒ギャルOL、生意気ショタを(性的な意味で)とっちめる清楚系ビッチさんに、王道のツンデレ美少女等々、それぞれキャッチーなキャラクター性を備えつつ、型にはまった堅苦しさを感じさせないヒロインが揃っているのは間違いなく大きな魅力。
また、ヒロインだけでなく、前述した様に社会の中で頑張って生きている成人男性の悲喜こもごもや、思春期真っ只中の童貞ボーイズのエロマインドなど、男性キャラクターにも親しみが持てる点が、作品の読み口の良さに大きく貢献しています。
FallInMeltyLove3  前述した短編「いもうと」のヒロインちゃんは、ふくらみかけバストに無毛地帯の股間な未成熟華奢ボディですが、その他のヒロインは十分に成熟した肢体の持ち主で、柔らかくてもっちりとした巨乳&桃尻(←参照 もちもちおっぱい! 短編「原稿進捗いかがですか?」より)、程好く茂った陰毛と淫液たっぷりの秘所を備える股間を健康的な肉感の体幹に組み合わせたアダルトボディを取り揃えています。
また、艶っぽい唇や綺麗な黒髪、表情豊かな瞳など、細かい体パーツでの官能性や身上描写があるのも魅力的と感じり部分。
  ボディデザインそのものも幅広い層に受け入れられるストレートなセックスアピールがあるスタイルですが、健康的な色香のある絵柄も訴求層の幅広いタイプであり、女体のエロさにクドさを感じさせないタイプと言えるでしょう。

【色香と汁を振りまいて熱っぽく蕩けるアダルト美人の痴態】
  作品によってある程度尺の長短に幅はありますが、分量の配分としては分かりやすくエロメインの構築であるため、抜きツールとして標準的な分量を備えており、綺麗なお姉さん達が熱っぽく蕩ける眼福な光景を十分に鑑賞可能。
  不倫・浮気エッチであったり、周囲から隠れながらの羞恥系セックス、生意気ショタがお姉さんに成敗されちゃうおねショタであったりと、ある程度アモラルな要素を備えるエロシチュエーションが多いですが、それらの背徳性や破滅感に浸ることは決してなく、あくまで前向きに進んでいくことにキッカケを与えてくれるものとして描いているのは前述した通りで、実用的読書の後の賢者タイムを良好に過ごせます。
  前戯パートの尺を長くとるのはエロシーンの構成上の特徴であり、柔らかバストを揉んだり吸ったり、はたまた手マンでにゅるにゅるとした秘所を更に蕩けさせていく愛撫描写や、しっとりとした唇や舌で丁寧にちんこを気持ち良くするフェラ描写の適度なねっとり感、柔らかバストに挟まれるパイズリや舌を重ねるイチャイチャキスの幸福感といったプレイを量的にも質的にも充実させています。
ここで射精シーンを投入することを基本としつつ、時々寸止めで移行する抽挿パートは、すっかり指やら舌やらで解きほぐされた淫蜜たっぷりの秘所に挿入して、その気持ち良さに野郎連中がガンガン腰を振る前のめり感でぐいぐいと押していくスタイル。
FallInMeltyLove4  ヒロイン達も自ら腰をふったり、脚を絡めたり、唇を寄せ合ってキスしたりと、相応の積極性を示して双方が更なる快楽の高みに昇っていく流れを形成しており、過剰なエロ演出は避ける一方で、美人フェイスが羞恥と喜悦の入り混じった表情と悩ましい嬌声を示す痴態そのものが高い実用性を誇ります(←参照 短編「炬燵」より)。
  ふにゃっと蕩けた表情や、恥かしがる表情、普段とのギャップがある淫蕩な表情など、表情付けの良さでエロ可愛さを打ち出しつつ、フィニッシュ直前では複数アングルの詰め込み柄や大ゴマへのカットイン等、情報量を高めて飽和感を打ち出す盛り上げを図っており、質的な過激に走らずともアタックの強さを打ち出すことにつながっています。

  綺麗なお姉さんヒロインのエッチに蕩ける姿をたっぷり鑑賞&普通の人の努力が報われてほのぼのと前向きな気持ちになれるシナリオの読書感が魅力の作品集であり、幅広い層にお勧めできる1冊。
好きな作品が多くて選ぶのは大変難しいですが、強いてチョイスするのであれば、いい加減に見えて実はちゃんと人を見る目のある黒ギャルOLちゃんに神経をすり減らしている中年課長が救われる短編「残業~警備員は見た!~」と、三十手前の眼鏡美人事務員さんがなんだか大変なことに!?な短編「炬燵」が特にお気に入りでございます。お勧め!

こたつ。『ねぇ?キミの童貞ちょーだい❤』

GiveMeYourCherry 南勝久先生の『ザ・ファブル』第11巻(講談社)を読みました。洋子(仮)さん、トンデモな男遊びに精を出す優秀なサポート役と思っていたのですが、まぁ実に強い女性でしたね。
ウツボ軍団の姦計が気になりますが、佐藤(仮)なら何とかしてくれるという安心感は強いですね。ただ、彼らにせめて一年だけでも、波風なく平和に暮らして欲しいとも強く思うのです。

  さて本日は、こたつ。先生の初単行本『ねぇ?キミの童貞ちょーだい❤』(富士美出版)の遅延へたレビューです。大変にストレートな単行本タイトル&表紙絵が頼もしいところ。
柔らか弾力ボディの美少女さん達がドスケベマインド全開でエッチに励む明るく楽しい作品集となっています。

  収録作はいずれも読み切り形式の短編12作+フルカラーイラスト(2P)。イラストは除き、1作当りのページ数は16~20P(平均19P弱)と控えめな部類で安定。ストーリー的な読み応えはほぼ無いですが、軽い読書感とエロの適度な満腹感が図られた構築で安定しています。

【あっけらかんとした快楽全能主義】
  作風としては、スダンダードなラブコメ・エロコメ系統で揃えられており、エッチが気持ち良ければオールオッケー!的な快楽全能主義がもたらす明るく軽い読書感が身上。
GiveMeYourCherry1単行本タイトルから想起できる通り、ヒロイン側がエッチに積極的で、男性を翻弄しつつセックスに惹き込んでくる展開が多く、男性にとっては棚ボタ的な幸福感や女性に振り回されるドキドキ感、はたまた多少の被虐感などを喚起しています(←参照 自信を付けるため友人の弟君の童貞を喰う!! 短編「2学期でビューッ」より)。
催眠術を駆使してさえないおじさんの童貞を奪い、自分専用の肉玩具に仕立てる短編「釣れまいと思うところに魚あり」、彼女さんと緊縛放置プレイ中だった少年を更にド変態なヒロインが喰ってしまう短編「イケないオナニー」等、少し間違えれば被虐性・特殊性の強さが目立つ作品でも、エッチが気持ちいいから皆ハッピー!的なあっけらかんとした読後感を残します。
  普段は地味な同僚が酔っぱらうとドスケベになったり(短編「バス停で遭いましょう!?」)、神様的な存在に不運を払って貰ったりと(短編「残り物にはエロがある」)、漫画チックに楽しい断罪を揃えていますし、職場の先輩と後輩であったり、幼馴染の腐れ縁であったりと、日常の中で生じるラブエロ系のほのぼの感なども魅力の一つ。
ほのぼのラブコメであることもあれば、エロまっしぐらのエロコメであるケースもあり、恋愛描写には濃淡はあるものの、ラブストーリーの甘さというよりかは、キャラクターの言動のほのぼのとしたコミカルさやそれらの関係性の安心感を魅力とするスタイルであって、コミカルなラストで柔らかくまとめています。

【弾力肉感の巨乳ボディな美少女さん達】

  20代半ば程度と思しき勤労女性も数名登場していますが、基本的には女子校生~女子大生級の美少女さんが主力を担うヒロイン陣。
GiveMeYourCherry2  前述した様に、皆さんドスケベヒロインではあるのですが、男性の都合そっちのけで自らの快楽を貪るビッチタイプの女子から(←参照 おっさんを催眠調教だ! 短編「釣れまいと思うところに魚あり」より)、ラブラブな彼女さんがエッチな姿を曝け出してくれるタイプの女性まで様々。
幼馴染で主人公の姉貴分である故無防備にボディタッチしてくるお姉ちゃん、長身だが気が弱く、引っ込み思案なメガネ&貞子ヘアな根暗?ヒロイン(あだ名はなんと八尺様)、清楚系お嬢様な様で中身はドスケベオナニー好きな女子、気の良い強面な後輩を振り回すワガママな先輩などなど、漫画チックに楽しいキャラクターが揃っているのも、ラブコメ・エロコメ的な楽しさにつながっています。
  なお、12作品中4作品(+α)のヒロインがメガネっ娘であり、アベレージに比べると登場頻度は高い方。また、やはり三分の一程度の作品で複数ヒロイン制を取っているのも特徴と言えるでしょう。
GiveMeYourCherry3デフォルメを効かせた絵柄である分、体の輪郭は丸みが強く、たっぷりボリュームのバスト&ヒップを組み合わせているため、もちもちとした弾力感が強調される肢体描写となっています。特にもっちもちの質感と程良く大粒の乳首を備える巨乳の存在感は強力(←参照 短編「茶と教師は絞るほど出る」より)。
  初単行本ということもあって絵柄には一定の変遷がありますが、懐かしい印象のあるデフォルメ絵柄はオールドスクールな萌えっぽさや漫画チックな親しみ易さがあって、2017年現在となっては温故知新的な独自性を感じるところ。

【肉感ボディのムチムチ感に包まれ搾られるエロシーン】
  程好く長めの尺を有するエロシーンを備えており、複数ラウンド制を基本として抜き所を配置していく構成も抜きツールとしての実用性に寄与。
  催眠術を使用してのエッチや、目隠し放置プレイ中の少年を襲って(性的な意味で)食べてしまうエッチ、ダブルヒロインとの3Pセックスなど、エロシチュに変化を付けていますが、肉感ボディのエッチなヒロインに翻弄されたり、逆に少し翻弄したりなウハウハな幸福感を基調とする和姦エロであることは共通しています。
柔らか弾力バストでのパイズリ、嬉しそうな表情でのお口ご奉仕、たっぷりヒップを顔面騎乗で押しつけてのシックスナインに、男性による秘所への愛撫やオナニープレイなど、多彩なプレイを投入する前戯パートには十分な尺を設けており、口内射精やぶっかけなどで射精シーンを投入。
<GiveMeYourCherry4  ヒクつく肉厚アナルや濡れて開く秘所、侵入する指や舌に絡みつく淫洞などの局所描写の淫猥さは、抽挿パートでも生かされており、絵柄との相性の関係上、あまり過激なエロ演出は用いない中で、挿入感や密着感の強さを表現することに強く貢献しています(←参照 子宮口がちんこをぱくり! 短編「イケないオナニー」より)。
絵柄そのもののエロ可愛さを伸長させるスタイルであるため、演出・構図的に濃厚さを追求するタイプではなく、また比較的小ゴマの使用頻度が高いため、場合によっては少々ゴチャっとした印象もあるのは、多少の減点材料。
  とは言え、柔らかバスト&ヒップの弾力を内側からも外側からも満喫しながら、キツキツな秘所にがっつり搾り取られ、蕩けた表情で快楽に大満喫な痴態を提供する中出しフィニッシュへとテンポよく進行していきます。

  絵柄そのものの懐かしさが一つの魅力であり、また弾力肉感ボディに押し包まれて中出しセックスという王道の実用性を備えています。
個人的には、ドスケベツインテ女子大生に知らぬ間に童貞を奪われて調教されちゃう短編「釣れまいと思うところに魚あり」と、ドスケベ姉妹にプールでたっぷり搾られる短編「ヘビに睨まれたドM」が特にお気に入り。
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